スキなもののオタクになりたい。

「ジャニオタ」「アニオタ」「芸能人の追っかけ」etc...

学生時代、中学高校と女子校だったこともあってか私の周りには様々なジャンルのオタクがいました。

当時、なぜそこまで一つのものに固執できるのか不思議で、友人が夢中になっていた漫画を借りて読んだり、とりあえず嵐のポスターを部屋に貼ったりしてみましたがイマイチそこまでハマることはありませんでした。

ただ好きなものが全くなかったかというとそんなことはなく、私は音楽が好きでした。中学生の頃は毎週のように近所のTSUTAYAに行き、ランキング上位のアルバムを数枚借りてMD(懐かしい…)にダビングすることが習慣で、自分の部屋にはMDの山が溜まっていきました。

ただ、それだけ色々な音楽に触れていても語れるほど好きなバンドや歌手がいた訳ではなく、なんとなく流行っていた曲を聴いていたのみで結局何かのオタクにはなれませんでした。

そして社会人となってから、学生時代にあんなにいたオタクがほとんどいなくなっていることに気が付きました。学生と社会人では自由に使える時間に圧倒的な差はもちろんありますが、何かに熱狂的に夢中になることが少なくなっているように感じます。

だからこそ、私は今オタクになりたいと思うのです。自分が好きな何かについて、人に面白く熱く語れたらめちゃくちゃカッコよくないですか?合コンの自己紹介で、「趣味は旅行です♡」なんてありきたりなこともう言いたくないんです。(笑)

では、私はなぜ学生時代に何にもハマれなかったのか。今振り返るとその答えは少し分かる気がします。それは、好きなものに更に一歩踏み出すアクションをしなかったことです。好きな歌手がいたらデビュー曲から最新曲まで全て聴いてみればよかった。メジャーなバンドなら生のライブを聴きに行けばよかった。芸能人のファンならトークショーや握手会に行ってみればよかった。

いい大人になった今、一つのコンテンツに敢えて夢中になろうという気はありませんが、興味があることはいくつかあります。例えば、趣味を旅行というのであれば46都道府県をすべて制覇してみる。読書なら一つのジャンルの本を月に8~9冊、年間100冊読んで面白かった本の感想をnoteにまとめてみる。カフェ巡りなら、都内のカフェのオシャレな写真をinstagramにアップしてフォロワー300人以上獲得を目指す。など

なんとなく知ってるの知識の「スキ」から、少し極端なくらいのアクションとエピソードを伴う「スキ」の方がずっとワクワクすると思いませんか?

では、私は何のオタクになろうとしているのか。考えていることはありますが、それはまた改めてそのうち別の記事にします…。

学生時代になれなかった憧れのオタクを目指して。

外出自粛中のつぶやきでした。

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