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酒場からのマーケット2021

はじめに
2021年が始まりました。この酒場からのマーケットシリーズも2017年から5年目となります。どうぞ宜しくお願いします。

お読み頂いている方はお分かりと思いますが、様々な出来事が世界中で起こっています。それを通じてマーケットはどう感じ、どういう動きをするのかという視点でのレポートと理解して頂ければ幸いです。

現在値があります。それには様々な要因があるのでしょう。過去はどうなっていたのか、そして中長期ではどうなるのか、1週間の区切りで展開さしています。

たとえば1つの案件があり、経済指標でもなんでもいいですが、これは悪材料であろうと感じても、マーケットは違う動きをする事があります。こういう点はチェックしておきたい所です。

政治的案件は特にチェックをしています。

但し全てを網羅する事など当然できません。私の個人的見解でピックアップし、知れるだけの情報を盛り込んでの話となります。

私など一般者がどれだけを語れるのかは分かりませんが、私なりに感じたアナログ感覚な解釈となります。

酒場感覚とでも言うのでしょうか。

物語的に書いたことが後々にそうなる事が結構あるんですよ。

毎週ごとに4年も書いていますと物事は結構線でつながっているものです。

あれも入れたい、これも入れたいもありますが、書く体力不足もあり抜け落ちている話題があるのは悪しからずです。

日本株のそれも日経平均を主に書いています。6割以上の取引が外国人の影響があるのは周知の事実です。金融・証券セクターでは米国の影響を大きく受けます。米国事情は必須なのでしょう。これは世界各国の主要市場も同様と感じます。それと現在は中国事情も必要です。

国内事情も当然影響はありますが、それだけを抑えて語り書きましてもいけないと感じます。

現代はどこに居ましても瞬時に全ての人が情報を得る事ができます。全ての人がコメンテーターになれるのですが、やはり専門性がありますから、プロフェッショナルは当然います。

その人の語りに影響されるのは必然です。

但し情報が多すぎるという事は、その中にもフェイクもあるのでしょう。これは中々難解な話です。それとアナリストやコメンテイターにも様々な傾向がありますしね。

それとAiの時代ですから、それが大きく影響を及ぼします。Aiがどう感じるのかがチェック点です。市場は瞬時に動きます。これも難解な話です。人間模様等関係がないのかもしれません。

このコロナ過で世界のマーケットは史上最高値圏です。今までの経験や思惑が通用しないと言っても過言ではありません。普通では有り得ない事が起こっています。正にパンデミックバブルなのです。

これが最大限の難解な事象なのかもしれません。


さて、今年の干支は丑です。相場格言は、つまづきとなります。解説を読みますと牛は芽が出る迄、働き耐えるとの事です。これから発展する前触れの年とも言われているそうです。

それと更に深い解説系では、十干十二支(じっかんじゅうにし)で表すのが本筋の様です。

甲きのえ・乙きのと・丙ひのえ・丁ひのと・戌つちのえ・己つちのと・庚かのえ・辛かのと・壬みずのえ・癸みずのと。とあり

この十しで回っており、60年たつと生まれた干支と同じ干支になるとの事です。(細かい事は割愛します)。

個人的な事で恐縮ですが、私は60才になりますので、生まれ年の干支が回ってきた事になります。

今年は辛牛かのとうし との事です。

ひのえうま なんか聞いた事がありますよね。それの話です。

辛さが続くが徐々に新しい知恵が沸いてくる年との事です。

話はそれますが、60年前はケネディー大統領就任・ガガーリン人類初の宇宙飛行・東ドイツがベルリンの壁建設・第2室戸台風・大阪環状線が全通開線・大鵬が史上最少年で横綱昇進等がありました。

相場関係では丑年のパフォーマンスは1950年からで過去2番目の悪さで、直近6回のアノマリー的には、年中迄は上昇し年末には下落していた様です。

昨年の根ねずみは 子は繁栄で最高値を更新した事で株価的だけは合っていたのでしょうか。

但し、現在過去最大の混沌中の世の中ですから、どうなるのか等誰もが分からないと思います。

最後に、私も読み直すと、これはおかしいなと思う文面が出てくる場面があります。訂正加筆は結構あります。ご了承ください。1週間毎に書いていきます。酒場からのマーケット2021宜しくお願いします。


2021年1月8日

日経平均月足。

20210108月足

日経平均日足。

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2021年1月8日

日経平均28139 NYダウ31097 wti原油52.72 ドル円103.95

前週比695・491・4.28・0.76

日経平均は年初にいきなり28000円を抜いてきました。大発会から3日続落となり、年末のやりすぎ高値の利益確定と思っていた所に、いきなりリスクオンです。

▼185・▼99・▼102・434・648の1週間でした。

ジュージア州での上院選挙が2議席とも民主党が獲得し、トリプルブルーとなりました。当初市場関係者の多くは、議会がねじれになればバイデンの増税・ガーファ規制等は抑制されるのだから、それをマーケットは織り込んでいる等との解説がありましたが、全く関係のない動きとなりました。

バイデン当選前もその様な事が話されておりました。

今回の不透明要因が決まれば、それがどの様な結果になっても市場は瞬時にリスクオンなのです。

後付け解釈では、追加経済対策が先行するとの解説です。

ドル高傾向や長期金利が1.04%に上がろうが、感染系がどうなろうとも、米国雇用統計が8ヵ月ぶりにマイナスになろうとも又は議会乱入等前代未聞の大不祥事があった事も関係がないが如くの動きです。

スーパー金融緩和相場なのです。

ビットコインは1年で5倍の4万ドルを突破しています。

サウジの減産表明もありましたが、これだけ世界がロックダウンしているのに原油迄4%もの上昇です。金ゴールドは4%大幅反落しました。

米国3指数は過去最高値圏でドイツDAX・韓国コスピ・台湾加権・インドsensex迄も過去最大値ですから驚きです。

2021年の相場の行方を各アナリストが様々に解説・予想をしていますが、その語り部は現在の値をことごとく外している方々ですから。日経平均は1月に30000円を超えても大風呂敷ではないのかもしれません。その位現在のマーケットは予想ができない展開だと思います。


米国議会乱入は世界を震撼させました。それもトランプが先導したというのですから驚きです。5名が亡くなり多数の死傷者が出た模様です。日本であれば国会議事堂への乱入ですから。60年~70年当時の、あの学生運動でもそれはさせなかった訳です。警備当局の不始末は今後検証されるのでしょう。世界の政治の中心、民主主義の総本山がいきなり占拠された訳です。

バイデンはテロリストであると非難しました。米国はおかしくなっているのでしょうか。実際の暴力は一部の活動家だと思いますが。トランプ教に洗脳されているのでしょうか。ツイッターとフェイスブックは彼のアカウントを永久停止しました。ワシントンは外出禁止令です。

4年間彼の言動を書いていますが、尋常ではない言葉は数知れずです。彼の生き方哲学なのでしょう。それは勝手に良いのですが。彼は米国大統領なのですから。

今回の事件で同胞よりも背を向けられ、大統領罷免の憲法25条も出てきました。トランプは円滑で秩序だった途切れのない政権移行を実現する。と発信しています。就任式には出席しないとの発信は彼らしい所です。バイデンはよい事だと述べています。

英国・ドイツはじめ同盟国からも懸念の声が上がりました。

中国外務省からは、何故似た様な抗議を行う者が米国では暴徒となり、香港では民主主義の英雄となるのかと。なんとも皮肉めいた会見がありました。

それとポンぺオ国務長官より台湾関係で自主規制を撤廃すると中国が強く反発する発言がこの時点で出ています。よく分かりませんが後2週間で政権交代ですから。

バイデンはスタートから思いやられるのでしょう。但し彼は50年の政治キャリアがありますから、当然プロフェッショナル的な動きをするのでしょう。その点は安心感はあるのかもしれません。それと民主党左派の問題もあります。米国事情は引き続き注目です。


世界の感染者数は8804万人で死亡者は190万人となりました。前週比で408万人と8万人の上昇です。更なる高めの進捗になっています。

米国は1日30万人ですから。

先進各国がロックダウンを実施しています。

英国では生活必需品以外のショップは原則禁止で学校は閉鎖となっています。特定の理由以外は外出禁止です。都市封鎖を行っています。3回目のロックダウンです。ロンドンでは30人に1人が感染していたとの政府の試算が出ました。現在1日5万人超の感染者数です。50%~70%の感染力が強いと言われている変異ウイルスの猛威を受けています。

感染力が強いという意味が、漠然としていて、よく分からないのですが。具体的にどういう変異ウイルスなのでしょうか。体内に入りやすいのでしょうか、増幅しやすいのでしょうか、引っ付きやすいのでしょうか、拭いても取れないのでしょうか、キツイ薬みたいな感じなのでしょうか。よく分かりませんが、南アフリカからやその他世界からも情報発信が行われています。

連日の報道で国民全員が知りえる情報です。

政府は1都3県に緊急事態宣言を発令しました。2月7日迄との事です。関西は検討中等と言っています。東京は2500人です。大阪は650人です。国内で7800人と出ています。

海外のそれを見れば非常に危険であると普通に思いますが。

尾身会長から1ヶ月未満での宣言解除は至難の業の発信もあります。

最低限エビデンスは止めないといけないと感じます。以前より示していますが、時間は関係ないと思います。ランチでも会話はするのです。集中的に止めた方が、後々にも良いと思いますが。奥様方はランチで大笑いをし、立ち飲み屋なんか昼間から年長者でいっぱいですよ。

基礎自治体が昼間はいくらか資金を供出するのも一案でしょう。

ホームパーティーもメディアから出ていますから、一人一人が自粛すると感じます。

これも以前より示していますが、若者達は難解です。血気盛んな所はしょうがありません。世代間の考えの違いは当然です。症状も出ませんし。これは感染系には一番の問題なのでしょう。これの答えは持ち合わせていません。社会主義であればスマホ・sns管理なんかが出来るのでしょうが。

出歩き先がないのが取り敢えず良いのでしょう。

季節が変われば、ウイルスも弱るのでしょう。それ迄の辛抱ですから。その後はワクチン効果も出てくるのでしょう。

どこの地方でも繁華街はあるのですから。そこだけでも止めておいた方が良いと感じます。

経済的な事は十二分に分かりますが、給付金・補助金等補償の金額も分かりますが、それより多くのお金が後々必要になるのであれば、そもそも命がかかっているのですから。政治決断が求められます。

季節が変わっても拡大している事にでもなれば、ぶちこわしです。

オリンピックは頭にあるのでしょうが、そこまでに抑えないと。オリンピックの為にも今なのでしょう。スポーツイベントは緊急事態宣言が出されても様々な運用で開催されます。それもストップになるほどの感染が出れば、もういけないわけです。


飲食店取引先にも最大40万円の給付は、政治が動きました。遅れながらも、世間が感じることは動いています。

gotoトラベルは当然2月7日迄停止しました。


政府は2類を1年間継続しました。これも議論がある所だとは思いますが。重症者には軽症者もそうですが民間病院がチェック点です。医療施設やベットは数多くあるのです。そこには医療従事者もいます。

一部の高齢者にはホテルと言うのも危険な感じはします。日々の報道で具体例が出ています。

民間病院はクラスターが出たら、職員が退職したら、は重々に分ります。風説の流布も出てきます。経営に影響を及ぼし破綻してしまえばと考えるのは当然です。一時金のお金の問題ではないのかもしれません。これは堂々巡りの様な話なのでしょう。

国会では18日から特別措置法の議論が始まります。どの様な法律になるのか。注目です。


私は以前も書きましたが、民間が駄目なのであれば自衛隊です。医師・看護師の負担軽減の為に補助ができるはずです。支援・介護の手伝いもできるのでしょう。掃除もできるでしょうし。運搬もできますし。人出がいる訳ですから。病院や施設での体温チェックもできるでしょう。

保健所で手間の仕事をしてもらうのもいいでしょう。PCR検査でも活躍ができるはずです。休日や夜間の電話番だけでも助かります。天災なのですから。ワクチン接種も人出がいるはずです。政府は検討するべきです。ご足労な事ですが。1割の2万人が出てきてくれればと感じます。命令で動くでしょうし、給料も出ています。国民は感謝すると思うのですが。


1~3月のGDPが3四半期ぶりにマイナス成長になるとの試算が多くの民間研究機関から出てきました。過半を占める個人消費の部分が悪化しているとの内容です。連日の朝昼晩の報道を受けて、さあ買い物だ旅行だとならないのは当然のことです。冬のボーナスの影響も出ているとの事です。

緊急事態宣言で更に落ち込むのでしょう。それは仕方がないでしょうが、1億2400万人の人口はいる訳ですから、巣ごもりの所は堅実な値は出てくるはずです。今は感染が旬ですから、耐え忍びの月日という事でしょうか。


来週のマーケットは、引き続き実体経済と、かけ離れた動きをする可能性はあります。勝手にAiが動くかもしれませんし。日経平均は5日線が2.62、25日線が4.60です。それとどちらの移動平均線も上がってきます。そうなると永遠に上がり続けるのかもしれません。

トピックスは18年1月が1911ポイントで高値の値となります。現在1856ポイントとなっています。

トピックス月足。

20210108トピックス

トピックス年足。

20210108トピックス年足.chart21

個人的には、今度はこちらが注目点になってくるのではと感じています。

注目です。


2021年1月15日

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日経平均28519 NYダウ30814 wti原油52.06 ドル円103.87

前週比380 ▼283 ▼0.66 ▼0.08

日経平均は更なる上昇です。3週間で1861円もの上昇です。ザラ場では29000円にタッチする所までいきました。

売買高も堅調で日中足の上下幅も高く、商いは活況です。

25・292・241・▼179の1週間でした。

11都府県に緊急事態宣言が発令され、連日のコロナ禍報道で滅入る毎日ですが、マーケットだけは異様とも言える展開です。

別世界と言う言葉が適切かどうかは分かりませんが、普通なら落ち込むであろう事など関係なしで、無機質な機械的な動きで潤沢なマネーが躍っている訳です。

ハイテク株が牽引しました。半導体の供給不足で、世界の大手自動車会社が工場停止を発表しています。パソコンやスマートフォンへの需要が急速に高まったとの事です。コロナ過で更に続くのでしょう。

東京エレク・ルネサスエレクトリック・アドバンデスト・信越化学・スクリーンホールディング等々が牽引しました。

マーケット関係者からは、オプション取引では海外勢が30000円コールの買いが凄まじいらしいです。31000円を売っているというのですから。

先に先へと動いているのでしょう。引き続き注目です。

トランプは米国史上初めての2回もの弾劾裁判を受けて、上院の3分の2が罷免を決議すれば、資格はく奪さえにもなるとの報道です。任期まで3日ですから。身から出た錆とは言え、歴史上に汚点を残す事になります。

そこまではならないとは思いますが、この74才の稀有な人物の生き様なのかもしれません。力強い言葉は魅力もあったのでしょう。ツイッター砲は凄まじい武器でした。マーケットはどれだけ翻弄されたでしょうか。

彼も一人の人間ですから、様々に思い描く所はあったのでしょうが、権力の使い方や発信の仕方で興奮しすぎたのでしょうか。原稿を置いて話すうちにどんどん盛り上がってしまい、やりすぎてしまったのかもしれません。彼も日々の諸々で混乱していたのかもしれません。

一般人には彼の心中など想像もできませんが、誰にでもそういう所はあるのでしょう。但し彼は米国大統領ですから、言葉の重荷が違いすぎます。それはいけませんよと。誰かブレーンはいなかったのでしょうか。

ポピュリズムで盛り上がり、コロナ過と言う未曽有の混乱の中で、人々の不安な気持ちが、もともと持っていた彼の資質を助長させたのかもしれません。

しかしこの事は早く決着をつけて、先に進むべきです。20日に異例の州兵2万人の厳戒態勢の中就任式が行われます。バイデンのリーダーシップと米国政治の健全な英知と精神に期待です。

トランプ報道は日々少なくなるはずです。そして旬な話題に人々は関心を持つのでしょう。


バイデンは1兆9000億ドルの追加経済対策を発表しました。200兆円です。この金額が適切かどうかは誰も分かりません。様々を加えてこの金額になったのでしょう。これの家計支援は1兆ドルで現金給付は前回と合算で2000ドルとなりました。

個人的には、心労の見舞金と言う事かもしれませんが、全国民に配る政策はどうなのでしょうか。富裕層にいるのでしょうか。政治決断ですからそれが実行されます。

失業給付は週間400ドルです。これも通常の支払いプラスとなります。これも政治決断です。民主党の政策です。

マーケット的には材料出尽くしという事で一旦売りとなりました。

但しロビンフッター達は給付金で当然買ってくるのでしょう。株式の上昇要因になります。昨年3月決定分1200ドルの給付金での上昇幅や銘柄をプロは把握しています。先回りするのでしょう。あたりまえの動きです。

ネットでは瞬時に情報が流れるのでしょうから、イナゴの様な事になる可能性はあります。皆で渡るのですから。バスには乗り遅れません。ガーファでしょうかテスラでしょうか。ラッセル系でしょうか。ハイテク系は固いのでしょう。オールドエコノミーかもしれません。

今回の大手金融業JPモルガン・シティー・ファーゴ等の好業績の決算を見ても、株式売買部門は順調でした。それだけ手数料収入が入っている証左です。

何故か金融大手は決算と同時に大きく売られました。これの思惑は分かりません。金利は今後下落するとマーケットは感じたのかも分かりませんし、一旦の利益確定かもしれません。10年物国債は1.087となっています。

財政拡大ですから、お金の価値は下がり、インフレになり金利が上がるのでしょう。教科書的には、金利が上がれば債券が買われ株式は売られるという事になっていますが。

この株式相場の異常上昇を見ましても、又全ての市場に関しても適切な解説は難解な状況だと感じます。

何故だか分かりませんがトウモロコシも大豆、小麦も異常な上昇をしています。木材・スクラップ・アクリル等も同じくです。

余剰なマネーが循環しているのでしょうか。

ビットコインは今度は理屈的でない暴落です。

強烈な需要と供給が各市場を揺るがしています。

引き続き注目です。

ちなみに日経平均はドル建てで計算すると、1989年の大納会、過去最高値38915円は当時のドル円143円換算で既に抜いているのです。


世界の感染者数は9450万人で死亡者数は202万人でした。前週比は646万人と12万人です。死亡者数が著しく増加しています。

ロックダウンの効果が出ていないとも言えます。1年がたった訳ですから、各国は経験の基に動いているはずですが、猛威が続いています。季節性はあるでしょうし、変異種という物もチェック点なのでしょう。

米国疾病対策センターから3月には変異種が主流になる可能性があると発表がありました。

ワクチンの影響は徐々に出てくるのでしょうが、全体の値が変化する迄には、まだまだかかるのでしょう。季節性で急に減少するという仮説はあるのでしょうが、実際は不明です。

この新コロナは、コウモリやハクビシン、ヘビ等からと言われていますが、それの詳細は分かっていません。10万分の1か1万分の1の確率かは存じ上げませんが、他の動物から人間に感染したというのは間違いないようです。

エイズ・マーズ・サーズ等、今までのウイルス感染もそうでしたから。

サンディエゴ動物園のゴリラが感染したという報道がありました。人間から感染したのでしょう。多分感染しにくいのでしょうが、感染してしまった様です。そこで考えるに、またゴリラから人間に感染する事もあるのでしょうか。

全くの門外漢ですが、そこに変異種が出てくるのかなと思いました。それが感染率の強い変異種なんでしょうか。そうなると飼い犬や猫でもその様な事があるのでしょうか。知見者から聞いてみたい所です。

又旧インフルエンザも型が違う種類に感染したという話は昔からあります。この新コロナもそういう事があるのでしょうか。

そうなるとワクチンの種類を変えないといけないのでしょうか。

そういう事はないのでしょうか。

既に専門家は知っているのでしょうか。もしそれが発表されれば、第二のパンデミックです。

末恐ろしい話ですが、一応その様な事も想定は必要かもしれません。


それと旧インフルエンザがマスク着用等で、激減しているそうです。酒場では外しているはずですが。何故新コロナは増え続けるのでしょうか。これも不思議なのですが、旧インフルエンザとはウイルス違いがあるのでしょうか。

毎年冬に旧インフルエンザは流行ります。学級閉鎖は毎年でしょうか。特効薬はありますし、概ね普段の生活は変わらず行ってきました。ワクチンは既にあるのですが。

新コロナも毎年冬にそうなる可能性はあります。又今の宣言が出され自粛生活が始まるのでしょうか。ここもチェック点です。こちらも想定は必要かも知れません。


政府は11都府県に緊急事態宣言を発令し、各地方都市にも、要望があれば、それに準じる方向の様です。

何回も書いていますが、飲食店の8時迄ではいけないと思います。昨年4月時点のそれと比較して、週末の人出が増加しているとの報道がありました。

特に酒類提供は盛り上がりますので止める必要があります。

これは職業柄よく分かります。

現在の感染件数は当時の10倍以上なのにです。

政府や基礎自治体はどう考えているのでしょうか。医療ひっ迫と言っているわりには、何故にと思いますが、そういう運用です。

政府はオリンピックを必ずやりきると言っているのですから。

引き続き注目です。


お金の事で恐縮ですが、感染し治療を受けて、入院やホテルに隔離されますが、検査代も含めて、国は1人にいくら出しているのでしょうか。いくらの費用がかかるのでしょうか。結局税金ですから。

今の感染件数でどのくらいの支出をしているのでしょうか。

知見者が1番のエビデンスと説明をしている今回の時短短縮要請で、関西3府県は15万1000店舗で2260億円の支出との報道です。

感染と言うのは、単純で申し訳ないですが、ねずみ講式に増えていくとすれば、例えば1人が2人、2人が4人と。16人が32人、32人が64人と・・・・。

ひょっとすると、1人の感染を抑える方が結局支出が少なくて済むのかもしれません。誰かに教えてもらいたい所です。


中外薬のリュウマチ薬のアクテルラがコロナ免疫抑制能力があると報道がありました。朗報です。株価は大幅続伸です。

日本はワクチンで出遅れいますが、いずれアンジェスが出てくるはずです。日本人としては日本製品に期待でしょうか。


個別では小売り業の決算が始まっています。注目は安川電機でした。中国を中心に設備投資需要が高まり、半導体製造装置、工作機械等の駆動部品でもあるサーモモーターという主力製品の受注高が前年同期を上回ったとの事です。マーケット的には需要回復の加速を評価して一段高となっています。これは今後の製造業の期待の先兵です。中国企業では作れないハイテク技術の日本なのです。この様な世界のシェアーを取っている企業は数知れずです。

中国の新車販売は今年は前年4%増加の2630万台になり新エネ車は180万台との報道です。

機械受注・工作機械受注の発表がありました。建設機械を見てみますと、8月1173億円・9月1462億円・10月1577億円・11月1756億円との事です。

合成樹脂・繊維機械・軸受け等々も同じ状況の様です。

経済指標的に復活している指標はあるのです。


KDDIのpovoが2480円での発表がありました。キャリア3社は実質同金額です。これはビールや缶コーヒーと同じの理屈なのでしょうか。よく分かりませんがそうなっています。ドコモアハモには既に55万件以上も申し込みの手続きをしている様です。楽天は新たな商品を発表するとの事です。

これは完全な政治マターです。菅総理は電気代も言わないでしょうか。

NHK受信料も1割下げの報道がありました。


ファストリの決算ではユニクロのEC売り上げが前年同時期46%上昇と出てきました。店舗販売からシフトしてきています。先見性の勝ち組の典型です。

元ソフトバンクの社員が楽天に100点超の不正持ち出しの報道がありました。これも以前から言われている課題の1つです。楽天は大幅下落です。


来週は通常国会が召集され、特措法改正案・感染症法改正案の審議がやっと始まります。

マーケットの方は通常であれば健全な調整はあるのでしょう。但し押し目を必ず待っている投資家は多いと思います。バイデンへのご祝儀相場がいきなりくるかもしれません。

注目です。


2021年1月22日

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日経平均28631 NYダウ30996 wti原油51.99 ドル円103.76

前週比112 152 ▼0.07 ▼0.01

日経平均は微増でした。売り買いが交錯した1週間でした。現在28000円台という30年ぶりの高値圏ですから、普通は連続の日柄調整はあるはずなのですが、底堅い展開です。下値では買ってくるのです。

アベノミクスでは24000円と言う筋目で3回上抜けを挑戦しましたが、それはならずの展開でした。今回は大統領選明けからいきなりの上昇です。そこから2ヵ月しかたっていないのです。

そもそも、この値にある事が不思議な位です。

ロックダウンを行いコロナ過の真っ最中ですから。

コロナ感染での実体経済への打撃は確実にある訳です。当たり前の様に物価や消費の値に出ています。雇用もそうでしょう。業種によっては散々です。

世界中の人々が混迷であり、日々の報道で暗たんとした気持ちなのでしょう。ヒステリックな言動も、これに付随した事です。

マーケットは継続して金融当局の過剰流動性で、この様な現象が起こっています。個別では業績的な所もあるでしょうが、全体感では需要と供給だけと言っても過言ではありません。ある意味マネーゲームでしょうか。

この金融政策や財政出動が無ければ、どの様になっていたのでしょうか。昨年3月の大暴落はそれの証左です。

逆にこの金融政策・財政出動を継続する限りこの展開は続くのでしょう。

FRBは2022年迄はインフレが強くなっても続けると声明を出しているのですから、そこ迄は続くのでしょう。

今回の日銀金融政策決定会合でも観測的なアドバルーンはありましたが、同条件の継続でした。

それと、この株価より上で買っている人がいない訳ですから、現物ではデイトレは別としましても、売る人が少なく上げる時は一気にいくのでしょう。

信用の売り方も、相当手痛い目にあったのでしょうから、それに手を付けるのには、かなりの勇気がいる事でしょう。空売り比率が物語っています。

ダブルインバース等何処まで下がるのでしょうか。

▼276 391 ▼110 233 ▼125の1週間でした。


バイデンは無事に就任式を終えました。議会乱入の警備上の大失態から、今回は念には念を入れて臨んだのでしょう。

米国各州も何か不穏な事が起こらないように、最大の注意を図った事と推察します。

20分の演説の中で、社会の分断を修復する旨の発言、民主主義を11回、団結を9回発信したと報道がありました。

それぐらいに重点を置いている所以です。

全体の米国国民は、あそこ迄過激な行動や考えをしているとは思わないのですが、こちらでは思いもよらない事態なのかもしれません。

当然トランプの影響はあるのでしょう。国のリーダーが日々訴えてきた訳ですから陽動されます。

直近は基より4年間続いてきたとも言える訳です。

どちらも良い所、悪い所はあるのでしょう。物事等そんなものです。

好き嫌いは当然ありますが、そこまでするか言うかという所です。

それを善悪と決めにかかるとややこしくなるのでしょう。

更に集団心理が輪をかけます。

SNSがきっかけを作っています。

トランプ悪の人々も憎悪、過激になってくる訳です。

前大統領の就任式への不参加は日本で言えば、明治以来だそうですから驚きです。強烈な行動です。

これは時が解決するしかないと感じます。

バイデンは団結すれば偉大な事を成し遂げられると発言しました。彼のかじ取りで、お互いの感情が徐々に薄れてくる事に期待です。

トランプのニュースは減るでしょうし。


バイデンは15本の大統領令に署名しました。コロナ関連は10本あるとの事です。米国は累計で2500万人、連日20万人の感染件数で既に41万人が死亡しています。

パリ協定復帰やWHO離脱回避の手続きは事前に報道されていました。

キーストーンパイプラインの施設に対する大統領の許可を停止しました。これは訴訟合戦が繰り広げられるとの解説です。メキシコの壁予算の為の国家非常事態宣言の無効やイスラム圏からの入国制限、人種やジェンダーの平等に関する大統領令等が入っています。

100日間はハネムーン期間と言われていますが、コロナ関連は喫緊の課題です。ここは最重要視でしょう。

外交関係は言及が殆どなかった様に内政重視の方向です。 

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は9874万人で死亡者数は212万人です。前週比で424万人と10万人の増加です。死亡者数が上昇しています。

重症化しそうな方が急に感染増加したのではなく医療系に問題が出ているのかもしれません。日本でも言われている医療の崩壊の部分です。

これは政治力とマンパワーで改善できる範疇ですから優先1番なのでしょう。

英政府より変異系が死亡率が高い可能性があると発表がありました。これの影響が出ているのかも知れません。


重症化になるであろう施設・病院の感染は止めなければならない事は、以前より分かっている訳です。以前私もここには毎日検査での従事が求められると示しましたが、やっと従業員へのPCR検査が出てきました。

クラスターが出た場合は、いきなり10人から20人以上が重症化するであろう方々なのですから。普通に考えれば当然分るはずなのです。

従業員の方にはご足労ですが1週間1回位でもいけないと思います。空運・陸運業の飲酒チェックの様な日々チェックの体制が求められるのでしょう。

国の行動が遅いのであれば基礎自治体が動かなければならないでしょう。又病院・施設等の民間事業者も自分自身存続の為に必要と考えます。

重症化病棟の逼迫は全国民に影響が及びますから、必須であると感じます。


政府は特別措置法と感染症法の改正案を閣議決定しました。法案修正も野党と柔軟に進めるという事です。まん延防止等重点措置という緊急事態宣言前に出される措置が出てきました。

一般市民には分かりにくい感じがするのですが。現在も都道府県が出される措置と政府が出す措置と非常に分かりにくい所です。

これの良し悪しは政治的な所で難解ですが、権限の問題があるのでしょうし、財源の問題もあるのでしょう。

又、緊急事態宣言が出されている都府県でも、感染が極小の地域はあるのでしょうし、出されていない都府県でも、人が密集する地域、感染件数、重症化件数が多い地域はどこにでもある訳ですから難解です。

都道府県単位という問題もあるのでしょう。

重症者病床、一般病床件数も当然考えなければならないでしょうし。


ちなみに私が住んでいる河内長野市と言う大阪府南部の10万人口の所は、感染件数が262件です。近隣の富田林市同人口は283件です。

青森県677・岩手県487・秋田県242・山形県457・新潟県838・富山県843・福井県476・山梨県884・鳥取県191・島根県242・徳島県359・香川県584・高知県818・佐賀県886・和歌山県931となっています。

上記の各市単位は存じ上げません。

日本全国津々浦々様々な状況があるのでしょう。

都市部及びその近隣と地方の差異は著しい所です。

法律とは北海道から沖縄まで全国統一なのでしょうが、災害等は地域を限定する法律もあるのでしょう。

国会では速やかに適切な法案対応が求められます。注目です。


政府は雇用調整助成金について緊急事態宣言の対象地域で上限額を引き上げる特例措置を宣言解除の翌月迄延長する事を決定しました。緊急事態宣言をされていない地域は除外の様です。

これを読むと観光業が多いであろう地方地域には緊急事態宣言が出されていない訳で延長特例が認められていません。これは誰が考えたのでしょうか。普通の考えの人はいないのでしょうか。どれだけの金額が必要なのでしょうか。全国民に13兆円配ったのですから。

これへの反論は聞こえてきません。私が知らないだけかもしれませんが。


河野太郎氏にワクチン相の任命がありました。一般向け接種が5月からと報道がありました。16歳以上は夏ごろ終了との事です。空前の大プロジェクトとの事です。大風呂敷の様な感じはしますが。活躍に期待です。

内閣支持率は続落で39%となっています。今年は選挙の年です。オリンピックが鍵でしょうし、1日1日近づいています。今後の政治動向には引き続き注目です。


ワクチン保管で冷凍庫増産や輸送容器開発で関連業界は特需となっていると報道がありました。新たな開発にも対応を加速さしている様です。大手所ではパナソニックとシャープの名前が出てきました。今ある技術を臨機応変に活用する訳です。様々にベースのある日本の製造業の企業力に期待です。


コロナ過のおかげだけではない様ですが、自賠責保険料が平均16%の減額との報道がありました。保険料の減額は金額だけではなく賠償保険金が減少している訳ですから朗報です。自動ブレーキ他技術の進歩の結果との解説です。この様に、必ずいるランニング経費を減少さし、別の部分への消費が望まれます。


個別では、2020年の百貨店売上げが1975年以来、45年ぶりの低水準であると発表がありました。分かっていた事とは言え厳しい内容でした。関西主要圏は3割減と過去最大となりました。インバウンドの影響を諸に受けた訳です。2021年スタートも緊急事態宣言が発令されていますし、関係者は頭を抱えているのでしょう。しかしリモート販売で活路を見出す事は考えているはずです。ユニクロペイ等EC売り上げ上昇の様に、大手百貨店も大転換が図られるかもしれません。


年金が4年ぶりに減少の報道がありました。2021年度より0.1%の減少との事です。詳細は端折りますが、国民年金で1ヶ月66円という事です。実はここはチェック点です。現役世代が賃金上昇が見込めず、賞与や残業代を含めて辟易としている時代に、休職や解雇もなく収入に遅延や減額もなく暮らしていける訳です。コロナ過で慎重なのは分りますが。

老人と言っても以前とは違います。こちらは全体人口の30%3000万人を占めている訳ですから。どう経済にシルバー世代を活用していくのか。団塊の世代は基より、毎日毎月スマホを使いこなしネットも見ている、まだまだ活躍できる世代が年金受給者になってきます。2025年問題の様にマイナスイメージが多いですが、ここは逆転の発想でキャリアな人達に期待です。日本の行く末のカギを握るかもしれません。


来週のマーケットは1月度の最終週となります。1月度は凹むと発信していたアナリストは数多くいますが、また外してしまうのでしょう。

イエレンの会見は見ているはずです。per26倍を論じても仕方がありません。常識論が通用しないパンデミックバブルなのですから。28000円所で日銀が買ってくるのですから。

今後パンデミック収束で株価が下落すると言う皮肉な結果になるのか、業績相場に上手く移行できるのか。個人的には最後に金融業の上昇はあると感じています。当然金利上昇で上がるのですが。但しこれも先の事なのでしょう。  

個別では決算が始まりますので決算プレーで一喜一憂が当然あるのでしょう。日本電産から始まります。安川電機の決算が示した様に、それに続く製造業群が多いと予想します。

注目です。


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2021年1月29日

日経平均27663 NYダウ29982 wti原油52.13 ドル円104.71

前週比▼968 ▼1014 0.14 0.95

日経平均は思いもよらない大幅下落となりました。いわゆるゲームストップ騒動です。世界同時株安となりました。

190 ▼276 89 ▼437 ▼534の1週間でした。

いきなり出てきた、言わばマーケットの世界では大昔からある仕手株の変形の様な事が、市場を震撼させた訳です。

不正操作なのか違法行為なのか。

そもそもは一部のネット証券がいきなりルールを変更した事が発端の様です。

個人投資家のSNS力にまず火が噴いて、そこからホワイトハウスや有力政治家が言及し証券取引委員会が調査を始めました。当然主要メディアが報じ、それを受けて様々な意見が乱れ飛んでいる状況です。

フェイスブックやツイッターへの規制案が出てくると共にバイデン政権の以前から言われている規制強化・法人増税・株式売買益課税迄話が広がり、一律個人給付が問題定義され、FRBが行っている大規模金融緩和迄にも批判が出ているとの事です。

市場は元来不透明要因を嫌いますから、現在の強烈な需給相場の逆転が足元で起こった訳です。一旦利益の確定です。

Aiアルコリズムが動きます。

各国市場が昨年10月以来の大幅下落となっています。

これをどう読み解くかは難解です。資本主義の根本である自由な経済活動や市場原理に規制を掛ける所迄行くのか、一時的な話題に終わるのかは分かりません。中国株だけが限定的な動きであり皮肉な感じさえします。

以前よりお伝えしています、バイデン民主党の急進左派ウオーレン、サンダース等の問題が出てくるとも言えます。

未曽有のコロナ過で、辟易としている世の中ですからヒステリックな言動も出てくるのでしょう。お金が関わっている事は特に敏感になるのでしょう。

バイデン政権はいきなり厄介な問題に対処しなければなりません。どういう落とし所をつけるのか、注目です。

個人的にはこの様な案件は、これを問題視するならば、マーケットの世界では今まで数知れずあった訳で、言葉はきつめですが生き馬の目を抜く世界ですから、徐々にスルーしていくとは感じます。

現在の株価が異常な値ですから、難解ではありますが。

注目のFOMCパウエル発言など吹っ飛んだ状況となりました。但し金融緩和は継続すると言及しました様に、過剰流動性の変化はない訳ですから。世界の中央銀行が同じ政策を打っている以上、この金融相場は続くのでしょう。

マーケット的には絶好の買い場であるとも言える訳です。

一旦回避なのかは分かりませんが、潤沢なマネーが何故か銀シルバーを買っている様で大幅な上昇となっています。

これで1月度は219円のみの上昇となりました。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は1億260万人で死亡者数は221万人となりました。前週比は386万人と9万人の増加です。11/7以降5000万人の増加で、2か月半で倍増した事になります。

英国では変異種が猛威を振るい死者は連日1000人を超える日が続き、ジョンソン首相は苦しみと命の損失を最小限にする為に、できる事を続けていくと発言しました。

但しこの変異種は変異株ではないので、現在接種がされているワクチンは適応するとの解説が出ています。変異株が出ますと、厄介な事になるとも言われていますが。


WHOのアダムス事務総長からは供給量の75%は高所得国100国に集中していると説明し、持てる者と持たざる者の分断は日々大きくなっているとの事で各国に協調を求めました。

EUがワクチン輸出管理を強化した様に各国の思惑が出ています。国際的な枠組みであるコバックスに参加している発展途上国92か国も今年18億回分を最新目標と発表しました。

これは接種が始まったばかりであり、時間がかかるのであろう事が予想されます。中国は独自のチャネルで進めるでしょうし、先進国は先進国で進めるのでしょう。覇権が始まっているとも言えますが、人道的観点からの考えで進めてもらいたい所です。


日本ではアストロゼネカ6000万人分、ファイザー7200万人、モデルナ2500万人分と1億5700万人分が現在予定されていると報じられています。アストロゼネカは4500万人分は輸入ではなく国内で製造されるとの事です。

製造方法や保存状況が違い接種回数も違う様です。これの具体的運用は今後随時に出てくるのでしょう。

2021年の動向はワクチンに掛かっていると言っても過言ではありません。感染件数が極小すれば現在の混乱は収まるのです。前例無き集団接種が始まります。ワクチン訓練も始まりました。それに期待するしかありません。それまでの辛抱でしょうか。

オリンピックもこれに掛かっているのでしょう。


国会では特措法と感染症法が最終調整に入っています。来週にも衆院で可決される様です。刑事罰・行政罰・罰金・過料で与野党の攻防が行われました。

あいまいな法律建で緊急事態宣言を出していますが、今後はそれに準じるのでしょう。延長議論が出ています。3月7日迄との観測報道が出ています。来週に決定するとの見込みです。

足元で緩めますと今迄は何だったのかになりますから、それはそうなるのでしょう。専門家が指摘していた酒場飲食エビデンス系での感染は著しく減少しているとの報告がされています。それを実行したので今の実績なのでしょう。

