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恋愛失敗-中学生編- vol.10 まとめ

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空に唄えば

ランちゃんとの関係が悪化した受験期。筆者はすごくおどおどしながら受験を迎えていました。筆者は、女性耐性がなく、とはいえかなりの女好きなので、かわいい女の子をみると目で追って見つめてしまうのです。ランちゃんのように、「めっちゃこっち見てくる、キモい」みたいに他校女子から思われないか不安でたまりませんでした。

運良く、筆者が受けた高校は、男女で教室が分かれていました。男子だらけの教室に入ったとき、筆者は「男子校も悪くないかもな」と思いました。それほど追い詰められているのでした。

2日目の受験が終わって、すがすがしい気持ちになった筆者は帰りに書店に立ち寄りました。筆者は当時、携帯を持っておらず、自宅にもインターネットがない環境にいたのでそういう地道に書店にいかないと音楽にありつけなかったのです。

ふと、中古CDのコーナーをみると、175Rの「空に唄えば」のシングルがあるのを目に留めました。この曲は、非常に歌詞が明るく、くすぶっていた筆者にとっては希望でしかありませんでした。

175Rの「空に唄えば」


   何も怖いモノなんてなかった
   目に映る全てが希望に見えた

こんな歌詞が筆者に刺さります。
「高校では絶対に彼女をつくるぞ」

中学時代、恋愛で傷ついてばかりだった筆者はこう心に誓うのでした。

--完--

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