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仕事に行けなくなった日から1年が経った

1年前の今日。

仕事に行けなくなった。

急にではなく、色んなことが積み重なって、限界だった。「もう自分の力だけじゃ無理だと思う。専門家に助けてもらいたい。」と親に電話をした。


実家で療養して、病院へ行って、最終的には双極症ですと言われた。
自分のせいじゃなく、病気のせいにできることに、ほっとした。

今までの生きづらさに名前がついて、しっくりきた。

これからは助けてもらえる、対処法がわかる、と安心できた。

自分に合った薬を出してもらえたおかげで、とても生きやすくなった。息がしやすくなった。


9ヶ月間の休職を経た後の復職は、リモートワーク→週1出勤→週3出勤と、無理のないスタートを切らせてもらった。

今は週3日、半日だけ働いている。
色々とわがままを聞いてもらいながら働かせてもらえることに感謝している。


この先どうしたいとか、抱負のようなものはない。
ただただ、毎日ぷかぷか浮いて、穏やかにいられたらいいなという気持ちだけがある。

情熱を持って命を燃やしている人からしたら、きっと力の抜けるような話かもしれない。

でも今は、これからは、家族と、友人と、大切な人たちと、
穏やかに日々を生きていくこと。

それが自分の幸せなんだなということだけは、わかってる。


そこを軸に、これからの選択をしていけたらいいな。

ううん、選択するんじゃない、きっと、わたしはただただ浮かんでいるだけで、自然と最善に導かれていくんだ。


ぷかぷかと浮かびながら、その時が来るのを待っていよう。


ああ、穏やかなところにいられる今が、うれしいな。





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