私どもの小さなお店でも、若者達のどんちゃん騒ぎはあるのです。酒が入れば誰もがそうなります。宴会で大騒ぎした事は何十回もある事と思います。オフィシャルな集いは皆無となりましたが、個別では大阪市以外ではやっていた訳です。12月も真夜中まで何回もありましたから。そもそも酒場とはそういう場を提供する所なのです。

そういう行為を時間を制限して抑えています。

大阪は12月から府下全域で止めておればと感じましたが、いまさら言っても仕様がありません。

医療の崩壊に当たるであろう悲劇な報道も見受けられます。

但しウイルスという厄介な代物は季節性は大きな要因ですから、春になればそれ自体が弱まりますし、そこまで乗り切ればと感じます。


ここでのチェック点は日本はこの曖昧とも言える運用で乗り切っているとも言えます。全ては感染件数が物語っています。

通勤電車は変わりません。

欧米先進国のそれと比較した場合、当初より著しく違う訳ですから。

そもそもファクターエックス等なく全ては公衆衛生だったのかもしれません。マスクの義務化等ありません。自主的にアルコール消毒をしています。

正に国民性なのでしょう。

ヒステリックな報道やSNSもありますが、レアーなケースであると感じます。ほとんどの方は自主的に行動をされているのです。夜の銀座にはびっくりしますが。

今後の動向に注目です。


WHOが武漢の調査を1年たって開始しました。何が出てくるかは分かりませんが、何も出てこないのでしょう。但し中国は業務上の過失はある訳ですから、国際法は全く存じませんが、そこから賠償の話が出てくれば大したものです。WHOには米国が復帰しましたので、健全な世界保険機関としての役割に期待です。


3次補正が成立しました。予算総額は15兆4271億円で、2020年度の一般会計の歳出は175兆6878億円とのことです。

gotoの1兆円が注目されていますが、防災減災・国土強靭化も3兆円計上されています。今回の補正での計上はよく分かりませんが、理屈はあるのでしょう。ねじ伏せているのかもしれません。これでお金を回すのでしょう。

2020年の単年度予算ではざっくり75兆円も多い訳です。これの借金の弁済方法がいずれ出てくるのでしょう。復興特別税では2013年から25年間税額に2.1%上乗せされて徴収しています。住民税は10年間1000円引き上げられています。これで10.5兆円を捻出しています。

コロナ過での弁済はどうなるのでしょうか。もし70兆円の弁済と考えると震災の7倍ですから。気の遠くなるような金額となります。どうするのでしょうか。世界で話し合って今回は無しにしようとは出来ないのでしょうか。2022年度から審議が始まる可能性はあります。注目は必要です。


日銀が保有ETFの含み益が13兆円と出てきました。保有残高は12月時点で35.3兆円との事です。これは是非借金に載して欲しい所です。中央銀行が儲けてどうするのでしょうか。

ちなみにGPIF年金積立金管理運用独立法人も日銀と同残高との発表があった様に含み益は同金額が出ているはずです。これも国民に還元されないのでしょうか。どうなっているのでしょうか。

13兆円と言えば1人10万円供出した臨時給付金と同金額です。

株価が実体経済と合っていないと批判する報道も散見されますが、又は一部の人達の儲けで関係がないと感じている方は多いと思いますが。実話全体に大きく関係している事なのです。


個別決算が脚光を浴びています。日本電産から製造業の有名所が全てとは言いませんが第3四半期ではありえない上方修正が続出しています。東京エレク・アンリツ・アドバンテスト・キャノン・富士通・エプソン・村田製作所・キーエンス・コマツ・ファナック・信越化学・スクリーン・オムロン・ディスコ・日東電工・小糸製作所等々数えきれない企業群です。系列や下請けも入れれば数知れません。コロナ過の巣ごもりと5G関連で、リモート化デジタル系が加速しています。

アップル・フェイスブック・マイクロソフトも桁の違う好業績でした。

脱炭素グリーン計画・脱ガソリンも後押しです。

製品ではスマートホン12億台・パソコン3億台・ゲーム1億台・自動車9000万台等々、データーセンターや設備投資が必要でしょうし。工作機械・検査・具材・ハイテク関連、電子部品全ての需要が出ています。日本の技術力が生かされているとも言えます。半導体の供給量が不足しています。tmscから15%の値上げの発表がありました。

このテクノロジーの流れは全世界で需要がある訳ですから継続し続けるのでしょう。個別決算には引き続き注目です。


来週のマーケットは名実ともに2月入りです。この市場を震撼した内容をウオール街がどう感じるのかがチェック点です。Aiがどう判断するのか。バイデン新政権がトランプとは違うと認識するかもしれません。これは難解です。短期的には動揺はあるのでしょうが、いきなり戻す場面も考えられます。中長期では必ず戻るのでしょう。

半年1年先はワクチンでウイルス感染は減少するであろう。実体経済は戻り雇用も改善されるであろう。今回のIMFの世界経済見通しを見ても明らかな訳です。それで金融緩和は続くのですから。注目です。


2021年2月5日

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2021年2月5日

日経平均28779 NYダウ31148 wti原油57.08 ドル円105.37

前週比1116 1166 4.95 0.66

日経平均は大幅に上昇しました。先週の下落分を一気に回復しました。

絶好の押し目でした。世界の主要マーケットも同じくです。

日経平均は5日移動平均線が1.17で25日が2.01となりました。

何も無かった様な値です。

トピックスは1890ポイントと以前よりチェックしております18年1月の1914ポイントに近づいてまいりました。

427・271・384・▼304・437の1週間でした。


ゲームストップ騒動は政府や議会やメディアでは侃々諤々の議論は続いていますが、マーケット的には一早く平穏を取り戻しています。

市場には様々な規制やルールが当然あります。今回の騒動は行き過ぎた価格の変動にネット証券会社ロビンフットがいきなりルール変更をしたのがきっかけです。

今までも証拠金制度や開示義務等々、今までの経験則から様々な抑制をかけながら運用しているのですが、ネット社会が瞬時に個人を誘導し、それがきっかけで市場に大量の資金が流れ込み混乱を呼んだ訳です。

私的にはこんな事は以前からある事と感じていますが。

そこにはフェイクもありますし、投機的な扇動もあります。それをどうするのか。これは難解な話です。ネット社会は全ての事象に影響を及ぼしているからです。

社会はこれを有効に活用し、様々な場面で今までにない展開となっています。今後も更に進化するでしょうし、デジタル化の波は続くのでしょう。

それのスピードに法整備や各種ルールが、ついてこれてないので問題を引き起こしているのかもしれません。

今回の案件は関係機関が熟慮し、新たなルール作りをするかもしれませんし、何も行はないかもしれません。 今後の動向に注目です。


潤沢なマネーが各種市場を揺るがしています。商品相場も理屈的でない動きとなっています。

原油もそうでしょうし、トウモロコシを例を挙げると半年で70%も上昇している訳ですから。理屈に合わない投機的な上昇です。

他の穀物相場も急上昇しています。

商品市場は生活に係る物の値段に直接影響を及ぼします。今回のコロナ過での中央銀行の大規模金融緩和は、副作用と言っては言い過ぎかもしれませんが、ありとあらゆる価格の付いたものに影響を及ぼしているのです。

これは続くのでしょう。FRBは2022年迄は続けると宣言している訳ですから。

株式市場の金融相場も中長期で続くのでしょう。

今までの理屈で論建てしている方は外しまくっているのが証左なのかもしれません。

引き続き注目です。


米国は追加経済対策1兆9000億ドルが最終局面になっています。200兆円ですから。日本は3次補正で15兆4271億円でした。これの規模を見るに巨額過ぎると言っても過言ではありません。日本であれば割合としては50兆円規模の経済対策なのでしょうか。共和党は抑制案を出しているようですが、バイデン民主党がトリプルスリーですから。議会にも融和をと言いながらこれを通過させます。

これの是非など全く分かりませんが、それが実行されます。それの影響は様々な所に反映されるのでしょう。経済指標には必ず乗ってきます。全ての市場が影響を受けるのは必須です。

先行で動く市場はまず株式もそうですが、金利でしょう1.17、為替でしょう。ドル高になっています。当たり前に円安になります105円37銭。ここの部分は日本には追い風なのでしょう。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は1億558万人で死亡者は230万人となっています。前週比で198万人と9万人の増加です。

感染数は減少しています。死亡者数は高止まりですが。

ロックダウンとワクチン効果が徐々に出ているのかもしれません。

変異種系が気色の悪い気はしますが。これは表面にある突起の構造が一部変化しているとの事です。英国型・ブラジル型・南アフリカ型があるとの解説です。埼玉県で児童関連施設でのクラスターも変異種の様です。

今度は子供に感染すると言う、まだまだ不明な存在です。

既存のワクチンも効果が下がるとの報告もあり、新たなワクチンを開発中との報道もありました。

独仏伊はアストロゼネカワクチンを高齢者の接種に推奨せずと出てきました。

人々が思い描かない方向になるよも知れず、まだまだ予断の許さない状況です。


cocoaはお粗末すぎる内容でした。デジタル系は情けない国なのでしょうか。今後も注意です。


ワクチンでの抗体が持続される期間も、個人差がある様ですし一定はしていないとの事です。一年間は保つとも言われています。中和抗体と言うそうです。ワクチンの種類にもよる様です。

但し1年以内に開発したワクチンですから、どの位この中和抗体が持続するのかは実際は不明な様です。そこ迄の実績がない訳ですから仕様がありません。

そこで考えるに医療従事関係者から始まり、4月から年長者へとの事です。それは当然最善の考え方であると思います。そうすると、もし半年間の効力しかないとなれば10月11月に効力が切れてしまいます。今年の冬に切れてしまうのです。

不明な要点ですから話は聞きませんが、そうなると、どうなるのでしょうか。1億5700万人分ではいけないわけです。今後のチェック点でしょう。


ウイルス感染というの物は、突然感染する訳ですから、現在重症化病棟におられる方や以前重症者病棟におられた方も、そしてお気の毒にもお亡くなりになられた方も、それ以前には普通にテレビを見て暮らしていたのでしょう。

感染しなければその生活を今もしていたはずです。全世界でそうなのでしょう。全く持って現代人間の無力さを表しています。

個人個人や民間企業では誰に強制される訳でもなく、できる限りの公衆衛生を実施していますし不要不急の行動は抑えています。

政府や各自治体はそれを抑制する為、抑止するためにも様々な政治的制限を行っている訳です。

日本では特定のエビデンス飲食業に制限を駆けています。これは専門家の提言を受けて実施しています。感染件数には顕著に表れています。全てをロックダウンせよの考えの方もおられるでしょうが。

これを決定するのは難解です。何が正しいのかは誰もが分かりません。1億人がそれぞれの意見もあるでしょうし。一般的には年長者は慎重でしょうし、若年者は鈍感なのでしょう。

今までの対処は不明なウイルスですが批判も浴びますし、その時は専門家の意見も聞いてそう判断したと言う事例もあるのでしょう。

2月2日に2月7日迄の緊急事態宣言は栃木県を除き10都府県で3月7日迄に延長されました。状況によって徐々に解除される様です。

為政者は決定しなければならないのです。厳しい話ですが何処までを許容するかをです。開くか閉じるかどうするのかをです。

徐々にで9時迄に延長の案も出ている様ですが。

時間は感染に影響あると言えばあると思いますが。1時間でどうなるのでしょうか。個人的には昼間でも宴会しておれば一緒だと思いますが。

カラオケは昼夜を問わずいけないと感じます。

酒を飲まなければ、そんなに長時間は滞在しないでしょうし、大騒ぎ大声にもならないのでしょう。食事は感染はないとは言いませんが、少ない様な気もします。黙食と言う言葉も出ています。

牛丼、くら、王将、マクド、各種ラーメン等々。

高速サービスエリアのセルフ飯の所でトラックの方々は一人で食べているんじゃないでしょうか。

ランチはずっとやっていますし、そもそも自宅で食事をしている訳ですから。

ここら辺の精査は必要ではと感じます。

マジョリティーが納得する様な決定が望まれます。


国レベルでは13日より改正特措法と改正感染症法が施行されます。

まん延防止措置重点措置という運用も実施できます。

各基礎自治体も様々な運用を行っています。

50%なのか60%なのか50人なのか300人なのか。何が最良の決定なのか。

結果は後々に必ず出てきます。そしてそれの評価も出るのでしょう。

但し個人レベルでは、今後感染し大変な事になる方は一定程度出るのは致し方ないのでしょうが、そうなった方やご家族は、その決定に一生煮え切らない思いで過ごすのかも知れません。

これへの言及など持ち合わしていません。

今後の動向に注目です。


米国の主要経済統計の発表がありました。1月度ISN製造業・非製造業景況感指数はどちらも58.7と出ました。詳細は割愛しますが先行指標は継続して強い値でした。

雇用統計は市場予想を下回りました。失業率は6.3%と前月から0.4ポイントは改善したとは言え回復のペースは遅い内容でした。平均時給が対前年比5.4%の増加ですから。これは低収入の方が失業しているからです。

雇用は一番の問題ですから今後も動向に注目です。


中国人民銀行の動向に注意と言うアナリストがおられました。中国政府の政策転換と言う事をです。先行して感染を抑えている所の運用をです。今回のコロナ過では中国が全ての先行指標となっています。それに続いて先進各国が続いています。

各国政府の財政出動や中央銀行の金融政策も、中国の動向を受けて修正してくると言うのです。これは1つの物語ですがチェック点です。

そもそも発生させた所を見ていくと言うのも、なんとも言えませんが、そうなるであろうと言う仮説です。

中国人民銀行の政策には注目です。テーパリング出口戦略をです。


個別決算が続いています。

GAFAは10月~12月期、全社最高益でした。

日本ではソニーの上方修正です。最終利益は前期比で86%増の1兆円越えを見込みました。ゲーム・エレクトロニクス・シネマ・ミュージック全てが増収です。巣ごもりの勝ち組筆頭でしょうか。マーケットは1銘柄で1000億円を超える大商いでした。

ソニー。

20200208ソニー

上方修正ラッシュが起こっています。主な企業を並べておきます。日立・任天堂・山田電機・ケーズホールディングス・アルペン・ヤマトホールディングス・日通・パナソニック・デンソー・アイシン電気・豊田通商・小野薬・東ソー・資生堂・三菱電機・三菱重工・モノタロウ・タカラスタンダード・ゾゾ・伊藤忠ソリューゾン・野村・京セラ・ローム・大阪ガス・ソフトバンク・日本製鉄・ミネベアミツミ・リコー・テルモ・島津製作所・マツダ・スズキ・レーザーテック・住友化学・セリア・アシックス・豊田織機・日本精工・エムスリー・日テレ・セコム・スシロー・ダイフク・日産化等々きりがありません。

半数の企業が決算を終えました。現時点で全体では合計額で30%の対前年比減益となっていますが、9月の中間決算よりは10ポイントの上方修正となっています。

業種別では完全に明暗が分かれています。陸運・空運・旅行・外食は散々な結果です。

ちなみに米国の航空3社は赤字額が3兆円ですから。未曽有の金額です。

これらはワクチン効果の行方が左右しますし、オリンピックも大きな要点でしょう。但しマーケット的には上記の業種が強い値を出しています。百貨店が買われているのですから。株式市場とはそういう所なのです。マツダがストップ高になった事も記しておきます。

マツダ。

20200208マツダ

決算プレーは続きます。来週はトヨタです。引き続き注目です。


ミャンマーでこのコロナ過の大変な時にクーデターが起こりました。様々の解説がありますが、根が深いようです。ここでも米中が絡みそうです。バイデンは中国は最も重大な競争相手と外交政策で演説しました。今後の動向に注目です。

ロシアでもナワリヌイ氏での抗議デモが起こっている様です。

中国では春節の休みが17日迄続きます。1年前が思い出されます。


来週のマーケットも何か材料が出てくるかもしれませんが、何もなくてもいきなりな動きがある可能性はいつでもあるのでしょう。直近過去がそうでしたから。1月25日に付けた28822円の高値は直ぐに抜けてくるでしょう。

注目です。



2021年2月12日

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日経平均29520 NYダウ31458 wti原油59.72 ドル円104.91

前週比741 310 2.64 ▼0.46

日経平均はいきなりの大幅高です。この過剰流動性相場では特段材料がなくても旺盛な需給要因で理屈もなく上昇します。昨年11月から何回あった事でしょうか。過熱感と言う言葉も何回聞いたでしょうか。30000円が見えてきました。

米国3指数は最高値を更新し続けています。順張りでは殆どの方が利益を出しています。更に買ってくると予想されます。

今回は解説的に米国経済対策云々と伝わっていますが、この様な内容は新しい材料でないのは市場関係者の皆が知っています。ニュース的には何かの要因を言わなければなりませんから。

そもそも前代未聞の議事堂乱入でも株価は上がった訳です。通常であれば暴落する内容でしょう。感染件数やロックダウンでも同じくです。現在のマーケットは売買高を見ましても引き続き強すぎる地合いの証左なのです。

609 117 57 ▼42の1週間でした。


トピックスの1933ポイントはチェック点の2018年11月の高値を抜いてきました。これでハイテク系だけでなく遅れてきた景気敏感株さえも高値という展開です。ここの筋目は全体的に大きな意味を持つと感じます。マーケットはアフターコロナを見てきたとも言えます。

トピックス年足。

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原油価格も何事も無いような上昇ぶりです。飛行機は止まっているんですけれど。


パウエルは最大雇用に達するまでゼロ金利政策を維持すると強調しました。以前の失業率4.0%に戻る迄という事でしょう。現在6.3%です。

10年債利回りは1.21%迄上昇してきました。物価が上昇すると感じているのでしょう。FRBは物価上昇率2.2%でも金融緩和を継続すると発信しています。これは株式市場には通常であれば難解な所です。但しこういう理屈的な部分は全てなし崩しに上昇していますので。


イタリアの政局で親Euのドラギ前ECB総裁が首相に指名されました。米国ではイエレンが財務長官ですから。黒田総裁は物価目標2%?を堅持し、長短金利操作付質的量的金融緩和の継続です。金融相場は続きます。


それと日経平均のEPSが1267ポイントと決算を受けて上昇してきました。1ヶ月前は1079でした。株価は上昇していますが、PERは23.29と26.09から下落しています。

こうなってくると金融相場から業績相場への変更とメディアが言ってくるかもしれません。こういうニュースには動機つく訳です。注目です。


世界の感染者は1億866万人と死亡者数は249万人でした。前週比は308万人と19万人の増加となっています。各社報道では感染数が激減していると出ています。私の足し算だけの値では感染数減少は若干しか変化を見て取れていませんが。死亡件数は大幅に上振れています。

但し1ヶ月や2ヵ月単位や様々な詳細の分析からはそうなのかもしれません。

67ヵ国1億人が既にワクチンを接種しているとの報道があります。感染件数減少は現時点ではロックダウンの効果が大きい所だとは思いますが。

政府は12日に10都府県の緊急事態宣言を延長しました。各目標数値を達成している府県はありますが、政治的判断です。解除する方が難しいのでしょう。

繁華街の日中の人出の報道が出ています。夜は真っ暗で閑散ですが。これをどう考えるのかは正に難解なのでしょう。夜を開ければ、そのまま人も流れていくという懸念をです。

まん延防止等重点措置は今回見送るとの方針です。解除しても見送るとの事です。今のスキームで行くという判断なのでしょう。感染者数を一気に減らす方が効果的との報道が出ています。

雇用助成金の特例水準の一律適用する期間を4月末まで延長と出てきました。これに政府がどうするのかの鍵が隠されている様な感じはします。

市井の人々は夜の不便や活動には慣れてきている感じはします。但し食事は不要不急の動きとは違うとも感じますし。緊急事態なので皆が我慢という意味合いも分かります。

来週も各都府県と国との折衝はあるのでしょうが、解除がどうなるのかは不明です。引き続き注目です。


回復者の転院調整の問題が出ている様です。医療現場では対処できない事は誰かが調整してあげないと。誰かとは行政です。混乱は続いています。


ワクチンがやっと承認されました。先進国では後発での承認です。イスラエルは40%の方が接種済みというから驚きです。米国では10%の方が接種済みとの事です。

日本は日本の慎重なやり方があるのでしょう。

メディアの報道は何でもですがネガティブな所を強調しますから。副反応の部分は著名人のコメントも影響を及ぼすのでしょう。どういう展開になるのでしょうか。心配性が先に出るのでしょうか。

いずれ市中ではワクチンを打ったかの話で盛り上がるのでしょう。全く個人的な予想ですが、一気に受けるのではないでしょうか。個人主義的と言われている欧米と違って、世間体的な国民性が出るのではないでしょうか。


そして円滑な接種運用が求められます。初めての事ですから注意な所です。国と都道府県、基礎自治体の連携の動きはしているのでしょうが、自治体ごとで差異は出てくるのでしょう。定額給付金では、とんでもない不細工な自治体がありましたから。万全の調整をして頂きたい所です。

1瓶6回接種が注射器の大きさで5回迄も出てきました。

引き続きコロナ関連は注目です。


3Q決算が続いています。個別ではソフトバンクGとトヨタでした。

ソフトバンクは純利益が日本企業の過去最高である3兆円と出てきました。それも10月~12月でです。孫さんはこれぐらいで満足する事はないと話しました。Ai革命1本に絞っていくとの事です。完全な投資会社ですから、次から次へと投資対効果を続けていくのでしょう。有望な企業を育てていく訳です。以前であれば国や銀行がしていた事なのでしょうか。

ソフトバンクG。

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ちなみに、これだけの利益の法人税はどうなっているのでしょうか。ニュースもないですし不勉強ですので存じ上げません。投資会社という企業は当然各方面からお金を借りて出資していますから。当然適正なカラクリを使っている可能性はあります。国庫に税として入っているのであれば大変結構な事です。以前国から支援を受けた都市銀行はカラクリで1円も法人税を何年も払っていませんでしたから。

市場関係者の中では、孫さんは自ら上場廃止を考えていると、時折観測コメントが出ています。ざっくり言えばメディアや個人投資家が五月蠅く言うので、退場するというのです。真意は全く不明ですが、指数にもファンドにも大きく影響する企業ですので注意は必要です。


そしてトヨタです。市場の予想通りに大幅に上方修正してきました。2021年の連結業績予想は、1兆9000億円と出てきました。1Q決算では5000億円と言ってた訳です。販売台数は973万台との事です。詳細は省きますが、業績が急ピッチで回復しています。

トヨタ。

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これは今回の個別決算の全体で顕著に出ている部分です。散々な業界は除きますが。考えますに業績予想の発射台が低かったのかもしれませんし、予想以上に上振れたのかもしれません。

半導体の供給が追っついていない事を考えますと、上振れたのかもしれません。


ここでのチェック点は、今後前年対比では読みにくい期間に入ってくるという事です。コロナ過が1年たっていますから、そうなる訳です。

アナリストは当然の事ながら、一般報道ベースでも踊る内容を伝えられましてもコロナ過のいけない所からの比較上昇では残念な訳ですから。

先取りして抑えておく必要はあります。


更に個別ではマクドナルドの過去最高益をお伝えしておきます。

01年の上場以来過去最高とは驚きです。コロナ過ですから。来店需要は減少しましたが、持ち帰り需要での利益増大との事です。家族の分も余分に購入する状況との事です。興味のある現象ですね。巣ごもり需要を取り込んだとの解説がありました。

マクドナルド。

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来週のマーケットは福島・宮城の地震で個別材料は出るのでしょう。月曜日はプレジデンスデーで米国市場は休場です。中国及びアジア各国は17日迄休場です。

先週はいきなり上昇があるかもと示しましたが、そういう相場ですから何があるかは分かりません。30000円と言う大台は意識はしているはずです。

注目です。


2021年2月19日

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2021年2月19日

日経平均30017 NYダウ31494 wti原油59.04 ドル円105.41

前週比497 ▼36 ▼0.68 0.5

日経平均は30000円到来です。新たな材料があった訳でもなく、いきなり超えてきました。売買高も継続して2兆5000億円以上と活発です。利益確定をこなしながら上昇しています。

昨年終値が27444円でしたので。2600円も上昇しています。

504 383 ▼175 ▼56 ▼218の1週間でした。

これをどう感じるのかは様々でしょうが、自由市場で実際にこうなっている訳ですから受け入れるしかありません。

音楽が鳴っている間は踊り続けなければならない。ついていかなければならない。とウオール街の格言を言っている方もいます。

継続したリフレトレードなのです。


日本の株式市場だけで論じている方々が多数ですが、世界の株式市場は当然見なければなりませんし、コモディティー商品市場、原油・金・銀・銅・アルミ・小麦・トウモロコシ等々や仮想通貨市場、ビットコイン55000ドルでの動きも語らなければならないでしょう。不動産市況も同じくです。最近は為替は落ち着いていますが重要なファクターの1つです。

何故この様な事になっているのか。

本筋を見間違えての説明はいけないのでしょう。

簡単に言えば100円で回っていた市場が、150円になっているからです。更に金融当局が意図的にそれを増やしているのですから。

必然とそうなる訳です。

それはいずれ止めるのでしょう。今後1年以上は続けるのでしょうが。

但し、賢い金融当局者は柔軟に落し所で軟着陸させると予想します。

ここでの聞き耳は当然必要です。

足元では木曜日と金曜日に日銀がETFを買ってきませんでした。前場にトピックス0.5%下落で買ってこなかった訳です。

ロイターから観測報道が出てきました。但しこれは内部からの意図的なリークなのでしょう。こんな重要な事例を守秘義務のある方達が流す訳がないのです。複数の関係者が明らかにしたというのですが。

当然黒田総裁の了承であるでしょうし、市場にサプライズを起こさせない手段であると推測します。

ざっくり言えば株価が高値圏である場合は、日銀はもう買わないという事です。

2月度は買っていません。1月は2回でした。

個人的にも、いつまで買うのかなと感じていましたが、当然の政策変更なのでしょう。3月の金融政策決定時に発表との事です。

市場は木金でおかしいなと感じたと思います。そして来週にどう出るのか迄は分かりませんが、多分ですが承知しました。という動きではないかと予想します。

こういう風に世界の金融当局は、市場に混乱を与えない様な政策や手法を打ってくる訳です。

特にFRB要人の言質には引き続き注目です。


米国の経済指標は絶好調でした。1月度小売売上高と卸売物価指数の発表がありました。小売売上は市場予想を大幅に上回り、卸売物価は対前月比1.31%の上昇でした。12を×たらどうなるのでしょうか。中古住宅の指標も物件不足と言うのですから。中国からの家具を載せるコンテナがないという報道もありました。

米国経済は急速に改善しています。

そうなると引き続き金利がチェック点です。良い金利や悪い金利の上昇等の言葉遊びの様な解説はありますが、金利が上昇します。

米国10年債利回りは1.34%、30年は2.09%と債権市場の売買により上昇してきました。1年ぶりの値となっています。

それでも1.3%所ですから、3年ほど前は3%はあった訳でどうなのかと言いたくなるのですが。

日本も昨年3月以来の0.1%となりました。

メディアがトピック的に発信しますので、金利動向は引き続き注目です。


雇用はまだまだです。週間新規失業保険件申請件数は86万件と高止まりでした。飲食・娯楽・観光・宿泊等々のサービス業全般が雇用の需要を担っていますので。これはコロナ過が落ち着いて政治が徐々に開放する事によって改善するのでしょう。

これは全世界同様の動きなのです。

引き続き注目です。


世界の感染者は1億1107万人で死亡者は246万人でした。前週死亡者数の値を取り違えてしまい、死亡者数の前週比は不明です。

感染者数は241万人の増加となっています。まだまだ高い値ですが、減少しています。

季節性ではまだないのでしょう。ワクチン+ロックダウンの効果と共に世界各国で公衆衛生の習慣徹底が根付いてきたのかもしれません。

この数値の取り方の問題ですが、中国の感染件数は軽症者を除いているのは周知の事実ですから、致し方ありません。

日本国内に於いても、以前に指摘しました東京の重症者の定義の違いがあります。何故統一しないのかは不明ですがそうなっています。

それと今までも幾度も指摘されています死亡者数です。東京1248人、大阪1088人。感染者東京109462人、大阪46521人。

これも他の疾病や老衰が主な要因という事でカウントの齟齬がある様な感じはするのですが。どちらの考えでも良いのですが統一しないといけないと感じます。

国会で厚労省に誰かが聞いているのでしょうか。

一般的なメディア・ネットしか見ない私が知らないだけかも知れませんが。

これが統一した値ならば、当然に徹底的な調査を行はないといけないのでしょう。感染者の年齢や重症者割合の問題なのか又は運営・運用で治療方法で差異が出ているのであれば問題です。

大阪は高齢者の感染が何故多いのかは、高齢者割合や高齢者同居率が東京と大阪では違うとの見解は出ていますが、はっきりとした理由は分からないというのですから。

政治が様々を決断する上にも必要と感じます。

緊急事態を解除する上で最重要視しなければならないとも言える要因なのでしょう。

aiや富嶽なんかを活用して客観的な要因を掴めないのでしょうか。

2月末をもって関東圏以外は緊急事態の解除要請をするとの報道です。

政府が3月7日迄の1週間をどう判断するかでしょうか。

コロナ慣れや気が緩んでいる等の報道がされていますが、普段の生活では仕事や学業に集中して挑んでいる訳で、余暇は、おおらかになり解放感に浸りたいのは普通の感覚です。いけないと言われても無理でしょう。

日本では欧米先進国とは違って緊急事態と言っても実際は飲食エビデンスの時間が大きな問題となっています。

緊急事態宣言はワクチンの接種により今回が最後であると希望します。

法律建の事は分かりません、物議をかもし出すとも思いますが、酒場従事者としてもですが感染抑制には時間より年齢制限であると感じています。たとえば22才以下はいけないというルールです。

それと通常の飲食と酒の提供の区別化はいると思います。アルコールは長時間で大騒ぎするものなんです。

カラオケはノーアルコールでも営業時間は関係ないのでしょう。

今後の動向に注目です。


オリンピックでは森さんや橋本さんの事がメディアを賑わしています。政府は感染を抑えてオリンピックを開催し世界にレガシーを発信したいのでしょう。

市井の人々は地上波メディアの影響なのかどうかは不明ですが、オリンピックには懐疑的な見方の方が多い様です。春になり感染者数が減り又は直前になればメディアも豹変するでしょうから変わると思います。

コメンテーターの皆さんも言質が変わってくるのでしょう。言わされているのか、仕事を続けたい為もあるのでしょうが、金太郎飴の様なコメントは続いています。

今は要らない事を発信しますと炎上しますから仕様がないのでしょうが。

森さんは早大弁論部では歴代総理の中でも、聴取者の興味の引く最高の演説者らしかったです。と言ってもいけないのでしょう。

そして衆議院選挙があります。国会の人が実話一番気にしている事なのでしょう。けしからんと言っても仕様がありません。

数々の施策はそれを意識していると言っても過言ではありません。全体感を見ながらの注視が必要です。

マーケットは当然見ています。


ワクチン先行接種が始まりました。医療従事者40000人からとの事です。特にトラブルなどは出ておらず順調に推移している様です。副反応の状況も的確に情報発信される様です。高齢者が4月からとの事です。基礎自治体から様々なニュースが出ています。コロナ過はこれに掛かっていますので、円滑な運用が出来る様に見守りたいところです。


米国では寒波が襲っている様です。テキサスでは1936年以来の最低気温を更新しているといのですから驚きです。計画停電を行いパイプラインも閉鎖しているとの事です。農作物やエネルギーの値段に影響が出ているとの解説がありました。来週も引き続くとの事です。地球温暖化の影響なのでしょうか。引き続き注目です。

日本でも地震の影響は個別企業では出てきました。おおよそは回復している様です。


ソフトバンクがauと同じくかけ放題を外し2480円と出てきました。LINEMOラインモというダジャレの様なネーミングですが。

ラインと組んでいるソフトバンクの強みです。こういう所の先見性は素晴らしい所です。ドコモアハモはどうするのでしょうか。

softbunk.

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NTT.

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KDDI.

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Rakuten.

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米国の弾劾裁判は共和党から7名の造反がありましたが、無罪評決となりました。トランプは強弁を発信した模様ですが、得意のツイッターはありません。世間は新たな話題に集中しますので。日本でも安倍さんの話は出てきません。そういう物なのでしょう。


来週のマーケットは2月最終週です。個別決算は終わりました。米国経済対策1兆9000億ドルの採決が週末に出るかなと言うくらいでしょうか。vic指数は22.05と落ち着いています。

何もないと思います。30000円の根固めの週でしょうか。何回もお伝えしていますが、これ以上の価格で買っている人はいないのです。売る人が少ないという事です。

週末空売り比率が若干上がりましたが、また下がるのでしょう。そもそも空売りで利益を出している方はいるのでしょうか。ゲームストップ騒動で大手ファンドも怖いのではないでしょうか。aiは怖いと言う感覚はないとは思いますが。

日本市場は天皇誕生日があります。4立会日です。注目です。


2021年2月26日

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2021年2月26日

日経平均28966 NYダウ30932 wti原油59.04 ドル円105.41

前週比▼1051 ▼562 ▼2.58 ▼1.14

日経平均は思いもかけなく大幅下落しました。月末の1202円と言う下げ幅は史上10番目というから驚きです。そこまでも暴落する材料はなかったと思いますが。

前日は値を戻していた訳ですから。

解説的には急激な金利の上昇という事ですが、金利水準的と言うよりもロボットシステム・アルコリズムが世界同時に反応したと推測します。

138 ▼484 496 ▼1202の1週間でした。

23日水曜日より場中では日中足が凄まじく動き、どこまで下がるの上がるのを繰り返していました。そして金曜日に後場から下げ止まらなくなってしまったのです。

商いも旺盛でした。利益確定も多かったのでしょう。

ここまで下げたら更に売るというシステムルールがあるのかもしれません。当然先物主導での動きです。

但し売っているという事は誰かが買っているのです。売り方の買戻しかも分かりませんが。

理屈的に月末の需給要因もあると思います。1月末もそうでしたし昨年後半から月末には大幅下落という事が続いています。これは大手所の事情というしかありませんので、外部者は全くわかりません。

そして月初に大幅上昇するのです。

世間に出ている理屈ではない訳です。

3月度は年度末ですから短期勝負している方は再度注意しておかなければならないでしょう。

2月末日はアジアから欧州・米国と世界同時株安となりました。原油も金も銅もプラチナも全てが売られました。

こういう所を見ましても、世界の全ての市場が繋がっている証左なのでしょう。

金利が上昇したと言っても米国10年債利回りの値は終値1.41%ですから。いきなり1.61%迄と債券市場は大相場でしたが。

期待インフレが2%として実質金利はマイナスなのですから。

これだけを理由に今後も調整相場が起こるというのは無理があると考えます。

パウエルの上下両院の議会証言から金融緩和の出口戦略の協議開始は時期尚早であると証言しました。何も大きな変化が起こった訳ではありません。現在行われている金融政策の継続を伝えています。

超短期で取引されている方々は驚愕したでしょうが、中長期の方は懸念する事ではないと考えます。絶好の買い場とも言える訳です。相場ではこういう理屈のない変動はあるものです。

2月度は1302円の上昇でした。今回の事がありましたが月足は4ヶ月陽線で上昇しています。

日足チャート的には25日移動平均線を少し割った所▼0.73%です。見て頂ければ一目瞭然ですが昨年11月から何とも言えない上昇カーブとなっています。

チェック点としましては、今回の事で高値掴みの方が出てきましたので、やれやれ売りは出るのでしょう。高値の30700円所迄は時間はかかるかもしれません。

ボラは27.95となりました。これは微妙ですが、これの今後は正直分かりません。この事が起きたので当然跳ね上がったのでしょうが、多分ですが、あれは何なんだったのかと言われる事になると予想します。


それと、この地政学リスクが全体相場に影響したのかどうかは不明ですが、米軍が突然シリアでの空爆は何なのかとは思いました。バイデンが命令した攻撃です。興味のある方は詳細を見て頂ければよいのですが。現場ではギリギリとやっていた様です。今後の展開には注意です。

いつもの軍事銘柄の石川製作所と豊和工業は上昇です。

石川製作所。

20210228石川

豊和工業。

20210228豊和


米国では想定通りに下院で1.9兆ドルの追加経済対策を可決しました。バイデンの提案をほぼ反映さしました。来週からの上院がどうなるかですが、解説では多少の減額で可決される見込みです。

1人当たり1400ドル15万円の給付が目玉となります。失業保険の上乗せ等家計支援が柱となっています。富裕層にも配るようです。結局は支援と言う意味合いだけではない経済の活性化を狙っているのでしょう。

最低賃金も触ってきました。時給15ドル1600円です。これは私は疑問点があります。賃金を政府が決めるのはどうなのでしょうか。精通したプロフェッショナルが決めたのでしょうが。韓国の実態を見ていないのでしょうか。時給1600円以上も払えば利益が出ない事業所が多そうな感じがしますが。そう決まりました。

これが履行されれば、全ての実体経済が確実に動きます。注目です。


世界の感染者数は1億1359万人で死亡者数は252万人となりました。前週比は252万人と6万人の増加でした。

値的には減少しています。今後も季節性とワクチン接種、公衆衛生徹底で減少はするのでしょうが、チェック的にはロックダウンの解除なのでしょう。

人が為政者が決めるのですが、何が正しい決断であるのかは難解です。

現代で起こった世界規模のウイルス感染のパンデミックですから。

但し、決めなければならないのでしょう。

各国様々ですが、そこに帰属している大方の人々はその判断に従うのでしょう。

1年が過ぎましたが、今後も注目せざる負えません。


政府は6府県の緊急事態宣言を2月末にて解除します。4都県は3月7日迄継続となりました。

解除府県も又は他の地方地域も段階的な開放での動きです。

社会はそれに基づいて動きます。

公衆衛生の変化はないでしょう。

どうなるのでしょうか。結果は当然出ます。

今までの内容でしたら10日~14日後でしょうか。

注目です。

日本は主には飲食エビデンスだけの制限で減少さしているのは事実です。

時間制限をしていない地域でも、マジョリティー的には自主的に行動しているのでしょう。その根拠は感染数が全国的に減少しているからです。

変異種という物は気色が悪いですが。


個人的には首都圏は、何故かは不明ですが、他地域と違う状況になってしまっている様な感じがします。感染数が減らないからです。

このウイルス感染の欧米を見ますと、ある一定数以上になってしまうと、政策がある一定期間では効かないという実態が見られます。

完全なロックダウンをしているのに、何故か感染数が減少しなかったのです。

最小限の動きしか許されていなかったのに何故感染が拡大していったのか。という素朴な疑問からです。

水面下では動いていたのでしょうか。それは分かりません。

誰が誰に移していたのでしょうか。

そもそも私などには分かりません。

推移を見守りたいと思います。

その結果を受けて新たな政策が出るのでしょう。

難解な話ですがそれしか仕様がありません。


ジョンソンアンドジョンソンから新ワクチン承認のニュースがありました。次々と承認が出てくるのでしょう。世界の英知に期待です。


米国ではワクチン接種が5000万件を超えたとの事です。100日間で1億回とバイデンは訴えています。日本では高齢者が4月20日前後にずれ込むとの事です。

いずれワクチン効果は必ず出るのでしょう。それには大いに期待です。


中国からは全国人民代表大会が開催されます。次期5年計画の発表があります。注目です。


来週のマーケットは暴落した後どうなるのかがチェック点です。何故かこの環境で1日1200円の下落は売られ過ぎだと思います。通常半値戻しはあると思います。

変動が激しくなっていますので、超短期は分かりませんが、意味なく1000円上げるかもしれません。

月初の経済指標は当然注目でしょう。

年度末に向けての特殊要因も出るでしょうし、配当取りも出てくる事は想定内です。

前週完全に外しましたので、中々コメントしずらいですが、中長期では確実に上昇相場と思います。誰もが知っている金融緩和の継続とファンダメンタルズが強い指標であろうが裏付けです。

