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私の愚かでくだらない思考

娘はたいへんな子と言われます。

だから私も
「大変だね」
「大変でしょう!?」
「よくやってるよ」

と言われます。

ママ友
近所の人
習い事の先生
友人

口々にそう言います。

ピアノの先生には

「十数年、ピアノ教室を
やってきたけど
うたちゃんは過去 イチ 変わってるかも!」

そう言われました。

他人から見たら
私は大変そうに見える
のでしょう。


いや、しかし!

昨日も旦那と

「育てやすい子だよね」

って話してたところ
なんだけどね…

そりゃ確かにちょっと
風変わりなところはあるけれど
こどもらしくていいじゃない!
って思うのです。

しかし「大変だね」って言われるたびに
私は苦笑いで誤魔化していました。

強がりと思われるのが嫌だったから。

ある夜
娘とベッドに入ろうとすると

全部聞いてたんだ…。


娘は私たち大人の会話をしっかりと
聞いていました。

私がヘラヘラと苦笑いして
誤魔化していたことも感じていました。

私は
「大変だね」と言われた時に
その言葉を否定しなかった事を
すごく後悔しました。

「そんなことないよ!」

ときっぱり否定すべきでした。

ママは私を大変な子だと思っている
と思わせてしまった事が
ショックでたまりませんでした。

娘に謝られて
悔しくて涙が出ました。

本当はたいして大変なんて思ってないのに

 「ママはどんなうたちゃんだって、
 だいすきでだいすきで
 しょうがないんだよ!!

 大変だなんて全く思ってないよ!!」

 「知ってたけど、
 ありがとねっ!」

 知ってたんかーい✋

娘をむぎゅーっと抱きしめました。

その日から、子供の前では
他人からどんな風に見られる
というくだらない思考は手放し、
自分に正直に生きようと決めました。

子供は遊んでいるように見えて
大人の会話を
しっかり聞いているんですね。

私が守るべきものは娘の心だと
気付かされた出来事でした。




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