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新卒1年と3カ月の自分がコロナ禍の転職ベンチャー→大手外資メーカーへ 年収150万UP! させるまで


こんにちは! PM26時です!

自分が使った思考法やノウハウなどまとめています~!

このnoteを読むとメリットのある人は、こんな人です。

・就活生だけど、第二新卒のノウハウを参考にしたい🙋‍♂️
・なんとなく転職を考えている🙋‍♂️ 第二新卒
・とりあえず転職をしたい!🙋‍♂️ 第二新卒
・コロナ禍の転職活動が不安🙋‍♂️ 

就活時の就職活動と、転職の就職活動は、まっっったくの別物でした。

ただ、準備さえすれば大手でもどこでも、実績がなくても、受かれると確信しています。相手の欲しい人材像に合わせて、自身の関連した経験を的確にアピールできれば良いはずです。


まずは軽く、自己紹介させてください

1995年生まれ、25歳。現在、外資メーカーでデジタルマーケティング全般を行っています。大学生時代に1年間休学したので、現在社会人2年目です!

このnoteでは、まだ仕事というものも良く分かっていなかった自分が、コロナ禍の第二新卒転職で年収を上げるまでの過程がすべて書かれています。

私が実際に書いた職務経歴書、面接での回答内容、面接の話の組み立て方など、内容はもりもりです!!

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自分の、転職成功体験と失敗体験を約1万文字にまとめました。