特に売られ過ぎのハイテク系は戻すと思います。時代の流れですし。

金融株が上昇してきた時が危険であると以前書きましたが、まだ戻ってない所でしょうし。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年3月5日

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2021年3月5日

日経平均28864 NYダウ31496 wti原油66.26 ドル円108.25

前週比▼102 564 7.22 2.84

日経平均は微減でした。但し週間ザラ場では上は30000円直近迄、下は28300円所と1700円もの差異となっています。

日中足では前場と後場の景色が違う様な展開の日もありました。ジェットコースターを好む投機家は嬉しい所ですが、一般的には手出しがしにくい所でしょうか。

お金を出してまでジェットコースターには乗りたくないと言う論者もおられました。

アルコリズムが超短期の利ザヤ抜きで動いています。

市場関係者の多くは、上昇の時下降の時にそれなりの解説はしますが、この短期的動きでの解説は無理があると思います。

プロフェッショナルが分からない。とは言えないのでしょうが。

売買高も高く証券会社は喜んでいるのでしょう。

来週金曜日のメジャーSQ迄は続くのかもしれません。

697 ▼255 150 ▼628 ▼65の1週間でした。


金利云々が大方の解説ですが、株式相場的には日米共にハイテク関連が上がり過ぎたので売られているのではと感じます。マザーズ市場も散々ですし。

日経平均とのチャートを見て頂ければ歴然です。

ハイテク系は年初値を割ってきている所迄きています。

一旦利益確定及びバリュー株や配当取りへの移行が行われていると思います。但し時代の流れから、必ずハイテク系は戻ってくると予想します。

ナスダック。

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マザーズ。

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景気が上向きになりますとインフレになります。当然金利は上昇します。企業収益も上昇します。そうなると経済指標である株式相場は通常であれば上昇と言いたい所ですが。

今の相場は完全なる金融相場ですから難解です。ファンダメンタルズでここまで高い訳ではないのです。

お金の量が重きであり、それと金利安で株高な訳です。

今後もお金の量マネーサプライが増え続けていくという事は、それがどこの市場に向かうのかとも言えます。

たとえば短期的にはドル買いに向かっているとも言えます。ドル円は108円迄上昇してきました。

原油高も協調減産継続のニュースが出ましたが、資金量の影響かもしれません。飛行機が飛んで実需が出ている訳ではありませんので。

それと通常であれば円安に動けば日本株は上昇するのですが、それが起こっていないという事はファンダメンタルズではないとも言えます。

ビットコインは8000種類以上あり時価総額150兆円と出てきました。新たな投機先なのでしょう。

但し循環物色で世界のマネーが動いていますから、又株式市場に向かってくると予想します。

引き続き注目です。


米国月初の経済指標、2月度ism製造業・非製造業景気指数共に強い値でした。継続して揺らいでいません。

ワクチン・経済政策とくれば普通に景況感は上がります。季節性もこれから影響してくるでしょうし。

民主党の経済対策では年収870万以下で15万円ですから。4人家族では60万円です。

最低賃金の引き上げは盛り込まないと出てきました。時給7.25ドルが16ドルはいけないでしょう。私クラスが先週に懸念を示した位ですから。

サンダースは力説していましたが、民主党の中にも考え方の違う人々が多数いるという事です。


トランプ再始動のニュースが出てきました。アメリカンファーストがアメリカンラストといつもの強弁です。よく分かりませんが、彼の話は発言者としては面白いのかも知れません。


注目の雇用統計の発表がありました。失業率は6.2%と小幅に減少しました。379000人の増加と市場予想21万人を上回りました。寒波の影響がどれ位出るのかとの懸念は払拭しました。

レジャー・接客業の労働市場が改善したとの解説です。

それでも4%所に戻るまでには、まだまだ時間がかる様です。

コロナ過で2000万人の雇用が失われたのですから。

1ヶ月40万人づつ戻ったとしても1年で500万人ですから。

パウエルが最重要課題に置いているのが雇用なのです。

米国は中央銀行FRBが雇用を見ています。日本とは違います。


今回の金利上昇に向けてパウエルは具体的な対策を打ち出していない。そもそも中央銀行はこの株高はやりすぎであるので、下落して丁度良いと考えているというマーケット関係者もいます。

物語は様々に語っても良いと思いますが、聞いたわけでもないのに全くの架空意見でしょう。

米国中央銀行の重鎮全てが金融緩和を継続すると言っているのですから。

未曽有の政策を打ってでも経済を雇用を元に戻すと言う政策なのです。

これは全世界の金融当局者が打っている政策です。

黒田総裁も国会で長期金利の変動幅を拡大することは、必要とも適当とも思わないと発言しています。


世界の感染者数は1億1650万人死亡者は258万人との事です。前週比は291万人と6万人の増加です。

減少幅は微減です。ロックダウンとの駆け引きが続いているとも言えます。

ワクチン効果は必ず出てくるのでしょう。一部の国は別としましても、世界的にはまだマジョリティー迄は遠いのかもしれません。

米国は一時期1日30万人迄出ましたが、今は6万人~8万人となっています。

それでも多いと思いますが。日本は1000人です。


政府は1都3県の緊急事態を3月21日迄再延長しました。

首都圏はこの飲食エビデンスだけでは無理な所まで飽和しているのかも知れません。

公衆衛生は引き続き各人が徹底していると思います。マスクをしていない方はいないでしょう。

独り歩きの散歩等は外しても良いと思いますが。

各家庭内では外しているでしょう。

マスクは息苦しいです。自宅では外したいものです。


それ以外の地域も解除の後の動向が注意点です。

ちなみに私の店ではいきなり3日間若者達がミッドナイト迄の大騒ぎがありました。夜中1時に腕相撲大会ですから。一般の大人の会食は皆無が継続していますので、お店としては助かりますが。多分多くの酒場で同じような傾向が予想されます。

以前よりお伝えしていますが、為政者はそこの所を考えないといけません。

3月中旬以降の解除地域の状況はチェック要です。

症状のない一人で一気に拡散しますから難解なウイルス感染です。


インフルエンザと同様に季節性は大きな要点ではないかと感じています。そこ迄耐えればワクチン力でどうにかと願いたい所です。

変異種は引き続き気色の悪い感じはしますが。


そもそもコロナ感染の許容範囲と言うのはどれ位なのでしょうか。欧米と比較すれば当初より大きく差異が出ているのですが。

個人的にはファクターxは公衆衛生力であると感じています。

他の疾病との比較も必要でしょう。

病院系が充実しているのならば首都圏の実績でも充分許容範囲なのかもしれませんし。

0になるのが1番良いのでしょうが。

それは誰もが正確には分からないのでしょう。

引き続き注目です。


2021年全人代で成長目標6%以上と出てきました。低めの設定との解説が多いです。分母が大きくなっている事を言いませんので、いつも不思議なのですが。

軍事費は6.8%と22兆5000億円と出てきました。これの割合は前年が6.6%ですので上昇さしています。ちなみに日本の国防費は5兆3442億円です。米国は77兆円です。世界全体で190兆円で年々上昇しているとの事です。

皆で他に回すことが出来れば良いと思いますが、パンデミックのコロナ過なのですから。英知はないのでしょうか。


個別ではユニクロが全商品9%の値下げには驚きました。これはどういう戦略なのでしょうか。

4月から総額表示の義務化となりますが、価格で勝負するという事でしょうか。それをする意味を教えて欲しい所です。しまむら等同業他社は驚愕している事と思います。

ファーストリテイリング。

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ちなみにユニクロは取引には1000万円入りますから。これがこれだけ売買されている訳です。どこにそんなお金があるのでしょうか。個人ではないのでしょう。

しまむら。

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経済的にはデフレ圧力となる可能性があります。政府的には頭が痛いのかも知れません。一般ユーザーは喜びます。

値下げをしても雇用や賃金に影響を及ぼさないのであれば良いとも言えますし。

通信費の様になるのでしょうか。今後の同業他社には注目です。


みずほ銀の障害が続いています。解説を見ますと繁忙期の実施でと、なさけない内容です。そんな事が分からなかったのでしょうか。地域で分散するなり出来たでしょうに。また猛省です。

みずほ銀。

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振込手数料の値下げが提示されました。10月1日からとの事です。40年以上変更なしとは驚きです。皆で決めている護送船団的な所です。一体どうなっていたのでしょうか。

三菱UFJ。

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来週のマーケットは引き続き変動幅が出るのかもしれません。債券市場が鍵を握っている様にも見えますが、後付け解釈の様な感じはします。短期的な需給だけと思うのですが。メジャーSQ迄は各方面の思惑は出るのでしょう。

これは仕方がありません。なるようになるのでしょう。

ワクチン接種が続いていますので、それの結果は時間的な問題はあるのでしょうがコロナ過は徐々に下火になるのでしょう。実需も戻ってくるはずです。株価は先行指標ですからそれを当然見に行くのでしょう。

3月度は年度末ですから、そこは当然チェック点です。

一気には難しそうですが、期待は大です。注目です。


2021年3月12日

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2021年3月12日

日経平均29717 NYダウ32778 wti原油65.57 ドル円109.02

前週比853 1282 ▼0.69 0.77

日経平均は大幅高しました。注目のメジャーSQは大手所の仕掛けもなく無難に通過しました。SQ値は29282円となり、それを通過したことにより先物が値を飛ばしました。

▼121 284 8 175 506の1週間でした。4連騰です。


市場関係者は基より関係メディアが注目しているのは米国10年債利回りの推移です。現在値は1.625%となっています。

この値は2/26時の日経平均終値28785円、1200円暴落前より高い値となっています。

これを受けてどういうコメントをするかですが、私は記録に残っている様に今回の日柄調整は、ハイテク系が買われ過ぎたので売られたと考えています。短期的な需給であったという考えです。金利ではないという考えです。

アルコリズムが何かのセンテンスか日足の下落値によって強烈に動いたという仮説です。

何が正しい等誰も分かりませんが。

FRB及び欧州・日本の中央銀行の要人から、コロナ過パンデミックにおける未曽有の金融政策のテーパリング等一言も言っていない訳ですから、金融相場は続くと予想しています。

そもそも金利は景気が良くなれば上がる物なのです。

各アナリストは金利について様々に物語的に語ることは出来ますが、又同じコメントが多いとそれに乗せてくる論者も多い訳で、一大事の様な文面が賑わす事は過去の経験からよくある事と認識しています。

このマネーストック通貨供給量による現在の金融相場の結果、日経平均は30000円という値となっています。過去アベノミクスでは24000所を3回も跳跳ね返されている訳です。

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全体的な企業の業績は以前の方が高い訳ですから。

相場は、そういう内容で現在推移している事は間違いありません。

世界基準のNYダウが4日連続で過去最高値を更新しています。

コロナ過で起こった未曽有の財政・金融政策により、こういう事が起こっている訳です。

これは今後も継続するでしょう。

これは他のコモディティー市場にも言えますし、暗号通貨等も同じくなのでしょう。

そうなると、いつこの動きが止まるのかが要点になります。

これは難解な話ですが、まだ1年以上は先の話なのでしょう。早まる可能性はありますが。

指標的には米国であれば失業率であるでしょう。同じく感染件数の動向は随時に注目です。

但し先行指標の株価は先を織り込みますから、それよりは早く起こる可能性はあるでしょう。

中央当局者は市場をどう混乱させずに収束させていくのかは手腕の見せ所とも言えます。

当然考えているはずです。

業績相場への移行を上手くかじ取る事が求められます。

日銀は観測報道を出して、市場に問いかけています。市場はその点は分かりますよと動いているのではないでしょうか。

ご存じのETFの買い入れの件です。

この様な事をこなしながら推移していくのでしょう。

逐次注目です。


バイデンは1兆9000億ドルの経済対策法案に署名しました。

2週間迄で15万円が支給されると言うのですから驚きです。

4人家族で60万円です。

日本の行政手続きとは大きな違いです。

アメリカンレスキュープランと言われています。

週300ドルの失業保険の追加給付期間が9月6日迄延長されるとの事です。

アメリカ史上最大級の財政出動となります。

共和党は反対し民主党の単独で通過させました。

これの是非など誰も分かりません。

これは実弾ですから経済に大きく影響を及ぼすのでしょう。

株式相場も過去の給付からどうなるのかは予想が立ちます。

先取りして上昇するのでしょう。

議論は出るのでしょうが、個人ロビンフッターは投機的な動きと必ずなります。

ゲームストップ株はとんでもない事になっています。

何もしていないのにお金が入って来るのですから。

日本株も3月度年度末に向けて急拡大が起こるかもしれません。

注目です。


米国2月消費者物価指数と卸売物価指数は、エネルギー値に大きく左右されましたが、それを除いたコア指数では前月比0.4%0.5%所の上昇ですから、徐々にの上昇です。市場予想通りにもなっています。

前年対比は以前にも記載しましたが、今後比較するのが難解な期間が続きます。前年比2%~4%の上昇だと言っても、以前の値が悪すぎる訳ですからアナリスト的にも言及は難しいでしょう。


燃料系が現在の需要的には上がりすぎと感じています。燃料系は飛行機が60~70%のシェアーがあるというのですから。

これは上段でお伝えした株式相場と同様の内容ですが、企業活動や市民生活に直に影響しますので問題かもしれません。これの話が顕在化してくる予想はあります。

それと地政学リスク系でサウジアラビアへのミサイルや無人機攻撃の影響があるのかもしれません。報道ではイエメンのフーシ派が世界最大の石油施設に攻撃をかけている様です。

原油価格には引き続き注目です。


世界の感染者は1億1951万人となり死亡者は264万人との事です。前週比では301万人と6万人の増加となっています。

ブラジルから変異種の増加の報道がありました。連日7~8万人との事です。

変異種と言う言葉が違う様な値です。これが多数になっている訳ですから。

旧インフルエンザを見ますにウイルスという物は変化していく物なのかもしれません。

全体の推移的には変化はありませんが、先進国は減少傾向です。

バイデンは5月1日迄にワクチン接種を全成人に拡大し7月4日の独立記念日迄には正常を目指すと方針を示しました。

既に1億人が接種済みとの事です。

ファイザー・モデルナのお膝元ですから優先1番なのでしょう。

大統領が言っているのですから、それに近い動きとなるのでしょう。

あと4ヵ月となります。


政府は1都3県の緊急事態宣言を3月21日迄としました。感染件数の変化はありませんが、政治決断しました。

病床の指標が改善傾向にあるとの事です。

市中の動向を見ますと飲食エビデンスの限りではないと考えたという事も言えます。

病床を増やして凌いでいくという事かもしれません。

この感染件数は許容範囲と判断したとも言えます。

ファイザーワクチンを6月末まで5000万人確保の報道がある様にこちらに舵を切ったとも言えます。

未だ一般者には始まっていませんが。

今後の動向に注目です。


酒場ごとで恐縮ですが、マスク会食をしている御仁が1人おられました。食べて飲んで外して付けてを繰り返し。3時間以上も滞在して大騒ぎでした。

果たして飛沫感染は防げるのでしょうか。多少は防げるとは思いますが、食べる時には空気を吸うでしょうし。どうも無駄な様に思えますが。感染学的にはどうなのでしょうか。

絵柄的にはせわしないというのか。

発信している為政者やメディアの影響でしょう。自宅でも実践されているのでしょうか。各家庭の事ですから結構ですが、どうなのでしょうか。

学校の給食ではどうしているのでしょうか。


今後も毎年のワクチン接種があり感染拡大があれば行政判断が出るのでしょう。

公衆衛生を続けながら人々はこれと付き合いながらの生活となります。

政治的には落ち着いた時点で2類から5類に変更すると思われます。

先の事にはなるでしょうが、薬局で飲み薬のワクチンや特効薬が販売している事になるのかもしれません。

ジェネリックも出るのでしょう。

早く落ち着いてもらいたいものです。


菅総理の4月前半の訪米が出てきました。バイデンは初めての対面形式の首脳会談です。諸々に期待大です。


個別では政治的に嫌になってきますが、東北新社でしょうか。今更になって外資規制違反と出てきました。詳細は省きますが、それに伴って政治家と民間との会食が出ています。中央だけではなく地方を含めれば大昔から続いている事ですが。限りなく出てくる可能性はあります。

野党も調子の乗っていますとブーメランは当然ありますから、政治不信に拍車がかかる事になるのでしょう。どこまで行くのでしょうか。

東北新社。

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日本郵政が楽天に出資しました。郵便局で楽天モバイルの契約の申し込みを受け付けるとの事です。局の屋上に基地局を500ヵ所以上設置するとの事です。新たな展開で注目です。日本郵政は何かと問題が多いですから、増田社長にはくれぐれも注意して体制を構築してもらいたいものです。

日本郵政。

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楽天。

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来週のマーケットは日米の金融政策決定会合があります。日銀には注目でしょう。点検という事ですがETFへの言及は確実にするでしょう。これは既に織り込まれていますので限定的であると思います。現在ある35兆円をどうするのか。これへの質問はあるでしょうが、答えはないのでしょう。市場で売却する等は絶対に言えないでしょう。何かの仕組みを作って乗せ換える算段はしているような感じはしますが不明です。

日銀はコロナ前から金融緩和は先駆けています。イールドカーブコントロールという手法は、各中央銀行も検討していると思います。是非は分かりませんが、安定はしていると思います。

金利は永遠の0であるし物価目標も永遠の2%です。黒田総裁の記者会見には注目です。

年度末ですから配当利回りの高い物色は続くと予想します。ハイテク系は配当薄ですので売られる所以かも知れません。そこを先に仕込んでいる人がいるのでしょう。注目です。


2021年3月19日

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日経平均29792 NYダウ32627 wti原油61.46 ドル円108.90

前週比75 ▼151 ▼4.11 ▼0.12

日経平均は変わらずでした。筋目の30000円での揉み合いでした。但し全体のトピックスは2000ポイントを突破し上昇しました。225種は値がさ株の下落がありました。

49・154・▼6・302・▼424の1週間でした。

TOPIX。

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大まかに言えば米国市場もダウとナスダックが極端な動きを示している様に、景気敏感系を主体に上昇しグロースハイテク系は利益確定という流れです。

但し、これは日柄では逆転する日がある様に1方向ではではありません。株式市場は需給の兼ね合いで大きく動いています。市場参加者も多く、売買高も安定して高く推移しています。

潤沢な資金が何かを探して、日々動いているとも言えます。


注目のFomcは想定内の内容でした。

ドットチャートの発表がありました。2021年度の金利変更は、前回12月の公表と同じく17人全員が無しと提示しました。

FF金利の誘導目標のレンジを0~0.25%の維持が確認されました。

2022年の利上げは4人が提示しました。前回は1人でした。2023年度は7人が提示し前回は5人でした。

今後2年間は金利の政策変更は無いと確認が出来ました。

成長見通しは前年同期比4.2%から6.5%に引き上げられました。これは先日のOECDの見通しと一致しています。インフレ率も引き続き2%の達成を目指し、短期的にそれ以上になっても許容範囲と見なすという事です。

雇用の最大化を目指し、米国債の購入等は引き続き実行し、円滑な市場機能と緩和的な金融状況の促進を支援し、家計や企業への信用の流れを支援するという事です。

株式相場は、継続して金融政策的には、このパンデミックバブルが続くという裏づけとも言えます。

ロイター報道からは、バンクオブアメリカのストラデジストが、今年の株式市場に流入する資金は、驚異的な規模になるとのレポートを照会しています。

SCRと言われる金融機関の規制緩和基準は予想通りに3末迄で失効させるとの事です。これはテクニカル的及び政治的?な話ですので割愛します。

FRBが決定しました。それを確認して各市場が動きます。

10年債利回りは1.73%で30年債利回りは2.437%となりました。


ここでのチェック点としましては、中央銀行の金融政策は揺るぎませんが、足元では有り得ないと思いますが、バイデン民主党の増税でしょう。

特に優良法人や富裕層にです。又は各種取引課税かもしれません。

ウオーレン・サンダーズ等左派の方々は、それを必ず成し遂げたいと思っているはずです。

借金は払わなければなりませんし。

これはいつ出てくるのかは分かりませんが、センス的には全てが安定してからと思います。注目です。  


今回のパンデミックで起こった借金は、100年かけた位で良いと感じています。

以前にも示しましたが、日本であれば復興税の様なスパンで対処すれば、どの位の税率・金額になるのかは凡そですが分かります。

全く不明ですが、世界で徳政令の様な形を取るかもしれませんし。

心の片隅には置いておく事は必要かもしれません。


日銀も政策決定会合後に結果を公表しました。今回は点検と言う事です。

これもある意味では想定内の発表でした。

イールドカーブの変動幅に0.25%と明記した事は、0.05%上下拡大さした内容で、黒田総裁はそれを拡大した訳ではないと、わざわざ市場に語りかけるという慎重さでした。

ETF購入は、ある銘柄に集中させない様に配慮するとの事です。トピックス型連動のみ購入するとの事です。

それを受けてファストリ等の値がさ株が売られ日経平均は400円下落し、トピックスが上昇したと言う事です。短期的にはこういう現象が起こりました。

ファーストリテイリング。

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ETF購入は積極的に購入すると言う文言は削除しました。株価の上昇局面では買い入れを控え、下落時に積極化して柔軟に行動するとの事です。

これは1月から実施しており、市場は既に織り込んでいる事です。


そもそも日本は中央銀行が株式を直接買っている金融政策を打っている訳です。これの議論など何十回と耳にしましたが、結局は買っている訳です。

全時価総額の7%になっているとの事です。これの落し所等全くの不明です。各企業に何らかの優遇を与えて買い戻させる等のかなりテクニカルな手段をするかもしれませんし、何もしないかもしれません。


貸出促進付き利制度という物を創設しました。利下げ時の保険の様な物でしょうか。


2013年4月より行っている質的・量的金融緩和の継続です。今回のパンデミック前からやっている訳です。

物価目標の2%は念仏の様になっています。念仏を唱えていれば幸せになれるという仏教的な政策と言うのは言い過ぎですが。

世界の中央銀行は、このパンデミックの時に神経質な事は行わないと言うのがコンセンサスではないでしょうか。

引き続き注目です。


世界の感染者数は1億2281万人で死亡者数は271万人との事です。前週比は330万人と7万人の増加となりました。

顕著な減少は見られていません。地域的には拡大している所もあります。

パリからはロックダウンのニュースがありました。7時以降外出禁止との事です。4週間続けるとの事です。日々4万人位の感染者が出ているとの事です。春が訪れているのにヨーロッパには注意です。


アストロゼネカの血栓報道があります様に、ネットでは瞬時に様々が出ますし拡散します。分かっていながら今の時代の流れなのでしょう。

変異系の事も不確定な事が世間を騒がせます。ワクチンにしてもです。

そもそも何故若年者や幼児が重症化しにくいのかも未だに不明な訳ですから。変異種はかかりやす等も出ています。これも謎です。こういう事象と関わりながら続いていくのでしょう。


政府は1都3県の緊急事態解除に伴って、再拡大阻止へ5対策を打ち出しました。新たな戦略ではない様な感じもしますが。

飲食店対策としては午後9時に1時間延長と言うのが具体的な施策でしょうか。

日本では結局の所は飲食時間対策しかやっていないとも言えますし。

欧米先進諸国と比較して、それで抑えているとも言えます。

各員の公衆衛生力が違うのでしょうか。

マスク、うがい、手洗いアルコール等々。他の国でもやっていると思うのですが。

うつしやすい、うつしにくい、罹りやすい、罹りにくいは不明です。

飛沫がしにくい言語や抱擁しない習慣、靴を脱いでトイレの洗浄迄様々が言われていますが分かりません。

分かりませんが、それの継続なのでしょう。


大阪では大阪市外を3月1日から時間解除さしました。3週間がたった今、感染件数は大阪市外が増加しています。3週間前に記載しましたが分かりやすい答えの様です。

この件数は想定内・許容内として医療機関の充実で乗り切るという政治決断なのでしょう。

日本の国のコロナ感染に対する医療機関での弱点は分かっている訳ですから、今後も続くであろう事ですからその体制作りの構築が望まれます。

今冬にもし拡大しても同じ轍は踏まない様になっていると希望します。


保健所業務も役割分担を考えて、委託できるものは民間へと言う事も検討されている様です。


ワクチンパスポートの運用が始まっている様です。各国様々に企画をしアプリで行動している様です。WHOは丁寧な議論が求められるの声明を出していますが、全ては各国の政治決断です。

日本ではどうなるのでしょうか。いずれ海外からの渡航は始まるのでしょうから、海外に行く場合もありますし。それでの活用を求められるかもしれません。

ワクチン接種も後発ですし、これに対しても拙速でない運用が求められます。ココアの出鱈目がありました様にデジタル系は弱い感じもしますので慎重に進めてもらいたい所です。


個別では原発関連がニュースとなりました。柏崎刈羽原子力発電所の監視装置が長期間にわたって故障していたという失態です。

東電という企業の体質と言うのか何故そういう事を起こしてしまうのか迄不思議な位です。規制委員会からは普通に1年以上は、見送りと出ています。企業の損失とすれば何千億と言う金額なのでしょう。

補償の方にも当然影響が及びます。

未曽有の人災を起こした事の経験はどうなっているのでしょうか。

国のエネルギー政策の根幹をも揺るがします。

東京電力。

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東海第2は再稼働を認めず、伊方は一転容認と判決が出ました。

これは以前に長々と書きましたので省略しますが、各裁判官にそれを決定できる知見があるのかという視点と、裁判官にも様々な考えがありますし、そもそも裁判にはなじまない案件ではないかと感じています。全国津々浦々で訴えは出ています。それはルール通りですから良いのですが。エンドレスな感じさえします。

四国電力。

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関西電力。

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LINE問題が浮上しています。情報管理不備が発端で個人情報は基より安全保障問題迄にも関わってくるとの事です。総務省はLINE社に詳細報告を要求すると共にLINEを活用する行政サービスを停止すると公表しました。政府内でも利用状況を調査している事を明らかにし、各自治体にも現状を確認し報告するように求めたとの事です。今後の展開に注目ですが、日本の得意の雪崩式に事が動く可能性があります。国内では8600万人が利用しているとの事です。注意です。

Zホールディングス。

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来週のマーケットは大きなイベントも通過し、目先では29日の3月末決算企業の権利付最終売買日位でしょうか。

中国の1月・2月の消費・生産の需要が旺盛であったことを受けて、世界中の市場参加者が認識している方向に波が動く可能性があります。よく言われている事ですが国策に売り無しと言う事で、EV・次世代電池・5G・再生エネルギーの水素やアンモニア等々から半導体関連迄の物色は鉄板だと思います。

行動心理学からそうなっていくとも言えます。

それの逆を行くと言う考えもありますが、リスキーを好む方はありえますが。

年度末と言う特殊要因は頭に入れておく必要はあるでしょう。

注目です。


2021年3月26日

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日経平均29176 NYダウ33072 wti原油60.73 ドル円109.67

前週比▼616 445 ▼0.73 0.77

日経平均は2%以上の下落です。週前半に大きく売られました。先々週末からは1800円も下落した後、自律反発で値を戻しました。

▼617 ▼178 ▼590 324 446の1週間でした。

但しこれは日経平均独自の特殊要因であると推察します。

NYダウは過去最高値を更新してきました。

ちなみに米国10年債利回りは1.67%となっています。

あれだけ金利の事を言っていた方は、どこに行ったのでしょうか。

短期的にですが、相関が崩れた状況になっています。

NYダウ。

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NYダウの25日移動平均線は1.79%となっており日経平均は-0.79%となっています。

これは日銀の金融政策の変更で一部値がさ株が売られたのが要因でしょう。

NT倍率は14.70と先週金曜日の政策発表前から0.3ポイント下落しています。

NTトレードとの解説がありました。

ファストリ。

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ソフトバンクG。

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全体のトピックスが25日線2.41%になっている事からも、上段の内容が大きく影響したと思われます。

トピックス。

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日本の株式相場は官制相場とも揶揄されています。日銀とGPIFを含めると全体の10%以上を保有しており、それは売らない株主なのです。

これの議論などは何十回も聞いていますし、これの是非などは誰もが分かりませんが、そうなっています。

あえて言えば国策で株式を買っているとも言えます。

そういう事情がありますので、ETFの日経平均型をもう買わないと日銀が決定しますと、マーケットは動く訳です。

こういう事は全体的のトピックスには軽微であるでしょうし、ファンダメンタルズでは当然ありません。

日銀は月曜日501億円、水曜日701億円とトピックス型ETFを買っています。両日ともトピックスは前場1%下落で買っています。

マーケットはそれを見て、日銀は買ってくるのかと安心し新たな動きとなるのです。

ちなみに水曜日迄には空売り比率が44.3 43.2 43.3と大手筋が大きく売ってきて買い戻しています。短期的な利ザヤを抜いている訳です。短期的なトレードです。週末には38.6と戻っています。

メディア系では大きく下げた所ではヨーロッパ感染系を含めた解説が出ていました。上げた所では米国経済対策の結果等と語りますが、どうなのでしょうか。間違っているとは言いませんが。

世界同時調整等と発信していた方は言いっぱなしじゃないか。とも言えますが、まあそういう所ですから。それは分かって見ていかないといけません。

そのダイジェストだけを見て語っている方は御注意ください。


年度末における利益相殺の売りは出ているはずです。持ち合い解消の売買も出ているでしょう。

保有資産の構成比率調整もあるでしょう。

配当取りやそれの反対売買も行われています。

年度末にはいつもとは違う動きは当然あります。

アノマリー的には3月度は下げです。4月は上昇となっています。

今回の日銀の政策変更により1部銘柄のゆがみは正されるとの解説がありました。今後これらの過剰反応はなくなるとも解説しています。

今後の動向がどうなるのかは分かりませんが、一理あると思います。

注目です。


世界の感染者数は1億2672万人で死亡者数は278万人となりました。前週比では391万人と7万人の増加です。

進捗が上昇しています。

ブラジルは1日9万人と出てきました。英仏独伊と各国の事情をネットで知る事ができます。

日本も2000人となりました。

他の国々と比較して話すのが適切でしょうが、日本国内では、地域地域のニュースが重きとなりますし、特に首都圏は注目となります。

日本では主には飲食エビデンスの時間制限と開放が、ある意味実際の強制的な施策でしょう。

普通に満員電車ですし、プロ野球も始まりました。

一般の方へのワクチン接種は始まっていません。


政府や各首長が言葉的に何を言おうが、緊急事態を外した、時間制限を解放した事で人々は動くわけです。

当たり前の事でしょう。

大阪では大阪市外は2月末を持って予定より1週間前倒しで解放した後、1ヶ月も絶たない所で再制限と言うのは、政治決断の重大な政策ミスです。猛省をうながしたい所です。

開放した時の映像は残っています。

現在発信している若者達云々の言葉は今更何を言っているのかと感じます。

年長者とばかり話し合い、若者達と接していないので分からないのかもしれません。又周りはいい子ちゃんばかりなのでしょうか。

自分が若者の時どうだったのかを思い出す事は出来るはずです。

いつの時代も、若人はそういう感性と行動の時間・期間である事の認識は必要でしょう。

私的には、大人の言う事を全て聞く若者の方が気色悪いの感覚です。

以前に酒場やカラオケには年齢制限を書きましたが、これは法律上と運用上難しいのかもしれません。

こうなると次にどうするかでしょうか。

同じ轍は踏まない決断が求められます。


政府は県内旅行の支援を打ち出しました。来月1日から7000円を上限にという事です。ステージ2の一部地域を限定してとの事ですが、センス的に何故今それをするのかは難解です。誰が推奨しているのでしょうか。急いでする事でしょうか。


全く別な話ですが、この様なマーケット関係に携わってる方々は、当然先を読むわけです。そういう習慣となっています。それで糧を得ている訳ですから。政治家は政策を決める前に一度市場関係者に聞いてみれば良いと思います。

又相場の世界ではロボットトレードが始まっています。個人もそちらの選択が増えています。そして結果が出ているのです。政治も取り入れてみたらどうでしょうか。頓珍漢な事はふせげるかもしれません。


バイデンは1億回のワクチン接種を既に達成し、就任100日間で2億回の接種を目指すと発言しました。

週間新規失業申請が68万人と1年前の値となってきました。

それでもコロナ前と比較すると多いのですが減少しています。

雇用は当然ですが経済にも影響するのでしょう。

バイデンは来週にも新たな経済再生プログラムを発表すると出てきました。観測報道がある3兆ドルの経済対策なのでしょうか。

2兆ドルが決まった所ですから、凄まじい動きです。

日本はその政策に乗っかって漁夫の利を受けると言うのは、何とも言えない感じはしますが、それはあるのでしょう。

米国に進出しているグローバル企業は思っているはずです。

注目です。


米国の2月中古住宅と新規住宅の販売件数の発表がありました。以前より書いていますが、居住するのではなく完全な投機対象となっているとの解説です。金利の状況で若干落ち着いた様ですが、未曽有の金融緩和は全ての物が対象です。

これをどう軟着陸させるのかは当局者の手腕にかかっています。バブルがはじけない様に落ち着かせる事が必要です。

日本は20年以上デフレが継続中です。各国は日本を反面教師として政策を打っていると言うのですから。これもなんとも言えませんが。

マインド系という物は中々外すのは難しいのでしょう。

それとこれも何回も書いていますが、3500万人の年金受給者は当たり前の様に物価が上がる事には反対なのでしょう。賃金は関係ありませんので。構造的要因もあろうかとも思います。


個別銘柄ではルネサスエレクトリックでしょうか。

この火災はスプリンクラーや防火壁などの専門的な事は存じ上げませんが、又こういう化学反応?は予想はできなかったのでしょうか。修復には最低でも1ヶ月を要するとの報道です。

これはスエズ運河の座礁事故にも言えますが、突然出てくる事故要因です。

自動車向け半導体の供給が止まるとの事です。よく言われているサプライチェーンの問題も再検討なのでしょう。

ルネサス。

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トヨタ。

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ホンダ。

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来週は年度末です。それと新たな年度の始まりです。年度末の株価で3末決算企業は決算も決まります。この時点に措いては、あらかじめ決めていた運用は殆ど終わっているはずですが、超短期の方面だけは虎視眈々と狙っているかもしれません。2月度の月末が思い出されます。

配当落ちの180円は当然織り込んでいます。配当金は6兆円とコロナ過ですのに結構な金額です。

配当率もそんなにあるのか。という企業の物色は29日が最後となります。

日経平均で言えば筋目の30000円復帰も十分考えられるでしょう。

米国雇用統計は週末です。

3月末の株価には注目です。


参考資料。

 日経銘柄(3/26)
コード 銘柄名称 配当利回り(%)  株価 前日比(%)
1  2914 JT 6.12%  2,125 +12.00(0.57%)
2  9434 ソフトバンク 5.75%  1,496 +14.00(0.94%)
3  8304 あおぞら銀行 4.65%  2,625 +30.00(1.16%)
4  6178 日本郵政 4.64%  1,077+16.00(1.51%)
5  8316 三井住友フィナンシャル... 4.51%  4,215 +74.00(1.79%)
6  8411 みずほフィナンシャルグ... 4.48%  1,674 +24.00(1.45%)
7  8308 りそなホールディングス 4.45%  472 +4.00(0.85%)
8  8725 MS&ADインシュアラ... 4.41%  3,403 +40.00(1.19%)
9  1808 長谷工コーポレーション 4.32%  1,620 +31.00(1.95%)
10  8053 住友商事 4.32%  1,622 +13.00(0.81%)
11  8766 東京海上ホールディングス 4.29%  5,480 +18.00(0.33%)
12  4502 武田薬品工業 4.28%  4,204 +35.00(0.84%)
13  5020 ENEOSホールディン... 4.28%  514 +8.00(1.58%)
14  8628 松井証券 4.27%  937 +13.00(1.41%)
15  8058 三菱商事 4.14%  3,237 +38.00(1.19%)
16  4902 コニカミノルタ 4.11%  608 -4.00(-0.65%)
17  5019 出光興産 4.07%  2,952 +28.00(0.96%)
18  9503 関西電力 3.99%  1,253 -2.00(-0.16%)
19  5214 日本電気硝子 3.98% 2,514 -13.00(-0.51%)
20  8306 三菱UFJフィナンシャ... 3.97%  630 +11.00(1.78%)


2021年4月2日

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2021年4月2日

日経平均29854 NYダウ33153 wti原油61.30 ドル円110.64

前週比678 81 0.57 0.97

日経平均は前週の下落を取り戻しました。筋目の30000円迄もうひと伸びと言う位置です。日銀政策での下落は限定的であったとの解説がありました。

207 48 ▼253 210 465の1週間でした。

3月末は29178円となり2月末28966円から、かろうじて陽線となりました。年度末には短期筋の不測の事態はありませんでした。

25日移動平均線は1.75%で5日は1.37%となっています。

上場企業3447社の70%が3月末決算企業です。

これにて前期の決算が決まります。


既に新年度は始まっています。

世界の株価は米国は基よりドイツDAXは史上最高値を更新しており、フランス・イタリアも2月以来の高値圏です。

1年前は17000円所の日経平均を見ますと、様変わりした値となっています。当時1年後に現在の値を誰が予想できたでしょうか。

コロナ過は続いていますが、マーケットは別世界の様な感じさえします。


バイデンは総額2兆ドルの経済政策を発表しました。道路、橋、EV充電施設のインフラ投資に6200億ドル、主に半導体の製造業強化に3000億ドル、クリーンエネルギーに1800億ドル等々です。

8年間の投資計画であり、米政府高官によるとGDPの1%の投資を複数年に渡り実行する物との事です。雇用は800万人創出される見込みも出ています。

財源は連邦法人税率を21%から28%に戻すことや多国籍企業の海外収益の課税強化で支出分を相殺できるとの計画です。

共和党は当然反対するでしょうが、前回の1.9兆ドル規模の経済対策の様に民主党が特例を使って可決する見込みがあるとの解説がありました。

前回は主に家計への支援、今回は雇用を含めた抜本的な経済対策です。当然中国をにらんだダイナミックな政策です。

これが民主党から出てきているのですから驚きです。

バイデンはスタートダッシュをかけ独自のカラーを出しています。

日本企業は漁夫の利を得る為に動いています。国内はいけないので、海外で利益を得るのでしょう。

強いドルが買われています。ドル円は110円半ばです。

今後の動向に注目です。


米国雇用統計は64万7000人増の市場予測を大幅に上回る91万6000人増加と出てきました。レジャー・宿泊業・飲食業の増加が大幅に伸びたとの解説です。3月の失業率は6.0%と0.2ポイントの低下です。

