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決して伸びない人たち

経済社会の中では、常に成長が求められる。
おおよその人は、どこかで理想と現実の妥協線をつくり、そこで成長が止まる。
しかし、世の中には、早期の段階で成長が止まってしまう人がいる。
今回は「決して伸びない人」について書き綴っていく。

※当記事はエンタメである


ダッテ君

お得意のフレーズは「だって、〇〇だったから」。
だってだってとコールして、メタルスライムのように攻撃をかわす。
仮に当たったとしても、ダメージは1ポイントに過ぎない。
決して「成長」に捕まらないタイプなのがダッテ君だ。

タラレバちゃん

お得意のフレーズは「〇〇だったら、上手く行った」や「〇〇していれば、良かった」など。
タラレバちゃんは、オンラインの協力対戦ゲームでチームが負けても反省しない。
決して自分が戦犯だとは認めない。
左手に大きい盾、右手の武器には小さなナイフを持つタイプだ。
ペシペシと小さく戦う戦闘スタイル。

ソノウチ師匠

お得意のフレーズは「そのうちね」。
ソノウチ師匠は、何を聞いても回答を未来へ送る。
強くなる秘訣を一向に教えてくれない。
本気を出した姿の話は、伝説を超え、神話となっている。
究極の魔法は持っているが、それを使う魔力が無いようにも思える。

ワカラン大将

お得意のフレーズは「分からん」。
ワカラン大将クラスともなると、どんな問いも「分からん」で一蹴できる。
ワカランに年季が入ってくると「分からないでは済まない」ことでも、「だって、分からんもん」と追撃を軽々と薙ぎ払う。
さらに屈強になると「知らん、興味がない」という秘儀を覚える。
ゲーム序盤でいつも同じ位置に立っている門番ボスのようなタイプだ。

セイ様

お得意のフレーズは「あの人のせい」。
「あの人」がいない場合、「あれのせい」へと派生する。
長距離では精密射撃で「あの人」を打ち抜き、近距離ではマシンガンで「あれ」を乱射をしてくるタイプだ。
攻略は極めて難しく、無視して逃げるという対応をするプレイヤーが多い。
おそらく、レアドロップアイテムは持っていない。

目標に向かって伸びるためには?

まず、「責任感」が重要になる。
例えば、上司に依頼された仕事に責任を持つ。
部下へ依頼した仕事の結果に責任を持つ。

目標が大きくなればなるほど、関わる人も多くなる。
そして、自分の目標のために動かした人数分、責任は重い。
この責任から逃げたら、その時点で戦線離脱だ。

「向上心」も重要になる。
リーダーは、時に、自分以外の人が受け持つ仕事に対しての理解が必要となる。
その場合、自分の専門外でも、ある程度は勉強しておく必要がある。
自分の好き嫌いではなく、必要の有無で勉強できる強い向上心が求められる。

経営者ともなれば、社内で起きたことの責任は全て自分にある。
不可抗力など、関係ない。
自分の能力不足と認めて、真摯に改善に取り組む必要がある。
自分の好き嫌いなど、関係ない。
誰もできない、誰もやらないことは、全て自分が行う覚悟が必須となる。


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