皆様の転職の後押しになれればと思います。。。



~~~~~以下、時系列でやったこと~~~~


【1】2017年 4月 大学を休学しロンドン語学留学へ

片親に育てられ、裕福ではなかった自分には、将来、待遇の良い大手企業で働くことが幸せになるための最低条件と考えていた。同時に、世界中で働ける能力も身に着けたいと夢見ていた。就職活動を目の前にして、このままでは周りの人間に負けると思い、意を決し休学し、ロンドンへ。


【2】2017年 9月 シンガポールの広告ベンチャーでインターンを始める

英語力がある程度ついたと思い、外国の人と働くことをいち早く体験したかった自分は、シンガポールの小さなベンチャーで働き始める。1カ月後何か実績を出せれば、2カ月以降も雇ってやると言われていたが、簡単な業務もできず1カ月後すぐに日本へ返される。


【3】2018年 6月 大手金融に内定をもらう

挑戦的な経歴とコミュニケーション能力が評価され内定を頂く。


【4】2018年 10月 広告ベンチャーでインターン

友達の言う大企業の安定は真の安定ではないとぼんやりと考えていた。大手金融で働く姿を想像できなかった自分はベンチャーで働いてみたくなった。Wantedlyを通して、たまたま声がかかったベンチャーへ行くことに。


【5】2019年 4月 広告ベンチャーへ就職

大手金融を就職1カ月前の3月に蹴った。インターンとして働いていた、広告ベンチャーにそのまま就職。


【6】2019年 8月 戦力外通告

仕事はとても楽しかったが、広告を企画するプランナーは自分に合っていなかった。1週間でチームで、2つ程度の企画書を出していたが、半年で採用された自分のアイデアは1つだけ。

上司「PM26時は、他の業務もできるようになって欲しいからアクティベーション(イベント運営など)の方に移って」

事実上、戦力外通告である。

数か月間、悔し涙で雑用を忍んだ。


【7】2019年 12月 炎上案件を回す

アクティベーションの後は、web広告チームへ。この仕事が後の転職につながった。京大卒の少し変わった先輩と仕事に励んだ。

あるECサイトのサイトリニューアルに伴うリブランディングを自社が担当した。web広告チームはそのサイトへのユーザー総客を担う。前年通りやれば問題ないはずだった。が、この年は消費税アップ、記録的雪不足があり大打撃を受けた。2019年10月の売上は、前年同月比マイナス70%。11月はマイナス50%。12月はマイナス60%。広告費は毎月1000万を溶かしていたので、当然クライアントからはweb広告チームに槍が入る。週2回、クライアント訪問。毎回、クライアントの課長から詰められ、深夜残業はざらだった。


【8】2020年 3月 毎日終電帰り

炎上案件に鍛えられ、体力、知識、仕事の仕方を身に着けた自分は、無限に仕事できると思い実践していた。主体となって、動く案件も多くなり。その時の自分は下の顔。

少し痩せて、相当疲れていた(笑)

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【9】2020年 4月 コロナで在宅ワークに

社内では、「web広告なら丸山」と頼られるようになり、仕事が楽しくなってきた矢先にコロナ到来。100名程度の小さな会社だったので、会社の業績が悪くなるのはすぐだった → 赤字事業がつぶされる → 社員の半分がクビになる → 自分は給料減らされ週三日だけ働くことになる。ボーナスなしで月の手取り15万になった。いつコロナが終わるかも分からない。会社が大きくなっていく兆しは全くない。。。

”これは、、 生きていけないっ!”

転職活動をすぐに始めた。


【10】2020年 5月 転職活動初期

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まずは、doda、リクルートエージェント、リクナビ、マイナビ、Green、Geekly、その他ベンチャー2社に登録し、全社面談を行った。転職エージェントのビジネスモデル上、動いてもらうエージェントが増えれば増えるほど、リスクなく企業情報が多く集まるのと、サポートを受ける選択肢(例えば、面接対策に時間を多く割いてくれるエージェントさんや、キャリア設計に時間を割いてくれるエージェントさんなどがいる)を増やせる。情報を裁く為の時間が必要になるが。。

様々なエージェントを使い分けると、スケジュール管理が煩雑になると思うので、応募管理表を作りました。どうぞ!!

こんな形で入力できます。

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面をとって、転職可能見込み企業を増やす戦略だ。全て企業から、まずは面談と言われる→面談を受ける→自分の行きたい企業像やなりたいキャリアが不明確だと分かる

そこで、考えた、


コロナ禍で次に就職すべき企業、ポジションは・・・

同職種であること。業界構造上、上流に属する企業であること。ネームバリューがあること。その環境で成長することがイメージできること。

一つずつ選んだ理由は下記だ。