ワクチン効果が如実に出ている訳です。これは引き続くのでしょう。失業率4.0%の以前に戻るのも近いかもしれません。

消費者信頼感指数やisn製造業景気指数のソフトデータは驚くべき値でした。

米国は沸いているのでしょう。バイデンが7月4日の独立記念日にコロナ終息宣言をするとの事ですから。

米国が先行し西側先進国が続けば朗報です。日本は最後尾から続くのかも知れません。何事にも慎重にと言うお国柄でしょうか。


世界の感染者数は1億3026万人で死亡者数は283万人との事です。前週比は354万人と5万人の増加です。

全体での進捗の変化はありません。欧州がアストロゼネカの風評被害と言っては言い過ぎですが、ワクチン接種が停滞し、フランスは全土にロックダウンを実施しています。

米国はワクチン接種が1億人を超え、人口比は30%で英47%、仏12%、伊11%、独11%となっているとの事です。日本は0.72%との事でした。

フランス、ドイツの動向を見ますと10%所の接種でも未だ感染は拡大すると予想もできます。イギリスはロックダウンを段階的に解除しているとの事で6月中旬には通常の生活に戻すとの事です。

ワクチンの接種率での各国の状況を見ることができます。

日本はワクチン接種は始まっていません。

2500人と感染が拡大しているとの報道ですが、飲食エビデンスの時間制限だけと言っては言い過ぎですが、それ以外は普通に生活しています。

リクリエーション系の制限はありますが、通常生活には支障は出ていない状況です。

大学の対面授業がやっと始まりました。

小中高は普通に通学し大学だけは止められていた訳です。

欧米のロックダウンとは比較にならない位の状況なのです。

リオデジャネイロでは医療崩壊が起こり散々なる状況のニュースも出ています。

そもそも感染件数が少ないから出来る事なのでしょう。

このファクターエックスは不明ですがそうなっています。


但し、それでも日本国内では日本国内の事情で物事が進むのは当然です。連日感染系での報道は当たり前の事です。

まん延防止等重点措置が大阪・兵庫・宮城に適用されました。首都圏には出ていません。緊急事態宣言とは違う様ですが、その時より厳しい内容も出ています。

宣言と措置と分かりにくい所です。

カラオケがやっと自粛されました。飛沫感染ですから当たり前の事でしょう。時間を問わず自粛と出てきました。

アクリル板・Ⅽo2センサー・マスク会食・見回り隊と出ています。

運用レベルまで細々と詳細が出ています。

様々な意見はあろうかと思いますが、そう決定しています。

マスク会食の義務化では、そもそも食事の仕方に行政の長が強制できるのかという疑問はありますが。

大阪では聖火リレー中止も出てきました。京セラドームの阪神中日戦は10000人の観客でした。人々は満員電車で通勤しています。政治的決断なのでしょう。

大阪は東京より多い感染件数となっています。東京は1400万人大阪は880万人の人口です。

若者云々と言っても、東京と大阪の若者の違いは分かりません。

飲み会、歓送迎会や卒業旅行も同じくでしょう。

私は宣言の前倒し解除をした事と大阪市以外の飲食時間制限の全面解除がきっかけだと思っていますが、マインド的にも緩んだのでしょう。今更それを言っても仕様がないだろうという感じでしょうか。


問題の医療系は手つかずです。コロナ病床が全病床の3.4%である事は周知の事実です。欧米先進国と比較して、この感染件数で病床不足に陥る事が謎な訳です。

欧米でも病院側の風評被害による経済的・人為的な面は同じでしょうに。

そこには、お願いしていると言うだけで実態は変わらない訳です。

どうも感染系で厳しく対処する業界には厳しい処置ですが、何故なのでしょうか。

仮説は持っていますが、ここではやめておきます。

結果そういう風に続いていくのでしょう。


年長者のワクチン接種が終われば展開は変わると思います。重症化は確実に減るはずです。夏の終わりごろ迄の我慢でしょうか。

季節性でいきなりの減少も期待したい所ですが。


以前にも示しましたが、ワクチン効果の期限がチェック点です。半年でしょうか1年でしょうか。それは未だ分かりません。

ワクチン接種は始まっていませんが、政府には次のワクチン接種の体制が求められます。

今後の動向に注目です。


個別ではアルケゴス・キャピタル・マネジメントの巨額損失が市場を震撼させました。この聞いたことなない投資会社が全体で1.1兆円の損失を出したと言うのです。

日本企業では野村2200億円・三菱300億円・みずほ100億円と出てきました。

同社は保有資産の数倍での運用を行っており、何かの金融商品でつまづき一気に資金ショートしたというのです。

上記事例の運用は投資会社では現在普通に行われており、未曽有の利益を出しているのですが、リスクが出れば当然身の丈以上が損失になる訳です。

これは個人の信用取引と同じ事です。個人では約3倍での取引が認められており、損失が出れば追証となります。

ロビンフッターにやられたのが同社かもしれません。

イエレンは懸念を示し、何らかの規制が出てくるかもしれません。

野村ホールディング。

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みずほ。

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三菱UFJ。

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関連する話ですが、売り方というのは、実際に持っていない現物を借りてきて、それが下落した時に買戻しで利益を出しています。

先物取引という取引がありますが、これは大昔に船で貿易の仕事に従事していた会社が、たとえば1ヶ月後に荷物が到着した時に、その商品の値段が下落していれば利益が出ないので、金融商品として値が下がる所に保険を掛けた所から始まった訳です。

現物の値段が下がっても、その金融商品で利益が出る為に、貿易での損失を防ぐ狙いがあった訳です。

金融商品を扱っている会社に手数料を支払う訳です。

それが派生して全ての金融商品に先物取引があり、貿易とは全く関係ない方々が多額の資金を投資・投機しています。

今回の事件では各金融会社に不測の憶測が出ました。私どもには影響はありませんと発信している企業も何社も出てきました。

今後の動向に注目です。


株式マーケットではハイテク・半導体関連銘柄が復活してきました。インテルのアリゾナ2兆円投資にもあった様に、バイデン政策もハイテク製造を米国に戻すと言う事です。そもそもの半導体不足と米中の覇権に絡んでいます。安全保障的にもその方向は揺るがないでしょう。

台湾TMSCの1本足打法ではいけない訳です。

旧来は分業制がビジネス的に良かった訳ですが、それを許さない世の中になってきたとも言えます。

日本もルネサスの火災で自動車関連に影響が出ています。

政府は官民挙げて不測の事が起こっても対処できるようには検討している様です。ハイテク関係は国運が掛かっていると言っても過言ではありません。

日本企業は半導体の素材と製造装置は世界のトップシェアーを誇っています。

東芝キオクシアの米企業への買収報道も出てきました。

ハイテク関係には目が離せません。注目です。


来週のマーケットはisn非製造の景気指数の発表がありますが、今回の雇用統計を受けてイースター休日でお休みだった欧米がどう動くかでしょうか。

通常であればリスクオンでしょう。vix指数は17.33と低値です。

日銀短観で示されたように、製造業は強い値でした。非製造業は業種間のばらつきが出ていました。宿泊・飲食・劇場・映画館は完全な出遅れでした。

3ヶ月先の見通しも同様の内容でした。

マーケットはそれも織り込むのでしょう。

小売業の大手所決算が続きます。

注目です。


2021年4月9日

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日経平均29768 NYダウ33800 wti原油59.34 ドル円109.66

前週比▼86 647 ▼1.96 ▼0.98

日経平均は変わらずでした。ザラ場では筋目の3万円を3回抜きましたが、利益確定に押されて現値となっています。

NYダウ・SP500共に連日の過去最高値を更新している所と比較しますと見劣りはします。

235・▼392・34・21・59の1週間でした。


米国は市場予想を大幅に上回った雇用統計受けて、3月度isn非製造業景気指数も63.7と統計開始以来最高と驚愕の値となりました。少々やりすぎの値であると思いますが。いずれは落ち着いてくるのでしょう。

バイデンの経済政策とワクチン効果が如実に出ています。

10年債利回りは1.66と落ち着いています。これも株高に起因しています。いずれ好景気から2%は超えてくるでしょうが、これは健全な事ですから問題ないと感じます。

そもそもは何回もお伝えしている、金融緩和が続いていますので、お金の量での株高であり実績もついてきている訳です。

Fomc議事録が公開されました。想定通りに誰一人としてテーパリングには言及していません。

短期では様々な要因はあるでしょうが、これが止まらない限り中長期では続くのでしょう。

上がり過ぎは需給の関係から短期的には下落はあると思います。ナスダックやハイテク部門がそうでした。但しこれは一過性のものであると考えます。これは何回も書いている所です。


もし懸念材料とすれば、以前に示しました民主党の増税でしょうか。政治的な案件です。法人税21%から28%に戻す事もそうですが、多国籍企業へのいわゆるガーファム等への制裁とも取れる税負担を求める案が出てくる可能性があります。

ニューヨーク州からも高額所得者に対して所得税・住民税を12.7%から15.73%への増税が出てきました。

jpモルガン・シティー・ゴールドマン等々から又はリモートで出来る事を経験したファンド迄、移転を考えている等の報道が出ていますが、他の州でも同じ事が出てくる可能性は十分にあります。

これは民主党の十八番ですから仕様がありません。

キャピタル課税も分かりません。

未曽有の財政出動をしている訳ですから、まずは利益を出している所から取っていくのでしょう。

一般市民への増税等先の事でしょうが。


イエレン財務長官は米国の税収は既にこの数世代での最低水準にある。我々は税による競争を選んだことにより自虐的な競争をしていると発言しました。

多国籍企業に対する法人税の最低水準の導入も求めました。G20で協議するとの事です。シンガポール・香港・アイスランド等で登記している法人に対しての対処です。

上記の国々は反発するでしょうが。

世界的には最低税率を決められなくても米国だけはそれを決めてしまうという政策はあるでしょう。

それの差額分は米国に治めさせるという法律です。

これには麻生大臣もいつもの口調で同調の発言をしました。

これは今後の方向性なのでしょう。注目です。

マーケットがどう動くのかにも注視です。

今回このイエレン発言の後でも米株が下落しなかった事、更にアップル等が上昇したことにより、市場は既に織り込みづつあるのかなとも感じています。


世界の感染者は1億3469万人で死亡者は291万人との事です。前週比は469万人と8万人の増加となっています。

進捗は上昇しています。

世界57ヵ国で未だに増加しているとのレポートがありました。1日の平均感染数上位5位ではインド13万人・ブラジル7万人・アメリカ7万人・トルコ5万人・フランス4万人との事です。

米国は7月4日に終息宣言と言っていますが、未だに感染件数は多いのですが?。英国も極少となっていると報道がありましたが、4000人ですから。

日本と比較して見るといけないのかもしれません。彼らは彼らの以前と比較しているのでしょう。

日本は最大値の3500人となっています。


アストロゼネカの血栓での懸念が出ています。これは難解な問題です。欧州各国では年齢制限が出ています。

日本では特に微妙な所でしょう。10万人に数人と出てもどう考えるかです。

そもそも何故日本がワクチン後進国なのかは、各種解説で知りましたが、その時点では政府もその方向が良しと判断したのでしょう。度重なるワクチン訴訟での結果の事です。厳しく追及した野党もそこは突きにくい所なのでしょうか。

安全保障上と言う大きな考えで進めていなかった事が、今回の顛末になっている訳です。

当時政府は糾弾されており、時の為政者や厚労省は散々な目にあい、予算や研究をおろそかにしてしまった訳です。

製薬会社は、お上からそう言われればそうするものなんでしょう。

この副反応の問題はマスコミがどう報じるかで世論が動くと感じます。

ファイザー1本でという事になるかもしれません。

注目です。


政府は東京・京都・沖縄にまん延防止等重点措置を決定しました。大阪・兵庫・宮城に続きました。首都圏3県には出していません。普通に考えて首都近隣県も増加する事は明らかだと思いますが。行政手続き上の仕組みなのでしょうか。

ワクチン接種が高齢者に来週から始まります。この3600万人の接種量は6月末までには確保できると政府は発信しています。当然接種が完了するのは、それより後になろうかと思われますが、これの進捗で重症化の件数は著しく改善するのでしょう。先行している国々を見ても明らかです。

それ迄の我慢とも言えます。

日本は飲食エビデンスの時間制限を主にの政策です。

リクリエーション系への範疇です。

いずれN501Ýという変異種が大勢になるのでしょう。

現在の規制で爆発を抑えられるのかどうかは誰も分かりません。

推移を見守るしかないのでしょう。


いつもの大阪話で恐縮ですが、全国で一番感染者が出ている事は御存じであると思います。

2021年4月9日 感染件数。

20210409感染件数

大阪府は880万人の人口で大阪市は270万人です。610万人は大阪市外に居住しています。

4月9日感染件数は918件のうち558件は大阪市外居住の方です。

ちなみに私は河内長野市在住です。お店も同市です。

まん延防止策で飲食店は大阪市は8時まで大阪市外は9時迄です。大阪市外は昼カラもOKの状況です。繁華街が危ないとなれば近くで動くのは当然の事なのです。

そもそも既にまん延していると感じますが。

不要不急と何回連呼しても同じなのです。

当然飲食だけではと言う議論もありますが、これだけ感染が出ているのですから、何故分けるのかが不明です。これで前回失敗したのに反省が出ていません。

いずれ後出しで出てくるかもしれませんが。

吉村知事は19日を見て緊急事態宣言等と又思い付きの様な事を発信しています。すぐに大阪府全体を区別なく運用しなければならないと感じます。

東京でも三鷹市のニュースが出ていましたが、よく分かりません。

市井の人々は、同じ運用にしても反対する方は殆どいないと思いますけれど。

今後の動向に注目です。


大阪は医療非常事態宣言を出しました。府民に伝えたいとの事です。

飲食店には様々な細かい指導を行っている訳ですから、医療の方にもコロナ病床の開設を指示するべきです。何故しないのでしょうか。


個別銘柄では東芝です。

東芝。

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英投資ファンドから2兆円の買収の一報が出てきました。これはビジネスですから買って儲けるのでしょう。安いと判断したのでしょう。世界は金余りの状況ですから、日本企業もしていますし、目を付けられた所は右往左往はするのでしょう。

これは名門であろうとも関係がありません。

東芝は安全保障上の観点から2020年に施行された改正外国為替及び外国貿易法に接触する事が報じられました。

今後の動向に注目です。

少々脱線しますが、それをされない様に日本企業は金融機関が先導し、系列及び各社持ち合いを行い護送船団方式を取っていました。これの是非は不明ですが、米国主導のコーポレイトガバナンスコードで2015年から骨抜きにされた事も事実です。


中国はアリババに独禁法違反で中国史上最高額の3000億円と出てきました。来週ソフトバンクの株価には注意です。

ソフトバンクG。

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この4月度は1年前の拙著酒場からマーケット2020を読み返してみますと、3月、4月は凄まじい状況が起こっていました。驚愕の内容が列記されています。正にパンデミックの状況でした。

そこから1年しかたっていない訳です。

今でも感染は続いていますが、ワクチンが出来ていなければ、まだ先が全く見えない状況なのでしょう。ワクチンの完成には感謝です。


来週16日に菅総理の訪米があります。バイデンも対面での初めての首脳会談です。それが日本な訳です。

表敬での意味合いもあるでしょうが、トランプと違って事務方でおおよそは決まっているのでしょう。新聞報道でも経済・気候で共同文書の発表が出ています。

お土産はあると思います。ワクチンの様な感じもしますが。

中国対抗のサプライチェーンの構築でしょうか。注目です。


来週のマーケットは首脳会談の行方を確かめたいと動くかもしれませんし、先回りして動くかもしれません。期待先行で動くような感じがしますが。どうでしょうか。

決算があった安川電機やイオンの動向にも注目です。

小売業の決算は続きます。


2021年4月16日

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日経平均29683 NYダウ34200 wti原油63.08 ドル円108.75

前週比▼85 400 3.74 ▼0.94

日経平均は前週に引き続き微減でした。膠着状態が続いています。ザラ場では29500所で押し目買いが入りますが利益確定に押されています。

▼229 212 ▼130 21 40の1週間でした。

対してNYダウは最高値を更新し続けています。

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NYダウは25日移動平均線は2.75%となっています。過熱感とは言えない値でしょう。日経平均は0.47%です。

ちなみに13週線はNYダウ6.3%で日経平均は1.43%です。

これの比較はバイデンの経済対策と言っても過言ではないでしょう。特に1人15万円の給付が影響しているのでしょう。ロビンフッター達は当然買いを入れているはずです。

米国の3月消費者物価指数・小売物価指数も堅調過ぎる値でした。

ワクチン効果からも週間失業保険申請件数も市場予想を大幅に下回りました。

増税の懸念材料は付きまといますが、ビットコインが6万4000ドルと暴騰している様に足元では強烈なフォローの風が吹ています。

但し上がりすぎますと需給の観点から、短期的な下落はあるのでしょう。

例をとれば債券市場であり為替市場でしょう。

10年債利回りは理屈に反し1.59%と下落しています。ドル円もしかりです。

短期的な買戻しショートカバーとの解説が出ています。

いつもの事ですが、短期的に動いた事象を中長期的な物語として話すのはどうかと感じています。

当局の財政出動と金融政策は鉄板なのですから。ワクチン効果も確実に影響するのでしょう。地政学の強烈な出来事や大天災が起こらない限り、この高循環の環境は続くと予想します。


日米首脳会談が無事に終了しました。懸念系の解説の方が受けが良いのかは分かりませんが、バイデンが対面で首脳会談を行った最初の国が日本なのです。

世界の要人が注目し各国メディアが報じました。

ヨシ・ジョーと話したそうです。1時間45分の予定が2時間半になったとの報道です。

双方とも事務方でたたき台を出し調整する方法で、外交の基本的運用と解説がありました。

トランプ的会談ではないという事です。

人権・環境・知的財産・技術革新・供給網・地政学について共同声明を出し同盟を深化させました。

オリンピックに関しても努力の支持の言質が出ています。

日米ともに中国の反発、台湾の玲賛も想定内の事であると判断し声明を出しているはずです。

その想定内に今後どう詰めていくのかも当然話し合っているはずです。

そして市井の人々が上記の事より一番注目、心配しているワクチン供給の事も具体定数値は明らかにしていませんが、実務者の菅総理は答えを持ってきているはずです。それをリップサービスすればとも思いますが、それはしないスタイルなのかもしれません。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は1億4072万人で死亡者は301万人との事です。前週比は603万人と10万人の増加となっています。

これは週間では最高値に近づいています。

米国の1日のワクチン接種が1日400万回と報じられ、1回接種の方は国民の4割近いとの事ですが、世界的に見れば日本もそうですが、まだまだこれからなのでしょう。

日本は予定はされていますが、途上国等は予定さえもないのかもしれません。

感染力の強いと言われている変異型が、猛威をふるっています。強いという事は、それがシェアーを取ることは間違いないのでしょう。

直近からの動向からは予想だにしない想定外の事が起こっています。

それが値に出ています。


日本も4月17日付けでは4802人と出ています。

ここでのチェック点は大阪1161件・東京759件・兵庫541件と飛び抜けています。神奈川247件・愛知230件・埼玉207件・沖縄167件・千葉156件・福岡137件・北海道109件となっています。

但し感染件数が10件以内の県が9県あり、30件以内で見ると24県もある事です。

報道を見て全国津々浦々の人々は同じように感じているはずですが、実際にはこの様に大きな違いがあるのです。

これは難解です。

人口で割る様な値にはなっていません。地域によって感染に対しての温度差は出ているのでしょう。

今後どのような展開になるのかは不明ですが、更にこの状況の拡大は予想されます。

拡大が予想される地域は、当然新たな施策が必要なのでしょう。

それをどうするのかは、各首長が決める事ですが、地域密着の市町村や雇用者を守る民間の経営者は都府県の要請だけではない施策も必要でしょう。


JR札幌駅で道外から訪れる旅行客にPCR検査キットを無料で配布すると言うニュースがありました。民間が独自で行っているサービスです。

貰った概ねの方は普通に唾液検査をするのでしょう。郵送し電子メールで結果を受け取るらしいです。陽性の場合は検査機関から北海道と自宅に近い保健所に連絡が行くそうです。

保健所から正式な検査を受ける要請があるとの事です。

上段の運用は各企業や大学でも出来るでしょうし、どこでもやろうと思えばできるはずです。

全国紙で掲載されている事例ですから、当然関係者は知っているはずです。

政府や各自治体も研究するべきですし、民間も行政を待たずに動く事は必要でしょう。


大阪では感染件数の1000人越えが6日続いており、重症者病棟は248床で重症者患者は既に274人とオーバーしており、受け入れできない方は軽症・中等症の病床で治療をしているとの事です。

コロナ外の方を含めて集中治療室は500床あると以前聞きましたが、他の疾病や事故もある訳ですから。

早急を要しない手術を延期するように要請し、滋賀県に重症病床の応援を行い、自衛隊にも看護師の派遣要請をやっと行った様です。

14日には小中高に部活動の休止を要請し、大学にはリモート学習と課外活動自粛を要請しました。

想定外と言うのも分かりますが、政治は結果責任で物を言はれます。

ここまで他の都道府県と比較して医療崩壊を起こしている以上、大失策なのでしょう。

命が掛かっている事ですから尚更です。

吉村知事は同郷であり私と同小学中学の出身で応援はしていますが、なんとかしなければいけません。

報道では京大の理論疫学の西浦教授から、大阪の重症者は来月初めに560人と試算が出ていました。

前週示しましたが、まだ大阪市以外は昼カラを行い飲食店は9時まで営業しています。

吉本も映画館もやっています。USJも海遊館も動物園もしかりです。

不要不急と訴えてもその方達にしてみれば、不要ではないのかもしれません。食事が不要と言われても難解です。飲酒するのとは違う訳ですから。

満員電車は変わっていません。

今後の動向に注意です。


米国では1月~3月の決算発表が始まりました。いつもの金融所が先陣を切っています。ゴールドマン・ファーゴ・モルガンと続いています。個別で詳細な解説が出ています。モルガンはアルケゴス問題が出てきました。

証券系では最高益で銀行系ではそこそこと言うのはざっくり過ぎますが、傾向は出ていると思います。大手所が続きます注目です。

国内では2月・8月決算の小売系の決算が終わりました。マーケット的にはこれもざっくりですが、好決算でも市場予想より低いからと売られ、悪材料ではたたき的な売られ方です。これも日本株が現在膠着状態に陥っている要因かもしれません。

イメージとしては、ここ迄売られるのかという銘柄も散見されます。

全体のトピックスと比較してチャートを見て頂ければよいと思います。順位不動で思い付きの銘柄ですがご確認ください。

チェック点としましては、全体の動きとしてトピックスはコロナ前1700所から大きく伸長し、現在2000ポイントと高値圏です。

これとの違いがまずチェックです。

特に大底の昨年3月よりの戻しも見て頂ければよいかと思います。

週足で添付しておきます。

トピックス。

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イオン。

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ウエルシア。

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ファストリ。

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しまむら。

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良品計画。

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ニトリ。

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ABCマート。

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ビックカメラ。

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コーナン。

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セブン。

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ローソン。

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高島屋。

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三越伊勢丹。

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2月決算。製造業ですが安川電機は必須です。

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2月決算ではありませんが飲食業を確認ください。各社厳しい展開です。

鳥貴族。

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ワタミ。

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吉野家。

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サイゼリア。

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王将。

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マクドナルド。

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株価は各業態・業種の明暗が確実に出ます。東証では水産から始まり不動産迄33業種と分けられています。当然個別銘柄で様々ですが、ある一定の傾向はあるのでしょう。特にコロナ過中で今迄にない動きが出ています。先行指標ですから巣ごもりから脱却の思惑も十分に考えられます。

それと今回の事でもう以前には戻れない業種もあるのでしょう。


話は大きくなりますが、資源のない少子高齢化の日本ですが、人口力に強さのある中国やインドの台頭はやむ負えませんが、英知と感性と真面目さで新たな未来の構築は出来るのではないかと感じています。


来週のマーケットはECB理事会や気候変動サミットがあります。市場では限定的でしょう。大きな経済指標もありません。米国の個別決算には一喜一憂はあると思います。vic指数は16.25と低水準です。

日本電産から始まる3末本決算は22日からです。永森会長の会見には注目です。

日本は、まん延だらけになってきましたからマインド的には厳しい所です。膠着が続く可能性が高い感じもしますが、下値は押し目買いが入っていますので固いとは思います。

上に突き抜けないので困惑している方もおられるでしょうが、現在値30000円に近い値は、この状況下では十二分な値であるとも言える訳です。そこの認識は必要でしょう。

今後の動向に注目です。


2021年4月23日

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日経平均29020 NYダウ34043 wti原油62.05 ドル円107.86

前週比▼663 ▼157 ▼1.03 ▼0.89

日経平均は大幅下落しました。663円と言えば結構な値とも思いますが、株価が高い位置ですので2%所ではあります。3週連続の下落となります。

2 ▼584 ▼591 679 ▼167の1週間でした。

月曜日の夜の先物から値崩れを起こし水曜日迄1200円の下落となりました。何故か大きく下落しました。私的には理由は分かりません。

Aiが何かを感じ指示をしたと言うのでは身も蓋もありませんが、空売り比率は45.7・45.3と大幅上昇し、そして木曜日に39.9と買い戻した事は事実です。

日米会談を受けて中国が何かの対抗策を打ち出してくるという解説がありました。何故火曜日からかは不明です。

3度目の緊急事態宣言と言うのが大きなトピックと言うのは分かります。今回は今迄より厳しい内容であるとの先行報道もありましたし。

但しマーケットはチャートを見て頂ければ分かりますが、1~2月時の宣言中に上がり続けたと言う実績があります。

2末決算を受けて個別銘柄が大きく売られましたので、3月末決算が始まる前にポジション調整をしたという見方もあるでしょう。これには同調はしています。

コロナウイルス相場と揶揄される方もいます。感染件数が日経平均とリンクしていると言う解説です。

日銀が火曜日に買ってこなかったので水曜日は更に下げたとのコメントもありました。ステルステーパリングであるという考えです。水曜日は買ってきたので木曜日は上昇したと言うのです。

いつもの事ですが、後から言われましてもどうなのでしょうか。

いつもの短期的な需給要因と考えます。

チェック点としましては木曜日は買戻しでしょうから、いつもの動きだと思います。

木曜夜における米株の下落は以前より懸念をしていたバイデン民主党のキャピタル増税であるのは間違いありません。

この政治マターは、どこまで影響するのかが不明ですので難解です。

年収100万ドル以上の方へ現行の20%から、ほぼ倍になるキャピタル課税を付与する増税方針を打ち出しました。

様々な試算が出ました。米株を2割下げるというレポートもありました。

これが年収1億1000万円ならば大多数の方は関係ありません。

もしこれが年収1000万円となれば話が変わってくる訳です。これの可能性はないとは言えません。

バイデンは新政策としてアメリカンファミリープランという政策を打ち出してきました。これにも財源の裏付けが必要な訳です。

バイデンは3/1に200兆円、3/31に250兆円と経済対策を打ち出し、今回は110兆円と報じられています。

前回の250兆円の政策には主に法人税を充てるとの事でした。今回は個人の所得税を充てるという事なのでしょう。

民主党は大まかな考え方は以前よりの方向ですからは想定内なのですが、問題は急進左派であるウオーレン・サンダース等の勢力が政策にどれくらい関与してくるのかが鍵ではないでしょうか。

既にグリーンニューディールや最高裁判事の定数増加の司法制度改革等に影響を及ぼしています。

ウオール街はそこに注視せざる負えないと感じています。

これは考え方の是非ではなく、マーケット的だけの観点でどうなるのかという点です。

これの結果など現時点で誰にも分かりません。

一夜が明け米株の上昇を受けて、今回の増税案は相場に与える影響は限定的等の解説がありますが、これは注意する案件と考えます。

来週でバイデンは就任100日となります。アメリカイズバックです。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は1億4583万人で死亡者数は322万人との事です。

前週比は511万人と21万人の増加となりました。

3/19 330・7 3/26 278・7 4/2 354・5 

4/9 469・8 4/16 603・10 4/23 511・21

上記を見ましても死亡者数の増加が抜きん出ています。

ワクチンは出来ていますが、特効薬は聞きませんので、重症化した場合は厳しいのでしょう。

医療現場では試行錯誤して挑んでいるのでしょうが、新薬と言う物は未だにない様です。

こちらにも世界の英知に期待するしかありません。


WHOは22日の感染者数が88万人と過去最高の値と発信しました。

ワクチン接種は続いていますが、感染数がそれより増えている訳です。今までと違った感染力の強い変異型が猛威を振るっているのでしょう。

インドでは1日の感染者数が33万人と報道がありました。酸素ボンベ不足の内容が出てきました。それとインド型という2つの変異を合わせ持ったウイルスが出てきたとの事です。

インフルエンザでは10000種類もの変異型があると解説がありました様に、この新コロナも限りなく変異していくのでしょうか。

細胞は進化の過程で強くなっていく物なのでしょうか。それで人類もいる訳ですから難解な話です。

今までの公衆衛生では効かない段階に入ったのでしょうか。


政府は4都府県に緊急事態宣言を7県にまん延防止等重点措置を宣言しました。

今までと違う大きなチェック点は酒の提供とカラオケの禁止でしょう。

これはコロナ感染当初に示しましたが、やっとそこに目を向けたとも言えます。

ウイルス感染は飛沫感染ですから、それが何時であるのかは関係ないと言う考えです。昼も夜も関係ありません。

酒場が稼業ですからよく分かりますが、酒を飲めば酔う訳です。血液にアルコールが回ります。集れば誰でも大らかになり、声を張り語り合う訳です。盛り上がれば大騒ぎです。

そういう場では酒を飲んでない人も酔っていないはずなのに盛り上がっています。

人はそれが楽しいので大昔から酒を飲むのでしょう。集うのでしょう。普段の常識感が薄れてきます。マスク会食の徹底は困難なのです。

カラオケは飛沫感染の典型的行動でしょう。

その集まる場所を止めてしまうと言う政策です。

但し、ランチで何時間もおしゃべりと言う問題は残っていますが。

お酒を提供するサービス業は大打撃は間違いありません。それよりコロナ感染が重要という判断です。この業界は時間との闘いなのでしょう。

ワタミは100億円規模の追加融資を政策銀に要望しました。

商業施設の休業やイベントの無観客、テーマパーク等の休業についても、人の流れを止めるという事で、それを実施しました。

鉄道減便は混雑が増すような感じもしますが。

ゴールデンウイーク期間を含めた5月11日迄となっています。

17日間の日数となります。過去の宣言期間は2ヶ月でしたが。

どういう結果になるのかは分かりませんが、確実に減少はするのでしょう。

チェック点としましては、今までも失敗してきた解除の決断でしょう。

ワクチン接種は進んでいません。

この感染力が強いと言われているウイルスでは解除をすれば同じことが起こる事は容易に想像がつきます。

緊急事態からまん延防止に移るのでしょうか。


大阪ではコロナでり患した場合は適切な治療が受けられないと知事が発言しました。行政の長が医療崩壊している事を伝えています。

現在10000人とも言われている方が自宅やホテルで待機されており、熱が出て不安と連絡しても病院では診てくれないのです。

これはご近所で実際にあった話です。

重篤者の搬送先が見つからないケースが多数報道されています。

重症病床は満杯であり、重症患者の方が軽症・中等症病床に移り治療を受けており空きが無い訳です。

この日本で医療が既に大阪では崩壊している訳です。

既に皆さんがご承知の様に、軽症・中等症の治療ができる病院はいくらでもあるのにです。コロナ患者の受け入れを拒否をしている事が原因なのは歴然としています。

何故こういう事が起こるのかは、法治国家ですからという答えになるのでしょうか。今回の改正感染症法の限界です。憲法論迄広がりますからここでやめておきます。

ワクチン接種のスピードが求められます。特に重篤化しやすい年長者が終われば医療の体制も充実するのではないでしょうか。米国ではワクチン接種に州兵が動員されています。安全保障という観点があるのでしょう。日本でも災害派遣で自衛隊の活躍には賞賛が出ています。詳細は存じませんが看護資格を持たない衛生兵でも注射を打てるルールではないでしょうか。

今後の動向に注目です。


個別では日本電産です。永森会長はceoを退任し、全てではありませんが役割を次の世代に託しました。健全な考えでしょう。決算内容の詳細は端折りますが、素晴らしい内容でした。EV向けモーターのシェアーは世界の4割を誇る会社ですから、時代の流れからも有望すぎる企業です。

マーケット的には出来高も高く大きく売られました。

製造業では安川電機がそうでした様にこの傾向が続くと市場関係者は感じています。

日本電産。

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日本郵政も挙げておきます。オーストラリア物流大手トール社を7億円で売却するとの事です。2015年に6200億円で買収した訳ですから。当時どういう決断だったのでしょうか。意味が分からないという所です。この会社はどうすればいいのでしょうか。

日本郵政。

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来週のマーケットは米国の個別決算と日本も続々と決算となります。日本は元来保守的でもありますし、このコロナ渦中で次期の見通しをどう出してくるかでしょうか。決算は売りと言う流れが続く可能性はあります。

日銀政策発表とFOMCもあります。これは新たな事はないのでしょう。

いきなり2%所ですが変動幅が出ましたので、それは見ておかなければならないでしょう。4月は陽線のアノマリーはあるのですが、テクニカル指標では懸念の部分も出ています。

日経平均は一旦27000円所までと言うアナリストも出ています。今の現値を外しまくってきた方達ですからそれには同調しませんが、上昇する要因は少ない感じもします。ゴールデンウイーク前の手じまい売りも考えねばならないでしょう。

金曜日寄り付きにダブルインバースを衝動で買ってしまいましたので少々下がって欲しいな。とはあるのですが分かりません。

衝動で買った場合は大体負けるのですが。

注目です。


2021年4月30日

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日経平均28812 NYダウ33874 wti原油63.48 ドル円109.32

前週比▼208 ▼169 1.43 1.46

日経平均は続落です。4週連続の下落となりました。4月度は▼366円でほぼ横ばいですが月足は陰線となりました。

売買高はそこそこ出来ています。

チャートを見て頂ければ分かりますが、ざっくり言えばレンジ相場です。

5日移動平均線は▼0.64で25日は▼2.01です。

月末日は何故かほぼ1年間下落しており、4月も下落となりました。

大手所が先物でポジション調整をしているのでしょうか。1日の事ではありますが。

ゴールデンウイーク前の手時舞売りもあったと予想されます。

▼167 105 ▼134 62 ▼241の1週間でした。

一目均衡表。

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雲の下になりましたので、地合いは悪いのでしょう。この様なチャートは市場関係者は毎日見ています。

いけなく感じているはずです。一般の方は知る由もありませんが。

気分的には毎日のコロナ過中の報道を見て過ごしていますから、焦燥感、慎重感というのかウンザリ感と言うのか残念感というのか。

センチメントは悪いのです。仕様がありません。

マザーズ。

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個人投資家が多いマザーズ市場は出来高も少なくセンチメント系が顕著に出ています。

米国は違います。

NYダウ。

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ナスダック。

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高値警戒での需給は当然起こりますので一旦利益確定はあります。

グロースからバリュー等への変更もあるでしょう。

金融政策は変わっていませんので、短期的な変化なのでしょう。

又じゃぶじゃぶ資金は株式市場から違う所へ循環物色もしています。

完全な投機資金のビットコインは6280迄戻してきました。

潤沢なマネーはドルを買うのでしょうか。債券1.62でしょうか。金ゴールドでしょうか。不動産価格はどこまで上がるのでしょうか。リート市場も脚光です。銅も原油も大豆からトウモロコシ迄上がっています。

ドル円。

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その上経済指標が強すぎるのです。

個人消費・個人所得からGDP1月~3月と絶好調です。ガーファムの決算も驚愕の内容でした。

4人家族で60万円ももらえれば、半分は置いといても、それは使うのです。

ワクチン接種も計画以上ですし。

NYダウは3ヶ月連続上昇し、4月度も2.7%の上昇です。

良すぎる事による警戒感のコメントが出ている位ですから。

今後の動向に注目です。


バイデンは議会で初めての施政方針演説を行いました。

65分間の演説でした。

米国の再始動を宣言し現在の苦境を強さに変えると強調しました。インフラ整備や格差是正による新たな成長戦略を一世一代の投資と訴えました。

米国が一つになった時には、できない事はなにもない。国民に向けて団結のメッセージを訴えました。

対中国と雇用である事を伝え、中間層には公教育への拡充や減税を盛り込み

雇用を3連呼です。

社会の分断に対してはコンセンサスが重要であり超党派に理解を求めました。

気候温暖化への対策は世界のリーダーシップを担うと意気込みを語りました。

米国民は元より世界が注目しました。

当然賛否両論はあるのでしょうが、これだけの事を言えるのですから。具体的にも政策を実現さしていますので説得力はあるのでしょう。

米国が世界をけん引する事は間違いない訳で方向性も示しました。堅調である事は安心感にもつながります。

残念ながら日本でこの物言いはできないでしょう。

マーケット的には限定的でした。やはり各種規制や増税への不安は付きまとっていますので。

大きなイベントを無事通過出来たという所です。


FOMCでは新たな内容は出ていません。パウエルは様々な場面で何回も発信していますので、ある方がおかしいのです。何か言質を求めたい、特にテーパリング関係を求めたいメディアはいつも居るのでしょうが。

日銀も予想通りにサプライズはありませんでした。こちらもステルス系を聞き出したい記者はいますが、黒田総裁はいつもの煙に巻いて脇は固いのです。


チェック点は4月の中国pmiでしょうか。製造業購買担当者景気指数は前月比で2ヶ月ぶりに低下した事です。半導体不足が徐々に効いているのでしょうか。供給懸念が値に出ている訳です。

需要が旺盛すぎるという事ですから、考えて的には短期的な落ち込みと見ていいと感じます。設備投資が追い付いていないのでしょう。


中長期では米中覇権は継続しています。これの方が最大の問題です。但し誰もがどうなるのか等言い当てられない事です。

当事者間でも不明なのでしょう。ぎりぎりとやりながら落とし所は落としながら続くのでしょう。

引き続き注目です。


世界の感染者は1億5293万人となり死亡者は334万人となりました。前週比は710万人と12万人の増加です。

進捗は地域によっては爆発しています

インドでは1日40万人と出てきました。悲惨な映像が連日出ています。2重変異ウイルスが猛威を振るっています。これは日本でも確認されました。要注意です。40ヶ国が医療支援を行っています。日本政府も人工呼吸器等の提供を表明しました。現地の日本企業もスズキ・ホンダ・パナソニック等が操業を止めています。

かたや中国では大型連休中に2億6500万人が旅行を楽しみ、コロナの心配はもうしていないとの報道です。万里の長城や紫禁城での映像が流れました。衛生当局の発表では1年間での死者は数人というのは信じられませんが。これは眉唾としても習政権の強権的な手法がウイルス感染には効果があるのかもしれません。

バイデンは2回接種した方は、マスクの着用なしに少人数のパーティーを許可しています。

世界各国で様々なコロナ渦中が展開しています。


日本では6000人迄ですが感染は増加しています。現時点の感染件数は緊急事態宣言前の値が出ているとも言えますので、今後の推移に注目ですが、欧米等と比較しても相当緩い措置ですから、変異系ウイルスに対してこの運用で対処できるのかは注意です。

