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1/365 サイテキナテキサイ


水産の世界から、農産(お茶)の世界へと足を踏み入れて、はや10年。
未だにお茶の奥深さに驚きと感動を度々受ける感受性豊かなHISAです。
ひさと読んでください。読めますね。すいません。

日本人なら100%知っている!100%飲んだことがある!
100%好き(だと嬉しい)日本茶。
私ひさは、茶農家さんが大事に育てた茶葉を、焙煎などの製茶という工程を経て、煎茶として全国の皆さんにお届けする茶商の働きを担っています。

水産業から茶業界へ。華麗なる転身ではなく只の転職です。
天職になれるよう頑張ります!

ご存知の方も多いと思いますが、お茶は、1年の内、年に数回、お茶摘みをします(業界では摘採(てきさい)と呼ばれます)。
その年の最初に摘採(てきさい)した茶葉が、いわゆる『一番茶』。

一番茶の煎茶を早い時期には、『新茶』といい、この時期は栄養成分も多く含んでいることから新茶を飲むと、その年1年は無病息災に繋がるとして縁起物としても愛飲されてきました。
何故、そう言われるのかは、また、機会があればお話させていただきますね。

栄養分たっぷりに育った一番茶。フレッシュな新芽だけを使います。

100年以上続く製茶会社に転職した私。
以前の超体育会系だったり、無機質な製造工場が舞台の水産業界とは大きな違いに驚きました!(それはそれでいい経験)
お茶の仕入れや製造に携わる人達は、皆、歴史の中で培われた知識と経験を紡いでいる職人のように肌で感じました。

当初は、畏怖と尊敬の念をもって接したものです。
さすがに畏怖は無くなり、畏敬に変わりましたが。。。

10年経っても未だに感動することが多々あるお茶の力は、「すごい」「奥深すぎて底みえねぇ~」と思います。

今回、新たに建てられたボトリング工場は、瞬時の思い付きで着工に踏み切った訳でない。
こういう時代がくると長年ものあいだ描き続けた構想が、時が満ちて、とうとう実現させたのだ!!

歴史ある茶業界のなかで、茶葉一辺倒だったお茶屋さんでは、こんなことは驚きどころか想像もしていなかったのではないか。

しかし時代は常に動く!
そして、その時に動いていたものが、「先んずれば...」なのだ!

古い歴史ある茶業界の中でも、歴史に甘んじることなく、新たな茶の世界を切り拓いていく開拓精神に傾倒している私ひさもやる気満々の姿勢で取り組んでいます。

これがお茶屋の新たなボトリング工場!
【CRAFT BREW TEA STUDIO】イケてるでしょう!?
くれぐれもショッカーの秘密基地ではない。

「お茶屋がボトリング工場?」
「お茶の液体をガラスボトルに充填しただけで、ペットボトルとガラス瓶が変わっているだけじゃないの?」
「味は美味しいかも知れないけど、ちょっと毛が生えたぐらいで同じようなものでしょ?」

そう思った方。
全然違うんです!
衝撃です!!

これがお茶なのか。
茶葉のもつポテンシャルを全て出し切っているということなのか。
『本来のお茶』とはこういうものなのか…!!

一口飲んだ瞬間、脳内に激震がはしりました。

これは違う意味で、今までにない新しいお茶『新茶』ともいえるのではないか…!?

この一杯、晴天の霹靂

当然、この違いは何故だろう、と現場確認。
一番茶の時期の中でも、複数日にまたがることなく、365日の中でベストな1日に摘み取られた茶葉のみを使っている。

しかしこれは非常に困難なことなんです。
新芽の伸びは、天気、気温によって大きく変わってしまう為
いつ収穫するかの判断は職人の目利きが必要なのです。
収穫時期のその日の気温はもちろん、日光が出ているかいないか、雨なんて降ってしまった日には、新芽がぐーーんと伸びてしまい、最適な収穫を逃してしまうことも、少なからずあるのです(涙)。
(※ 新芽が生育しすぎると、うま味成分が苦み成分に変わり品質が落ちてしまいます。このタイミングが難しくて重要なのです。)

更に言うと午前と午後でも大きく生育が変わってしまう為、この収穫の時期は、天気予報に非常に気を使います。予報に無い雨が降ったりした場合は
大急ぎで収穫したりなんてことも。。。

そうして、幾多ある茶畑ごとの、その日の茶葉の品質を毎日確認し、職人の目で最適な摘採日を産地や畑、品種毎に決めていきます。

これは、毎日、数多くの茶葉に向き合うことで培えた職人の技量であり、それを生かすことが出来る歴史の積み重ねと研鑽の証しなんです。

いいお茶は、いい茶葉から。職人の目利きがここに発揮されるのです。

これぞ正に「1/365」という、冒頭キャッチコピーの正体。
「サイテキナテキサイ」とは、「最適な摘採」。

更にペットボトル飲料等を量産する大手メーカーだと、1種類の商品1回の製造ロットが何十万本となるところを、その100分の1程の小さな製造単位で作れるというところもポイント。
大手メーカーと違い、様々な個性的な茶畑、希少品種のシングルオリジンを、収穫日まで限定した原料から作る事ができるのが、何よりの強み。

※シングルオリジンとは、単一農園、単一品種の茶葉によって作られ、それぞれの茶葉の個性を最大限に活かしたブレンドしていないお茶のことです。

この多様なお茶の個性が体験出来るなんて、ものすごい事なんです。

他では味わえないこの感動を、一人でも多くの人に届けることを使命とし、今日もひさは世界中を駆け回る。

もちろん、安全運転で!

ひさ

ひさ おすすめ「CRAFT BREW TEA」2選


一度は絶滅した幻のお茶。超レア品が奏でる感動の体験。

飲んだらお茶の概念が変わる。極限まで引き出した芳醇な香りと旨み。