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超一流、二流、三流の休み方   新井直之著

選んだ理由
休息が上手い人と中々休息が取れない人がいるが、好い休息をとって活力に繋げたいものだと思い、目を通してみました。

①旅行について
長期休暇で、旅行に行く人は少なくないが、よくある失敗は行き当たりばったりの旅行である。大体の人は、現地で何をするのか考えず、一日の終わりにはクタクタになる。これは三流の旅行である。超一流の旅行は、となり町にでも出かけるように旅行に行く。期待しない旅行は、楽しめる。肩の力を抜くと思わぬ楽しむがある。
観光に関しても、三流は、有名な観光地を訪れて疲れる。大勢の観光客でごった返してしまい、疲れて帰ってきてしまう。二流は、地元の人達に教えてもらった観光スポットを訪れる。そして一流は、観光地化されていないスポットを訪れる。超一流は、その観光スポットを、自分自身で見つけて開拓していくような気持ちで訪れていく。
とにかく、人混みを避けて、自分だけの時間が過ごせる場所をチョイスすることで、オンとオフを完璧に切り替え、仕事の糧にしていると著者は言う。

②癒しの場所について
ストレスにさらされて、体調や心まですさみ崩れてしまう時には、早めにリセットすることが大事である。
一番いいのは、原点の地を訪れることです。
超一流の癒しの場所は、原点の地を訪れること。過去を見返すことで、今の自分を見つめなおし、未来のばねにして行く。
悩みや不安に関して、三流は一人で抱え込み、二流は友人に打ち明け、超一流は地上を見下ろす。
地上を見下ろすということは、高層ビルから、自分を見つめなおす。
自分のちっぽけさを感じることで、自分の悩みや不安を小さく感じ、毎日の心の安定にしていく。

③ホッと一息について
ちょっと休みたい時は、コーヒーなどのティータイムがお手軽な気分転換です。超一流は、高級ホテルのラウンジでコーヒーを飲む。超一流は、非日常のお金を払う。超一流は、コーヒーそのものよりも、希少価値のあるコーヒーを飲んだというところにフォーカスする。

気付き
この著書には、超一流の36の休み方を書いているが、全部に目を通して、今の私がピックアップしてしまったのは、上記の通りである。
頑張る事は、大好きだが、少し休息をとろうと思いながらも、どうやったらとても有意義な休息が取れるだろうか、休むのが得意ではない私は、思案中であると気が付きました。時間の大切な、深い使い方。休日や休息の作り方は、今のストレスばかりの状況を和らげてくれるとともに、休息をとることで、次のバイタリティに繋げられる。そう確信が持てる、タイムリーな著書でした。働くことは尊いが、働き過ぎても真の成功者にはなりにくいと思いました。すべては、ニュートラルだし、バランスです。改めてそう確信を持てた著書になります。楽しく読めたことはよかったです。


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