緊急事態宣言の11日迄と言うのは、普通に考えて無理でしょう。

医療が崩壊している訳ですから。

大阪では350床の重症病床で421人の重症者がおられるとの事です。東京の65人との比較は重症者の定義が違いますので単純に比較は出来ませんが、抜きん出ています。

吉村知事は高齢で熱が出ても入院できる施設はないと発信しています。本当にないのです。介護施設で該当された方は治療が出来ない施設内で隔離されています。

既にレアーなケースでない訳ですから、実話大問題なのです。

関係者はメディアで報じられていない事も含めて諸々を知っているのでしょう。何故こういう事態が起こっているのかも知っているはずです。

西村大臣がお札は1週間ウイルスが付いている等公共電波で今更発信していますが、本当なのでしょうか。これはミスリードでしょう。

根本的な対処が求められます。

私見ですが緊急事態宣言の地域では、コロナ受け入れ拒否の病院に受け入れを強制させるべきです。特に軽症の方は十二分に対処が出来るはずです。他業種は強制的に営業を止めさしている訳ですから。


報道では日本で重症者は1000人を超えたとありますが、東京と大阪で定義が違うのですから。何とも言えない所です。

重症者の定義は以前にも示しましたが、考え方は様々でしょうが統計上はありえない動きです。どうやって全体の政策を打つのでしょうか。これは当初の調整力不足と日本的なセクト意識というか村社会の欠点が出ています。

そういう諸々の諸事情もあり、政府は緊急事態宣言やまん延防止は各自治体に任せるしかないとも言えます。

埼玉・千葉・神奈川・愛知ではまん延防止ですが、不思議な感じさえします。

私的に見て緊急事態宣言の京都よりは確実に多いと思いますが。


ワクチン接種もです。

政府は防衛省を使って、まずは東京・大阪での1日10000人規模の集団ワクチン接種を試みている所に齟齬が出てくるとも言えます。

これはモデルナを使うとの事ですが、各市町村とどういう調整をするのかも不明です。どういう段取りで進めるのでしょうか。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは2立会日しかありません。当然米株にサヤ寄せするのでしょう。米国の月初経済指標に注目でしょうし、既に懐かしい所ですがゴールデンウイークが明けて、トランプのいきなり中国への25%関税付与が思い出されます。バイデンではないと思いますが。

個別決算は続きます。ソニーの好決算には驚きました。マーケットの反応にも驚きました。今決算はこの展開は続くのでしょう。

ソニー。

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休み中は見守るしかありません。

どうでも言い話ですが、私はダブルインバースを未だ持っています。早く決済したいところです。

注目です。


2021年5月7日

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日経平均29357 NYダウ34777 wti原油64.84 ドル円108.58

前週比545 903 1.36 ▼0.74

日経平均は2立会日ですが5週間ぶりに上昇しました。連休が終わり米株にさや寄せしました。国内要因で朗報があった訳ではありません。緊急事態宣言真っただ中ですから。

518・26の2日間でした。

5日移動平均線は0.85で25日は▼0.17となっています。

一目均衡表。

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雲の中に隠れています。上に行くのか下に行くのかと言う所でしょうか。


米国は月初の主要経済指標である4月isn製造業60.7・非製造業62.7ともに市場予測には届きませんでしたが、想定内に強い値でした。双方ともに60以上の値ですから。当然株価はそれに準じます。

週間新規失業保険申請件数は50万人を下回り昨年3月の水準に戻ってきました。ADP雇用統計も74万人と前月より18万人上回りました。飲食・レジャーが堅調であるとの解説です。但し製造業は労働者不足との懸念は出ていました。

米株は上記を受けて最高値を更新し、週末に最大注目の雇用統計を迎えた訳です。

4月雇用統計は予想もできない難解な値となりました。

予想は100万人増加でしたが結果は26万人だったのです。失業率は6.1%と悪化した値が出てきました。

バイデンは経済は正しい方向に向かっているが、回復にはまだ長い道のりがあると表明しました。

この単月事の雇用統計ですが、時々思いもよらない値が出てくる事があります。これの理由など私には分かりません。1年に何回か出てくる感じでしょうか。暴風雨や寒冷の時は異常値が出る時があります。プロのアナリストもこれは不明であるとのコメントがある位ですから。

手厚い失業給付や雇用のミスマッチ等様々な仮説が出ています。

民間のADPと何故違うのかは不思議ですが。

更に驚いた事は、マーケットは一瞬下落の反応をしましたが、その後じりじりと上昇し最高値を更新した事です。

これも難解ですが実際そうなりました。

悪い値が出たので金融政策の変更等ありえないの解説がありました。いい所どりで動いた訳です。

NYダウ。

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5日移動平均線は1.07%であり25日は1.98%となっています。

vix指数は18.22と低水準です。日経viも18.14ですが。

結局の所は強い需給要因があり、いつものFRBが月間1兆3000億円の資金供給を続けているのでという事でしょうか。

株価は先行指標ですから半年・1年先を見て動いていますので、1つの経済指標では動じないという事かもしれません。

但しハイテク系のナスダックは軟調な動きが続きました。

ナスダック。

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5日移動平均線は▼0.78%で25日は▼1.68%となっています。

これはいつもの解説の金利(10年債利回1.58%)で無いのは明らかです。私は買われ過ぎたから売られたのだを以前より主張しています。

但し中長期ではこちらの方がオールドエコノミーより強いと思いますが。

今後の動向に注目です。


銅の価格が10年ぶりの高値であるとの報道がありました。

コロナ禍からの景気回復を受けて需要が高まり投資マネーが流入しているとの解説です。

これは脱炭素の影響で電気自動車等で銅の需要が旺盛になるであろうの背景はありますが、各国中央銀行の金融緩和の影響は計り知れない訳です。

これは全ての商品に当てはまる事なのでしょう。

1つの物語として深読みしますと、原材料が上がりますので製品の価格は当然上がります。製品価格が上がると言う事は、企業の売り上げは上がる訳です。

もし賃金が上がらなければ企業の収益は上がります。

そうなると株価は上がるのです。

たとえば日経平均のperは19.31と下がってきました。epsが1520と上昇しているからです。来週で決算は終わります。perは18以内になるとの試算も出ています。そうなるとこの29000円所でも、株価は高くないとも言えます。

但し一般消費者には難解な事が起こるとも言えます。価格上昇と同じく賃金も上げないといけないのでしょう。しかし世界はコロナ過中ですから。経営側は雇用を継続するのでと言えば労働者は納得する可能性は十分にあります。

ここが難解な所です。

この面では収入が一定している年金の方達も厳しいのでしょう。

大規模な金融緩和はこういう場面に影響しているとも言えます。


全く別角度から見れば、レイオフでの困窮や残業減で可処分所得が減少している現役者は数多いですが、年金者は生活面からは変更がないとも言えますし、これもコロナ禍が起こした考えさせられる事かもしれません。

通常に戻るには2023年と言っている訳ですから、そこまではこういう混沌が続くのでしょう。


世界の感染者は1億5770万人となり前週比は487万人の増加です。

各地域で明暗が分かれています。

ワクチン接種回数は当然影響しているのでしょう。

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チェック点としましてはワクチンの接種率は当然影響しますが、ある一定以上にならないと全体的には影響が薄いとも言えます。

感染力が強い変異株では顕著なのでしょう。

分析的にはざっくりで恐縮ですが、5月8日だけの値でみますと。

感染件数。

アメリカ35000人・インド40万人ブラジル63000人・フランス20000人

ロシア8000人・イギリス2000人・イタリア10000人・ドイツ13000人

韓国560人・日本7000人。となっています。

50%を超すイギリスは極少になっていますが、30%所の独仏伊はまだまだ高い値とも言えます。インドやブラジルの10%~15%所では全く抑制できない様です。

日本で言えば年長者3600万人が終了したとして30%所でしょうか。

政府は65才以上は7月末?には終了したいと発表しています。人口の50%を超すのはいつになるのでしょうか。

私どもは推移を見守るしかありません。

上段の所は専門家や関係者は、当然詳細に分析しているはずです。

様々な仮説を立てているのでしょう。

今後の動向に注目です。


緊急事態宣言は予想通りに5月末日迄となりました。東京・大阪・兵庫・京都に愛知と福岡が追加されました。まん延防止は8道県となりました。

各地で様々な運用となっています。何が正しいのかは不明ですが、各首長が決定した事項で進められます。

大問題の医療の困窮は続いています。大阪は完全に崩壊していますが、各地域もゴールデンウイークが影響したのかは不明ですが、重症化率が上がっています。

そもそも病院で診てもらえない訳ですから。

大阪では10000人の方が自宅や施設で紋々と過ごしています。悲劇とも言える内容が連日のニュースです。

何故こんな事になってしまったのでしょうか。もう1年以上経っているのですから。

国民皆保険になっていない訳です。何のために保険料を払っているのでしょうか。

今後も続くわけですから早急な対処が必要でしょう。

以前より門外漢ですがこのコロナの治療については具申していますが、指定感染病院しか診れないルールは分かりますが、指定感染専属の医師と言うのは重症化の方は専門性はあるのでしょうが、軽中症の方は内科の方なら診れるはずです。休日診療の様に輪番制でご足労願う事は出来ないのでしょうか。

平時では無い訳ですから。

当然ワクチン接種は優先順位1番が医療従事者な訳ですし。

どこで診るかは休日診療所は平日開いていますし、そこは知恵の出し所でしょう。

兎に角、診てもらえないと言うのは大問題です。

為政者は考えるべきです。大阪は特に動くべきです。

今後の動向に注目です。


細かい話ですが経団連は科学的根拠のないトイレのハンドドライヤーの解禁を提示しています。政府もやっと容認しました。風説の流布の様な事は撤回が必要です。


個別では任天堂でしょうか。巣ごもりの恩恵を受けた筆頭銘柄でしょう。決算では営業利益が6400億円と出てきました。過去最高の前期比82%増です。

スイッチであり動物の森なのでしょう。来期は保守的に5000億円と出されています。多分上方修正するのでしょうが。

任天堂。

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株価は全体が大きく上昇した2営業日ですが下落となっています。

今回の決算での傾向は続いています。


来週のマーケットは決算ラッシュとなります。2000社あり週末に900社が控えています。そしてオプションSQです。

米中の4月消費者物価指数にも注目です。

どうでもよい話の私のダブルインバースは決算終了後に手仕舞いを考えています。


2021年5月14日

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日経平均28084 NYダウ34382 wti原油65.51 ドル円109.35

前週比▼1273 ▼395 0.67 0.77

日経平均は11日火曜日からいきなり暴落しました。火水木で2000円も下落したのです。きっかけは米ハイテク株の下落でしょうが、日本株はそれ以上に叩き売られました。

オプションSQと言う事もあったでしょうが、日銀は全く買いに来ませんし、コロナ渦中での不透明感の中、一番狙い撃ちされやすい市場だったのかもしれません。

火水木の売買高は金曜日のSQ日より大きいのです。

これは超短期筋の動きだと思います。

決算中の悪い展開とシステム的な損切が加わり、何故にそこ迄という感じで下落したのです。

完全な投機的な動きと言っても過言ではありません。

160・▼909・▼461・▼699・636の1週間でした。

チャート的にも何のサポートラインも関係ない感じでした。

空売り比率は44.2 47.4 48.2 47.3 39となっています。

既に月曜日から仕込んでいたのかも知れません。

それが分かれば苦労はしませんが。

日経viは18.20 22.70 26.27 28.31 24.09となっています。

日経平均の5日移動平均線は▼0.97%、25日は▼3.70%となっています。
ソフトバンクG。

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5日移動平均線は▼7%で25日は▼13.28%となっています。
東京エレク。

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5日移動平均線は▼1.36で25日は▼4.88となっています。
代表的な2銘柄を提示しましたが、この様に意図的な動きがあったとは思います。

ちなみに東京エレクトロンは1取引に500万円近くいります。

一目均衡表。

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あまり見たことのないチャートです。

それだけ驚愕な下げだったのでしょう。

ハイテク株は世界的に下落しました。台湾が厳しい展開でした。

ナスダック。

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5日移動平均線は▼1.61%で25日は▼4.87%となっています。
これは日経平均と比較しますと更に悪いです。

金利上昇で高per銘柄の売りが顕著であるという解説が金利上昇した場面では出てきます。

但し、金利が動かない時の下落では封印されており辻褄が合わないと感じています。

ナスダック週足。

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ナスダックはこのチャートですから。

私は以前より買われ過ぎで売られたと言う認識です。

オールドエコノミーの一部がコロナ渦で散々な状況の中、巣ごもり需要も相まってハイテク系の進捗は凄まじい限りでした。

ナスダックは当分の間14000所迄のレンジ相場ではと読んでいます。

上記は不測の事態が無い場合に限りますが。

強烈な規制・増税やFRBテーパリング等が無い場合です。

NYダウ。

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5日移動平均線は▼0.75%で25日は▼0.08%となっています。
NYダウ週足。

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全くざっくりですが、NYダウはコロナ前29000所から現在34000所で117%の進捗でナスダックはコロナ前9500所から高値14000所で147%もの進捗となっています。

NYダウも今回下げましたが、最高値を更新し続けていましたから、単なる利益確定の範ちゅうです。

今後の動向に注目です。

注目された米国4月消費者物価指数の発表がありました。

対前年比4.8%増と出てきました。市場予想3.6%を大きく上回りました。12年ぶりの伸び等と報道されていますが、対前年比は以前より示しています様に発射台が低すぎますので難解なのです。

前月対比でもエネルギーと食品を除き0.9%増となりました。

解説では全てが上昇していますが、何故か中古車が前月比10%も上昇し、全体の3分の1余りを占めたとの事です。

給付金で中古車の需要が急激に増えたのでしょうか。

前週の雇用統計も驚愕の内容でしたし、単月だけを見てもどうなのかと感じますが、インフレ懸念が加速すると言う思惑からマーケットは瞬時に動いた訳です。前週はいい所どりで上昇したのですが。

様々なエコノミストから今回の指標について解説がありました。但しFRB要人が短期的な上振れと言っているのですから、信ずるのは普通だとは思います。FRBが間違っていると言うコメンテーターもいます。

いつもの事ですが、その人達には全く責任はないのですから。

インフレになるのは間違いないのです。目標がインフレ目標でそれを目指しているのですから。10年債利回りもいずれ2%になるのでしょう。

問題点はそれの進捗度なのでしょう。

そもそもインフレになれば企業の利益は増えて、賃金も上がるのです。デフレは逆なのでしょう。

今後も各種経済指標には注目です。


世界の感染者は1億6252万人となり死亡者は337万人です。前週よりは482万人の増加です。

変化は微減と言う所でしょうか。

以前から考えられていた季節性は全く無い様な感じです。

変異型が強すぎるのでしょうか。

個人的に聞いた医師からは、インド型はまだ未開な部分があると聞きました。イメージ的で失礼ですが、公衆衛生面ではインドは劣っている様な感じはします。

日本が感染件数が少ないのは此処1点だと感じています。ファクターxは公衆衛生と感じます。マスクをしていない方は見かけませんから。どれだけ田舎に行ってもマスクをされています。

米国は疾病対策センターより、2回接種した方は原則としてマスクを着けなくても良い新たな指針を示しました。

バイデンはワクチンを接種するのかマスクを着けるのかだと発言です。ワクチン接種の普及を促しています。

日本はこれから本格的に始まるのですが。

都市部の集団接種は自衛隊です。欧米のレポートよりワクチン接種は一機に集団的に行う方が確実に効率が上がると発信されています。

彼らの経験上よりのレポートです。考え方は様々でしょうが、大多数の識者からの報告です。

当然政府はそれに習ったのでしょう。以前より示していました、天災と同じ自衛隊を使う考え方での行動です。

但し地方自治体との連携が鍵でしょうし、職場や学校もそうなのでしょう。

各地域の進捗状況が話題になるのでしょう。

今後の推移に注目です。


緊急事態宣言は北海道・広島・岡山を加えて9都道府県となりました。まん延防止は群馬・石川・熊本を加えて10県となりました。

5月31日が鍵ともなりますが、現時点で対象県が増えている訳ですから。

医療の逼迫の進捗を見ますに中々解除するのは難しいのでしょう。

大阪では自宅待機が18000人と出てきました。死亡者数も東京を抜きました。

感染件数は検査件数云々を言う方も多いですが、死亡者の方は実数ですから。

全国で同じニュースを見ている訳ですから、大阪の若者や老人の考え方が他地域と比較して緩い等はありません。一旦増えてしまうと、こういう事態になる難物なのでしょう。

何故他地域と比較して大阪がこの様になってしまったのかの仮説は以前より示していますのでもういいでしょう。

大阪の老人は感染すれば、診てもらう事は出来ないと覚悟をしている方がいる時点で最悪な訳です。施設ではそのまま待機です。

実際に命の選別が年齢で起こっています。

お亡くなりになって重症病棟が空くと言う、なんとも言えない事態が起こっている訳です。

吉村知事は直接病院に要望を連絡をしている様です。気持ちは分かりますが個人のマンパワー的には限界を感じます。

大阪だけは全国と同じ緊急事態宣言の内容ではいけないのかもしれません。

既に職場や学校が感染の場所になっています。

家庭内感染が増えています。

4人家族ならば、家族なんですからマスクでの会話はしないでしょう。気おつけていても食事風呂トイレと感染は防げないのでしょう。

酒場やカラオケの禁止で感染への抑制は値よりも明らかです。

誠に残念な話ですが、既に今の運用では市中での変異ウイルスの抑制は難しいのかもしれません。

他地域も大阪を反面教師としての対策が求められます。

ワクチン接種に頭が切り替わっていますので、年長者が打ち終わる7月末迄はこの状況が続くのかもしれませんし、政治が新たな施策を打つかもしれません。

今後の動向に注目です。


米国では南部でガソリン需要がパニックになっているとの報道です。コロニアル社へのサイバー攻撃が発端ですが、今回のパイプラインでの供給不足は10%という事で、市民の不安買いだめが原因との事です。日本でのトイレットペーパーやマスクの事が思い出されます。地域ではガソリン価格が高騰しました。

人の心理と言うのはどこでも同じなのでしょう。

適切な情報発信が求められますし、事態が起こった時にどういう危機対応が必要なのかも求められるのでしょう。

バイデンはサイバー能力強化の大統領令に署名しました。


イスラエルとガザ地区も難解です。

イスラエルは地上攻撃を本格化したとの事です。イスラエル内でも暴動が起こっているとの事です。

こちらの地政学リスクは、何十年と渡って続いており時折今回の様な事態となります。

継続して注意です。


来週のマーケットは、今週の暴落がどう影響するのかがチェック点です。誰もが予想出来ない事が起こった訳ですから、出た値で更なる憶測が出るのでしょう。

決算が終わりましたので、材料出尽くしを語る方もいるでしょうし、セルインメイだセルインジュンも出てくるでしょう。

日本の株式市場は脆弱が浮き彫りになりましたので、慎重な見方をする方が普通だとは思います。

足元で朗報な報道はありませんし、悪い場合は悪材料を語りつくすのはいつもの事です。

自律反発でレンジ相場に戻ると予想はしていますがどうでしょうか。

日経perは14倍まで下がってきました。

いつものどうでもよい話ですが、4月27日のバイデン増税で狼狽しダブルインバースを買ってしまった私はさすがに木曜の終値では決済出来ませんでしたが、金曜の寄り付きで決済しました。こんな事もあるんですね。

更に寄り付きで1570と1545を買ってしまいました。どうなるでしょうか。

注目です。


2021年5月21日

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日経平均28317 NYダウ34207 wti原油63.87 ドル円108.94

前週比253 ▼175 ▼1.64 ▼0.41

日経平均は微増でした。但し前週の暴落の後を受けて日中足では300円~500円上下の毎日が続きました。NY市場と相関がない日もあり、後遺症が続いているのか方向感が掴めない展開でした。

▼259 582 ▼368 53 219の1週間でした。

5日移動平均線は0.63%で25日線は▼1.86%となっています。


困惑している日本市場に追い打ちをかけたのは仮想通貨市場でした。

ビットコインは1日で30%も下落し10%上がって10%下がると言う、仕手株の様な動きとなっています。これは時価総額が8000億ドルも誇るのですから難解な訳です。仮想通貨合算の時価総額は2兆ドルと言われています。これに影響されて、他のコモディティー市場も大きく揺れました。

原油上場投信。

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5日移動平均は▼3.7%で25日線は▼1.94%となっています。


そもそも、この様に変動する物は通貨としては使えないでしょう。暗号資産の名称になっている訳です。

中国はこれと手を切る方向なのかもしれません。この国は問答無用ですから答えは早いのです。

米国も10000ドル以上の送金には報告義務を求めました。徴税強化の方向でしょうか。

ブロックチェーンでのエネルギー問題やテスラ社イーロンマスク氏の言動、パイプラインのサイバー攻撃を受けたコロニアム社の身代金問題等足元でも話題が尽きません。

完全なゲーム感覚の物もある様ですし、それはある意味完全なギャンブルとも言えます。

各国様々な運用があり、マネーロンダリング、ハッカー、税の問題、法律の整備、市場の透明性やサーキットブレーキ等の取引上問題点等々事あるごとに今後も注目となるのでしょう。

マネックス証券。

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15日移動平均線は0.05%、25移動線は▼11.55%となっています。


暗号資産もそうですが、金融政策と財政出動で全ての価格が上がっています。木材はウッドショックと言われていますし。物の値段と言うのは何が適切なのかは難解ですが、需要と供給でおおよそ値段は決まるのでしょう。

夏のキャベツと冬のキャベツは2倍近い開きがありますから。

卵の値段など買わない人は知らないでしょうが、肌感覚ですが3割は上昇しています。1ヶ月位前からでしょうか。考えますに餌のトウモロコシ価格が上がっている訳です。

実生活にも大きく影響しています。

中央当局は様々な指標を視て、いずれは基に戻すのでしょう。今回のFOMC議事録でもテーパリングの議論は必要と出ていました。議論するのは当たり前の事でしょうが。但し2023年迄と何回も発信していますから、それの近似値であるとは思います。経済は動いていますので早まることはあるのでしょう。

マーケット的には先行指標ですから、それより半年1年は先に動くかもしれません。

今回決算が終了し2021年はもちろん実数で出ています。2022年3月期の予想も出ています。但し、これは2018年を上回ってはいません。

そして株価は28000円所な訳です。アベノミクス8年間で24000円をどれだけ押し返されたのかも事実です。

又テーパリングが始まっても、それ迄に拠出したマネーは残る訳ですから、またそこは難しい所なのでしょう。

仮説系は幾100通りと出るのでしょう。逐次に注目です。


イスラエルとハマスが無条件無期限の停戦合意をしました。エジプトの仲介と言う事ですが米国は当然影響を出しているのでしょう。火種が消えたわけではないのでしょうが朗報です。

イラン核合意復帰にも期待です。


世界の感染者は1億6669万人で死亡者は345万人との事です。前週比は417万人と8万人の増加でした。

5月初旬よりは減少していますが、猛威は変わらずです。変異種が大方の様です。インドは減少したと言っても1日26万人感染と出ています。インド型にワクチンが効くのかと言う研究がされている様ですが、他国では未だインド型が少なく不明との事です。ムコール症と言う言葉が出てきました。注意です。

日本でも、ちらほらと出てきました。水面下では存在しているのでしょう。緊急事態宣言の間に消えて欲しい所です。

政府はインドからの渡航者には待期期間を6日から10日の延長としました。水際対策は肝心です。台湾でもパイロットから拡散されたとの報道がありました。ご足労だとは思いますが徹底しての運用が求められます。

沖縄が新たに緊急事態宣言地域に追加されました。6月20日迄との事です。

来週には宣言の延長はやむなしなのでしょう。

但し地域地域でイベントや大規模商業施設の運用の変更はあるのでしょう。

吉村知事は時短要請は7月末までと発信です。年長者のワクチン接種が終わるまでと言及しました。大阪では禁酒法?が続くのでしょうか。その発信は拙速だとは思いますが、彼自身はかなり堪えているのでしょう。彼の心中も察する所でありますが。

大阪の医療惨状の報道は毎日の様です。保健所職員の方の神経困窮も伝えられています。自宅療養の方9300人には、はげますしかないとの内容です。

何回もくどい様ですが、彼は緊急事態を1週間前倒しで解除し、大阪市以外の酒場をフルオープンにしてしまったのですから。

その時の解除の映像は残っています。

3月度は私の所でも若者達は5回以上大騒ぎがありましたから。僕らのミニ同窓会も行いましたし。ここぞとばかりに大阪は揺れ動いたのです。

役所の人の追及も分かりますが、皆が動いた訳です。それが他地域との違いとなって表れたのです。

私は当時大きな懸念を拙著で示しています。彼は分からなかったのでしょうか。今更言っても仕様がありませんが、不幸な事になった方やご家族は忸怩たる気持ちなのでしょう。

政治の大きな決断は当たり前ですが市井の人々に影響を及ぼします。

政府はモデルナとアストロゼネカを承認させました。

医療従事者470万人の接種が未だ50%未満と言うのは、何故そうなっているのか不明ですが、早急な動きが必要です。

来週より高齢者のワクチン接種が始まります。進捗に注目です。


個別ではユニクロです。米国は突然シャツの輸入を差し止めしました。ウイグル綿を使っているからとの事です。これはいきなり人権問題の政治的パフォーマンスでしょう。実際の数量云々は大勢には影響はないのでしょうが。

ワールドとミズノも検討中と一報が出ました。

チェック点は中国の不買運動です。目には目をが出てくると続きます。注意です。

ファストリ。

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半導体戦略推進議員連盟が発足しました。自民党有志と言う事で安倍・麻生・甘利氏が顔を合わせました。半導体王国の座を取り戻すと怪気炎です。日本が何故この様な事になったのかも政治がらみですが。

現在は半導体売上9位にかろうじてキオクシア・旧東芝メモリーのみですから。

東芝。

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マーケット的には国策に売り無しです。

キオクシアは昨年秋に上場が延期されましたが、今年後半にも上場かもと出ています。


台湾tsmcが車載用半導体を2020年比で6割増産の報道が出ています。2019年比でも3割増産との事です。

米商務省の招きを受けての発表です。顧客の為に、これまでにない行動を取るとの事です。具体的運用は不明な様ですが、公に発表しているのですからそうするのでしょう。

中国の苦虫の横顔が映りますが、考えすぎでしょうか。


来週のマーケットも、どうなるか等分かりませんが、先週の空売り比率は44.9 39.6 47.1 43.9 41.6となっています。大手所が弱った日本市場に、いい様に動く事はあるかもしれません。但し売ったら買戻しをしなければなりません。この金融相場では踏み上げが必ずくると思います。

その時に散々な目に合うのは個人かも知れませんが。

マザーズ市場が戻っています。

マザーズ。

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5日移動平均線は3.79%で25日線は▼3.47%となっています。

先行指標の感じがしますがどうでしょうか。

どうでもいい話の私はこの緊急事態宣言時に何と8233高島屋を買い増しています。こういう所が株式市場の醍醐味かもしれませんが、どうなるでしょうか。

高島屋年足。

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日移動平均線は0.55%で25日線は4.25%となっています。

注目です。


2021年5月28日

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日経平均29149 NYダウ34529 wti原油66.66 ドル円109.80

前週比832 322 2.79 0.86

日経平均は大幅に上昇しました。窓を開けた金曜日の600円高に尽きる訳です。それ以外の日は小動きという感じでした。

5月スタートが28812円でしたので、終わってみればレンジ相場だったとも言えます。

46 189 88 ▼93 600の1週間でした。

5日移動平均線は1.73%で25日線は1.74%となっています。同じの値です。
この600円高ですが、米国10年債利回り1.58%や新規失業保険申請件数40万件の減少等が挙げられるのでしょう。トリガーとしては、そうかもしれませんが、多分違うと考えます。ドル円が筋目の110円に近づいたのでとも言えるのですが。

これらは後付けっぽいです。

売られたものが買い戻されたという需給関係と推察します。

空売り比率は42.5 41.1 42.5 44.4 35.9の1週間でした。

短期的な踏み上げ相場だったのでしょう。

売り方の散々が目に浮かびます。

一目均衡表。

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チャート的にはまだ雲の下ですし、基準線は下降から戻った位置です。短期的な動きを見る転換線は急上昇しています。

NYダウ。

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5日移動平均線は0.36%で25日線は0.81となっています。

こちらは最高値圏での揉みあいでしょうか。

ちなみにドイツDAX指数も最高値圏です。

日経平均は上値からの下降トレンドで差異が出ています。

何故かと言われれば、緊急事態宣言中ですしワクチン接種率かもしれませんが。ざっくり言えば人気がないのでしょう。成長性が低いとも言えますし、投資にあたいしないとも言えます。

感染件数や死亡件数の実数は欧米より著しく低い訳ですから。

私は日銀の実質的な政策変更が影響していると感じています。日銀は現在値推移の範囲では買ってこない事が明らかになりました。

4月度は1回、5月度は0回です。

中央銀行が金融のプロフェッショナルが今の株価を視て、実力以上な値であると判断している証左でしょう。金融緩和策での結果である現在値に資金は投下はしないという決断です。

現在値はグローバルな動きで上昇してきましたし十二分に高い訳です。

よく言われているステルステーパリングなのでしょう。

この管制相場の議論は数知れずでしたが、日本市場はある意味普通の状態に戻った訳です。

そういう事で、株価を大きく動かす外国人は、後ろ盾を失った日本株投資を一旦減少さしています。

日本の個人投資家も日本株ではない海外投資が著しく伸びている事も要因でしょう。

但し、個人的には日本の実力は相当高いものと感じています。秘めた力があるという事です。個別企業は素早く動いています。

政府や各行政機関が細かい規制で成長を制限させない事が肝心です。ルール重視の遅すぎる政策が難点です。

今後の展開に注目です。


ちなみに日銀のETF残高は51兆5093億円で東証1部の7%を保有しているとの事です。日本最大の株主であり2021年の評価益は15兆4444億円と出てきました。過去最高を更新したとの事です。

国の利益とは言いませんが、これをどうするのでしょうか。

GPIFの保有額は昨年末で45兆円となっています。

管制相場と言われる所以です。


29日土曜日、麻生財務相がG7で多国籍企業を対象に国際課税ルール作りについて合意に向けた機運は高まりつつあると発言しました。共同通信の観測報道では7月のG20で国際的な法人税改革を検討していると報じました。

ガーファムが1番に思い浮かびます。

意味合いはよく分かります。急速な経済のデジタル化に対して世界基準を遅まきながら改革しなければならない現状なのでしょう。

これはマーケット的にはチェック点です。

これをどう織り込むのかです。

私は増税と規制の政治的要因が市場に対して一番影響あるのではと感じています。金融政策のテーパリングはもちろんですが、これは金融当局が突然なサプライズを起こさず徐々に地道に動くと感じています。

来週のマーケットの動向には注目です。


世界の感染者数は1億6995万人で死亡者は353万人です。前週比は326万人と8万人の増加です。

感染者数は減少しています。ワクチン接種効果なのでしょう。

中国は6億回と抜きん出ています。米国の倍に当たります。中国ワクチン云々は別としましても、自国で開発した訳ですから。統制的に進めているのでしょう。日本は1100万回との事です。

1年前に世界がこの様な事になっている等誰しも予想が出来なかった事が起こっています。来年の今頃はどうなっているのでしょうか。

終息しているでしょうか。

富める地域だけ抑えましても、そうでない地域も抑えていかないと、グローバルに動いている以上永遠に続く事が予想されます。正に世界レベルの動きが求められます。

差別がいけないと総論で話しますが、各論ではその地域を嫌がっているのです。感染は別と言いましても説得系ではどうでしょうか。

人類の英知に期待するしかありません。

ワクチン特許の問題が出ています。それは十二分に分かりますが、結局はブーメランになる訳ですから、考えてもらいたい所です。

温暖化も世界レベルなのですから、ワクチンも同様に進めてもらいたいものです。

遅まきながらメイドインジャパンの開発に期待です。

国民は待っているでしょうし、そこで日本の活躍に期待します。


旧インフルエンザの様に何十年とワクチン接種が続く可能性もあります。ワクチンの有効期間が議論となっています。米国では最初から4回分の接種予定の用紙になっている様です。変異種も不明ですし、今はバタバタとしていますが。

今後ワクチン接種の運用がストレスなく出来る様なシステムの構築が求められます。これは政府主導になるのでしょう。

決まった事には従順な国民性がありますので、是非お願いしたい所です。


政府は沖縄を含めて10都道府県に6月20日迄緊急事態を継続しました。まん延防止地域は5県となっています。

欧米と比較しますと緩い措置なのですが、現時点では解除は出来ないのでしょう。ウイズコロナで人々は動きます。

1000平方メートル以上の集客場所は各都道府県独自の運用になる様です。

何が正しいのかは不明ですが決定しました。

政府は雇用調整助成金の特例措置の期限を1ヶ月延長しました。緊急小口資金や総合支援資金、住居確保給付金も同様の措置としました。

予想としましては感染が減少し緊急事態は解除になりましても、今回の医療崩壊の実態を見ますに、まん延防止に戻り継続となるのでしょう。前回で失敗していますから。

識者が訴えている飛沫感染エビデンスの酒の提供とカラオケだけは封印が続くと予想します。

地域は絞って来るでしょうが。

リクリエーションですから。それが無くても生活は出来る訳です。

但し感染対策は殆どのお店はしていると思います。そこをどうするのか政治が決断するのでしょう。

6月第2週には観測報道が出てくるのでしょう。

吉村知事は高齢者が終わる7月末日迄とフライング的な事も発信していますが。

接種率と共に注目です。


旅行業は国内最大手JTBが悲報の如く散々です。国内売り上げは66%減で過去最悪の1051億円の赤字と出ました。22年度3月迄には7200人の人員削減と73店を閉鎖するとの事です。減資を行い資本金は1億円にします。こちらは非上場企業です。

旧態以前のビジネスモデルの崩壊となっています。

エイチ・アイ・エス週足。

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5日移動平均線は1.86%で25平均線は10.25%となっています。

旅行の需要的には同じなはずですが、ネット系で固定費の少ない所は上記の様な株価形勢です。ワクチン後を睨んだ動きなのでしょう。生き残った所が需要が復活した際は総取りという事でしょうか。ビジネスの厳しい所です。


個別ではエイベックスとサイバーエージェントを取り上げておきます。サイバーは孫さんや三木谷氏と同様に有望な企業を取り込んで巨大化しています。エイベックスは音楽事業の売上高が半減し今決算では62億円の赤字でした。財務基盤の強化が必要になり保有株の一部をサイバーに頼みました。

このコロナ過では生き残りをかけて各社思いもよらない展開なのでしょう。

サイバーエージェント週足。

20210528サイバー週足

エイベックス週足。

20210528エイベックス週足


中国の共産党100周年が7月1日となっています。識者が様々な論陣を張っています。これは中国の一大イベントなのは間違いありません。習政権は成功に導くために綿密に計画し実行するのでしょう。

直近もそうでしたし、それ迄は神経質な事は起こさないのではと感じます。それ以降は全く分かりませんが。

中国関係は6月迄は平穏であると予想します。

注目です。


来週のマーケットは5月最終日と6月月初の経済指標が目白押しです。月曜日は米国がメモリアルデーで休日となります。

月末日は2020年9月以降連続で下落しています。このアノマリーが何故なのかは不明ですがそうなっています。

どうでもよい私の話ですが、先週末で全て手仕舞いしました。ダブルインバース迄買おうとは思いませんでしたが。小商いで小市民的な感じでしょうか。当然下落した所で買い戻します。

この様な運用している方は多い様な感じもしますが。

注目です。


2021年6月4日

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日経平均28941 NYダウ34756 wti原油69.41 ドル円109.47

前週比▼208 227 2.75 ▼0.33

日経平均は微減でした。29000所で200円ですから完全な小動きです。5月度は結果47円の上昇でした。1ヵ月の期間様々な出来事がありましたが、マーケット的には変わらずでした。

日経平均はレンジ内の推移という事は間違いありません。日足チャートを見て頂ければ歴然ですが、上値から切り下げての重い展開です。世界の主要市場は最高値圏が数多くあります。それとの差異の理由は様々を語れますが、そうなっています。

私的には先週に示した所です。

▼289 ▼45 131 111 ▼116の1週間でした。

月末日は2020年9月より何故だか分かりませんが凹んでいます。他の市場はそうではありません。不思議な現象ですがそうなっています。

これは市場関係者の全てが知っている事です。

そして理由は分からないのです。

5日移動平均線は0.06%で25日線は1.06%となっています。

一目均衡表。

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チャート的には、このままの値で推移すれば雲の上に出てくるのでしょう。

トピックス。

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5日移動平均線は0.89%で25日線は2.37%となっています。
日経平均との比較は著しいとは言いませんが、微妙な差異が出ています。

これは個人的にはファストリとソフトバンクGの2銘柄の影響と考えます。

様々な解説はあるのでしょうが。

ファストリ。

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5日移動平均線は▼2.64%で25日線は▼3.17%となっています。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は▼0.80%で25日線は▼8.15%となっています。

この2銘柄は業績が悪い訳ではないのです。マーケット的な特殊要因であると思います。

今後の推移に注目です。

世界には巨大な機関投資家は数多くあります。その殆どがAi取引というのかロボット取引というのか既に人間は関わっていません。

それらが互いに相互干渉をしながら形を作っています。

日本であれば日銀であるでしょうしGPIFもそうなのでしょう。

但しこれは日本の事情ですから。

投資銀行だけでも欧州ではドイツ銀行 独。バークレイズ HSBC 英。クレディー UBS スイス。ソシエテ バリバ 仏。アムロ オランダ。等々でしょうか。

米国投資銀行ではゴールドマンサックス・モルガンスタンレー・jpモルガンバンクオブアメリカ・シティーが主要所でしょうか。

日本は三菱UFJ銀行が出てきます。

ヘッジファンドの世界ランキングではブリッジウォーター・ソロス・シタデルインベストメント・DEショー・ハウボストグループ・スカルプタキャピタル・ローンパイルキャピタル・バイキンググローバル・アパルーサ・エリオットアソシエイツ等々とウイキベキアに聞いたことのない会社が載っています。

これらが当然日本市場もそうですが、世界の市場で買ったり売ったりしている訳です。

そして旬の話題では映画館チェーンAMC株の宗教的とも言える暴騰のロビンフッター達が市場を揺るがしている訳です。

中々理屈では物事を語れない環境なのでしょう。

それとコロナ渦中なのは言うまでもありません。

現在のマーケットは拙著で100回示していますが中央銀行の金融政策でこの様な事が起こっています。

金融政策は富める者にも貧しき者にも平等の政策なのです。

財政政策はピンポイントを突く事も出来るでしょうが。

その現状を認識して物事を語らなければならないでしょうし、行動しなければならないのでしょう。

これはマーケットの事等全く興味のない人達も厭がうえにも巻き込まれます。ガソリンが上がり電気代は上がります。卵迄上がりますから。雇用は賃金はどうでしょうか。年長者から学生さん迄、医療はどうでしょうか。出生も関係してくるでしょう。

