旨味を極限まで引き出した『贅沢すぎる氷出し茶』のすすめ

2022年8月16日 10:13

連日、毎日暑い日が続きますね。
みなさんこんにちは、夏は好きだけど、暑すぎるのは嫌だ！
夏満喫中、丸七製茶の夏男、ヒデKINGです。

先日、弊社の取り扱っている製品の魅力を詰め込んだ、「TEA ARTISAN CRAFTED」というサイトを公開しました。ぜひ一度、覗いてみてください。

さて本日は、暑い季節にぴったりなお茶の話をしようと思います。

みなさんは家では何の飲み物を飲まれているでしょうか。
私は毎日、水出し緑茶一筋で緑茶愛に溢れている訳ですが、茶葉を変えてみたり、抽出時間を変えてみたりもっと美味しい飲み方を模索しながら、それも楽しみの一つとして楽しんでいます。

緑茶はどんなに良い品質の茶葉を使用しても、抽出する条件でいかようにも味わいは全く変わってしまいます。

簡単に説明すれば、お湯の温度が高いほど苦渋み成分が出やすくなり、低ければ苦渋み成分は少なくなり、うま味成分だけが感じやすくなります。

一辺倒にどの茶葉も低い温度で抽出すれば全て美味しくなるかと言われれば、そうではなく、旨味だけで淡白になってしまったり、苦みや渋みのバランスで人間は美味しいと感じる味覚の複雑なところです。

今日は個人でもできる、茶葉の旨味を極限まで引き出した、誰でもできる『贅沢すぎる氷出し茶』の作り方をご紹介します。

おすすめするのは一番茶の『浅蒸し茶』か『中蒸し茶』です。
この茶葉の違いの定義は難しいですが、茶葉を摘んだ後の蒸す時間の違いで、短いほど茶葉の形が残りやすくなります。

長く蒸す『深蒸し茶』は茶葉の形が崩れて粉っぽいのが特徴で、ボディー感のある味わいを表現するのに向いており、繊細な旨味だけを抽出しライトな味わいでスッキリ飲める浅蒸し茶、中蒸し茶が氷出しには向いています。

今回は丸七製茶で販売している『静岡茶初摘み/100g』を使用してみました。

ボトルはHARIOさんの『カークボトル』を使用しました。
注ぎ口にフィルターが付いておりこのまま注げるのが非常に便利です。
横置きもできるので、特に夏場は重宝します。

1ℓのボトルに対して20gが目安です。（半分の500mlなら茶葉10g）
氷をボトルの上部まで入れ後は、常温で氷が溶け茶葉からじっくり旨味だけが抽出されるのを待つだけです。

夏場なので氷が溶けるのがなかなか早いです。
夏場で3時間～4時間、冬場で5時間～6時間が飲めるまでの目安です。
まだコップ1杯分といったところでしょうか。
時間がかかります、本当に贅沢な淹れ方です。

氷も全て溶け究極の0℃抽出の氷出し茶が完成しました！最後にボトルを軽く振って抽出した緑茶を混ぜてください。

『とにかく甘くて濃い！』

作られた甘さではなく、天然の甘みで贅沢な味わいなのがすぐにわかります。濃い味わいの為、ペットボトル緑茶のようにゴクゴク飲むのではなく、
一口ずつ、味わいながら楽しむことができます。

和菓子などの甘いものとの相性もとても良さそうです。

暑い日のブレイクタイムに一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
きっといつもとは違うちょっと贅沢な時間を過ごすことが出来るはずです

丸七製茶が全国茶産地を回って厳選した茶葉を、その個性ごとに丁寧に淹れてボトリングしたお茶、「CRAFT BREW TEA」シリーズでは、希少な茶葉毎に最適な抽出方法を研究しております。

お家で水出しするのが面倒な方も、お手軽に普段飲んでいるお茶とは別次元の緑茶をお楽しみいただけます！
今日はそんな「CRAFT BREW TEA」シリーズから、ヒデKINGおすすめの商品を３つご紹介します。