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【タロット記11】切り捨てていくから辿り着く

■タロット記■

これはタロットカードと、自分の体験と、そこから気づいたことの記録です



「11.正義」から考える

■原因探し

これは「適応障害」と診断される前のことです

なんとなくダルさが抜けず、朝起きるのがしんどく、動けない日がその頃は増えていました

少し前からは、仕事中に首や肩のあたりが異常に凝った感じがありました
そうこうしていると、頭痛の頻度もなんだか増えていました

夜帰宅後、熱を測ると微熱がありました
でも朝には下がっています

その頃は「コロナ」のこともあり会社も敏感になっていた時期だったので、微熱でしたが、万が一を考えて検査を受けることにし、結果が出るまでは休ませてもらいました

結果は陰性でした
でも、頭痛と微熱は毎日続いていまいた

違和感が私の中で広がります
早退させてもらい、かかりつけの内科に行きましたが、内科的な原因ではなさそうでした

その日の午後には、脳神経外科でMRIを受けました
が、問題ありませんでした

自分の様子がおかしいとわかっているのに、なかなか原因がはっきりしない
かといって、休ませてもらってあちこち病院に行く時間もあまりないので、早くどうにかしたいと気持ちが焦ります

そんな中、頭痛について調べていて「頭痛外来」というものがあることを知り、ここなら何かわかるかもと期待して病院に行きました

ですが、そこで検査をした結果、血液や神経や筋肉に異常はありませんでした

その時結果を見た医師から、ストレスで筋肉が緊張して頭痛が起きる「緊張型頭痛」というのもあるよ、と教えてくれました

(これか…)

と内心思いました

■心療内科受診へ

ストレスという言葉から「心療内科」の受診が必要なことはわかりましたが、私の中では若干の抵抗感がありました

過去に、気分が落ち込んだ時何度か受診したことはありました
でも今の自分は、その時の落ち込んだり変に緊張したりという症状ではなく、頭痛と微熱です

それが「心療内科」?
そこで本当に原因がわかるんだろうか?
という少し疑う気持ちがありました

「頭痛」だから「心療内科」に行こう
とは、全く思っていませんでしたから

でも、もう他に行く当てがありません
行って確かめるしかありません

なのに、その時の私は「心療内科」に行くことをなぜか躊躇っていました
それで、カードを1枚めくりました

そこで出たのが「正義」のカードでした

Smith-Waite Centennial Tarot Deck

意味としては、

自分の気持ちを白黒はっきりさせるために
天秤に材料を載せてみる
そして釣り合うかどうかを見る
同時に、余計な判断憶測はさっさと切り捨てる

というものです

私はカードを見て、確かにそうだなと思いました
行けば、ストレスが原因かどうかがわかる

そして、

「他のところで見てもらった方がいいんじゃないか?」とか、「頭痛の原因はわからないかもしれない」という判断が邪魔をしていることに気づきました

さらに、私が何件か受診したことは、可能性を一つ一つ切り捨てて原因に近づいて来てるんじゃないか?とも思いました

それなら、もうこれでハッキリするかもしれない、と思うことができました

■心療内科予約について

ちなみに、急いで「心療内科」を調べたり問い合わせてみてわかったことは、

・人気の病院は新規の予約を取っていない(タイミングによる)
・または予約が取れたとしても数週間先になる
・「精神科」「心療内科」「メンタルクリニック」が行ける範囲内に少ない(地方なので)

ということです

中には電話口で、「症状を聞いてお薬を出すだけで、お話をゆっくり聞くということはしていない」と言われるところもありました

私の場合は、「とにかく体調悪くてしんどいので一刻も早く受診したい」というところが一番だったので、予約がだいぶ先になる…というのは辛かったですね

評判とか人気があるところが…とも言っていられず、初診ですぐ予約が取れる病院に行きました
(やはりそれなりに、なかなか思うところのある病院でした)

体調がおかしい
なんだか怠くてやる気も出ない

そんないつもと違う異変を感じたら、迷わずすぐに予約を取っておくことをおすすめします


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