話が大きすぎますが、今後の動向に注目です。


米国からISN製造業・非製造業景況感指数の発表がありました。

予想通りに61・64と連続して60を超える値が出てきました。これらは通常の値でないのは明らかです。過去最高値と言うのですから。平時では50という筋目の値があるのです。

落ち込んだ所から急激に変動しています。

新規失業保険申請件数も38.5万人と5週連続減少してきました。通常は20万人所ですが。

注目の5月雇用統計の発表がありました。56万人の増加と出てきました。失業率は5.8%です。

これは景況感指数と比較すると出遅れているのでしょう。過去最高値などの値では当然ありません。

これの要因は様々な解説が出ていますが、バイデン政策が大きな要点なのでしょう。

失業保険の特例加算は9月迄です。

2020年1月失業率は3.6%でした。4月には14.7%となりました。2021年1月が6.3%ですから、現在の値5.8%は若干の減少の範囲です。

現在980万人が完全失業者数との事です。2020年1月度は580万人でしたので、400万人の返りがあります。

景況感と人的不足のミスマッチが起こっています。

これは徐々に改善はしていくのでしょう。

マーケット的にはテーパリングは時期尚早という事で10年債利回りは1.55%迄下がりました。

株式市場ではハイテク系が急上昇しました。

そもそもFRBは2023年迄はテーパリングは実行しないと、くどい位言っているのですが、市場とはそういう所なのです。

今後の動向に注目です。


バイデンは中国企業59社への投資を禁止する大統領令に署名しました。トランプ前政権時より禁止対象を広げました。中国は反発し撤回を要求しました。ぎりぎりとやっています。注意です。


世界の感染者数は1億7298万人で死亡者は372万人との事です。前週比は303万人と19万人の増加です。値が間違っているのかと思いましたが死亡者が19万人も増加しています。

どこかの地域が著しく増えているのでしょうか。

トピックでは台湾でありマレーシア・ベトナムでしょうか。

新手の変異系が出てきました。ウイルスとはそういう物なのでしょうが、引き続き難解です。

政府はアストロゼネカ製ワクチンを緊急援助で送りました。

これに対して中国の物言いは、いかがな物でしょうか。大国なのですから世界規模で考えて欲しい所です。

ウイルスは致死率が高いものは拡散しないとも聞きました。その個体が感染させなく死に至るからだそうです。

これは動物全般にある様で、古代の昔からあるとの事です。

コップ19は当初とは違う物になっているとの事で注意は継続なのでしょう。

どうなるのかは誰もが分かりませんが、一般人は公衆衛生とワクチンに頼るしかありません。

政府は職場・大学等様々な運用で接種率を加速させる方向です。

国を上げての一大プロジェクトです。

1日100万回が実行できると政府内から出てきました。

和歌山県が高齢者接種が35%と国内1番との事です。和歌山では地域の診療所の協力が高い接種率に貢献しているとの事でした。栃木県は最下位で14%です。

予想されていましたが差異は出てくるのでしょう。いずれ追い付いていくのでしょうが。

ニアミス等で廃棄の問題が出ています。7000回分らしいですが。現場の方はルーチングの徹底が求められますし、人の間違いは想定内ですから運用変更が随時に必要なのでしょう。


感染件数では沖縄県が厳しい状況です。大阪も減少してきましたが、重症病床や自宅待機の課題は改善していませんから注意です。

来週後半には6月20日迄の緊急事態宣言がどうなるのか等々、観測報道が出てくるでしょう。注目です。


私事で恐縮ですが、大阪府時短協力金は未だに入っていません。2月10日に提出した1期分です。56000件のうち80%が入金済みとの事ですが、20%に入っている訳です。何回も電話をしていますが、問い合わせ場所では審査待ちとの回答で連絡を待てとの繰り返しです。折り返しの電話やメールもありません。

何の審査をしているのか、順番はどうなっているのか、内容が全く不明な事がありえないと感じます。

どの様な事務処理・運用をしているのかは存じませんが、私の立場と同様な方が数多くいる訳です。6月8日には5期分の申請が始まります。

大阪府の行政はどうなっているのでしょうか。他地域の行政機関も同じなのでしょうか。

60才の私は日本の行政は文句はあるでしょうが、石橋を叩いて渡る事は、きっちりやっていくと肌感覚で感じてきました。今回は全くの残念な内容でした。時代という事かも知れませんが、民間を入れるとこうなるのでしょうか。答えは分かりません。この文面を読んで頂いている方は各員感じてください。


個別ではトヨタを取り上げます。

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5日移動平均線は3.84%で25日線は13.17%となっています。
マーケット的には日本最大の時価総額30兆円を誇る企業が動機ついています。これは上場以来の最高値の値です。実力は分かりますがこの大型株がこの様になっているのです。ちなみに年間売上高も30兆円です。

時価総額2位14兆円2000億円のソフトバンクGは投資会社ですから、浮き沈みは相当あるのでしょうが、トヨタは基本製造業ですから。技術革新と世界戦略の賜物なのでしょう。今後の動向に注目です。


来週のマーケットは先物より29140円所よりスタートするのでしょう。懸念があるとすれば11日のメジャーSQでしょう。5月度SQ週に2000円も下落した事が思い出されます。

あの時も理屈的にはあり得なかった訳で。通常ではあの様な事はないと思いますが。

どうでもよい私の事ですが、月末31日の下落を受けて小商いとなり、金曜日迄には1570・1545・8233と全力買いとなっています。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年6月11日

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日経平均28948 NYダウ34479 wti原油70.81 ドル円109.64

前週比7 ▼277 1.4 0.17

日経平均は全く変わらずでした。上値は重たい状況です。メジャーSQは波乱なく通過しました。SP500は最高値を更新し、ナスダックは14000ポイントを復活しました。ドイツ・韓国・香港と絶好調です。感染最悪のインド株さえも高値圏なのです。

日経平均は茅野外の状況です。

29000円所は低いとは思いませんが。

77 ▼55 ▼102 97 ▼9の1週間でした。

私的には日銀のステルステーパリングにおけるファストリ・ソフトバンクGの影響と感じています。

但し、株式投資は循環物色ですから一旦外している日本株を買いに来る予想は十分にあります。

要因は金融緩和で世界が同時に株高になっている訳ですから。

日本も同じくになるはずなのです。

コロナ感染が著しく低い日本が人気薄という皮肉な状況になっています。

5日移動平均は0%で25日移動線は1.2%となっています。

一目均衡表。

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この様なチャートで何の物語を語れるのでしょうか。なぎの状態なのでしょう。このままの推移で雲の上となります。そこから上昇と言うのは話が旨すぎるのかもしれませんが。ありえる可能性大です。 

来週末あたりからでしょうか。注目です。

ナスダック。

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私論では買われ過ぎて売られたナスダックが1ヶ月で値を戻してきました。ハイテクグロース系は結局の話、一番伸びる所なのでしょう。

政治の規制がなければ、世界が必要としているのですから、そこに投資をするのは必然です。

注目です。

5日移動平均線は2.39%で25日移動線は3.99%となっています。


米国5月消費者物価指数の発表がありました。

前年同月比5%の上昇でした。前月比よりも0.8%の上昇です。これだけを見ますと前月と同様の波乱要因が予想されましたが、今回は全く波乱になりませんでした。

インフレ懸念が出ませんでした。

FRBの一時的な物価上昇である事を素直に聞いたとの論説が多いですが、結果でどの様にでも言えるのです。

その内訳もコア指数の部分では違うのだからや、中古車や航空運賃等一部の要因が影響した為等々も伝えられますが。

前月はどうだったのでしょうか。


米国の経済指標は世界の識者が注目しています。分析やコラムも数知れずです。それがネットに瞬時に流れ、誰もが見に行ける訳です。

そしてメディアやネットで関係筋から専門所迄も侃々諤々の論法が出ています。

それを当然見る訳ですが、どう感じるかは様々なのでしょう。

私的には株式相場は前月もAiロボット取引で動いたと思います。又は債券市場の短期的な特殊要因で金利が動いたと感じます。

今後も金利上昇で株安になると論じていた方は現在どう論じているのでしょうか。

新たな論建てをされています。別に何を論じてもいいのですから。

但し責任のある役割ではないのです。


そもそも景気が良くなれば金利は上がります。景気が良くなれば企業業績も上がるのです。株価は基本的にはファンダメンタルズなのでしょう。

この経済の基礎的条件は経済上昇率であり物価上昇率であり、企業の業績なのでしょう。

現在は完全な金融相場ですから、それが業績相場にいずれ移るはずです。

そこ迄金融当局はこの政策を続けるのでしょう。

政策議論はするのでしょうが、いきなりバズーカの様なサプライズは起こさないのは責任ある仕事をしている方達としては当然な事です。

FRBは2023年迄はテーパリングをしないと言っているのですから。

徐々に影響の薄い政策は解除していくでしょうが、それも徐々になのでしょう。

引き続き注目です。


ご存じの様に今回のECB理事会でも金融政策の継続を伝えました。日銀はどうするのでしょうか、これは皮肉的ではないのですが、コロナパンデミック前から実行していますので、永遠の0なのでしょう。

何故日本は成長しないのでしょうか。

少子高齢で人口が減少しているからなのでしょう。

外国人を受け入れませんし。

内需の成長は望み薄です。

そもそも高齢の方3600万人は、賃金は関係ありません。物価はデフレで居心地がいいのです。

それらの方に訴求する方がおかしいとも言えます。

黒田総裁は、それは言えませんし、政府もそうなのでしょう。

各種賃金を上げる政策を打っていますが、正社員の初任給は変わりませんし、可処分所得は変わりません。

非正規の方の時給は上昇していますが。

国内では商品の値段を上げると売れません。

構造的な問題なのでしょう。

パンデミックで当然自身を守るために貯金は増えているのです。

即ち企業は需要のある海外で稼ぐしかないのです。

政府は政策的にはオブラートに包みながら海外で稼ぎ、暮らしの充実に充てるのでしょう。

他国に強く言えない所以です。

かじ取りは難しいと思います。

今後に継続して期待です。


2年ぶりのG7ではトランプが抜けた事もあり協調的な政策で合意しています。

ワクチン、気候、自由な民主的な貿易でしょうか。ワクチン10億回提供、パンデミック防止、国際監視体制の強化、途上国へのインフラ支援も出てきました。

ビルド バック ベター。より良い復興です。

菅首相もバイデン・ジョンソンの中でリーダーシップを取っての動きはないのでしょうが独自の活躍はあったのでしょう。

対面して話し合うことは大事な事です。

中国包囲網は懸念な材料ですが。

菅首相はオリンピックの事を冒頭に協力を求め、成功を確信していると支持を得たとの報道です。

オリンピックは7月23日からです。

この状況化で世界で1国だけ悩んでいる訳です。

反対の方も当然多いのですが、たぶんその方達もテレビ観戦で応援・感動・興奮するはずです。

オリンピック開催は国の威信をかけているのでしょう。批判を承知で実行です。是非成功してもらいたい所です。

今後も毎日様々なニュースが飛び交います。

但し17日間の日程ですから。

後々のレガシーとなる事に期待です。


世界の感染者は1億7565万人で死亡者は379万人との事です。前週比は267万人と7万人の増加です。

顕著に減少の値です。

ワクチン効果なのでしょう。

フランスでは30%の接種率で感染は5000人を下回っていると、朗報なコメントのニュースを見ました。日本では2000人を下回っているのですが、そもそもの値が違うのでしょう。フランスの人口は6700万人で日本の約半分に近いのです。

予想通りに20日迄の緊急事態宣言は、まん延防止に移行の観測報道が出てきました。地域によっては完全解除案も出ていますが。

現在の感染件数はエビデンスと言われる酒とカラオケは禁止での件数なのは現実です。

まん延防止は休業は言えませんので時間指定です。

8時迄なのでしょう。

酒とカラオケをどうするのかは政治決断です。

来週の半ばには決定でしょう。

大阪は外さないと思います。その業種の関係者は散々ですが、その他の大多数の方はもう慣れていますし、医療崩壊の惨状を経験した府民は、高齢者のワクチン接種が終わる7月後半迄は致し方ないと考える方が殆どでしょう。

吉村知事は重症病床500症と転退院サポートセンターを打ち出しています。協力金の失態を見ますに、首長及び幹部クラスと一般の行政マンに齟齬が出ているのではとウガッテしまいます。 注意です。

ちなみに私の2月10日に提出した第1期分は7月迄にはとは。どんな事務処理なのでしょうか。 


百貨店各社は土日営業を再開しました。五月雨式に動いています。これだけ各企業で様々な運用をしているのですから、行政はどうしようもできません。法律建て的に無理なのです。

1000㎡が感染症に関わる科学的見知や当初より生活必需品という定義も曖昧でした。

地上波メディアや新聞各社も、それはおかしいと言う声も聞かなくなりました。

人流動向を見ましても、意味合い的には薄くなっています。

満員電車で通勤している方々にとっては、それらの閉鎖に疑念はあるのでしょう。

緊急事態宣言という言葉の重みも問題なのかもしれません。

今後の動向に注目です。


菅首相は2年ぶりの党首討論でワクチン接種は11月完了と明言しました。全体の45分の内30分は枝野氏に割り当てられました。全体で45分というのも、どうなのかは分かりませんが。首相は前回の東京オリンピックの思い出話を話されました。討論なのかどうなのかも不明です。


個別ではエーザイです。

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エーザイ週足。

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マーケット的には1銘柄で日経平均を1週間で100円以上押し上げました。

アデュカヌマブという舌の噛みそうな名前ですが、米バイオジェンと共同開発した薬です。アルツハイマー病の最初の治療薬として米国食品医療局に承認されました。同病気の原因とされる物質を脳内から除去し、認知機能の低下を長期間抑える事ができる世界で初の薬との事です。

世界で5000万人が同症状との事で、今後も増える訳ですから朗報なのは間違いありません。近未来にはこの症状を克服できるのかもしれません。

今後も英知に期待です。


来週のマーケットはFOMCがありますので、観測的な思惑は必ず出てくるでしょう。様々な言葉は出るでしょうが具体的に何かが起こる事は無いと思います。

日銀金融政策決定会合は何もないでしょう。

米国10年債利回りは1.45%迄下がりましたから、当然戻ってくるでしょう。それで株式市場がどう動くのかは不明ですが、全く動かないドル円を見ましても関係薄の様な感じはするのですが。

原油が筋目の70ドルを上回ってきましたので、ここはチェック点です。実際の飛行機はコロナ前には程遠く飛んでないはずなのですが先行的に動いています。ガソリンは2年7ヶ月ぶりの高値となっています。又何かと物議が出るかもしれません。注意です。

どうでもいい私の事は何もせずの様子見となると思います。週後半から勝手に日経は上昇するかもと思っているのですがどうでしょうか。

いつもの事ながら配当金の再投資は必ずあるのです。

注目です。


2021年6月18日

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日経平均28964 NYダウ33290 wti原油71.40 ドル円110.15

前週比 16 ▼1189 0.59 0.51

日経平均は前週に引き続き全く変化はありませんでした。中身は様々とあるのですが値的には同じ値でした。レンジ相場が続いているとも言えます。

売買高は2兆円前後ですから薄商いなのでしょう。現在29000円所ですから。アベノミクスの最高値24000円所でも少ないと言われた値です。

市場参加者が様子見姿勢であるとも言えます。

人気がないとも言えます。

213 279 ▼150 ▼272 ▼54の1週間でした。

チャートを見て頂ければ分かりますが、週初は別段材料もありませんでしたし、需給の兼ね合いだと思いますが、1ヶ月ぶりの高値となり、30000円復活か迄もの憶測がありましたが、FOMCを受けて下落しました。

5日移動平均線は▼0.72%で25日移動線は0.68%となっています。


注目のFOMCが終了しました。タカ派であったと言われる解説が多いですから、そうなのかなと誘導されそうですが、私的には想定内の範囲であり大きなサプライズであったとは思いません。パウエルの声明文も変わっていませんし。

ここら辺の解釈は様々なのでしょう。

為替110円前半と債権1.44%は変化が無かったのですが株式市場は動機づきました。

それもFOMCから1日たってから動いたのです。これを的確に説明できる方は居ない様な感じはしますが。

こういう事は今までもよくある所です。

そもそも米株は最高値圏であり、欧州株も他地域も同じくです。この高値圏ですから利益確定の範疇と思うのですが、NYダウは5日続落で、1週間の下げ幅1189ドルは今年最大とテロップが流れます。

金融相場の全体感が崩れるのなら兎も角、2年後の2023年のドットチャートの変化でどうなるのかと言いたい所です。

世界の実態経済はワクチン効果で上昇するのは間違いありませんし。

絶好の買い場がやって来るのかもしれません。

但し、このパンデミックバブルと言うのか金融バブルと言う物は、今迄に体験した事がではないので、難解なのは間違いありません。

何回も示していますが、アベノミクスの8年間、24000所を抜けきれなかった訳ですから。この29000円所いう値がどうなのかという部分です。

これは株式市場だけではなく値段のついている物全てに言える訳ですが。

仮想通貨は暴騰しています。イーロンマスク氏は調子に乗り過ぎではないかと思いますが。この様な投機的な物から、不動産価格もそうでしょうし、原油はもちろんの事、大豆やトウモロコシや金や銅、プラチナやパラジウム等々迄、何故上がっているのか今の値が適切なのかと言えば、相対的に理屈的には難解なのでしょう。

それをどう読むのかは難しすぎます。

短期筋は読めなくて当たり前ですが、中長期でも難しい所です。

コロナ渦中におけるマクロ経済と国際政治、政治経済、金融政策を見なければならないのでしょう。

それらを受けて物語を語るしかありません。


事実関係でいえば2023年のドットチャートは、18人の政策委員の内金利引き上げが0回5人、1回2人、2回3人、3回3人、4回3人、6回2人と出てきました。13人が利上げと示しました。3ヶ月前は7人でした。

2年後の利上げ予想がこういう内容だった訳です。

過去の米国FF金利を見まして2回利上げをしても、どうなのかとも言いたい所ですが。

解説ではGDP7%前回6.5%と物価上昇3.0%前回2.2%を受けて変化があったという事です。

失業率4.5%は据え置きというのがチェック点とも思うのですが。

それと、これもよく言われている事ですし、その通りだと思いますが、金利もそうでしょうが資金投入量の変化が各市場に最大限の影響を与えるのでしょう。

このテーパリングがどうなるのかが決め手なのです。

金融相場なのですから。正に、ここの部分です。

パウエルは議論は始めていると言及しています。又市場には十二分に説明をしながらとも再三言っていますので、それに準じて動いていくと思います。

今後の動向に注目です。


黒田総裁の会見は、むなしい記者会見とは言いすぎですが、ありえない物価目標2%と永遠の0です。ETF購入は適切に判断するとの事で、脱酸素後押しも具体的な言質は出せていません。

5月度の消費者物価指数は前年同月比で0.1%の上昇でした。上昇に転じたのは1年2ヶ月ぶりとの事です。

一目均衡表。

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予想通りに雲の上になっています。先週はこのまま上昇と読みましたが、来週初めは、いきなり先物が28420円所からのスタートで残念ですが雲の中か下に入り込みます。

チャート分析は大きな材料で需給が発生する場合は、結果こうなりました。という物かもしれません。

転換線も基準線も悪くないんです。遅行線は雲の下ですね。

日経平均はソフトバンクGが年初来安値を更新し続けていると言う要因があるのでしょう。

これが戻ってこないうちは、上値抜けはきつのかもしれません。こちらは投資会社ですから何かの材料でいきなり上昇も下落もあるのです。

この会社は難しいですね。

ちなみに時価総額はキーエンスに抜かれて3位となっています。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は▼1.67%で25日移動線は▼4.42%となっています。



世界の感染者数は1億7818万人で死亡者数は386万人でした。前週比は153万人と7万人の増加でした。

感染数は週間160万人を切ってきました。

ワクチン接種率が顕著な値に出ています。

カナダは66%と出ています。イギリス63% チリ62% アメリカ53% イタリア52% ドイツ50% スペイン49% フランス47% 中国43% ポーランド43% トルコ32%等々となっています。

日本は17%でした。

これは日を追うごとに上昇していくのでしょう。

米国ではニューヨーク・カルフォルニア州が全面再開となっています。完全なお祝いムードとの事です。

日本ではそれらより感染件数は低いのですが、慎重なお国柄ですから。


政府は沖縄を除き緊急事態宣言を解除し、まん延防止に移行する所と完全解除する所を示しました。

10都府県がまん延防止等重点措置となりました。

まん延防止の期間は7月11日迄としました。

大まかな基準は示しましたが、詳細の運用は各自治体に任せました。

何が正しいのかは誰もが分かりませんが、政治判断で決定されています。

イベントの5000人と10000人と、どうなのでしょうか。

大阪は飲酒を2人迄とはいえ11時から7時迄ある一定条件の基オッケイと出てきました。

吉村知事は酒類提供は容認できないと直前にも言っていたのですが。

カラオケは報道が少ないですが自粛要請の様です。

カラオケは飛沫感染の雄でしょうから、酒よりはいけないと思います。

大阪府だけの運用ですがゴールドステッカー申請の43項目は辟易とします。各店舗が従うのでしょう。役人が考える細かい所にはうんざりです。

何故大阪だけこの様な物がいるのでしょうか。この時代飲食業をしている者は自主的にやっている訳ですから。他の業種でこのような物があるのでしょうか。

見回り隊が見に来て承認するそうです。

多分ですが、半年でも回り切れない様な感じがします。

大阪府の飲食店6万件として、土日祝は休むのでしょうから、1日300店舗見れたとしても1ヶ月6000店舗ですから。昼間に来ても空いていませんから。

この様な企画は誰が考えたのでしょうか。運用をどうするのでしょうか。各市町村に代行してもらうのでしょうか。府職員にこの様な人員がいるのでしょうか。全く不毛であると感じます。

まん延防止も当の昔に終わっているのではないでしょうか。


政府は7月10日時点でどうなるのかは不明ですが、全面開放とはせず地域を絞りながらの解除は予想ができます。

又は時間や人数を広げていくのでしょうか。

科学的根拠が乏しい様な感じもしますが、試行錯誤しながら決定するのでしょう。

欧米各国の20%や30%の接種率で、又は50%の接種率で、感染がどの様な推移になったのかは出ていますのでそれも見るのでしょう。

菅総理は11月には全国民にワクチン接種と言っているのですから。その時迄には全面開放なのでしょう。


年長者の接種が続いていますし、感染件数は分かりませんが重病者の減少はは著しいとは思います。

大阪は感染者が102000人で死亡者は2584名との事で東京は168000人で2192名となっています。

880万人と1400万人の人口差は誰もが知るところです。

医療崩壊の結果であることは明らかです。これの総括は必要なのでしょう。


チェック点としましては、このコロナ感染と言う物は、2回感染している方はいるのでしょうか。聞かないですがどうなっているのでしょうか。

旧インフルエンザでは毎年かかる方はいるのですが。

今後の推移に注目です。


イランの大統領に反米・保守強硬派のエビラヒム・ライシ氏が当選しました。8年ぶりの強硬派との事です。他の陣営を排除する決定の方法は、宗教的で不明な部分ですが、そうなりました。日本ではよく分からないのですが、米国はイランを相当に嫌う様です。中東は当然警戒です。

8月から執政するとの事で、火種にならない様にかじ取りをして頂きたい所です。

イスラエルも12年ぶりに連立政権ですが極右政党のベネット党首が首相となる新政権が発足しました。

注目です。

菅首相は9月に解散で調整と報道がありました。オリンピックが終わればこちらが注目になるのでしょう。マーケット的には前回の16連騰が思い出されます。


来週のマーケットは前段でも示しましたように先物より28400円所よりスタートするのでしょう。絶好の買い場なのかは判断は難しいですが、5月には2000円も下落した事もありましたから、手は出しにくい所です。

大手所が駆け引きをしながら変動利ザヤを抜くのでしょう。そもそも米国10年債利回りは動いていないのですから。債券市場も短期筋が動くのでしょうか。

どうでもよい私の事は、木曜日ザラ場で400円下落した所で1570を買ってしまいましたので失敗かもしれません。金曜日の高値で売っといたら良かったです。こういう事を繰り返しながら小市民は動いています。

注目です。


2021年6月25日

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日経平均29066 NYダウ34433 wti原油74.00 ドル円110.76

前週比102 1143 2.6 0.61

日経平均は結果変化なしでした。週初は大波乱がありましたが。

NYダウは一気に値を戻しました。主要3指数ではSP500は最高値を更新し、その他は過去最高値圏です。ラッセル2000迄も大幅に上昇しました。

日本株の出遅れ感は否めません。

▼953 873 ▼9 0 190の1週間でした。

月曜日はザラ場で一旦1100円まで値が下がりました。他国と比較しましても明らかに売られ過ぎです。何故なのかは不明ですが。その時点では又2000円近く値を下げるのか迄も語られていました。

前週に絶好の買い場と示しましたが、結果はその通りになりました。

あの時点で買うのは根性は入りますが。

個人的には1000円下がりの時点で、翌日下落してもナンピン買いをしていけば良いと判断し1570を買い、結果翌日に売りさばきました。

日本株は売りにはトコトン弱いのです。この傾向は続くと思います。外国人が一気に畳みこみます。実態は理屈がない無感情なロボットなのでしょう。日本の株式市場は6割以上が外国人である特殊性があるのかもしれません。

Pciショック・ビットコインショック・FOMCショック等とも言われています。言葉遊び的な感じもしますが。

結局レンジ相場なのですから。

狼狽や指値売りで売らされた個人投資家は気の毒でした。

朗報と言えるのかは分かりませんが日銀が2ヶ月ぶりに700億円買ってきました。これで前場2.5%の下げで買ってくるという事が一応証明されました。

空売り比率は50.2 41.4 38.5 39.9 37.3の1週間でした。

上記を見ましても異常な中身がうかがえます。

超短期的な株式市場では、こういう事はあるのです。

但し中長期で見ている方や積立ニーサ系の方には関係ないと思います。

5日移動平均線は1.12%で25日線は0.61%となっています。


今回のFOMCではハト派からタカ派迄両極端の政策者がいる事を再認識しました。何が正しいのかは分かりませんが、その方はそう思っている訳です。それぞれが当然プロフェッショナルです。

インフレに対する見解も違いますし、発言内容も違う訳です。誘導はされますし見極めるのは難解です。

米国は広大な面積を誇っています。地域地域で経済状況の特性も大きく違います。金融政策のスタンスも違うのは当然なのかもしれません。

それをも理解して聞き込む事が求められるのでしょうが、かなりの精通した方でないと一般者には無理かもしれません。

それと各理事の個性も知る必要があるのでしょう。エコノミストが解説はしてくれますが、これも難解です。

発言の内容を直球で聞く方が殆どでしょう。

結局の所様々な論壇、論説が出てきますが、そうなるとやはり議長のパウエルの発言が1番重たいと感じます。

財務長官イエレンでありパウエルなのでしょう。

パウエルは下院議会証言を行いました。出口は急がない、労働参加は遅い、インフレは一過性であると想定内の内容でした。

外野の騒ぎは起こらない起こさせないという事です。

これは一貫しています。

テーパリングも金額を徐々になのでしょう。それも観測報道を出しながら進めていくと思います。

各市場と対話をしながらと言う事です。

私は大元に従って論建てする方です。

米国は様々な意見の持ち主が寄り添って、議論を戦わせ民主主義に乗っ取って情報開示をし健全であると感じます。

今後の動向に注目です。


日銀の中はどうなっているのでしょうか。存じ上げません。以前の木内氏の様な方は見受けられない様です。黒田総裁のかじ取りが重きなのは当然ですが、何の組織でも同じでしょうが、リーダーが長すぎる組織は膠着感がでます。任期は2023年4月迄ですから、まだ2年あります。

個人的には物価目標をいじれない理由も解りますが、これは目標ではない様な感じがするのですが。達成が出来ない目標とはいかがなものかと感じています。

注目です。


バイデンは24日上院で1兆億ドルのインフラ投資を超党派で合意したと発言しました。9月末までに成立を目指すとの事です。

当初は2兆億ドルを謳っていましたが、野党ともコンセンサスが反映されたとの事です。

与野党が対立が深まる中、議会がお互いに妥協して合意した事が重要であると強調しました。

8年間と言う事ですから、彼は大統領ではない期間にもなりますが身を取ったのでしょう。

新たな増税は行わないとの事です。

これは朗報です。

マーケット的には動機つきました。

下院でどうなるのかは不明ですが、大統領が発言しているのですから、すり寄るのでしょう。

道路・橋梁・空港・公共機関から電気自動車の充電設備まで交通インフラが強化の柱との事です。

米国は動いています。

日本で今それを言っても世間の目は厳しいでしょう。オリンピックが終わり接種率が増えた時点での話かもしれません。

2周遅れを言われている所以かもしれません。

政局が始まれば出てくるのでしょう。

注目です。


世界の感染者は1億8078万人で死亡者は392万人との事です。前週比では260万人と6万人の増加です。

感染者は前週より100万人増加しました。

懸念されるのはイスラエルとイギリスの報道でしょう。

イスラエルでは10人迄減少した感染者が2ヶ月ぶりに100人の大台に乗ったとの事です。16歳からのワクチン接種が8割以上となったとの事ですが、注目は今回感染しているのは半分が子供との事です。

イスラエル当局は12才~15才迄のワクチン接種を急ぐとの内容でした。

大半はインドデルタ変異株との事で、デルタプラスという変異株もあるとの事です。

ウイルスは永遠に変異するものなのでしょう。

イギリスも同様に1000人迄減少した感染が現在13000人というのですから驚きです。

10倍以上に増加しています。ロックダウン解放の影響もあるでしょうが65%の方がワクチン接種を終えている国ですから。同様にインドデルタ株の影響との報告です。

日本でも当然警戒です。

21日より、緊急事態が解除され、まん延防止期間となっていますが、酒の提供を7時迄ですが了承していますから、その影響は10日後位には出てくるのでしょう。

酒がエビデンスという理由はランチでも会話はするのでしょうが、酒は覚醒するものですから、人は油断する訳です。大きな声にもなりますし。

それと夜飲みと昼飲みと飛沫感染に時間は関係ないと思いますが。

酒場稼業ですからよく分かります。

アクリル板など徹底していますが、そもそも野外のバーべキュウでクラスターが発生している事を鑑みますと、対策の徹底は分かりますが、飛沫感染に対して本当の所はどうなのでしょうか。

大中宴会の大騒ぎが始まれば無意味な様な感じを持っていますが。

そもそも繁盛店では、現在宴会では無いでしょうが、人数が集まっている訳ですから。同様の物だとも思いますし。

とりあえず7月第2週頭あたりがチェックでしょうか。

状況によってはまん延継続や酒の禁止も出てくるでしょう。

個人的にはオリンピック迄はおとなしくしてくださいと政治的要求が出ると予想します。

東京は現在でも300~500人と全然減少していませんのでエビデンス外の物なのでしょう。

ワクチン接種の進捗と重症化の推移と今後の動向に注目です。


政局絡みでは7月4日の都議会選挙には注目です。現在の民意が示される訳です。小池さんの病状も心配ですが結果がどうなるのか。

マーケット的にはどう動くのか、どう織り込むのかにも注目です。麻生政権時での都議会選後の政権交代や4年前の都民ファーストの躍進が思い出されます。

アノマリーを解説者が語ってくれています。

又外国人が短期的に狙っているのではとウガッてしまいます。その時は冷静な対処が必要でしょう。


日銀が25日資金循環統計を発表しました。2021年1月~3月の値です。現金預金の残高が1年前と比較して5.5%増加の1056兆円になったとの事です。

1年間で50兆円も増加したとの事です。その様な年は直近ではありません。

株式なども含めた家計の金融資産は7.1%増の1946兆円で過去最高を更新しているとの内容です。

株式等は32%上昇の195兆円との事です。株高が値に直結しています。

様々な国民の心理的な部分の仮説が出ていますが、答えは金融緩和なのでしょう。これの是非など全く分かりませんが、世界のパンデミックなのですから平時でないのは明らかです。

今後はその貯蓄をどう消費に導きだすのか、政府の手腕に注目です。


個別では関西電力と東京電力を挙げておきます。

関電と東電の株価の違いが分かります。

トピックスとの比較が分かります。

関電週足。

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5日移動平均線は0.77%で25日線は0.91%となっています。

東電週足。

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5日移動平均線は0.05%で25日移動線は▼2.51%となっています。

topix週足。

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5日移動平均線は0.98%で25日線は0.85%となっています。


運転開始から44年が経過した美浜原子力発電所3号機が再稼動しました。10年ぶりの再稼動となります。関電は安全対策費で2700億円を投じました。個別の事だけではなく今後40年以上の原発の稼働をする為に巨額投資を行ったとも言えます。

全国にある原発33基(廃炉決定済みと建設中を除く)のうち、運転開始から30年を超える原子炉は16基あるとの事です。関電は最大の5基を保有しているとの事です。

現在稼働している原発10基は全て西日本との事で、16基中10基との事で東日本は17基が未稼働です。

背景の詳細はハショリますが、脱炭素社会に大きく舵を切っている現在、火力発電所の減少に伴い安定供給を維持し2酸化炭素排出がない原発をどうするのかは、国のエネルギー政策の根幹です。

又電力料金の高さは他国と比較しましても歴然としています。

総括原価方式の問題もありますし、今後増加するであろう再エネ割賦金・再生エネルギー発電促進割賦金をどうするのかも議論が必要です。

政府は携帯通信費に対しては、カラクリ的な所もありますが、実行はさせました。こちらには中々封印な状況です。

原油価格の上昇が料金に直結します。資源がない日本の弱みとも言えます。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは6月最終日と7月相場が始まります。月末最終日は凹むんでしたっけ?。

29日には株主総会が3割に当たる690社との事です。バーチャル株主総会と言う言葉も出てきました。今後は主流になるであろうの報道があります。

以前より示していますが株主総会後に配当金が払い込まれます。4.5兆円とも言われています。

今までと同じく再投資は必ずあります。

どうでもよい私の事は、月末月初の小商いをどうするのか。29日に売って30日に買う用意をするのか、29日にダブルインバースはしないと思いますが。小市民的な動きをされる方も多いと感じます。

注目です。

2021年7月2日

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日経平均28783 NYダウ34786 wti原油75.04 ドル円111.04

前週比▼283 353 1.04 0.28

日経平均は1%の下落でした。4日続落し金曜日若干上昇しました。売買高も2兆円所と閑散相場が続いています。

注目の月末日アノマリーは、最後1分で下落となり昨年9月からの最終日下落が続きました。勝手な憶測ですが、これを予想して月末日前日29日に売り建てをした方が多かった様に思います。

こんな事はどうでもいい話なんですが。

米国株の動きと反比例しており、材料はそれだけの短期的な需給相場だったのでしょう。

私も節操もなく前日にダブルインバースを買い、翌日に決済と2000円ほどの利益という何とも情けない所業をしていますので。

▼18 ▼235 ▼21 ▼84 76の1週間でした。

6月度が終了しました。28860スタートの28791エンドで陰線でした。

半年が過ぎ2021年の日経平均は4.9%の上昇でした。

但し3月を高値に右肩下がりの横ばいが続いています。

完全なレンジ相場です。

かたやNYダウは13.6%の上昇でナスダックは14.2%の上昇です。

米国3指数とも過去最高値を更新しています。

これの違いは1番の要因は何なのでしょうか。ざっくり的言えば人気がないのでしょう。投資冥利や魅力がないのでしょう。日本人でも米国株を買っているのですから。

世界で出遅れているのは日本と中国位でしょうか。中国は当局の規制がありますので日本と同じと考えてはいけないと思いますが。

日本は別段規制もなく普通にいけない訳です。

いけないと言っても5%上昇していますので。

他国と比較してという事です。

年後半はどうなるでしょうか。

神のみぞ知る訳ですから分かりません。

米国株が下落すればそれ以上に下落するでしょうし、米国株が上昇すればそれよりは低空で上昇すると予想しておきます。

個人的には米国株の下落は規制と増税とテーパリングなのでしょう。地政学リスクや大天災は予想はできません。

金融相場は続きますから、そして業績相場に繋がります。不測の事がない限り上昇傾向なのでしょう。

今後の動向に注目です。

日経平均週足。

20210704日系週足,jpg

5日移動平均線は▼0.15%で25日線は▼0.48%となっています。

NYダウ週足。

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5日移動平均線は1.08%で25日線は5.13%となっています。

ナスダック週足。

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5日移動平均線は0.27%で25日線は3.09%となっています。

topix週足。

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5日移動平均線は0.28%で25日線は0.23%となっています。

チャートを比較しますと歴然としています。

ワクチン相場なのかもしれません。


注目の米国6月度雇用統計の発表がありました。

85万人増加との事で前月58万人から上昇です。レジャー・サービスが34万人と全体の40%を占めました。

求人件数は過去最高の930万件との事です。

失業率は5.9%と前月から1ポイント悪化しました。

これのカラクリは、雇用された方は増えたけれど失業する方もそれなりに居たという事でしょうか。労働力人口が増えたのでしょうか。解説が見られませんのでよく分かりません。

バイデンは米国経済を過去100年で最悪の危機から脱却させた。これは歴史的進展だと絶賛です。

人種別や男女比率は突っ込み所はある様ですが。

各アナリストが様々に論点を解説してくれています。マーケットは好感しました。

FRBは日銀と違いまして雇用を最大限見ています。日本は厚労省なのでしょう。それの是非はともかく2022年のどこかの時点でパンデミック前の水準に戻る見込みとの解説ですから、金融政策も徐々には変更するのでしょう。

今後の動向に注目です。


中国共産党100周年のセレモニーが天安門で壮大に行われました。

中国にしてみれば一大イベントですから。

周到に準備をし、これ以外の事は後回しで臨んだのでしょう。

それまでは面倒くさいことは起こさないであろうと示しましたが、これからは分かりません。

周近平は力強い言葉で中華民族の偉大な復興を伝えました。

1時間以上にわたり演説のポイントはハショリますが、強烈な意思表示でした。

この14億人の市場と、政治的・経済的な世界への影響力は今後も引き続きますし、更なる大きさになってきます。

これとどう付き合い関わっていくのか。

これなど予想を出来る方はいないのでしょう。

西側のWHOに入った時点で彼らも変わるだろうが完全に誤った訳です。

中国は中国の道を歩んで行くという方向なのでしょう。

世界の要人がそれにどう折り合いをつけて対処するかです。

正にルール作りの観点かもしれません。

大きな話過ぎますが、このパワーゲームは凄まじい所です。

米国はどうするのでしょうか。

資本主義・民主主義・自由経済ではない社会を目指している大国なのですから。

経済的にも一番の要点でしょう。注目です。


世界の感染者数は1億8345万人で死亡者数は397万人との事です。前週比は267万人と5万人の増加でした。

ワクチン接種は続いているはずですが変化はありませんでした。

インドネシアから驚愕のニュースがありました。

同国では新規感染者が1日25000人となり、これは過去最多の件数との事です。ジャカルタでは病床使用率93%となっているとの事で、全国的に2週間の全面ロックダウンを実施するとの事です。デルタ株が80%となっておりワクチン接種率は12%との事でした。

