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経営者と腕時計

「高級腕時計」が好きな経営者がいる。
2024年現在だと、50歳以上の人に多い気がする。
私は時計に詳しくないが、ロレックス、オメガ辺りが定番で、ウブロが流行った時期もあったと思う。
一方、全くこだわりのない経営者も多い。
今回は、この辺りのことを書き綴っていく。


権威性を振りかざすための高級腕時計

最近は殆ど見なくなった。
しかし、今だに時々遭遇するタイプだ。

実は、私には高級腕時計で権威性を振りかざす意味が良く分からない。
とにかく「自分は金を持っているんだ」というアピールだと認識している。

こういう人は「腕時計だけ」が特別に豪華な人が多いように思える。
そして、その時計についての「ウンチク」をよく語る。
ただし、古来からの機械式時計の精密なメカニズムの話ではなく、ブランドの歴史と価格の話に終始することが多い。

ファッションとしての高級腕時計

これは、経営者だけでなく、優秀な営業マンにも多い気がする。
スーツも腕時計に相応しいものを身につけている人が多い。
そこに人格まで整っていたら、誰もがカッコいいと唸るだろう。
万が一、フェイスまで整っていたら、もはや罪だ。

オタクにとっての高級腕時計

腕時計全般が好きなオタクタイプの場合、権威性タイプと同様に「ウンチク」をよく語る。
しかし、こちらの場合は「腕時計のメカニズム」について語ることが多い。
私の感覚だと、こういった人はオメガの時計を好むことが多い気がする。

コレクター的なオタクタイプもいる。
しかし、こういった人は、腕時計を滅多に外に出さない。
どちらかというと、自宅に飾っている人が多いので、外ではあまり見かけないタイプと言える。

資産家にとっての高級腕時計

これを最初に聞いた時は驚いた。
「何十年後かに子供の財産になる」という考え方。

どうやら、高級腕時計の未来の価値を想像できる人もいるらしい。
それを相続時の税務調査も不可抗力となるくらい長いスパンで保管する。
おそらく、よほど派手にやらない限り、相続税を掛けられることはないのだろう。

私にとっての高級腕時計

これだ。

ご存じ、アップルウォッチだ。
初代のものを購入して、これが2本目。

そもそも、私は腕時計が苦手だ。
アウトドアやそれに相当するイベントの場合、Gショックをしぶしぶつけて出かけていた。
仕事の時は、腕時計が邪魔なので、かつては着けていなかった。

しかし、アップルウォッチのスポーツバンドは、とても着けやすい。
というか、着けているという感覚があまりない。
仕事中にパソコン作業をしても、デスクと衝突してカツカツという音が出ることもない。
意外と丈夫で、アウトドアでもこれ一本でいける。

スマホの通知をアップルウォッチで確認できるのも便利だ。
おかげでスマホはカバンの中に他っておくことができる。

社内のスケジュール管理システムとiPhoneを連動させることで、アップルウォッチにもスケジュールが連動される。(写真の通り)
これが何よりも便利だ。

――― ただし、アップルウォッチは高い。

本物の高級腕時計を持っている人からすれば、安いのかもしれない。
しかし、それでも腕時計に5万円以上というのは、Gショッカーの私にとって「高級腕時計」に他ならない。

それでも、私にとっては価格以上の価値がある。
おそらく、数十万でも買ってしまう。

私は、ロレックスよりアップルウォッチをお勧めする。


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