同職種

・職種を変えた場合、キャリアの観点から効率が悪い。過去に新卒1年と数ヶ月で辞めた人物を企業は雇いたいと思うだろうか。

・多くの求人に〇〇歴3年以上などの記述がある → ここで職種を変えると積み上げた1年が水の泡になる為、同職種のキャリアを続けることが更なる転職に繋がる。また、1から新しいことは心理的、労力、時間のコストがかかる。


業界構造上、上流に属する企業

・世界的な不況が続けば業界の末端から死んでいく。自身の経験だが、前職の業界構造は(縦方向)は、メーカー → 大手広告代理店 → 中規模代理店 → 前職の会社の立ち位置だ。最上のメーカーが広告費の蛇口を閉めれば、マージン(手数料)を何度も中抜きされている立場上、残るお金はわずかでそこから出る利益は雀の涙。(コロナ下では、1週間で20人を動かした案件の粗利が10万ということもあったり。)コロナ不況が続けば、資本力のない企業からどんどん潰れて行く事は自明の理だった。もっぱら直近は、若者の成長に投資できる企業体力を持ち合わせるのは事業会社だけになるだろう。

・コロナが始まる前、2019年破戦後最大の景気拡大が続いていた。転職活動を始めた6月時点では、コロナ不況は数ヶ月で終わると、楽観視している企業が散見された。その為、元々体力のある上流企業は、採用活動に以前積極的だと予想した。


ネームバリューがある

・ベンチャーから大手は行けない、行ける関係ない などの意見があるが、ベンチャーにいて感じたのは、”かなり行きづらい”だ。ネームバリューのないベンチャーから、ネームバリューのない企業に行けば、その後の転職は行き詰まると想像した。有名大学を出ても、無名ベンチャーを渡り歩き、年収は上がらず辛い仕事をし続ける結果になった先輩を何人も知っていた。次企業は、ネームバリューのある企業に行く事はマストで人生をかけた勝負になると思った。


その環境で成長することがイメージできる

・転職先で結果を残せなければ転職する意味はない。これは意見ではなく、現実だった。いくつか転職の本や、YouTubeなどの転職体験などを見ると、必ずこの結論に達する。ただ、仕事で結果を出すには様々な要因がある。自身の不得意と与えられた仕事との相性、やる気、上司との関係、他部署との関係、残業時間、職場文化、心理的逃げ場はあるか、プライベートの仕事への影響などなど・・・。転職活動で得られる職場の情報は、かなり限られる。直属の上司や、部長、役員との面談だ。ここから、先に挙げた要因を全て判断するのは難しい。ましてや残業時間や職場の文化を踏み込んで聞けば、「この人やる気あるのかな?」という印象を与えかねない。ここは”直感”を信じた。直観とは、脳が過去にインプットしてきた経験や学習のデータベースから、無意識に答えを引き出してくる超高速の脳の意思決定プロセスである。つまり直観は、記憶という根拠に基づいた、脳の論理思考の一種の為、信頼するに値すると結論付けた。成長をイメージできなければ、きっとその職場で成長はできないはずだ。



これらの条件に当てはまる企業とは・・・

”めちゃくちゃ少ないっ!😭

でもとりあえずやってみた。まずは敵を知ろうと思った。



まずは、転職サイトにあるテンプレを参考に職務経歴書と履歴書を作成し、転職サイトに登録、エージェントに送付。

スカウトの連絡が来た1社のweb面接を受ける。何も準備しておらず、その場で出された質問に対して答えた。面接中にすこしはにかんでしまうほど出来は悪かった。もちろん落ちた。面接は準備で全てが決まってしまうと理解する。

その他数社から、様々な媒体を通して直接スカウトが来た。スケジュール管理は特にせず、緊張する直近の面接に時間と労力をかけてしまった。就職したい優先順位の高い会社に十分な時間を費やすべきだった。

5社受けて、5社とも1次面接落ち。正直時間の無駄だった。

良き気づきの中で、大事になったものは、、面接時間は大体20分程度、聞質問とその回答、その回答からの深堀質問はすべて想定できる事。



自分には大した成果も、、実力もない

現実の力と現職での結果は今更変えられない

そういえば、、自分はアイデアをうまく見せるプランニングと企画書作成のスキルが多少はあった!

”有能にいかに見せるかで勝負しよう!🤔



広告のプランニングは主に下記フローで行っていた。リサーチが命で、企画書の内容を文章ベースで完成させるまで、企画書を書き始めない。

1. 商品リサーチ、競合リサーチ、過去商品リサーチ

2. コミュニケーションメッセージ開発

3. アイデア開発

4. 提案書の文章作成

5. 提案書作成

広告プランニングの詳しい内容は割愛するが、上記を転職活動のフローに落とし込み、最終的に下記フローになりました。

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転職者がよくやるような内容かもしれないが、一つでもすっ飛ばしてやると面接でまったく歯が立たなかったです。エージェントは基本的に(エージェントは、年収が高く転職成功時にもらえる金額の大きい候補者へ時間を割きます!第二新卒にはほとんど時間を割いてくれなと思った方が良いです←世知辛いですが、、)、職務経歴書を親身に考え込んではくれないので、自分でしっかり考えて書くしかないです。

