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療養型病院⇒特別養護老人ホーム申込み~新しいお家探し~


私の父親は、認知症で要介護4の通称たーさん。
私はというと介護離職して、
要介護1の母親とともに
2年程在宅介護に専念していましたが、
先日軽い呼吸障害で突如入院することに。

そこから
たーさんは寝たきりになってしまいまして、、、
急ではありましたが、
前の記事でもお伝えした通り
現在は在宅介護は卒業しております。

そんなたーさんですが、
基本的に身体はどこも悪くはないのですが、
(ちなみに83歳、入れ歯なし、歯医者さんもびっくりw)
認知症の進行で意思疎通がほぼできない状態ではあります。

そして急性期病院で
2週間ほどの検査入院を経て
次は、療養型の病院へと移りましたが
そこに居れるのも60日がタイムリミット(汗)でした

ということで、
たーさんの新しい住まい探しが
これもまた突然はじまりました。

そこでまず最初に浮かんだのが
「特別養護老人ホーム」です。

早速、ショートステイで
お世話になっていた所があったので、
空き状況を聞いてみたのですが、
やはりまだまだ、しばらくは入所待ちになるとのこと。
比較的早く案内できると前は聞いていたのだけどなあ。。。

なので、とりあえずは他の施設を調べて、
同時に複数申し込みを入れて待つことに
しました。
ちなみに、重複申し込みは確認したら問題ないとのこと、
背に腹は代えられません。

ここだけの話なんですが、長年担当頂いてはいるものの、
ケアマネージャーは受け身な方でして、、、
積極的にご提案頂けることが今までほぼありません。

当然今回も自ら私が進めなければと思い(笑)
自治体のHPから、特養一覧リストをダウンロードしました。

こんな便利なリストは、以前からあることは知っていました。
自治体のHPにはおむつの補助金とか色々情報出てるので
時々チェックしていて良かったです。

そしてリストは4月時点のものなのですが、
申し込み人数や空き状況、部屋のタイプ、
連絡先、URL等が記載されています。

後は、私の方でHPなどで確認したり、
直接電話して気になることを聞いてみたりして、
独断で(母には一任されてるので)リストアップ。
最終ケアマネージャーに、結局4件ほど申し込みをお願いしました。

次は申し込みにあたっての手続きです。
自治体へ提出する申込書の記載を求められました。

しかしながら、
その用紙も昔から変わってない様式なのでしょうが
当然の様に手書きです。
要所要所、介護あるある、
サービスの申し込み時はすべて手書きで
手がつりそうになります(笑)

そして記載していて一番考えてしまったのが、
この下記の部分です↓↓↓

意見等(介護しているうえで困っていることなど)
注意:身体的状況(健康状態)や仕事の有無(週の勤務日数及び時間)などを記入してください)
例)妻はパートで週の前半はフルタイム、後半は午前の勤務になるように調整し、母の介護を行ってきたが、母の昼夜逆転が顕著になり、私も夫も夫婦ともども夜間の介護で、身体的・精神的に参ってきている。経済的な事情で妻も仕事を辞めることは難しく、自宅での介護に限界を感じている

とりあえず例を参考に
私も限られたスペース内で小さい文字びっしり埋めて、
在宅介護の難しさをアピールして提出はしたのですが、
ちょっともんもんとしてきまして。。。

いったいこれに何の意味があるのでしょう?
実際に勤務状況など本当かどうかなんて調べる訳でもないですよね?
ケアマネや看護師や医師の第3者が記載するならまだしも、
私が書いた内容で何の審査・判定が変わるとか?

介護していて困っていることなどって、そんなの皆さんですよね?
人によって経済的や精神的負担が異なるのは分かりますが
どんな優劣があるのでしょう?

もっと明確に何を知りたいのか、
そしてそれによって入居判定にどう寄与されるのか、

そんな記載があっても良いのでは?
うん???
これはケアマネの仕事?

と、まあ行政に対してになるのでしょうが、
違和感がいっぱい、吹き出しがいっぱい、
お腹がいっぱい、手と思考が止まり、
考える時間を要しましたので愚痴です(笑)
ちょっと複雑に考えすぎ、大袈裟ですかね、すいません。

ちなみに冒頭に記載した、
ショートステイを利用してた施設ですが、
ここは「ロングショートステイ」をしながら
同施設の特養の空きを待つ
という形でしたので、
まずはロングショートステイの空き待ち状態になります。
ただしショートは既に利用していたので、
この特養の申込書はまだ要りませんでした。

ただこれも最初は知らなかったのですが、
色々と聞いたり調べて分かった事もあります。

そもそもどの施設も「男性」の受け入れ数、枠が少ないです。
女性が長生きだからですかね!?
それと申込する施設で、
ショートステイを利用していたほうが
施設側も利用者の容態が良く分かっているので、
特養待ちの順番も早くなるのではないかと。
あと、介護度が高いほど早いらしいです。

それと一見ロングショートからの特養って
家族は楽でよさげに思いますが、
あくまでショートはお泊りなので
介護が体制が手厚い訳ではないので、
本人には負担がかかりそうです。
もちろんリハビリも受けれない(一般的には分かりませんが)
ですし、中にはロングショートから帰ってきて
体力が落ちていた、、、という方もいらっしゃると聞きます。

長々と書きましたが、
要はあくまで私の場合ですが、
今後の費用や介護度を考えると、
特養の入所が一番ですが、
リハビリのことを考えると悩む所ではあります。

でもとりあえず空き待ちはします!
ただし、ロングショートステイの空きが出ても
お断りするつもりです。

とは言っときながらなんなんですが、
実はなんと、

先日7月10日に「住宅型有料老人ホーム」へ
めでたく引っ越すことができました!!!

また詳しくnoteに記すつもりですが、
60日の壁を超えることができて、
いい所が見つかり
ひとまず安心しています。ホッ。

何より、介護保険サービス内とは別に、
医療と連携した本格的な訪問リハビリを受けれるのが
一番のこの施設に決めた理由です。
しかも医療保険(1割負担)で。

このリハビリ難民問題の体験談については
noteで、いつかぼやきたいと思います(笑)

ということで、
ゆくゆく特養への入所も見据えつつ
まずはたーさんが
落ち着いて穏やかに
暮らせることが一番に、
引き続き見守っていきたいと思います。

母と、私の事実婚だんなと、3人も
たーさんの見守り隊がいますので!

最後にちょっと面白い出来事が。
老人ホーム入所の前日に、申し込んでいた特養さんから
空きが出たと、なんとご連絡がありましたw

お互いなんというタイミングでしょうと、
複雑な会話になりました。
もちろん、今回はスキップしてまた待ちます、
ということでお願いしました。

これも神様の何かのおぼし召しですかねw



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