見出し画像

霊能者が語る 妻とのあの世日記 第143回 「お盆になると帰ってくるのか?」

「7月盆のところはすでにすぎてるけど、よくお盆になると先祖が帰ってくるとか言うよね」
「前も言ったけど、そっちが意識するとこっちが認識できるから。
亡くなった人に思いを馳せる期間としては年に一回くらいいいんじゃないの」
「我が家のように毎日のように考えてたり、仏壇で毎日お参りしてたら毎日認識されてるってことになるから、お盆とかしなくてもいいのでは」
「気分の問題よね。入学式とかしなくてもいいけど、やっておいた方がけじめつくじゃない」
「年に一回くらいは死んだ人のこと考えよう期間、と思えばいいということか」
「キリスト教で8月がお盆とかないし」
「それはそうだ。で、あの世の人的にはこの世に帰ってくるような感覚になるのかね?」
「色々用意されていくと、お盆の時の思い出とかあるじゃない。親戚一同が集まって何かするって、あんな感じで実家を感じることはあるわ」
「それは、あの世にある実家に死んだ人がみんな集まってきて、それがこちらの実家に繋がる感じなんかね?
実際にこの世の実家に集まってたら幽霊現象が多発しそうやけど」
「実際にこの世の家に繋がってるから行ってるのと同じよ」
「お盆参りした時にあったことないけど」
「そんな、時間軸違うんだから」
「次元が違うから交差しない的な雰囲気なんかね?」
「物理的にずーっといる必要ないから。人間がいない時にさっと集まってるだけなのだけど、この世界で一瞬なのがあの世では長時間と感じられるし」
「お盆の集まりみたいに、半日とか集まって離したり食べたり飲んだりするわけではないってことね。
でもごあの世から先祖が繋がる、集まるような感じになるわけならお墓とかにはいかんの」
「墓に一緒についていくことはあるかも」
「迎え火とか送り火とか関係あるん?」
「なくてもいいけど、始まりの合図としてはあった方がいいと思うわ」
「やったことないけどね」
「そういう習慣がないならしなくていいんじゃないの。あなたが死んだ後だって送り火とか必要じゃないじゃない」
「生前そういうことしてた人には、なんかあった方がいいけど。
特にそういう習慣のない場合は何もしなくても問題ないと」
「そうね」
「結局、あの世からこっちにきてると言ってもいい状態にはなってると思っていいのかね?」
「きてないけどきてる感じって言っても伝わらないでしょうから、それでいいと思うわよ」
「厳密にどういう状態かは次回詳しく聞かせてもらうとしよう」
「そんな仕組みについてとか、多くの人は気にしないわよ」
「人間の集合無意識がお盆のつながりを生んでるのかな、とか色々考えるが」
「じゃあ次回は実際にお盆の日にあの世からこの世に来る場合のシミュレーションしてみるの?わざわざしなくてもいつもやってる感じなのに」
「何でも試してみるのは大事」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?