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【11】2020年 6月 転職活動中期

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仕事以外の時間を全て、転職ノウハウのインプットの為に費やした。寝る食い以外は全て情報収集の時間。そのくらい情報収集しなければ、結論間に合わなかったと思いますし、もっと準備していれば、受かったと思う企業もありました。

そのくらい本気でないと、どこかで妥協することになりますよね。。。

初期の経験から、”面接までの流れと面接って何をどうするのか”が把握できたので、具体的な対策を行っていきました。

1. 企業調査、2. 職務経歴書作成。3. 面接回答準備

まずは、

1. 企業調査、案件調査

ポジションを募集しているという事は、その採用を通して解決したい課題が企業にはあります!

手始めに、エージェントに”募集背景”を聞きましょう!どうしてこのポジションを募集しているのか、どういった人物像を採りたいと考えているのか、そのポジションで期待されている働きとは。エージェントは直接採用責任者とやりとりしているので、早い話、対策すべき内容がわかります。*注意したいのが、大手転職エージェントになると、企業担当と候補者担当がくっきり分かれている場合があります。よく連絡して、対応してもらう方が候補者担当です。企業担当と違い、候補者と普段接しているので、必ず、企業担当から情報を得ましょう。長期的に企業の採用を見ているので、確実な情報が手に入ると思います。

また、募集要項はしっかり読み込みましょう。サイトによって出している情報が異なります。企業サイトには、書かれているのに、転職サイトには書かれていない内容があったりします。「企業名+ポジション名+採用or募集」でググりましょう!

募集案件の見方は、、、例えば、LINEのマーケティングポジションで分析してみる。ここから多くの情報が読みとれる。

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「オープンポジション」・・・マーケティング職が多く、随時募集を行っていると考えられる。特定分野をやりたいと伝えることは、はじかれる危険がありそうだ。

「マーケティング戦略の企画、実行、実施管理、改善」・・・マーケティングにおける上流工程から、下流工程までの幅広い知識が必要になるはず。アピールすべき一つは、上流・下流までを理解した行動をし、成果につながった事実である。

「Google Analyticsや社内分析ツール」・・・Google Analyticsの使用経験は活かせる。何か一つでもツールの話題は準備すべきた。

「業務フロー設計、構築」・・・戦略の記述があったが、下流に強いことが求められているかも。業務スケジュールの工夫、特に下流業務の理解が反映されている点に着目すべきだろう。

「部門内外との調整」・・・成熟企業であるLINEでは、折衝力が求められる事が多いのだろう。見せるべき、人格は柔軟さにすべきか。

「事業会社や代理店でマーケティングまたはプロモーションの実務経験」・・・かなり幅広く募集している。大手広告代理店の人も受ける。ジェネラリストではなく、とがった経験を伝える必要があるだろう。

また、「LINE 事業」「LINE 今後」「LINE 注力」などのKWでGoogle 検索を行うと、”LINE経済圏”が主要な話題として浮かび上がってくる。”LINE経済圏”についてさらに調べてみると、下記の様に多くの事業へ投資を行っており、ここ数年はその影響で利益率が下がっている。

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様々な事業へ手を出し経済圏を広げようとしている → 様々なプラットフォームをつくり新規ユーザー獲得が大目的であろう → 若手がやれて、ポジション数が自然と多くなるのは、プロモーションで新規ユーザー獲得をする仕事 → つまり、新規ユーザー獲得、さらに定着させた経験を話すと良いかもしれない。そこにツール、業務設計、調整役、目を引く珍しい経験が盛り込まれていればベストだろう。

この様に考えると、一般的な履歴書の他に、その企業用に職務経歴書を作りこむ必要があることが分かるはず。


次に!

2. 企業、案件調査の元にして、職務経歴書を作成します。

私の職務経歴書はこんな感じです。

コピペ、転用、なんでもOKです!! 参考になれば幸いです!

下記が作成した意図も含めた解説です。

職務経歴書1

職務経歴書2

職務経歴書4

自己PRは

Result : 何をPRするのか。結果は何か。
Task : どんな任務だったか。
Action : 自分は何を実行したか。
How to utilize : その経験をどう活かしているか。

の順で書きました!きれいにまとまっているかと思います。


次に!

