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奨学金1,000万円返済記- vol.1


はじめに

皆さんは奨学金を借りていますか?
大学に進学する際に借りる方は多いことでしょう。

200万、300万・・・このあたりの金額はもはや当たり前に借りている方も
多いのではないでしょうか。

筆者はというと、、約1,000万円の奨学金を借りて大学を卒業しました。
大学院もいったので、正確にいうと1,200万円ほどになります。

地方国立大学の工学部に実家から通っていました。
そう、私大でもなければ、医学部でも薬学部でもないのです。

なぜ、そんな多額の奨学金を借りるに至ってしまったのか。
振り返っていきたいと思います。

はじまり

筆者が通っていた高校は進学校でした。
地方の学校でしたが、県で一番の高校だったので、全国での知名度はそれなりにありました。

両親からは『せっかくトップ校に入ったからには東大京大を目指して欲しい』と、入学時に期待を背負っていました。筆者もまた、「自分にはそれだけの実力があるだろう」と確信していました。

そんな思いで入学したわけですから、"大学に進学する"以外の選択肢はありませんでした。また、学校の授業は当然、大学進学を前提にしたものであり、なんとかしていい大学に行こうとしがみついていました。

ところで、筆者の実家は貧乏でした。
幼少期はそこまで貧しさを感じたことはありませんでしたが、中学時代には家計は完全に崩壊し、大学はおろか"本当に高校に通えるのか"と心配になるほどの様相でした。

高校はなんとか通うことができたわけですが、高校時代の終盤には両親からも家計の逼迫具合がより深刻になったことを聞かされており、大学進学のためにはどこかからお金を借りるほかありませんでした。

奨学金ユーザの皆さんのなかには、ここで疑問を抱く方も多いと思います。
(あれ・・・このひと実家から通っていたんじゃなかったっけ、、?)

そう、ここからが本題です。
次回の更新を楽しみにしていてください。

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