日本は1回接種が24%との事です。

イングランドvsスコットランド戦で2000人の感染者が出たとの事です。歓喜の凄まじい映像でした。

世界ではデルタ株が猛威を振るっており引き続き注意です。


政府は来週初に10日迄のまん延防止延長を決定する見込みです。

首都圏1都3県は確実な様です。オリンピック期間中は静かにお願いしますという事です。酒類提供を含めて決断するとの事です。その他の地域をどうするのかは政治的判断なのでしょう。

大阪では独自のロードマップの素案を公表しました。府民の6~7割が接種を終えれば飲食店の営業規制をすべて解除すると出てきました。府民の4~5割の接種では重症病棟の件数云々との事です。普通に読むと2回接種完了ですから8月末でも無理かもとなります。こんなもの本当なのでしょうか。

首都圏も感染件数は高止まりですが、高齢者の件数は確実に減少しています。ワクチン効果なのは間違いありません。シェアー的にも10%未満ですので。当然重症化件数も減少しています。

これをどう捉えるかの所なのでしょう。

7月10日からは高齢者の2回接種完了まで後20日前後なのでしょう。

ここまで引っ張ってきたのですから、急ぐ必要は無いと思いますし、世間でもコレとは慣れて生活していますから、批判は出ないと思います。

政府は他地域もオール解放する決断はしないと思いますが。

どうでしょうか注目です。

ワクチン供給の一旦ストップの報道は残念な所です。

答え的には供給が追い付かない訳ですから、計画見込み予測が出来ていなかったのでしょう。

職域接種が全く見込み違いだった様です。

打ち手が少ないと伝わっていましたが、それとは違う問題です。

各省各部署で連携が出来ていなかった事、考え方の齟齬の調整も出来ていなかった訳です。誠に不細工な話です。

約束の反故は信頼関係が薄れますからいけません。今後この様な事が無い事が求めらられます。

ワクチン接種は最重要課題ですから何よりです。

マーケット的にも全くもって買えない所なのでしょう。


個別では三菱UFJ銀行を取り上げます。

三菱UFJ銀行。

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5日移動平均線は0.52%で25日線は▼1.04%となっています。

これは密かに私が仕込んでいるからです。こちらは結局の話は金利なのでしょう。米国10年債利回りは各アナリストが大幅に外して1.42%となっています。

但し景気が上がれば金利は上がる物なんです。

どうなるでしょうか注目です。

尚、高島屋はひと相場終わりました。いずれ又戻ってくると思っています。それ迄待つのも相場観でしょうか。

高島屋。

20210704高島屋,jpg

5日移動平均線は0.3%で25日線は▼4.03%となっています。

株主様ご優待カードは使ったことがありませんが。


原油が更に上昇しています。掘って出てくる所は減産を縮小すると出てきました。これだけに頼っている所は皮算用なのでしょう。1バレル100ドルになるも出てきました。廃棄物の様なマイナス価格は1年前でしたか。需要見込みで高止まりです。

原油高は賃金の上昇は関係なく、ただ物価が上がるだけですから消費国にとっては難問です。

但し長期レンジですと脱炭素が徐々に動いています。どの様な世の中になるでしょうか。

引き続き注目です。

来週のマーケットは、月曜日は米国が独立記念日ですので閑さんは間違いないですが、都議選結果で仕掛けがあるのかないのかはチェック点です。自民党が第一党になった様ですし都民フャーストが拮抗していますが、衆院選で野党に入れる属性ではないのは想定内ですからマーケット的には波乱はないと思います。

週末はSQですが結局の所はいつもの様にレンジ相場の可能性が高いです。7月中旬迄は上昇相場のアノマリーの様ですから6/15の29441円を目指してと言いたい所です。

どうでもいい私の事は1570がたんまり溜まってきましたので、キュッと上昇して欲しいなという所です。

注目です。

2021年7月9日

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日経平均27940 NYダウ34870 wti原油74.63 ドル円110.03

前週比▼843 84 ▼0.41 ▼1.01

日経平均は大幅下落しました。ETFの分配金捻出売り8000億円の特殊要因はあったのでしょうが、以前より分かっていた事ですし、いきなり28000円割れです。ザラ場では27500円所迄急落しました。SQ値が27726円ですから又仕掛けられたのでしょう。

こういう事をして短期的な利益を出しているのでしょう。一部の投資家だけが大儲けしているのでしょうか。

▼185 45 ▼276 ▼248 ▼177の1週間でした。

空売り比率は45.2 39.6 47.6 48.2 50.4となっています。

水木金と仕掛けて、金曜日後場で逃げているのでしょう。

金曜日後場はジェットコースターの様でした。

夏枯れ相場が続いており売買高が少ないので、こういう事が出来るのかもしれません。

米国3指数は最高値を更新しているのですから。

日足チャートを見て頂ければ一目瞭然ですが、全く動かない日々が続き、いきなり窓を開けての下落がやってきます。

そして又戻っていくのです。

足元では29500円が頂点で、29000円迄のもみ合いが続き、いきなり28000円割れがやってきます。

投資戦略としては、個別銘柄は全く別物だとは思いますが、日経平均はレンジ相場が続くと予想して、下で買って欲張らずある程度で売ると言う事でしょうか。

何回も示していますが、日経平均はソフトバンクGとファストリが年初来安値を更新し続けています。ダイキンやファナックも含めて特定銘柄で年初より500円以上下落しています。

投資会社のソフトバンクはともかくユニクロは難癖みたいな事で気の毒な事です。任天堂が新たに入る等の観測報道があります。日経平均は特定銘柄に左右されない構成が求められるのでしょう。

どうでもいい私の事ですが、連日1570をナンピン買いの1週間でした。いつ値が戻るのかが分からないので、信じて買うしかなかったのです。金曜日に全力買いをすればいいのでしょうが、そんな事を分かる人はいないでしょう。そしてあの状況では中々できない事です。

含み損が膨らんでくる訳ですから、来週も奈落の底までともよぎりますし。先物より来週初は28510円所がスタートの様でほっとしていますが。

ちなみに日銀は、やはり買ってきませんでした。

5日移動平均線は▼1.38%で25日線は▼3.00%となっています。


米国の10年債利回りが低下しています。

1.25%迄もありました。様々な憶測を呼んでいます。

今後景気が思った様に上がらないので安全資産の債権を買っていると論じている方が多い様です。その方向の物語が世間をよぎっています。

先行指標の株高はどう考えるのかとも言いたいですが。

日本だけを見ているのであれば、そう感じてしまいますが、多分違うと仮説します。

バイデン政策は大きな政府ですから、そもそもお金がいる訳ですし、ユーロや日本は0金利ですから米国債は金利が付きますし、金余りで何かを買わなければリスクとなりますし、債券市場の事等不承ですが、景気はソフトデーターより上がるのは間違いありません。上がると言うのか戻るというのか、金利は教科書通りに上がっていくと思います。

不測の事がない限り、景気・業績・賃金・雇用・株価も上がるはずです。

但し、日本は政治的要因がきつそうな感じはします。オリンピックも総選挙も他の国にはない年回りですから。

材料費上昇を価格に転嫁できないお国柄ですし。

そこが敬遠される所かもしれません。他でよい所がある訳ですから、火中の栗を拾う必要は無い訳です。

いずれコチラにも回って来るとは思いますが、それ迄は我慢でしょうか。

今後の動向に注目です。


中国政府からIT企業への締め付けが出てきました。主に米国で上場する中国企業への規制を強める方針を打ち出しました。国境を超えるデータの移動や機密情報の管理などに関する規制の強化です。何故今なのかは存じ上げませんが、100周年が終了しいきなりです。

該当企業や関係者は驚愕しているでしょうが、中国共産党の決定は絶対ですから仕様がありません。アリババの独占禁止法の件を含めて、議会を通してや法的に訴える等はありません。

今回の件も米国への対抗策であるのは間違いありません。

これが拡大していくのか落とし所で落ち着くのかは誰も分かりません。当局間でギシギシやっていくのでしょう。

日本企業も大手所から中小を含めて進出をしていますの警戒はしているのでしょう。日本は内需が全くですから14億人の市場は絶対です。

又日本の市場もメイドインチャイナだらけですし。

こういう事もあり中国株は1ヶ月半ぶりの安値圏です。

中国政府の動向には今後も注目です。


世界の感染者数は1億8646万人で死亡者は402万人となりました。前週比では301万人と5万人の増加です。

感染者数は前週と引き続き減少はしていません。

ワクチン接種率は確実に上がっていますがデルタ株の猛威が続いています。

ワクチン接種をしていない方には脅威なのでしょう。

ロックダウンを解除している欧米でも増加していますが、感染者はワクチン接種をしていない方が殆どの様です。

接種率の低い東南アジアで激増しています。

朗報としましてはファイザーがデルタ型ウイルスに対抗できる新ワクチンの開発で8月から臨床試験の開始との事です。

それと3回目を打つと高水準の抗体が確認できたとの事です。

今後これがスタンダードになる可能性はあります。

日本ではまず2回接種に向けてでしょうが。


政府は東京には4度目の緊急事態宣言を沖縄は宣言を継続し首都3県と大阪府にはまん延防止と決定しました。

期限は8月22日迄と出てきました。これには驚きました。まずは7月末と思っていましたので。

東京は酒類提供の禁止です。

大阪では7時までの提供は変わらずで人数を2人から4人迄と緩和さしました。

オリンピックもいきな無観客です。

賛否は様々でしょうが決定しました。

今までの経験から都市部を起点として地方に波及するのを恐れての決定なのでしょう。

ワクチン接種は1日120万件を継続しています。

これと駆け引きしながら進んでいくのでしょう。

前週も示しましたが年長者のシェアーは確実に減少しています。重症化も同じくです。

ワクチン効果は確実に出ています。


季節性という今までのウイルス感染の特異性がないのが残念な所です。直接の飛沫感染は防げないのかもしれません。旧インフルエンザとは違うのでしょうか。


水を飲んで自分の胃液でウイルスを死滅さすという行為の報道は少ない様ですが、医療従事者では徹底されている様です。

患者の診断毎に水を飲むそうです。鼻についたウイルスは難解らしいですが。

今更ですが報道が求められます。

酒場稼業としましては、酒で胃に流すのだからとも感じましたが。

酒を飲んで覚醒して盛り上がって、当たり前ですが正常な行為は出来ないと感じています。常識が緩むわけです。

現場的にはマスク会食の徹底はあり得ないと感じています。

尾身さんも吉村知事もそこの所を分かってほしい所ですし、それを発信してもらいたい所です。

酒とはそうものなのです。

だからエビデンスなのでしょう。


どうどうと酒場営業している所に焦点があつまっています。

憲法論を持ち出す気持ちはありませんが、法律建でも難解な所です。

西村大臣の金融機関等への訴求の1日撤回は情けない事例ですが。

厳しくすれば批判を受け、何も手立てをしなければ糾弾されます。

戦後続いてきた日本的なお国柄かもしれません。

答えは難しいのでしょう。

感染対策は各国様々です。日本は感染件数もありますが、比較すると緩々な条件です。但しそこで暮らす人々は、他の国の事は承知はしても自国の動きなのでしょう。

今後の動向に注目です。


来年4月に実施される東証の市場再編で暫定プライムの基準に満たない企業が東証1部の3割に当たる664社と出てきました。

初動でまずマーケットがどう動くのか。

各企業では条件の見直しでの動きが予想されますし、それをするだろうを織り込む動きも出てくるでしょう。

確実なプライム系に資金が動くかもしれませんし、これの動きは完全な不明な所です。

スタンダードよりグロースの方が有望なのかも出てくるかもしれません。

これは逐次情報が出てくると思います。


来週のマーケットは何事もなかった様に上昇が予想されます。

先週完全に外しましので、勝手な思いもありますが、ある程度までは戻すと感じています。

それは今までもそうだったレンジ相場だったからとしか言えませんが。

今の相場環境を根本的にくつがえす事が起こっていないのだからとも言えます。

正に需給の兼ね合いと言う事です。

日銀金融政策決定会合は何もなくスルーでしょう。

注目です。


2021年7月16日

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日経平均28003 NYダウ34687 wti原油71.41 ドル円110.07

前週比63 ▼183 ▼4.19 0.07

日経平均は変わらずでした。但しジェットコースターで変わらずです。薄商いの中、ザラ場でもそうでしたが上下の変動が凄まじい限りです。

需給と言うか地合いと言うのか別段この要因でと言う訳ではないのでしょう。

チャートを見て頂ければ分かりますが、大幅に窓を開けて上昇と思いきや、それを全て埋めてしまうという感じです。

628 149 ▼109 ▼329 ▼276の1週間でした。

5日移動平均線は▼1.52%で25日線は▼2.43%となっています。


どうでもよい私の事ですが、前週に、継続してレンジ相場なのですから、欲張らずに、ある程度で決済すると示しましたが、もう一丁の思いが強すぎ、いつもの失敗をしてしまいました。

いつもの後の祭りです。

火曜日のザラ場で29000円迄あと100円が遠かった訳です✖。

更に、私はバイクツーリングに出かけてしまい相場は終値しか見ていません。見ていなかった方が良かった感じはしますが。

20210718大石バイクjpg

大石神社。

20210718討ち入りjpg

討ち入り大願成就。

20210718岡山城jpg

岡山城。

20210718あきかぜ

あきかぜ。

20210718零戦

ゼロ戦。

20210718大和

戦艦大和。

20210718フェリー

呉→松山。

20210718今治城jpg

今治城。

20210718明石大橋jpg

明石大橋。


世界の感染者数は1億8995万人となり死亡者は408万人で、前週比は349万人と6万人の増加でした。

感染数は増加で死亡者数は変化なしです。

ジョンソン首相は、1日の感染者が5万人を超えていますが、(日本は3000人
)ワクチン接種が進み死亡者や入院者が減少している事で、19日よりマスク着用の撤廃を開始します。

旧インフルエンザと同じ運用でしょうか。

壮大な社会実験を行うとも言えます。政治的決断です。

日本もワクチン接種が終わる11月頃には方向転換するかもしれません。

総選挙は終わっている訳ですし。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは3立会日です。更にの薄商いでしょうから、仕掛けは十分に考えられます。全くないかもしれません。

どうなるでしょうか。

やっとオリンピックです。無事に成功してもらいたいです。

ロサンゼルスが17日よりマスク着用の義務付けが始まり、投資家は改めて新型コロナウイルス過による景気減速懸念を警戒している。との解説があります。

但しvicは16.59ですから。

上昇をした時はどの様なコメントをするのでしょうか。

注目です。


2021年7月23日

20210723日系平均

日経平均27548 NYダウ35061 wti原油72.17 ドル円110.51

前週比▼455 374 0.76 0.44

日経平均はチャートを見て頂ければ一目瞭然ですが、また27500円を割り込みました。なんとも弱い相場です。

200日移動平均線を割り込みました。

方や米国3指数は史上最高値を更新し、NYダウは35000ドル突破です。

解説的にはどう語るのでしょうか。

世界で起こっている事は同じな訳ですから。

日本市場でヘッジをかけているのでしょうか。

それは分かりません。

日本は感染件数は著しく抑えている訳ですし、金融政策は同じです。

日本企業は海外に積極的に出ています。海外比率は年々増加しています。ファンダメンタルズ的には見劣りはしていません。

perは13.46と出ています。これが高いか低いかは存じ上げませんがそうなっています。

8年間のアベノミクスでは14~16の範囲でしたので現値は下限の所なのでしょうか。

但し、欧米と比較しまして経済の先行指標と言われる株価の動向が大きく違う訳です。

日本市場は世界の3大市場の一つです。何故この様な事になっているのでしょうか。

適切な値段という物が何なのかは不明ですが、大まかにいえば様々な要因はあるでしょうが、需要と供給で価格が決まってくるのでしょう。

生鮮食料品は正にそうでしょうし、各コモディティーもそうなのでしょう。

金利や為替は政策が変わらなければ、買うか売るかで変化します。

現在は人間ではなくAiが様々な値段を決めている事は周知の事実です。

センチメントさえも先取りして動いているのでしょう。

何故Aiは株式市場で日本株を売るのでしょうか。

端的にいえば売る方が儲かるのでしょう。

そう判断していると仮説がたちます。

但しこれは短期的な所であると感じます。中長期的には欧米に並ぶはずです。

答えて的には体制が同じな訳ですから。

中国株とは違うと思います。

菅さんの人気薄が気がかりですが、いつもネガティブなマスコミはオリンピックに集中しています。

このレガシーが達成すれば、変化が出ると思います。開催して良かったと大多数の方は思うはずです。

▼350・▼264・159の1週間でした。

日本市場はオリンピック前の3立会日でした。日本だけの特殊要因です。

超短期系で見れば、一旦ポジションを外すのは常套手段でしょうか。

5日移動平均線は▼0.81%で25日線は▼3.30%となっています。


解説では225先物の建玉が3万枚も増加され、これは今年一番多いらしいです。この新たなポジションは売りのポジションが新たに出たので買いのポジションが出たと推察されるとの事でした。

下に対する警戒感の現れとの話でした。

プロフェッショナルはギシギシとやっているのでしょう。

アマチュアな私は、これは朗報と楽観的です。

いずれ買い戻すと読むわけです。

売り系は難しいと個人的に感じます。油断をすると、瞬時に焼かれますので。

それを取り戻すのは大変な事です。

来週は先物が28180円所スタートですから、売り方はオリンピック所ではない週末なのかもしれません。

どうでもよい私の事は、更にナンピンしていますから。

今度は失敗しないように決済しないといけません。29000円以上と言いたい所ですが、せこく利益確定できる所で徐々に減らしていく小市民的な作戦を取るかもしれません。

密かにですが、30000円は普通にあるだろうとも感じています。

米国が史上最高値を更新しているのですから。

夏のアノマリーは痛い記憶がよみがえります。

但し、この金融相場は違う様な感じはします。

金融相場なのでナンピン買いをしている訳です。

どうなるでしょうか。


世界の感染者数は1億9367万人で死亡者は415万人との事で前週比は372万人と7万人の増加でした。

感染件数は高止まりです。死亡者数は変化がありません。

世界はデルタ株の猛威を受けています。米国では全米でマスクの義務化を検討中とのことです。1日3万7000人(日本は5000人迄)が感染しているとの事です。デルタ型が87%の割合との事です。ワクチン接種済みの方でも慎重な方は自主的にされているのでしょう。

但し、感染されているのはワクチン未接種の方が大半の様です。大リーグのオールスターゲームでは、マスクをしている人を見かけませんでした。

お国柄と言ってしまえばそれ迄ですが、日本とは感覚的にコロナ感染に対する考え方が全く違うのでしょう。

マーケットにもそれが出ている様な感じはします。

日本もワクチン未接種の方を中心に感染件数は高止まりです。1日120万回継続して接種が続いているとの事ですから、ワクチン効果に期待するしかありません。

徐々にでしょうが影響が出てくるのでしょう。65歳以上の方の値は顕著に出ています。

私も先日1回目を受けました。近隣でも徐々に増えていますから。


大阪では蔓延防止で飲食店は8時迄の営業となっています。私などは繁華街には行きませんので、レアーなお店はあるのでしょうが、大半はルールを守っているのだろうと感じていました。

私の住む河内長野市と言う大阪南部の地域は8時以降で看板をつけて営業している飲食店は皆無です。町は真っ暗な訳です。

若者達にそこの所を聞きますと、大阪の南では守っている所の方が少ないと聞き驚愕しました。

大手チェーン店は別でしょうが、個人店では稀との事です。普通に営業していると言うのです。皆で渡れば怖くないという所でしょうか。店内は若者達で大騒ぎと言うのです。

警察官も普通に歩いていると、うそぶいていました。

リサーチ量がそれだけですから、割り引いて聞かないとも思いますが。

このコロナ感染の難解な部分である、症状の出ない若者達が多数存在していると言う事です。その人達にとっては病気ではない訳ですから、通常の行動を取っている訳です。

ルールを決めてもそれが守られないルールではいけないのですが、50キロの道路で空いていたら普通に60キロ以上で走るみたいな感じでしょうか。

それが繁華街で起こっているのであれば、どうしようもありません。


ちなみに大阪では6/16よりゴールドステッカーという43項目もある面倒くさい制度が始まっています。

先週段階で36221件の申請があり3330件の認証件数となっています。

いつもの大阪府の事務方が全く追い付いていません。

若者達にワクチン接種を訴求する政治的決断が求められます。

フランスでは文化施設や娯楽施設で陰性証明やワクチン完了証明が義務付けられました。カフェなどでも罰金と報道されています。

日本も考えざる負えない所迄来るかもしれません。希望者の摂取が終わる秋以降かもしれません。

注目です。


来週のマーケットは売られすぎた切り返しに期待です。夏枯れで売買高は少ないですから極端な動きが出る場合があります。

株式市場は上でも下でも大きく振られる場面が多々あります。今回の下落もそうなのでしょう。逆もありえるという事です。今までに何回も経験しています。

オリンピックご祝儀相場に期待しています。

20210725オリンピック開会式

日本では当然ですが、世界がテレビ観戦で沸いているのでしょう。スポーツの力という物は人々を感動さし熱狂させるのです。

大半の方はガンバレと応援しているのでしょう。

個人個人のドラマが語られています。

普段見ることのない競技にも注目します。

日本の国もそれを開催したという所に意味があると思います。

世界がパンデミックな中、1年延期して開催したのですから。

後々まで語り継がれるのでしょう。

ここでは日本は買いではないでしょうか。

ここで売る人は誰なのでしょうか、信じられません。

大手所の決算が始まります。日電産もそうでした様に値的には米国と同様に好決算なはずです。グローバルで動いている以上そうなるはずです。

これは絶好のタイミングです。

今回は月末日のアノマリーは無視したい所です。

この1週間は特に注目です。


2021年7月30日

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日経平均27283 NYダウ34935 wti原油73.72 ドル円109.61

前週比▼265 ▼126 1.55 ▼0.9

日経平均は何とも情けなく下落しました。水曜日は予想外の下げもあり、金曜日は安値引けです。

月末最終日は何故か昨年9月から下落が続いています。

売り仕掛けというのか、そこ迄売るのかと言う展開でした。

285 137 ▼388 200 ▼498の1週間でした。

7月度は28791円スタートでしたから、1500円下落の結果でした。

ちなみに2020年の終値は27444円ですから、それよりも下回っています。

日経平均 週足。

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5日移動平均線は▼1.46%で25日線は▼3.51%となっています。

そこ迄悪い要因はあったのかと言えば、5派の感染拡大と再緊急事態宣言が挙げられます。それも言えるでしょうが、今迄は、そこには反応薄でしたので、それだけではないでしょう。

米国の経済指標は絶好調で、インフレ懸念を心配している位ですから。

米国3指標は過去最高値圏で推移しています。

日本国内もオリンピックが開催されメダルラッシュもあり、テレビ観戦で一喜一憂となり大盛り上がりのはずですが、株式市場はあきらめの夏の様です。


中国は面倒くさい感じが出ています。国が宿題の時間まで管理するのかという事です。中国当局はどうなっているのでしょうか。今後も細かい政策が出るのでしょうか。マーケットは先に感じ動きますから。

中国マーケットは当然影響が出ています。

中国市場は投げ売りでしょうか。元売りが止まりません。

そうなると又何かやってくる可能性はあります。

とにかく中国は、中国の常識で動きますから分からないのです。


欧米マーケットは関係なしに動いています。

中国から逃げたお金が入っているのでしょうか。

金融相場ですから、世界中でお金は余っているのです。

日本だけはトバッチリの様に影響を受けているのかもしれません。


ソフトバンクGは仕様がありません。これの寄与度は痛い部分ではあります。

ソフトバンクG 週足。

20210730ソフトバンクG

5日移動平均線は▼1.75%で25日線は▼8.2%となっています。

どうでもよい私は、オリンピック特需の思惑が完全に外れました。まだナンピンするのかよと三菱UFJをつまむ1週間でした。金曜日には1570も終値付近で10枚買いました。

パーク21とかミズノ等は上がっているんですけどね。

三菱UFJ。

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5日移動平均線は▼0.9%で25日線は▼2.34%となっています。


FOMC後にパウエルの会見がありました。解説の方の内容をハショリますと徐々にのテーパリングは複数回の会合後に検討との事ですから、早くても年末なのでしょう。

それを市場関係者は認識しているはずです。

物価上昇も一時的であると何回も発信されています。世間では懸念系の発言が多数ありましたが、FRBはプロフェッショナル中のプロフェッショナルの集団ですから。結果そうなるのでしょう。

それを受けて、米国市場は個別決算の内容でストレートに動いています。

日本の個別決算も大手所が出てきました。内容は保守的な言い回しはいつもの事でしょうか。上方修正はこの時期には出さない方針なのでしょう。

進捗から見ますと誰が見ても上振れするはずですが、今回はやめておこうと言う経営判断です。中間決算では出すしかないはずです。

但し、以前より示していますが前年対比は難解です。非常に分かりにくい次元と推察します。

個別決算は佳境となってきます。引き続き注目です。


世界の感染者数は1億9787万人で死亡者数は422万人との事です。前週対比は420万人と7万人の増加です。

感染者数は明らかに増えています。

ワクチン接種は増えているはずなのですが、それよりもデルタ猛威で増加傾向なのでしょう。

このコロナ渦中が今後どの様になるのかは分かりませんが、感染が止まっていない事は事実な訳です。

ワクチン接種で重症化等は減少しています。

考え方の世界に入ってくる可能性はあります。

それがマジョリティーになるのか、マイノリティーになるのかも不明ですが。

何が正しい考え方なのか。方向なのか。

正に哲学の世界かもしれません。

世界で起こっている今世紀に経験した事のない人類のパンデミックですからこれは今後も払拭は出来ない感じもします。但し感覚的で恐縮ですが、個人的な考え方は様々は当然な事ですが、若年層の本音は違うのかもしれません。

これは60才の人間には理解はしにくい所です。

若者達は目の前の喜びと楽しみを優先する訳です。

ちなみに私から見ると30代も若者達となります。

但し、自分が若い時でしたら、どう考えたのかなとも考えます。

これの答え等ない話でしょう。

為政者は年長ですから私らと近いかもしれません。

そこに様々な齟齬が出ている可能性があると感じます。

若者達と接している感覚の話で恐縮です。


いきなり国内で感染者数は10000人と出てきました。

政治はそれに伴って当然動きます。

感染に関しては中国の様に個人の権利や個人の事情なしに強制的にする方が良いのかもしれません。

中高校生の校則の様にしてしまうのです。

この国ではいきなりはありえないでしょう。

この様な事は積み重ねの世界ですから。

どうなっていくのでしょうか。

引き続き注目です。


南米からラムダ株なる報道が出てきました。

気色の悪い感じがします。注意です。


来週のマーケットは月初の経済指標といつもの雇用統計に注目です。

但し、予想より悪くても関係ないと言えば語弊がありますが、今までも様々とありましたが結果は今の米株水準なのでしょう。

米国はお金がある訳です。あれば使うのです。借りてでも使うのですから。

日本は違う様です。貯金が増えている訳です。借りて迄使いません。

どちらが正しいという事ではなく正に国民性なのでしょう。

儲けるか損をするのかの世界ですから。外国人が買いにくれば株価は上昇します。

日本株はコロナ渦中で昨年後半の様に世界で先行して上昇していた時期もあった訳です。

感染件数が著しく低かった事が要因だったのでしょう。

私的には、今の低迷は直近の予想は外していますが一過性だと思うのですが。


今後国策的には以前より示しています衆議院選挙でしょう。

露骨な動きが予算を含めて出てくると感じています。

良くも悪くも村社会な日本ですから。

経済界が実弾を出してくる可能性があります。

8月相場は経験則では難解なんですが、仕込みの時なのかもしれません。

かなり仕込んでいますがw。

今後の動向に注目です。


2021年8月6日

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日経平均27820 NYダウ35208 wti原油67.89 ドル円110.23

前週比537 273 ▼5.83 0.62

日経平均は売られ過ぎの買戻しでした。7月度1500円下げの3分の1戻しです。半分戻れば全部戻りでしょうか。

年初から変化なしの日経平均はtopix6.5%上昇との差異は特定の銘柄の影響である事は間違いありません。

ソフトバンクG・ファストリなのでしょう。

即ち、日本株全般としての傾向を表しているとは言えません。

但し、日本株は日経平均で語られます。

難解な所ですが仕様がありません。

昨年のNT倍率を見ても逆のパターンもあった訳ですから。

497・▼139 ▼57 144 91の1週間でした。


米国3指数は史上最高値圏を更新しています。

たとえばNYダウが35000であれば日経平均の値はいくら位が適切なのでしょうか。

過去の相関チャートを見れば、様々な予想が立つのでしょう。

世界で起こっている事は同じな訳ですから。

20210808比較チャート,jpg

どこが基準なのか等分かりませんが、1年前なのか2021年スタート時なのか。

全くざっくりですが、2020年度8月よりは同じ様な流れで来ています。

大きく変化が出ていると言えば2021年スタートからの流れでしょう。こちらは急上昇であちらは凹んでいます。

3月後半に同じとなりGW明けで差異が出て6月18日あたりで戻っています。

そこから8月現在までは大きく返りが出ている訳です。

仮説的には又近づいて来るのが普通の考え方と思います。

あちらが下がってくるのかコチラが上がるかでしょう。

現在の開きは、開きすぎと感じます。29000円所が妥当ではないでしょうか。30000円もあり得る訳です。

この様なチャートはプロフェッショナルは当然見ているでしょうし、Aiは詳細に分析し指示を出すのでしょう。

どういう展開になると予想しますか。

上段で書いた近づくと予想しておきます。


米国の月初経済指標と雇用統計は順調であり、予想を大きく外すような悪材料にはなっていません。

細かく言えば幾らでも言えるのでしょうが、悪化する理由がないのですから、それのスピードの問題だけでしょう。

問題のデルタ感染は引き続き猛威を振るっていますが、重症化がワクチン効果で著しく抑えられていますので、今までの感染件数だけでの解釈とは違ってきていると判断すべきです。

新手なウイルスが出てくれば、又別の話になるのでしょうが、米国政府は3回目のワクチン接種を秋より始める様ですし、当局側も先手は打っている訳です。

イスラエルはじめ欧州各国もブースター効果という内容で3回目を実施する様です。

又金融当局のテーパリングの話は何十回も聞いていますが、FRBが複数回の会合の後にと明言しているのですから、サプライズで政策変更する訳がないのです。する必要もありませんし。

そうなると実体経済が順調に伸びていき、マーケット的には金融相場から業績相場に移っていくのでしょう。


問題は中国です。今度はゲームはアヘンと出てきました。ゲーム関連は大幅安しました。中国はどうなっているのでしょうか。中国当局は何か不安な要因が出ているのでしょうか。これ等全く分かりません。

西側の抑え込みに危惧しているのでしょうか。

上からの絶対的な数値目標の指示に、下は問答無用な動きをしているのでしょうか。

中国の方達も同じ人間なのですから、抑え込めば抑え込むほど反感が出てくると思うのですが、どうでしょうか。

中国の長い歴史では一気にすべてが変わってしまう事が起こっています。

これは引き続き注意です。


個別決算が続いています。この水準を見れば現在の株価はありえないと感じますがいかがでしょうか。

epsは2120でperは13.12です。来週で決算は終わりますので、更なる値の更新が予想されます。

注目です。


世界の感染者数は2億290万人で死亡者数は428万人となりました。前週比は503万人と6万人の増加です。

感染者数は高止まりです。

ワクチン接種率が値に大きく影響しています。

20210808ワクチン

ワクチン接種では不満の報道が殆どですが、データ的には他国と比較しまして確実に増加しています。

日本国内だけの細かい話が殆どですから仕様がありませんが、全体感を見れば一目瞭然です。

ワクチン接種の運用レベルでは粛々と動いています。


デルタ株の猛威により未接種の方は無防備ですから、今の感染対策では減少はしないのでしょう。

接種率とのせめぎ合いとも言えますし、今後問題になってくるのは、自らの意思により接種しない方をどう考えるかです。

欧米もこの問題に突き当たっています。そこでフランスやイタリアの政策が出ている訳です。イギリス的なやり方もあるでしょう。

日本はどう考えるのでしょうか。

民間が先んじて動く可能性はあります。

米企業では接種義務が広がっています。

接種済みの確認か陰性証明書の提示という運用です。

それの方がビジネス的に良いという判断を経営がするかもしれませんし、業界がするかもしれません。

教育界が動くかもしれません。

大学の対面授業には上記の提示が必要と決定するかもしれません。

日本は横並びですから、一旦動けばその方向に突き進むのは想定内でしょう。

接種率が7割を超えてくれば、その運用に反対するのは3割の方達でしょうから。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットはお盆休みで例年の閑散相場となります。

どちらにも振られやすいとも言えるでしょう。来週はSQがありますし。

円高お化け等関係ないと思いますが。

どうでもよい私の事は、更にUFJを買いましたから。金利1.30が上がって来たでしょw。

無事にオリンピックが終わり、感動と興奮を与えてくれました。そして、このメダル数は誰もが予想できなかった事だと思います。地の利はあるでしょうが、観客の後押しはなかった訳ですから。日本の若者は中々やるなと。

大会の運営を含めて、日本は流石と認識してもらえれば買いが来るのではないでしょうか。

このコロナ渦中でオリンピックを開催できた国があったでしょうか。

これで売るでしょうか。

売る人は売るのですが・・・・。

冒頭に示したように半値戻しで全部戻しと予想しておきます。

注目です。

2021年8月13日

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日経平均27979 NYダウ35515 wti原油68.03 ドル円109.57

前週比157 307 ▼0.14 ▼0.66

日経平均は微増でした。週初に麻生大臣の何も経済対策や補正予算は検討していません発言で瞬時に200円も下落しました。これでケチがついたのかは分かりませんが、ザラ場では筋目の28000円を抜いてきたのですが上値が重い展開でした。

何でその様な事をいちいち言うのかなと市場関係者は皆が感じたと思います。麻生発信では良い事がないの記憶です。政治の皆さんはリップサービスが下手な人達がというのか、面白くないというのか、欧米とはこういう所が違うのかもしれません。

バイデンもトランプは行き過ぎでしたが、メディアに対して言葉の力を出す訳です。日本的には慎重の上にも慎重で固く固くと言う所でしょうか。

メディアやネットが重箱包みがあるのかもしれません。米国はもっとあるのですが。

リップサービスまでは結構ですから、いらない発言は慎んでもらえるようにお願いしたい所です。


米国株は最高値圏で絶好調です。消費者物価指数や新規失業申請件数等ハードデータの裏付けがありますので、凹みません。

ドイツDax指数も最高値を更新していますし欧州各国も経済の先行指数である株価は絶好調です。

感染で驚愕であるインドセンセックスさえも最高値圏なのです。

実体経済というよりも、稼働流動性がそうさしているとも言えますが。

アジアはいけません。中国が大問題です。韓国も台湾もしかりです。東南アジアも連れ安です。日本は西側先進国の一員と思っているのですが、冴えない訳です。

冴えないと言っても28000円ですから。アベノミクスは24000円迄ですから考え方の所ですが、欧米と比較をしますと冴えないわけです。

中長期で見れば株価は高いのです。GPIFや日銀の含み益を見れば、このコロナ渦中でよく上げているなとも言えます。

各企業もそうですし、コツコツの個人投資家も含み益は出ていると思います。

大手所の株価を見ますとコロナ前を知っている方は、確実に高いのは間違いありません。

ただ短期レベルでいけないので、足元で悪く語られるのは仕様がありません。

68 182 ▼55 ▼37の1週間でした。

5日移動平均線は0.08%で25日移動線は0.18%となっています。

200日線もやっと抜いてきました。

解説では現在の高い信用買い残が半年ルールで7月に売却され8月も同じくの状況であるとの事です。高値掴みで耐えていた皆さんが、やむをえず売却されている訳です。少々上がりますとやれやれ売りで決済をするのでしょう。

それぞれの事情があるのでしょうから致し方ありませんが。

但し、それが一巡すれば7月度1500円下がりの半値戻しの全部戻りはあると引き続きお伝えしておきます。

いきなりそれになる可能性は十分にあります。

裏付け的には4月~6月の個別決算が予想以上に好調であった事と欧米先進国の経済指標も好調で株価は皆が知っている訳ですから。

地上波メディアや専門系でもネガティブコメントが何故か人気があるお国柄ですので、センチメント的には保守的になってしまうのが残念な所です。

金曜日8時45分日経ラジオの朝倉慶氏でも聞いてもらいたい所です。

どうでもいい私は今度は三井物産です。短絡的に高配当銘柄ですから。既に株価は動いていますが、この0金利の時代にどうするのという事です。

UFJもそのまま行くでしょう。

満タンの1570をどうにかしてほしいところです。

注目です。

三井物産

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5日移動平均線は0.28%で25日線は2.46%となっています。

三菱UFJ銀行。

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5日移動平均線は1.26%で25日線は3.72%となっています。


世界の感染者は2億675万人で死亡者は435万人との事です。前週比は385万人と7万人の増加です。

感染者数は前週比で100万人以上減少しています。

米国が15万人と報道がありました様に減少しているとは思わないのですが、世界の数値的な所ではそうなっています。引き続き注目です。

以前示しました2回感染している方がどの位いるのかは結構おられる様です。

抗体ができていないのか既に減少してしまったのかは不明ですが、現在の感染数の値は新規の方だけでないのは事実の様です。

それがどれ位あるのかは、分かると思うのですが報道はありません。

そうなると仮定な話で恐縮ですが、うつりやすい体質なのかは分かりませんが、ワクチンも打たずに同じ行動をしているのならばどうなのでしょうか。

その中でも症状が出ない又は軽い方は同じような感じで2回目となるのです。表の値に出ていない感染者となります。そして症状の出る方に感染さしてしまうのです。

感染件数など減らないのでしょう。随時出てくるわけですから。

今後のチェック点とお伝えしておきます。


日本も20000人を超えてきました。

ウイルスはバーべキューでもクラスターが出るくらいですから直接話せば仕様がありませんが、野外では空気に漂ったり落ちたりする殆どの物はこの暑さでは死滅すると予想がたちます。