3. 面接での回答準備

ここまでで、何が求められていて、職務経歴書をベースにして、面接時に何が質問されるか、話すことになるか がだいたい分かるはずです。

そこで次は想定される質問に対する答えを用意しましょう。

自分は、基本的にprep法で作りました。

PREP法とは、簡単に説明すると「相手にわかりやすく話すための鉄板テンプレート」みたいなものです。

Point(結論)

Reason(理由)

Example(具体例)

Point(結論)

少し難しく聞こえるかもしれませんが、明日からでもすぐ実践できます!

下記の面接回答例の質問が実際に問われるものの全てだと思います。この他の質問んい対する回答を準備するのは時間がもったいないと思うくらいまとめました。

「本当に、、、?」

本当です!

実際に問われた質問と沢山の情報に触れたからこそ、自信を持って言えます。


すべて面接は下記の流れでした(私の場合)。ポイントをまとめています。

1.  入室&自己紹介(採用担当者の目線:その人が人に与える印象は)

まずは「自己紹介を」と問われます。1分程度で簡潔にします。普段の会話とは異なる特殊な空間を感じるかもしれませんが、採用担当者は面接で会話ができるのかを意識してみていきます。冒頭、長々自分の事を話すことは嫌います。先の職務経歴書、職務要約を簡潔に話せれば問題ないと思います。

2.  転職理由(採用担当者の目線:なぜ会社を辞めようと思ったのか)

*ネガティブな事は絶対に口にしないでください*  前職にネガティブな感情がある人は、仕事が上手くいかなくなった時環境のせいにしがち、努力をしない人 などの印象を与えてしまい、互いに良いことはないです。”御社がより自分に合っている”という点を話してください。また、志望動機と転職理由の一貫性は必要ですので、よく確認してください。信憑性がなくなってしまいます。

3.  職務経歴について深堀(採用担当者の目線:その会社で活躍できるか)

すべての経験を網羅的に話すのではなく。”募集背景に合わせた、業務経験を深堀”すればよいはずです。一つか二つの業務について、どんな実績を上げたのか、どのような工夫をしたのかを話します。

4.  志望動機(採用担当者の目線:その会社に定着するか)

”長く働き続けるつもりがある”ことを、自分らしいオリジナルのエピソードと合わせて定時できれば良いです。御社の技術力が... 売り上げが上がって... 次の時代は... の様な誰でも語れることではなく、中学生の頃にお世話になって馴染みのある商品で... の様なエピソードがあると良いです! ちなみに、自分は「中学生の頃から馴染みがあり、馴染みのある製品で勝負してみたい」と熱量ある感じをぶつけました。

5.  逆質問

「特にありません」と返してしまうのは、志望企業にかける熱量の点でマイナス評価です。あくまでアピールの場になります。面接官の発言を活用する(例えば、先ほど○○を担当されているとお伺いしましたが、その領域ではどのような方が活躍されていますでしょうか)ことでいい印象を与えられると思います。そのほか、担当するであろう業務についての質問、またそこから会話ができると、面接の最後に熱量をアピールしつつきれいな終わり方に持っていけると思います。


想定される質問について、下記の様にpptに会社ごとの用意していたのですが.................

キャプチャ


大手5社受けて5社すべて一次面接落ち!!

”いやああ、第二新卒難しすぎっ🤣!!”

転職できれば天国の受けた企業にはもう、入れないんだ。。なんて考えると地獄でした。(一度エントリーすると、向こう一年間エントリー資格がなくなる場合がよくあります。企業によります。)

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【12】2020年 6月 転職活動後期

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課題だったのが、会話をまったく意識できていませんでした。

いくつか面接して、気づいたのですが、

面接官は話して欲しい内容が候補者に伝わっていると思いがち。候補者は自分の伝えたい内容だけ話がち。

だと思うんです。

これは面接という独特な状況が起因していると考えていて、面接官は事業を伸ばす為の最適人材かどうかを見極めたい上に、コミュニケーションスキルにも同時に着目している。最適人材かどうかだけなら、経歴とその内容を知れれば問題ない。コミュニケーションスキルを見るには、会話をしなければ分からない。候補者は、アピールしたい内容を持って面接に挑みますが、同時に、面接最中の会話にも気を配る必要があります。日常生活にはない、このようなレアな空間。まず準備せずに挑んだら、うまく戦えない。この独特な状況が、互いにマッチしない結果に大きく影響している要因の一つと考えました。

とはいえ、会話をしつつ、アピールもするのか。。 むずいと思いました。

そこで今まで、問われた質問を見返すと、いくつかにパターン分けできました。20分~30分の短い時間に問われる質問はいつも同じような質問だったのです!!

