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労働生産性について その1

労働生産性って言葉しってますか?

聞いたことはあるかもしれません。でも、しっかりわかっている人ってどれくらいいるんでしょうか?

労働生産性の算出方法

生産性=産出(Output)/投入(Input)

これが、生産性の公式です。

労働生産性は、その仕事の対価に対して投入した時間で割ると良いんです。

そうすると、1時間あたりの生産性が出てきます。これを掛け算していきます。

例えば、5,000円のものを1時間で作れたとします。

1時間あたりの生産性は5,000円になります。就業時間8時間だとすれば、8個作れるわけなので、

5,000円✗8個=40,000円 になります。1ヶ月の勤務日数を20日とすれば、

40,000円✗20日=800,000円 になります。

この人は1か月80万円の生産性となります。

売上=労働生産性ではない

ただし、ここで注意しなければならいこととして、原価があります。

5,000円のものといったので、ものを作るには原価がかかります。仮に2,500円かかったします。そうすると、時間あたりの生産性は2,500円となり、1ヶ月あたりは40万円になります。

実はここがポイントです。

売上ではなく粗利(原価を差し引いたもの)が労働生産性を図る指標になるのです。

どうしたら労働生産性を向上できるか?

ここで考えなければならないのは2つあります。

1. 増産するか?
2. 粗利益率を上げるか?

シンプルに同じ時間で倍の量を作れば生産性は上がります。高度経済成長というのは、そうして生産性をあげてきたのです。ものがない時代なら、増産すれば生産性は倍々ゲームで上がっていきました。

しかし、今の時代、物が売れないのです。そんな倍々ゲームで生産性をあげようとするのは無理じゃないでしょうか?

昔、リゲインのCMでは「24時間働けますか〜?」と歌っていたものです。

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僕はそのCMを見て、おとなになったらリゲイン飲んで24時間仕事しなければならないと心に誓ったものです(笑

でも、今はそういう時代じゃないです。そもそも、働き方改革なわけで。

じゃ、どうするのか?

ロボットを使うというのは一つの手です。AIでもいいです。

要するに人間の生産性を上げるだけの話ですから、ロボットやAIは労働生産性の勘定には入っていないのです。

人がやる手間をロボットやAIに肩代わりしてもらうとうことです。

最近、ロボティクス産業は伸びています。それもそもはず、頭の回る企業は、人手不足で工場では人の採用と合わせて機械化やロボットの導入を勧めているところが多いのです。

単純作業がロボットに肩代わりしてもらうため、必要な人員は機械工学などを勉強した人などです。より高度な人材が必要となってきます。工場系はそうして機械工学系の大学生の獲得合戦を行っています。

日本ではAIの活用がまだまだで、特に中小企業ではあと5年ぐらいはかかると思います。使う側がわからないと結局意味がないですから。

この続きは、その2で。。

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