【書評】生物学的に、しょうがない!
この本は
できないことへの免罪符を「これでもかっ!」と
くれる本です。
世の中には
「こうすればできる!」
という本で
溢れかえっています
しかし、
できないものはできないのです!
というか技術や仕組みが発達しすぎて
人間が追い付けなくなってきたと思います。
発達した仕組みの1つに
暴力はダメ!
がありますが
脳ミソ自体が
問題にはまず暴力を
ためしてみる
というふうになっているそうです
子供は気に入らないことがあると
ぐずりますよね
子供の場合はだだをこねるで
済みますが
大人ならば暴力と
なってしまいます
それを抑えるために
理性がストップをかけ
よけい感情がたかぶるという
悪循環が起きています
しかし、
しょうがないのです!
大人がイライラしがちなのは
幼児のように物を投げたり暴れたり
できないからなんです。
さらに
現代社会のルールでは「暴力なしよ」なのに
私たちの心の備えは「まず暴力をためしてみる」
となっているのです。
「イライラを表にだせない」
「イライラを抑制しようとする」
つまり
現代社会は理性を重視するようになったものの、
人間は理性を十分に発揮できないのです。
ここまで言われては
「しょうがない」としかならん、、、
1つ私からの
提案なのですが
明日から
「みんなぶっとばしてやるぜ!」
なんてできないので
イライラから逃げてはどうでしょう?
だってイライラするのしょうがないんですよ(笑)
人間は理性を十分に発揮できないんですから
部下が言う事聞かなくてイライラするのなら
教育係をはずしてもらう
ミスを指摘されてイライラするのなら
その仕事を誰かに代わってもらう
人間は理性を
十分に発揮できないのだから
しょうがないのです!
本書は他にも
・不安になっちゃうの、しょうがない!
・気が散って集中できないの、しょうがない!
・上司への報告が遅れちゃうの、しょうがない!
・おいしいもの食べて太っちゃうの、しょうがない!
などなど
できないことへの免罪符を
これでもかっ!
とくれる本です
「がんばってもしょうがないこと」と「がんばればどうにかなること」の
分岐点で迷わないよう、本書はあなたの人生の地図のとなるはずです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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