ということは、全パターンの会話を自分がデザインできてしまえば、再現性高く会話も意識した最高の回答ができる! それだけで受かるのでは、?と考えました。

結果、毎回同じ質問から派生して、PRしたい内容も伝えつつ、自然な会話を演出することができました。


「現職でやってきたことは?」や「行動の源泉は?」などのざっくりしたカテゴリの質問をされたら、突っ込んで欲しい種がある回答(逆に、突っ込んで欲しくない内容は言わない)を用意し、その突っ込みに対しての回答を同じように用意する...... を続けると下記の様に。

回答のデザイン 行動の源泉

回答のデザイン

回答のデザイン 現職の話


分かりやすい「学生時代に何を努力はしましたか?」についての回答を詳しく話したいと思います。

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「学生時代に頑張ったことは何かありますか?」

A. アトラクションのバイトにて、1時間あたりの施設回転率向上に取り組みました。

考えられる質問は→詳しく教えて?どうして取り組んだ?どう取り組んだ?

「どうして取り組みましたか?」

A. 理由は、所属組織が好きで、評価を上げたかったからです。評価は施設回転率の維持とサービスの質の二軸であった。サービスの質は5段階中 平均3.1程度のところ、常に5を取る組織だった。さらに評価を上げるには、施設回転率の向上でした。

「どう取り組みましたか?」

A. 課題は、2点ありました。組織において、課題だったのが一体感の創出と、一時的に施設が止まる要因を判断する人が一人に限られていた点。一体感の創出には、業務内外に関わる両面から取り組みました。
要因が一人の人に絞られてしまう点については、要因を把握し、その要因が現れるj機関を予測する業務を組織に浸透させました。

考えられる質問は→具体的には?

「具体的に教えてください」

一体感の創出に関しては、新人が入っては辞めていく点と数字に向かう人とそうでない人とのモチベーションに大きな差があった。そこで、新人へは積極的にコミュニケーションを取り、自分の仲間、同僚へ積極的に紹介した。数字の対策は、毎時間ごとに回転率を仲間へ報告することで、意識を持たせるように徹底した。

一時間あたりに乗れる人数 - 止まった時間 × 単位時間あたりに乗せられる人数で回転率が決まる為、いかに止まる要因を把握して事前に対策を打てるかが重要であった。外ポジション時に施設へ入ってくる人を細かくスクリーニング。施設が止める要因のありそうな人を把握し、乗り場へやってくる時間を計算し、乗り場の者へ伝える業務を徹底して行った。この行動を仲間へ知ってもらい、実践してもらう為に、終礼時に内容と効果を共有した。

結果1週間平均、一時間あたりの回転率10%向上を達成した。

考えられる質問は→苦労したでしょ?苦労した点は?結果的に、評価はあがりましたか?(評価の部分は簡単に答えられるので割愛)

「苦労した点を教えてください」

自分ひとりでやっていたことで、周りがついてこない状況があった。自分で突っ走っていたので、周りに対してどうしてこの施策があるのかのメリットを伝えた。例えば、新しい人が夢を持って入ってきてやめるのはかわいそう。数字を達成できたら、自分たちが好みのアトラクションへ移動できるなどを伝えた。


このように、それはどうして?どうやって?と面接感を引き付けることで

ダラダラと話してしまう事はなく、短く的確に内容を伝えられる。

面接官の立場、程度(どこまで深く聞きたいのか、何を聞きたいのか)で、面接を進めさせることができます。

さらに次に話す内容を面接官から、質問されるので、頭が真っ白になることはないです。

会話のデザイン、ぜひやってみてください!



【13】2020年 7月 内定をもらう

最後受けていた一社から内定をもらい、承諾しました。

外資ということもあり、年収は大きくあがりました。

仕事内容はレベルアップし、素晴らしい上司、同僚の下で働かせて頂いています。大変満足しています。

【結果】

25社 書類送付&エントリー

10社 書類審査合格 → 面接

5社 一次面接通過 → 二次面接

1社 最終面接

1社 内定

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「参考になった!」という方は、ぜひTwitterで教えてください!必ず読ませていただき、リツイートさせていただきたいです😍!!

プロフィールにTwitter 貼っておきます。

また、「もっと知りたい!!」という情報があればリクエストをお願いします。できる限り情報をお送りさせていただきます!


ここまで読んで下さり誠にありがとうございます。

大変な時期ですが、皆様に素敵なご縁があることを祈っております!

ありがとうございます!!!✨✨✨✨✨✨


最後に転職の勉強で、とても参考になった本とnoteのご紹介です。

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