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機能不全家族ってなに?

今日は、私が引っかかり続けている

【機能不全家族】

についてです。

そしてこれは「アダルトチルドレン」
生み出す原因とされている

「養育環境のトラウマ」

が作られる
土台部分のお話です。

▼「アダルトチルドレンの原因」について


機能不全家族とは

子どもの目から見て、
「守られていない」と感じる家族関係
ということでしょうか。

家族の関係がうまく築かれず
このような状況下に置かれたら
子どもはなにより不安を感じます。

とくに現代では問題のない家族はいないし
少なからず「機能不全」は存在します。

逆に問題がなく「完璧」すぎても異様です。
だからここで大事なのは、

問題を見ないようにして放置したり、
問題を解決する機能がないこと

なのです。

最低限のことで言えば、食事に始まり
夫婦喧嘩があれば安心は得られません。

家族に否定的なことを言われれば
自尊心は育ちません。

「機能不全」とは、
簡単に誰の身にも起こりうることなのです。

問題のない家族はいないとあります。

でももしあるとすれば、
次のようなものだそうです。

・問題があれば話し合う
・感情は率直に表現する
・言いたいことは、直接言う
・現実的な期待~弱くてもいい、間違ってもいい、完全でなくてもいい
・自分のことを大事に考えていい
・本音で話す
・大いに遊び、楽しむ
・変化は良いことだ

アダルト・チャイルドが自分と向きあう本

これは、子どもが子どもらしく
ありのままでいて

自然な子どもの役割を
果たしている姿です。

それを果たせる場所を提供することが
機能的な家族であり
家族の役割とも言えそうです。

おまとめ

「機能不全家族」という
子どもとしての役割を果たせない中にいると

子どもは自分がなくなるように感じ
この不安な状況を良くしようと

”自分とは違う別の役目”
演じる
ようになります。

偽りの自分を演じることで
生きる術を身に着け成長しますが

結果的にその術が自分の足かせとなって
自分を苦しめることになるのです。

つまり、「機能不全家族」では、
自分を失ってしまうため、

その後の成長に
様々な深い影を落として

大人のあなた(アダルトチルドレン)
になってしまうということです。

自分を失うと
簡単なことができなくなったり、
社会に出ることが困難になったり、

家族への恨みや怒りや
こだわりに支配されてしまったり
さまざまな問題が生じていきます。

そして、生きづらさを感じ続け
過度のストレスから体調を崩したり
精神の疾患にも繋がってしまいます。

複雑に絡み合ってしまった状態を
ほぐしていくには
時間もかかってしまいます。

そうなってから、もしくは、そうなる前に、
自分を理解しようとすることは

自分できる最善の方法ではないかと
私は思うのです

今日はここまで。
それではまたね。

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