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スタンフォード式疲れない体            山田知生著

選んだ理由
最近疲れが出るのは季節の変わり目だからか?寒さのせいか?疲れやすいので読んでみようと思いました。

①疲労発生のメカニズムについて
疲れとは、神経のコンディションの悪さである。例えば、寝不足は疲れが取れないし、生産性の低下にもつながる。疲労とは、筋肉と神経の使い過ぎや不具合によって、体の機能に障害が発生している状態。
例えば、過度のストレスからの自立神経の乱れは、病気ではないが不調という状態であらわれる。おのずと疲労感が伴うのだが、このまま放置させると悪化して本当に病気になる。
そして、中枢神経。ここは、動作の指示を出す。手や足を動かすというのは、脳と脊髄にある中枢神経と手足にある末梢神経の連携の賜物。これが上手くいかないと、だるいとか、疲れていると感じる。
自律神経と中枢神経の二つの神経のコンディションが悪くなっている状態が疲労している状態である。
そこで、まず出来ることは、体のゆがみを整えることである。体のゆがみは、中枢神経を乱すトリガーとなる危険性がある。
著書には、色々な疲れの原因がかいているが、睡眠の乱れは、ドンナ優れたメゾットも台無しにしてしまうほど恐ろしいものだとあるので、気を付けたい。

②疲れを持ち越さない方法について
世界有数の疲労大国である、日本。働き過ぎて死ぬ国のナンバーワンが日本である。そこで、手っ取り早く疲れをとる方法として、ゆっくり走る、泳ぐなど、有酸素運動を20分~30分することで、血行が整い、自律神経やホルモンのバランスが整っていく。この有酸素運動の前と後にそれぞれのリセット用の軽い運動を著者は載せているので、早速挑戦してみたい。

③抗疲労体質になる一流の食事術について
完璧にやらない、時々思い出す程度でよいくらいで実践していく事と著者は言う。朝ごはんは、ゴージャスよりヘルシーに。朝、何を食べるかで一日のパフォーマンスが変わってくる。注意するのが、血糖値スパイクという血糖値の乱高下である。朝食抜きは問題外であるという。
朝ごはんは、納豆、味噌汁、ぬか漬けというのは、とてもいいという。
朝食で良くないので、絶対避けるべきというのが甘い食べ物である。例えば、フレンチトーストやパンケーキは良くない。甘いものは、フルーツは良いが、お菓子は避けるべきである。アスリートには、疲労食として禁止しているようだ。
飲み物は、エナジードリンクは、最悪の場合、死に至るという。疲れない体を自分で作っていくということに考えをシフトチェンジしていくと良いと著者は言う。

気付き
運動と食事と睡眠については、色々な本もあり、沢山の知識も得ているのだが、スタンフォード大学のアスレチックトレーナーとしての見解から、体のバランスを保ちながら、どうやってモチベーションを高め、パフォーマンスをあげていくかを、この著書から学べた。難しいことではないが、継続していくこと。自分自身を律することは、とても安易ではなく、私自身、この内容のほんの少しでも生活に取り入れていけたら、もう少しバランスのとれた体になれるのだろうと思った。

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