間違えても何とかなる!~フルーツ白玉のすり身風~
いよいよしまい込んでいた白玉粉を使い切ってやろうと思い立ちました。
期限は…2023.X月。
購入したはいいけど、日々に追われてすっかり忘れていたと見えます。
大丈夫。未開封だし。まだいける。火を通せば何も問題がない。
調理して食べてしまおう。
ナイスなことにいただいた桃缶がありました。
白玉粉と桃缶…。
頭の中で完璧な足し算ができました。
小学生のころに母と白玉団子を作った思い出が浮かびます。
こねるのって、なんであんなに楽しいんだろう。
小さく丸めて真ん中を少しくぼませる。
最初はなんでこんな風にくぼませるのか不思議でした。火の通りをよくするためとはいえ、”赤血球じゃん”と突っ込みが止まりません。
ゆでるのがまた暑いんですよね。夏だったし。
でも、ゆであがった白玉団子をキッチリ冷やして食べると…夏の暑さが心地よくさえ感じられたように思います。
暑い夏の思い出にひたってみたはいいけど、今は3月。まだ寒い。
団子をゆでると部屋が暖まっていいな。乾燥もしてるし、湿度も上がるね。夏の白玉はもちろん素晴らしいけど、冬(春?)に作ってもいいじゃないか。
早速作ります。
その前に本棚に向かいます。イラストがかわいく、とても美味しそうです。
本を参考にして白玉粉を絹ごし豆腐とこねてみます。
(絹ごし豆腐も期限がかなり迫っています。)
意外と白玉粉がダマにならないなー。
…なんてのんきにこねてたんですけど、私は何かを間違えたようです…。
耳たぶくらいの固さ?とんでもなくゆるっゆるになってしまった。
お鍋にいれるつみれよりゆるいぞ。
手で丸めて団子にするなんてできず、スプーンですくってお湯に落とします。もちろん赤血球にもできません。
うーん…。白玉団子というより魚のすり身。
団子がお湯の中で浮いてきたらそこから1~2分。ザルにあげて氷水でしめます。
氷水の冷たさを我慢して、指でつまんでみます…。
おお!なかなかのプルプル具合。意外といけるのでは?
切っておいた桃缶と合わせるとご覧のとおり。
いやー…すごい。名付けて『フルーツ白玉のすり身風』。
味はいかに…?
白玉団子がやわやわのモチモチ!
美味しかった~!
白玉粉の袋の裏では水でこねていたけど、絹ごし豆腐もいいですね。
いろいろ間違えたけど、何とかなる!
賞味期限を切らさないうちに、また作ってみよう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?