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ちゃんしーのサンシーブルな人生#8 ミーハー

充実していた中学を卒業し、高校へ進学した私。
進路のエピソードは、過去にシリーズで書いていたので、端折ります!(中学~高校進学編)

勉強が好きだなんて思ってなかった2
▷勉強が好きだなんて思ってなかった3

南ちゃん

高校生活が忙しいものになることは、入学前に分かっていたので、部活はやらないつもりでした。
でも、私には【野球部のマネージャーをやってみたい!】という、ひそかな憧れがありました。

入学した高校は公立でしたが、当時は野球部がそこそこ強豪でした。父や弟の影響でルールもよく知っていたし、甲子園をみて毎年涙を流すくらいには野球が好き。(父とWBCの試合を見に行ったこともありました!)

JKになったノリと勢いで新しく出来た友達と野球部の見学に行ってみることにしました👯

野球部の集合場所に行ってみると、そこには大勢の女の子たちが!!きっと野球部の活躍を知ったミーハー女子たちがマネージャー志望で集まっていたのでしょう。(たぶん)
そんな人だかりをみて、野球部の顧問(監督)が神妙な面持ちで口を開きました。

「タッチの南ちゃんみたいな感覚なら、野球部には入らないでください。うちは、マネージャーも部員と同じバッグを買ってもらうし、練習も21時までやる。今いる女子マネージャーも手はマメだらけ。その覚悟があるなら、ぜひ来てください」

その場にいた、ほぼ全員の女子がノックアウトされた瞬間でした。そりゃそうだ、監督の言う通り。
私も、ガチなやつだ~~と思ったし、憧れのスクールバッグを持って通学できないのは嫌で、即諦めました(笑)
私もミーハー女子の一部でしたね…

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リベンジ

冷めてしまった私と友達は、とりあえず中学時代に所属していた、吹奏楽部の見学に行って帰ることにしました。もちろん入るつもりはないので、一度顔を出すだけ。

音楽室につくと、待ってました!と言わんばかりの大歓迎😳中学からの経験者ということもあって、かなり勧誘されました。

いやー…勉強が忙しそうなんで入るつもりは…

大丈夫大丈夫!私も専門学科クラスだから!部長は2人と同じ学科の先輩だよ!!

先輩たちの果てしないウェルカムムードに根負けし、そして先輩たちと仲良くなったのがご縁で、吹奏楽部に入ることにしました。

そしてまた訪れた、パート決め。
一緒に歓迎されてしまった友達も、中学時代はクラリネットをやっていたそう。新入生の枠は一つで、友達がクラをやることになりました。

私はと言うと、フルートの枠が空いているということを知るなり、フルートやらせてください!と懇願🙇‍♀️
こうして3年越しにフルートの席が用意され、無事にリベンジを果たせたのでした!

そして、マネージャーになることは叶わなかった(というか辞退した)けれど、野球部の応援に吹奏楽部として参加出来たことは、いい思い出。
アルプススタンドで過ごした夏、忘れません!

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