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ドラッカー365の金言(2/8_変革と継続の両立)

こんばんは。
2月8日のテーマは「変革と継続の両立」です。

1.2月8日の金言

変革が常態となったからには継続性の基盤を堅固にしなければならない。

(「ドラッカー365の金言」P.44)

2.考察

まず、「変革が常態となったからには」とありますが、多くの組織では変革を常態とすることが難しい。むしろ変革することに苦労しているのではないでしょうか。

ここは、リーダー、マネージャーがトップダウンで方針を示しながら率先し進めていきたいところです。私自身は、それほどの権限がないので、小さくできるとことから行い、改善の仲間づくりを草の根的に進めています。

さて、変革が常態化できたなら、継続性の基盤を堅固にするということです。ドラッカー博士は、「変革と継続の両立には、情報への普段の取り組みが必要である。」と述べています。

情報の共有については、その通りだと私も納得です。情報が共有されていない組織では、変革をしようにも組織の方針が不明確で的外れになる。あるいは、せっかく行った改善も一部の担当者にとどまり横展開がされず効果が限定的になるというデメリットがあると感じているからです。

組織の情報を共有し、必要な資源を活用できる、あるいはマネージャーが変革の支援を行うことで、変革とその継続が実現すると、肌感覚で感じます。

また、ドラッカー博士は「報酬、認知、報奨のシステムに組み込まなければならない。」とも述べています。成果に対して、正当かつ公正な評価を行うことで変革のモチベーションを維持し促進することが可能でしょう。

改善活動、変革活動の拡大と継続をしていこうと思います。

3.今日のACTION POINT

決定や変更にあたっては、誰に知らせなければならないかを考えてください。

(同上)
  • マネージャー。方向性が組織の方針と合致しているか。必要な支援を頼めるか。工数をどこまで投入するか事前に握る。

  • 同僚、部下。目的、期限、成果と手段、依頼したいこと、負荷見積もり。

  • 情報を共有したうえで、意見、知恵を集め参考にする。

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