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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第162回 「潜在能力を出す援助?」

「前回の話の続き、来年の直接的な援助は難しいけど、自分が過小評価してるような出来事、内容に気づくことができる援助について。
たぶんこの話聞きたいと思ってた人多いと思うがね」
「そんなに人読んでないでしょこれ」
「あの世の話とはいえ、ニッチなとこついてるからね。日常的な会話が多いし」
「その辺も強みになるといえばなるんじゃないの」
「ニッチを攻めるというのは生物学的進化では当然のとこではあるけどね。それで大繁栄するかどうかは時の運という感じだけど」
「ニッチでも生きてればいいのよ」
「その生きる上で、あの世の人からの援助のされ方について色々聞いてみてるけど、基本こっちから「助けてドラえもん」みたいに意図をしないと察知してもらえんというのはわかったけど。
自分の能力以上のものは援助できないという内容と、あとその潜在的な能力というか自分が過小評価してることにチャレンジできる状態を援助してくれるというか、その話の続きを今日聞きたいとこやけど」
「あなたが来年いい年にしたいと思うじゃない」
「思うね」
「私も協力しようと思うじゃない」
「そうなん?」
「縁がある以上みんな手助けしようとするわよ」
「あの世からの手伝うための現実世界の人が行うべきリスト、などがあると願いやすいけどね」
「じゃあ、まず手助けを求める」
「来年お金に困らず自分の隠されし能力が開花して仕事もプライベートも充実するようにしたい」
「欲張りすぎ。で、それくらい欲張ったことを考えたとして、あなたの隠されし能力はよくわからないけど今気づいてないところはこちらからは気付けるわよね」
「それを教えてくれる?」
「その、あなたが気づいてないあなたの能力というかなんというか。
それを引き出せるような流れにこちらから誘導することは可能よ」
「それでお金がガッポガッポとかあるん?」
「あなたの銀行口座にいくらまで貯金できるか考えてみたら、それ無理でしょ。現実を見なさい」
「そしたらしたら新しい口座作れば良いが」
「それ、もち投げの現場にたまたま居合わせて、お餅がたくさん落ちてきてから袋を探すようなものでしょ」
「もちなげ、棟上げがわかる世代にしかわからんネタやがね。
以前は棟上げがあるともち投げがあるから、みんな集まって餅拾って帰ってったがね。中にお金入ってたりするし」
「それで、最初からもち投げ拾いに行くなら用意してるでしょうけど、偶然居合わせたら何も用意してないから手でモテる範囲だけになるでしょ。お金も同じよ」
「自分にその受け取るレベルがあるけど気づいてない場合もあるんじゃないの?」
「そういう人は、私たち死んだ人に頼むと流れができてお金を受け取れる場合もあるわ」
「それがいわゆるご先祖さまにお墓参りしたら、仏壇に参ったら良いことあった系の話になるんかいな」
「そうね。だからまずは墓参りかなんかで私たちに手助けを願うことが大事。そして、気づく方向に持っていく場合は私とかあなたにご縁のあるとこから、近場から物事が動くことが多いわよ」
「いきなり大富豪の老人を助けたらお金もらうとかではなく」
「だって、私につながってる人経由じゃないとそんな富豪とかご縁ないし」
「なるほど、死後の世界の人が手助けするには、その人にご縁がある人からの繋がりが必要ということか。
そうなると、自分の気づいてない能力というか、無意識に押さえている部分があると、そこを動かすようにちょっかい出されるという感じ?」
「ちょっかいの時もあるかもしれないし、事故とか怪我とかそっちで進む場合もあるかも」
「事故や怪我は嫌だなぁ」
「喧嘩とか争いとかで別れることで気付かされることもあるかも」
「それも嫌だなぁ」
「自分の何かに気づくというのは、今魔δねお執着からの解放もあるから難しいところなのよ」
「そうなると、墓参りしたけど良いこと起こらんやんけ、という場合はその執着を断ち切る動きが起こって、現実世界で「微妙」なことが連続していく可能性もあるってことか。それは嫌やね」
「だったら、生きてる側も変なこだわりを捨てておいた方が楽ということよ」
「こだわり。それがわからんから死者に頼むのでは」
「それを見せてくることで、自分で捨てる方向に持っていくのが私たち」
「なら、死後の世界の人に願う前に、まず自分の行いについて考えてみないといけないのか。
それって、なんか昔から言われてる「正しい正しい人に天の助けアリ」みたいなニュアンスに見えるね」
「正しいかどうかはわからないけど、自分のことを自分で知ってる人の方が色々受け取りやすいし、執着やこだわりが薄い人の方が私たちからの何かも気づきやすいものよ」
「自分には執着はあまりない気はするけどね」
「その気づいてないところをありありとあなたに気づかせてあげようかしら?」
「いやいい」


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