但し空調の効いた居心地の良い所では、そこら中に付着したり漂っていると考えた方がよさそうです。

症状のない又は症状の低い方達が普通に動いている訳ですから、空気感染が止まらない訳です。

厳密に言えば感染力が強いウイルスにはワクチンで防御しない限りどうしようもできないのかもしれません。

何故感染力が強いウイルスが出来るのかは不明ですが、弱いのも出来ているのかもしれませんし、強いのが生き残っているのでしょう。

イギリス系もデルタもそうですが変異するのはウイルスの特性なのでしょう。南米ラムダもそうでしょうし、知られていない変異な株は既に存在していると考えるべきです。

人というのか動物は感染すれば何かの要因で、何万分の1かは存じ上げませんが変異し別の方にうつしてしまうのです。

難解な話ですがウイルスとはそんな物なんでしょう。

インフルエンザも綿密に言えば何万種類と言うのですから。

変異させないためにも感染者を減少させなければなりません。

日本では酒・カラオケ等のエビデンスは止めています。行動自粛は連日の報道です。マスク手洗いは各自が徹底されていると思います。

それ以上の強制は中々無理な感じがします。

ワクチン接種に頼るのが一番の政策です。

1日120~130万回というのですから1ヶ月で3500万回以上ですから、これの進捗が続けば2ヶ月で延べで1億回は超えてくるはずです。

但し接種は自主ルールですからこの進捗にはならないと予想は立ちます。

前週も書きましたがそこをどうするのかです。

米国では学校関係者はワクチンの義務化が出てきました。

日本も役割の方には舵を切る事が求められます。


ちなみに私はファイザーを2回接種しました。副反応は全くありませんでした。

この問題もマスコミやネットが心配系を煽りますので難解です。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは懸念的には中国の経済指標でしょう。先行して伸びすぎた所での鈍化なのですから普通だとは思うのですが、悪材料が出れば市場は瞬時に動きます。特に日本市場は弱いのです。

中国当局の数々のいきなり規制が経済指標に影響していると織り込む考えが出てきても不思議ではありません。

これらは自由経済・民主主義で言論の自由を謳歌している我らには理解できない所なのです。

それを嫌気して売りが出る可能性がありますので注意です。

それを狙っている売り方もいるのですが。

そもそも14億人を統制管理するのですから、普通に考えて大変な事です。逆に考えれば、それをしているから統治しているから、功利主義を抑えているとも言えます。

それを緩めれば大混乱も考えられます。考え方の所でしょうか。

これなどの是非など誰にも分かりませんが、中国当局の常識でいきなり出てきます。

引き続き注意です。

中国系の懸念がなければ欧米はバカンス中ですので閑さんに売り無しで無風だと思うのですがどうでしょうか。

日経平均的には上昇するというのか売られ過ぎの買戻し期間と予想しておきます。

注目です。


2021年8月20日

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日経平均27013 NYダウ35120 wti原油61.86 ドル円109.74

前週比▼966 ▼395 ▼6.17 0.17

日経平均は、いきなり年初来安値です。ザラ場では27000円を下回りました。チャートを見て頂きましたら分かりますが無残な内容です。

先週金曜日にこれは予想できないでしょう。

週初にアフガンで始まり、中国の経済統計で更に凹みFOMC議事録がありトヨタ減産ときました。資源安も相まって感染拡大が輪をかけました。

どうしようもない1週間となりました。

日経平均 週足。

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5日移動平均線は▼1.58%で25日線は▼2.58%となっています。


アフガンはバイデンでも驚いたというのですから、誰もが予想が出来ない地政学リスクでした。20年維持してきた政権が投げ出すように崩壊したのです。ガニ大統領は流血を避けるためにの決断とも報道がありましたが、大混乱した映像が映し出されました。

世界の市場で一番早く開く日本市場は、いきなり急落しました。

アフガンの今後等誰もが予想できない所でしょう。報道を見守るしかありません。人権問題が一番の懸念な所です。但し世界経済的には最貧国ですから影響は軽微であると思います。

バイデンからやる気のないアフガン軍にアメリカの血は流させないのフレーズは凄い言葉でした。

ミャンマーも酷い感じがしますが、中東は随時ですし世界中で同様の事が起こっている訳です。

人間というのは難解です。いつの時代も変わりません。

今後の動向に注目です。


中国の経済指標は予想より下回りました。マーケット的にはこれの方がきついのでしょう。アフガンだけならば切り返しは十分に考えられましたが、尾を引く材料でした。

当局からの様々な規制が影響していると思わせる事が難点です。これは今後出てくる経済指標の動向で払拭するのか、どうなのかが問われます。

要注意チェック点です。

中国の成長率は何十回も書いていますが、分母が大きくなっている訳ですから、以前と比較しての論調はいつまで続くのかと感じています。

日本等それを見るのであればどうなるのかと言う事です。

中国当局はそれは求めていない様な感じがします。資本主義性を失っているとも言えますが、それより統治ガバメントなのでしょう。

やり方は全く同調しませんが、こちらの考えがその国で最良ではないのでしょう。

世界には様々な体制・慣習・風土・文化があります。

それを分かりながらの生活が求められます。

マーケットもそれを織り込まざる負えないと感じます。


7月のFOMC議事録等何の話と最初思いました。すべての委員が年内テーパリング云々と言う内容です。その後に会見しているパウエルの発言は何だったのかという部分です。

今回の一報を受けて、全ての解説人が同じ論調での懸念を示していました。ただお一人これの意訳が間違いであると論じておられました。こうなったらこうなるよと委員が言っていると言うのです。

どれが真実なのかは分かりませんが、普通に考えてFRBは想定どうりの内容だと感じました。

1ヶ月2ヶ月の雇用統計を見て決定しないでしょう。

そんなサプライズをする訳が無いのです。市場を混乱させる必要が無いとも言えます。

ジャクソンホールでパウエルの会見がありますが、そこの所は経済指標の大きな変化があれば、臨機応変に動きますがと言う所だと思います。

2022年からは量的緩和の縮小は段階を踏んでしていくのでしょう。利上げはあり得ないと感じています。

ここの所は既に市場は織り込んでいると思います。

それよりもインフレになれば自然と金利は上がるはずです。金利がまた下がってきました。不景気で金利が下がっているのか。行く所がなくて米債を買っているのか。

後者であると思うのですが、どうでしょうか。

今後の動向に注目です。

ちなみにコロナ前はご存じの如く米国10年債利回りは2.5%ありました。今は1.25%ですから。


トヨタの9月4割減産はトピック的には厳しい内容でした。通期の予想は変えずとの事でした。1Q発表時にそれは分かっていたのではと推察します。

それなど不明ですが1Qで40%進捗していた訳ですから。

しかしマーケット的にはとんでもなく売られました。地合いの悪さも相まって、間連携を含めてそこまで売られるのかという内容です。

デンソーからアイシンから全ての輸送用機器が大幅下落です。

トヨタ。

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5日移動平均線は▼6.15%で25日線は▼9.00%となっています。

デンソー。

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5日移動平均線は▼9.78%で25日線は▼10.38%となっています。

上段の諸々の内容を受けて市場は動きました。

▼453・▼98・161・▼304・▼267の1週間でした。

日経平均は年初来安値圏ですから、今年どこで買った方も含み損が出ているとも言えます。

売り方筋は短期的には万々歳なのでしょう。

信用系の方は厳しい展開です。追証も出ているのでしょう。一旦退場でしょうか。

どうでもいい私はまだUFJと三井物産を買っていますから。厭になってきますが仕様がありません。どうなるのでしょうか。

注目です。


世界の感染者は2億1139万人で死亡者は442万人となりました。前週比で464万人と7万人の増加です。

感染件数は前週より増加です。死亡者数の変化はありません。

ワクチン接種は増えているはずですがデルタの猛威が襲っています。進捗がデルタの方が早いとも言えます。

各国様々な対応をして感染拡大を抑えています。

WHOは最貧国へと訴えていますが、欧米は9月から3回目の接種開始です。ある意味その国の安全保障政策ですから、優先順位は自国なのでしょう。

当然日本も同様で進みます。

感染件数は25000件と出てきました。

従来物より1200倍と連日の報道ですが、日本の法律建てでは人流の減少には至っていません。天候の方が影響があるのかもしれません。

懸念されるのは新学期でしょう。これは殆どの方が感じていると思いますが、小中高とそのまま突っ込む様です。

緊急事態の地域だけでもと思いますが、これに関しては地域性は無しの全国一律で開始の様です。

13都府県に緊急事態を出し16道県がまん延防止の状況です。

これは地域の市教委の判断でという運用の様です。インフルエンザの学級閉鎖等の運用と同じくの考えでしょうか。

現場関係者は戦々恐々の事でしょう。

非常に危険だと思いますがどうでしょうか。

政策決定者はそれを感じないのでしょうか。

経産・厚労と文科の考え方の違いであれば最悪です。

感染が数値に表れてくるのは1週間後ですから、まずは9月上旬中旬がチェック点です。

ここが足元の最重要案件ですから会社休業や大規模集客店舗云々議論等全くの見当違いとも言えます。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは、完全に崩れましたから何とも言えませんが、欧米市場を見ますにブラッククリスマス様にはならないとは思いますが。

7月度1500円下落の半値戻しの全部戻しと示していましたが時間がかかりそうです。

それより下落してしまったのですから。1週間でこうも変わるのかという展開です。

売られ過ぎたので若干の買戻し位しか今は考えられません。

横浜市長選の大惨敗も懸念材料です。

今週も日銀は全く微動だしませんでした。

週末のジャクソンホールはビデオ会議の様です。パウエルは懸念な事は何も言わないと思いますけれど。それ迄は当然警戒はあるでしょう。

その後はイベント通過と出てくるとは思います。

天候不順が続いています。マーケットも同様の夏なのかもしれません。

夏場はだいたいいけない記憶しかありません。

今後の動向に注目です。


2021年8月27日

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日経平均27641 NYダウ35455 wti原油68.72 ドル円109.81

前週比628 335 6.86 0.07

日経平均は600円上昇ました。前週ザラ場で年初来安値の27000円割れでしたので、売られ過ぎの買戻しと言った方が適切でしょうか。

前週投げた、投げ売らされた方々は忸怩たる思いでしょう。但し更に底抜けするかも、もあった訳ですから。

信用系の事情や指値の値もあったでしょうから仕様がありません。

480・237・▼7 17 ▼101の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.09%で25日線も▼0.09%となっています。

チャートを見て頂ければ分かりますがゴールデンクロスになっています。


日本株はとにかく人気がないのは間違いありません。

世界では米株や欧州は勿論の事カナダ・メキシコ・アルゼンチンまで最高値圏ですから。驚愕のインド株も継続です。

日経平均は菅総理の支持率の如くとも揶揄されています。

自民党総裁選が9月29日となっています。

岸田さんの他に誰が正式に立候補するのかは分かりませんが、永田町は別世界ですのでどういう展開になるのかは分かりません。

そもそも阿部さんの体調不良がなければ、有終の美での禅譲となっていた訳で、菅さんにはコロナ渦中の正に火中の栗だったのでしょう。

総裁選は自民党内で決めるのですから、世間は一切関知できません。

但しメディアが取り上げますので盛り上がりはあるのでしょう。

総裁選後の役員人事も注目です。

問題は10末迄と言われています衆院選でしょう。

チェック点としましては、人は1ヶ月前の事も忘れてしまう時代ですので、1ヶ月後に今の事も忘れてしまうのです。

旬の話題は間違いなくコロナ感染です。他の政策は2の次でしょう。

衆院選までに感染系の目途が立てば、自民党の単独過半数割れは防げるかもしれませんし。

これはどうなるのかは全く不明な話です。

ワクチンは1ヶ月で3000万回は新手で打ってきますから、それの影響が感染にどう影響してくるのかでしょうか。

神のみぞ知るかもしれません。

マーケットはそれをどう織り込んでいくのかも分かりません。

以前より示していますが秋よりは完全な政局となります。

4年前には16連騰があった事を、お伝えておきます。


注目のジャクソンホールでは想定内の内容でした。この様なある意味セレモニー的の場で又はネット発信では、サプライズな発言は無いとも言えます。

バンナーキショックを語る方もいたでしょうが、これは読み物的な好奇心でしょう。

各連銀総裁からアドバルーンは上がりましたがパウエルは日本語的に言えば玉虫色的な発信でした。

経済が想定通りに回復すれば、量的緩和の段階的縮小は年内に開始するのが適切であるものの具体的な時期は明言せず感染拡大の影響を見るとの内容でした。

利上げの事は当然でしょうが、その後の検討課題という事です。

マーケット的には安心感から、sp500・ナスダックは史上最高値を更新しました。

チェック的には10年債利回りは1.31%ですから先週の1.25%よりは上昇しているのですが。

これは前週に示しましたように、イベント通過となるのでしょう。


中国政府は今度はアイドルファンによる規制が出てきました。何でも過度に盛り上がっている所にはお達っしが出てくるわけです。関連系は驚愕の思いでしょう。

中世の封建制度は言い過ぎかもしれませんが、思いもよらない所です。

韓国製品に露骨な動きをしたのは記憶に新しい所です。日本企業も合弁会社で活路を開いていますが、それでも突然どうなるかは分かりません。

出る杭は打たれる想定の経営が求められるのかもしれません。

コーラを飲むなユニクロ買うな迄出てくる可能性もある訳です。

何が出てくるかは分からないのです。

共同富裕ですし、富の再分配です。

ここでの注意点は、ざっくり言えばやる気があろうがなかろうが、みんな平等で西側との差異が出てソ連は崩壊した訳ですから。

引き続き注意です。


アフガンは自爆テロで厄介な事です。180人の死者が出たとの事です。混乱の中で起こしたとも言えます。米国は無人機で報復しました。タリバンの統治は始まったばかりです。こういう事件は今後も起こるのでしょう。これは何年と続くかもしれません。


世界の感染者は2億1598万人で死亡者は449万人との事です。前週比は459万人と7万人の増加でした。

値的には変化がなく高止まりです。

世界が継続してデルタの猛威に合っている訳で、日本の緩々の規制では中々難しいのかもしれません。

その中で知恵を出していくしかないのでしょう。

自宅療養は10万人を超えてきました。

各地域で抗体カクテル療法が開始されました。

21都府県に緊急事態を12県にまん延防止です。

期限は9月12日迄ですが、これの延長は間違いないでしょう。

徐々に地域を減少さしていくのでしょうか。

全国にまん延防止策も出ています。

最重要地域は年内迄何らかの規制が続くとも言われています。


継続してワクチン接種は唯一の政策でしょう。これの進捗は以前にも示しましたが、日本は抜きんでています。

決まった事は確実にこなす国民性があると感じます。特に行政は粛々と実行するのです。政治的や宗教的な事も薄いお国柄でもありますし、世間体という一番の気にする村社会的な所があるのかもしれません。

欧米では70%の壁と言われていますが、それを抜いてくるかもしれません。

公共性を重んじるという言葉が合っているかもしれません。

マスクをしていない方はいません。

チェック点としましては65歳以上では90%の方が接種されています。10%の方が何らかの事情で接種していないとも言えますが。

これは先進諸国との比較を知りたい所です。

連日様々なニュースが出ていますので、誰もが一番関心がある所でしょう。

乗り遅れたワクチン未接種の方は気が気ではない毎日を送っているのでしょう。これだけ感染が増えるとは思っていない所もあったでしょうが。

これを毎日こなしていくしかありません。

経済界からは接種証明書の強い要望が出ています。政府は慎重だった様ですがデジタル化を検討しているとの事です。

一気に出てくる可能性はあります。

注目です。


文科省は小中高にガイドラインを出してきました。2人で学級閉鎖2学級で学年閉鎖2学年で休校という事です。

何が正しいのかは誰も解りません。

各市町村も様々な運用で対処する様です。

これもどれが正しい選択なのかは分からない所です。

感染が出るのは間違いないでしょう。これは前週にも示しましたが9月中旬がまずチェック点です。

個人の義務化は難しい所ですが、全ての学校で集団ワクチン接種の話が出てきても良いと思うのですが、どうでしょうか。

当然ワクチン接種の話は普段にするのでしょうから、受けてない人は焦ってくるのでしょう。

これのストレスは子供達にはきついと思いますが。

いつ学級閉鎖が出るかもしれない事も続く訳です。

何かいけない事情があるのでしょうか。

効率的にも一番良いと思うのですが。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは9月相場入りになります。月末最終日凹みが1年継続するのかにも注目です。

配当取りは既に動いているでしょうが、先週末には2月8月決算銘柄がそれらしい動きがありました。月初より更に加速する予想は立ちます。

今の時代に4%台の配当は魅力だと思います。ぞろぞろとありますから。

どうでもよい私はまだUFJを買い増ししています。

いつもの月初の経済指標も出てきます。

アフターコロナは言い過ぎかもしれませんが、マーケットは先取りしますから。

日経平均はまずは28000円ダッシュでしょう。

何回も示していますが7月頭の28800円所は十二分にあると思います。

そこに戻ると言う事です。

注目です。


2021年9月3日

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日経平均29128 NYダウ35359 wti原油69.12 ドル円109.69

前週1487 ▼96 0.4 ▼0.12

日経平均は暴騰しました。チャートを見て頂ければ一目瞭然です。5日続伸です。

世界の株式市場で唯一の大幅高です。

布石としましては31日月末日の値でしょう。前場凹んでいた所、後場にいきなり300円高となったのです。

11ヶ月連続で下落していた月末日を見込んだ売り方が後場に買い戻しの利益確定をするのをきっかけに、どういう思惑が働いたのかは存じませんが、それより大幅な買い方が出現した訳です。買戻しが凄まじかったのかもしれません。

この様な現象は相場の世界では、筋目筋目では出てきます。

何故ここまで売られるのか買われるのかと言う事です。

こういう現象に何かと理屈をつけて上昇した下落した等と解説する場合がありますが、はっきり言って理屈はないのでしょう。

短期的に儲けるか損をするのかの駆け引きの場面です。

買い方と売り方の需要と供給でしょう。

そう解説すればよいと思うのですが。

148 300 361 92 584の1週間でした。

8月度は27283円スタートの28089円エンドでした。

陽線となりました。盆明けには27000円割れの年初来安値だった訳です。

がらりと絵柄が変わった訳です。意外高です。

終わってみれば変化の1週間でした。

日経平均月足。

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日経平均は2か月半ぶりの高値となりました。

5日移動平均線は2.56%で25日線は4.78%となりました。

今週の上昇幅は誰もが予想が出来ない所だったのでしょう。私もとりあえず28000円ダッシュと大期待的には7月初めの28800円所戻しと提示しましたが、それより以上の値になってしまった訳ですから。

売り方は焼かれて散々な状況です。我慢強くなのか逃げ遅れた方は奈落へと落ちて行くのかもしれません。

27000円を割った場面では小躍りしていたのでしょう。

これは相場の世界では仕様がありません。自己責任の世界ですから。

topix日足。

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5日移動平均線は1.88%で25日線は4.02%となっています。

topix週足。

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topixは年初来高値となり同じく30年ぶりに高値を更新しました。

節目を抜けてきたという事です。

ここは余り語られませんが日本の株式市場全体では、こういう事にいきなりなった訳です。

これは政局絡みである事は間違いありません。

中国pmi指標は50を切ってきて相当に悪かった訳ですが、日本株はびくともしませんでした。

感染件数云々も関係ありません。

米株や欧州株は横横でした。

日本市場に忖度の実弾が入ってきた訳です。

菅総理の突然の総裁選不出馬で拍車がかかりました。

3日金曜日の後場は更なる上昇となりました。


世界の株式市場は、金融相場で史上最高値を更新しているのは周知の事実です。企業業績もコロナ渦中で痛手をこうむっている業界以外は実質的にも新たな需要を取り込み好決算を軒並み出しています。

こちらでも幾度となく示している所です。

日本株は何故にか中国の市場経済に反する行為にお付き合いをし、後塵を拝していた訳です。

日々の感染報道は大変なのは分かりますが、実質の感染件数は先進国での比較では著しく低いにも関わらずです。

人気があまりにもないと示してきましたが、やっと普通に戻ってきたのかもしれません。

この急上昇でも日経平均は高値を抜いてきた訳ではありませんから。

上値はまだまだあるとも言えます。

今後の動向に注目です。


米国の月初の経済指標はISN製造業・非製造景況感指数とも60に近い値でしたので予想値や前月と比較して云々はあるでしょうが順調すぎるべき値でした。

注目の雇用統計の発表がありました。

残念ながら雇用者数は予想を大幅に下回りました。失業率は5.3%と若干の減少となりました。

これを受けて金融当局の金融政策は、11月か12月のfomcで決定するであろうとの解説です。想定通りの見込みとなっています。

これは株式市場は既に織り込んでいます。

米株は最高値を更新し高すぎる水準だと発信している方も散見されますが、8月度NYダウは425ドル高であった事は事実な訳で35000ドル以上ある株価で400ドルがどうなんだとも言いたい所です。


10年債利回りは1.32%と前週と変化はありませんでした。

私は景気が良くなれば金利は上がる物だと常々と示していますが、債券市場では米債を買う力が強いのかどうかは分かりませんが、まだ上がってきていません。

いずれ上昇してくると思うのですが。

上がると言っても2021年迄は金融政策により2021年年初の1.7%前後迄と思うのですが。

コロナ前は2.5%だった訳です。

これらは為替市場も商品市場も関係してきますから、難解ですがセオリー通りにはそうなるとは感じています。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は2億2028万人で死亡者数は456万人との事です。前週比は430万人と7万人の増加でした。

ワクチン普及は進んでいるはずですが値的には変化はありません。

コロンビア主流のミューという変異株の報道がありました。変位系は今後も幾らでも出てくるのでしょう。その都度その都度内容の報道が行われます。残念ながらウイズコロナは続くのでしょう。

ワクチン防御をしながら進んでいくしかありません。

世界の英知で特効薬も出てくるはずです。

経口薬が薬局で売られる日がいずれ来るかもしれません。

出来れば早いかもしれません。

期待する所です。


足元ではワクチン接種が続いていますが、感染の進捗とのせめぎあいの場面でしょうか。いずれ近い将来に落ち着いてくるのでしょう。

欧米が先んじていますから、それを見ての動きは予想されます。

但し未接種の方々は無防備ですから、その中での感染は続くと予想はされます。

ワクチン接種者の方でも一定割合は感染するとのデータが出ています。

政府は11月には70%は超えてくるとの試算が出てきました。

毎日ワクチン接種の動向が値として出ていますので、計算すればそうなるであろうは分かる所です。

この接種の進捗がどうなるのかがチェック点でしょう。欧米は頭打ちが顕著となっています。

米企業では年末までに52%の企業がワクチンの義務化を実行すると報道でありました。

日本は後発ですから遅れていますが、いずれその方向になる事は予想がたちます。

デジタル庁の平井氏は指示さえあれば接種電子証明のデジタル化は年内に出来ると発言しました。

尾身さんは接種証明で宴会も可能か迄も議論している様です。

ウイズコロナの様々な運用が出てくるのでしょう。


議論はあるでしょうが政治が決めればそうなるのです。

現在の緊急事態の運用も政治が決めてエビデンス系は止めているのですから。

コロナ療養は20万人を超えてきました。自宅療養は14万人です。

緊急事態の延長は都市部を主体に来週に発表されるとの事です。

今後の動向に注目です。


新学期が始まり予想通りに休校の学校が軒並み増えてきました。これは当分続くのでしょう。

これは想定内で突っ込んだのですから仕様がありません。

ワクチン接種を受けられていない状況では致し方ないのかもしれません。

市中で増えているのと同じなのでしょう。

これを今後どうするのかも課題です。

そもそも12才未満は現在ワクチン接種が出来ませんし。

チェック点としましては先生という役割で接種していない方はどうなのかとは感じます。

教職員は警察・消防・病院関係等と同じく年齢を問わず優先的に接種出来る運用と聞いていました。

但し公人であるし私人でもある訳です。

個人の考え方は様々でしょうが、職務上生徒に感染さしてはいけないと思いますが。

ここも難しい問題です。

米国で教職員関係者は義務化の方向です。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは想定外の上昇でしたので、一旦落ち着くというのが普通でしょうが、株式相場と言う物はきつく上がり又はきつく下がる物です。一気に30000円という事も考えられます。

29日の総裁選には岸田・河野・高市氏と出てきました。更にの立候補も予想されます。

各者は様々な政策を打ち出され人間模様も凄まじくメディアは盛り上がり連日の報道です。

世間も人心一新で期待する訳です。マーケットも同じくです。

特に海外ファンドが動いています。

その後に衆院選がある訳で、与党も活気づいています。

バスに乗り遅れないようにしなければいけません。

どうでもよい私は満タンの1570が全て利が乗ってきました。夏のアウト時に買っていた事が身になったという所でしょうか。但しどこで売るのかが難解です。1545は利益確定しました。気持的には配当の高い銘柄に乗り換えと考えています。

もう既にまずは長谷工に取り掛かっています。

長谷工。

20210903長谷工jpg

5日移動平均線は2.91%で25日線は5.17%となっています。

ゼネコン各社は高配当で出遅れています。この災害の多い中、国土強靭化は国策と感じています。中国の影響を受ける所はどうも敬遠したくなります。どうなるでしょうか。

来週はメジャーSQです。29500円のコールの売りが問題と解説がありました。更なる仕掛けが予想されます。

注目です。


2021年9月10日

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日経平均30381 NYダウ34607 wti原油69.69 ドル円109.91

前週比1253 ▼752 ▼0.57 0.22

日経平均は筋目の3万円をいきなり抜いてきました。チャートを見て頂ければ分かりますが垂直に上昇です。

何が起こったと言えば政局の他は考えられません。

世界の株式市場では香港・台湾も上昇していますが日本株は特出する程の上昇をしています。

安すぎた日本市場に国内は基より海外から資金が流入している訳です。

様々なチャート分析がありますが、理屈的には難解です。それ等逸脱した上昇です。

買えば上がる上がれば買う、売り方は散々な展開で手じまい買い戻しも起こっています。

新高値銘柄は230もあり、それらがけん引しています。

但し、全ての銘柄が急上昇している訳ではありません。

531 256 265 ▼173 373の1週間でした。

金曜日は高値引けでした。

5日移動平均線は1.17%で25日線は7.41%にもなっています。


perは13.99迄上がってきました。epsは2171です。アベノミクスのperは14~16でしたので、戻ってきたというのが適切かもしれません。

それ位日本株は人気がなかったのです。

算数的には34700円迄は十二分にありえる訳です。

まさかという方が殆どでしょうが、全てのアナリストがこの展開を外していますので、何が起こるのかは分からないと思います。

今後の動向に注目です。


アベノミクスでは24000円台抜けを3回トライした訳ですが、このコロナ渦中に30000円です。これは日本株だけの現象ではありません。世界の株式市場は史上最高値を更新し続けているのです。

日本株の最高値はバブル最盛期1989年12月大納会の38957円です。

現在の株高は金融相場、稼働流動性相場であるのは間違いありません。

これの議論は様々でしょうが、未曽有のパンデミックに対して、世界の金融当局が通常ではありえない政策を打った結果なのでしょう。

そうなると金融当局は段階的に縮小していく方向となります。但し、コロナの猛威は衰えてはいませんので、それを睨みながらの動きとなるのでしょう。

FRBはまずはお金の発行を抑える方向で議論しており、年内に決定するであろうが想定内となっています。それも徐々に行う方向です。いきなり止めること等はありえません。金利を触るのはその後になる見込みです。

各市場に動揺を与えないようにしていくのはプロフェッショナルとしては当然の事です。

株式市場はそれを織り込みながら進んでいきます。


日本では総裁選に注目が集まっています。河野さんが出馬表明を行い、3者が出揃いました。告示が17日ですので、模索されている方が出てくるかもしれませんが。

各者が具体的政策を出されて、メディアの過熱感も連日の事です。自民党だけで決める訳ですが、日本の首相になる訳ですから注目度は当然あります。

海外も注目しているのでしょう。特に各国の為政者は注視しているでしょうし、経済界はもちろんの事です。

チェック点としましては、首相が変わる訳ですから、閣僚もブレーンも大きく変わるはずです。自民党が核ですから真逆な動きなど考えられませんが、各政策や運用が大きく変わる可能性はあります。

菅さんの様に安部さんからの禅譲と言っては失礼ですが、今までの重鎮や重複していたメンバーの変更があるのでしょう。

そして衆院選がある訳で、この秋が終わる迄は、まだ2ヶ月近く続くと予想されます。

まずは9月17日に演説会20日から討論会29日に新総裁が決定されます。慌ただしく日程が進みます。3週間後には第100代の首相が決まる訳です。

マーケット的にはこの期待値から今回の暴騰となった訳で、当然利益確定はあるのでしょうが、反落調整するとは考えられません。

市場関係者の中では高石さんを秘かにと言うか公然と高い評価で語られています。早苗のミクスです。マーケット的にフレンドリーは高石さんという事です。

私的には高石さんのメークを、もう少し可愛い目に吊り上がらない様にしてもらえれば愛嬌ある感じですし良いと思うのですが。大きなお世話で失礼しました。

ビジュアル面は大事な部分ではあります。

今後の動向に注目です。


米株はインフレ警戒と言う解説で下落しています。

10年債利回りが1.34%ですからインフレ警戒というのはどうなのかとも感じますが。

本格的な調整局面ではなく利益確定の範疇だと思います。

9月1日より失業給付金の上乗せが終了し、新規失業保険申請数も3週連続で低下してきました。失業保険受給者数も278万人で同じく減少しています。

通常の雇用政策に戻ってきたとも言えます。今迄は、もらいすぎだったのかもしれません。

賃金が急上昇し雇用のミスマッチが出ていましたが、それも収まる可能性はあります。

賃金が上昇しているのもありますし、米国では貯蓄の半分が株式投資関連です。これだけ株価が上昇すれば半分は使うのでしょう。それも株式を売らずに、別でお金を借りて余暇を楽しむお国柄ですから。日本とは違う訳です。

それと投機的に商品相場が上昇していますから、モノの値段が上がっています。諸々が重なり合い物価が上がっているのでしょう。

FRBは何度も一過性と言っていますし、物価の上昇懸念と共に消費マインドの低下がうたわれていますが、米国民は給付されたお金を使い切った訳ですから消費者のマインドが下がったと言ってもどうなのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は2億2426万人で死亡者数は462万人との事です。前週比は398万人と6万人の増加でした。

若干ですが減少しています。

今度はイータ型という変異株が出てきました。新手新手が出てきます。これからも続くのでしょう。

ワクチン接種の防御とともに治療薬も英グラクソ製ソトロビマムが厚労省より承認される様で、人類の英知との戦いとなっています。

米国では今だに15万人の感染者が連日出ています。ワクチン接種が進んでいると言っても1億人の方がワクチンを接種していない訳です。

多くはその1億人で感染し回っているとも言えます。こちらでも示していますが2回目・3回目と感染されている方もいるでしょう。

ブレイクスルー感染も出ています。

接種率の頭打ち問題です。

バイデンは従業員100名以上の企業にワクチン接種の義務化を発表しました。又は未接種の方には毎週の検査の義務化の方針です。従わない企業には150万円の罰金を科すとの事です。

連邦政府職員に対してもワクチン接種を求めました。

ロサンゼルスでは12歳以上の生徒には接種の義務化が出され、ニューヨークでは店内飲食にはワクチン証明書の義務化です。

自由の国アメリカですが、感染が止まらないので強制策に出てきた訳です。

反対のデモも行われていますが安全保障の一環で憲法上もそれを命じられる法制度なのでしょう。

そもそも学校でのマスク装着にも反対のシュプレキコールが出ている様で、そこは日本では考えられませんが。

日本の接種率は米国をとうとう抜きました。未だに予約が取れないという現状ですが、希望する方は11月には接種が出来るという政府からの試算が出ています。

70%は超えてくるのでしょう。但し現在は12才未満は接種できませんので、それ以外の割合で言えば80%近くとなってくる訳です。

それでも3000万人の方が未接種になりますから、米国と同様に感染はある程度継続していく可能性はあります。

エビデンス系の解放でいきなり増える可能性もあります。

それを政治がどう対処するかです。

ウイズコロナの運用の様々が報じられています。

こちらでも以前示しましたが、世論と言う物は変わってくるのです。マジョリティーが接種してきますと、ほんの数ヵ月前の世論が変化してきます。当然メディアの影響はあるのでしょう。

それ迄はあり得ないと伝わっていた運用が、やもうえないとなってくる訳です。ワクチンパスポートで出入りする絵柄が普通になるかもしれません。

民間会社ではバイトまでもワクチン接種が求められるようになるかもしれません。

9月30日迄19都道府県に緊急事態宣言が延長されました。宣言が外れた8県はまん延防止地域に変更です。

これの解除を含めて新政権が出来て新めて具体的に政策案が出てくると予想されます。

11月には行動制限緩和等々の議論はされている様ですが、新しい顔に変わってからと考えるべきです。

これは衆院選の目玉になる可能性もあります。

注目です。

現在の感染件数はピーク時よりは減少していますが、学校関係が夏休み明けで急上昇していますので致し方ない所でもあります。

秋からの行事はいつ休校になるかもしれない運用ですから、我慢の月日が続くのでしょう。これなど冬休みになる迄続くと予想が出来ます。

12歳未満はワクチン接種が出来ないのですからどうしようもないのでしょう。中学生や高校生の親達は自分達も含めてワクチン予約を積極的にされている様です。

子供達も学校で普通に会話をするでしょうから、考え方は様々でしょうがそうなっていくのです。

学校では登校派と拒否派で混とんとしている所もある様です。

この混乱は新学期が始まったばかりですから、致し方ない所もあるでしょうが、いつまでもではいけないでしょう。

政治がリーダーシップを取って解決する事案です。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは上昇し過ぎた値がどうなるのかです。但し2月16日ザラ場高値の30720円はまだ抜いていませんので、これはトライし抜き去ると予想します。来週になるかは分かりませんが。下落すればここぞとばかりに押し目が入ると予想します。

直前では空売り比率も44.6と下狙いの御仁もおられる様ですが、焼かれない様に注意した方が良いと感じます。

どうでもいい私の事は1570をどこで売るのかが問題でした。根性のない私は早々に月曜日に半分利確しました。

苦節の三菱UFJは良い感じです。

三菱UFJ銀行。

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5日移動平均線は1.23%で25日線は4.80%となっています。

そこで今度は松井証券です。

松井証券。

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5日移動平均線は2.02%で25日移動線は5.73%となっています。

時期的に高配当銘柄4.4%の1つでありますし、これだけ株式売買額が脚光してくれば、おのずと業績は上がるのではと読んでおります。私は松井証券を使っていますしね。

どうも中国が影響する所は買いにくいのです。今度は新作ゲームの審査凍結と出てきました。

今回日経平均に任天堂が新たに入りましたが、1企業ではどうしようも出来ない事ですから。ソニーも注意です。ゲーム関連は普通に新たな買いは無いでしょう。

ちなみに入れ替え銘柄は任天堂・キーエンス・村田製作所が入り、日清紡・東洋製缶・スカパーが外れました。

それとトヨタの新たな40万台追加減産の報道がありました様に、東南アジアの感染が終息するとは思えない昨今ですから、こちら方面も敬遠気味でしょうか。

そもそも人気の半導体系は買えない金額ですし。海運は仕手株の様な感じですし。鉄鋼は上がりすぎでしょう。

コロナ散々業種は、どれくらい傷んでいるのかが分からないので怖いですね。

ソフトバンク通信も上場来高値を更新していますが、どうも何が起こるうか分からない会社ですから。

政局関連銘柄は賑わっていますが、これらはフットワークの早いメンバーでないと中々いけません。

諸々と書きましたが、出遅れている銘柄は山ほどありますので、高配当を主体に検討します。1570は配当がありませんので28日の権利行使迄には全て売却し入れ替えるつもりです。

今後の動向に注目です。


2021年9月24日

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日経平均30248 NYダウ34798 wti原油73.98 ドル円110.69

前週比▼251 214 2.98 1.14

日経平均は1%以内の下落でした。但し週初は中国恒大エバーグランデ問題で大幅下落しました。リーマンショックの再来か迄の報道や解説があり、世界の市場を揺るがしました。

結果は急激に上がり過ぎていた株価の短期的な調整となっています。

今後この恒大問題がどの様な顛末になるのか等誰も解りません。中国の不動産業界全体に影響が及ぶ迄の言及もありますが、それも不明です。

それは中国の企業だからです。

パウエルは中国独自の問題と発信しています。

特殊な国と言っては失礼かもしれませんが、中国当局のさじ加減でどうにでもなるからです。見放すか救済するのかも分かりませんし、いきなり別法人との合併や一時国有化迄も出てくるかもしれません。

今回のデフォルト報道も中国当局の政策転換で起こったとも言えますので当局にも責任の一端もあるのでしょう。

同社は33兆4000億円の借り入れがあり30億円単位の支払いが随時にあるとの事です。

さらに中国当局は恒大に関する経営危機の内容の独自報道は禁ずる通達を出しています。

今後の動向に注目です。


中国はいきなり暗号資産全面禁止と出てきました。

中国はどこに向かっているのでしょうか。


日経平均は祭日が絡み3立会日となり▼660 ▼200 609の1週間でした。

5日移動平均線は0.46%で25日線は4.02%となっています。


チャートを見ていただければ一目瞭然ですが、日経平均は誰もが予想が出来なかった17日間で3600円も上昇し、20日騰落レシオは180%を超えている訳です。

12陽連というのは33年前の13陽連に次ぐという解説ですから、今の日本株は直近10年を通じても稀にみる動きをしています。

世界の市場と比較しまして下げ過ぎていた日経平均は、いきなりの需給が発生した事によるのでしょう。

この踏み上げ相場で一旦退場や方向返還など大手から個人まで様々な動きがあったと予想します。

コツコツと積み立てている方や見ている方は楽しんでおられたのでしょう。

別段、各種経済指標や金融政策に好感される材料が出たわけではありません。上昇時はコロナ渦中の状況が著しく改善していた訳でもありません。

今回の政局による新たな期待からの動きである事は間違いありません。

29日に新総裁が決定します。第100代の首相となります。

報道では決選投票となる様で河野さんと岸田さんでの最終決着との事ですが、これもどうなるのかは不明です。

総裁任期は1期3年とされ3期迄との事ですから、日本の顔として不測の事態が起きなければ6年位は首相の座に治まるかもしれません。

これは大注目です。

全ての閣僚やブレーンも変わるのでしょう。

今回は期待が現実となる迄に衆議院選挙が行われます。

リップサービスは間違いないと思います。メディアも煽るでしょう。

マーケット的には、この政局が終わる迄は、更なる上昇があると予想するのが普通だと思います。

今後の動向に注目です。


菅首相はコロナ渦中の真っただ中で不人気で散々でしたがマーケット的には30000円の復活となった訳でお疲れ様でしたと言いたい所です。


9月FOMCでは金融政策が若干ですが前倒しで実行される発表でした。10年債利回りは1.45%と7月初旬以来の高値を付けました。それでも年初の1.7%所にはなっていませんが。

株式市場は好感しました。これは何故と言われても理屈建は難解ですがそうなりました。金利が1日で0.13%も急上昇したのにです。

結果が見えたので買うと言う解説がありました。

米株は利益確定の調整局面でしたので戻したという言葉が適切かもしれませんが。

GDPの成長見通しを6月度の7%成長から5.9%に下方修正しました。失業率は4.5%から4.8%に修正です。物価上昇は3.0%から3.7%に上昇させました。

諸々の検討により各種債権の資産購入は実質は来年初めより徐々に減少さし22年度中に終了という発表でした。

これは、ほぼ市場予想通りでした。

注目のドットチャートからは2022年の利上げ見込みが前回の18人中7人から9人となりました。2回利上げが3人と出てきました。

これで債券が売られたのです。

今回の発表はサプライズでもありませんし、来年の利上げが0.25%or0.5%がどうなのかとも言いたいですが、市場は瞬時に動きました。

日米金利差の違いから110円70と円安方向となりました。

FRBの動向は今後も世界の注目です。


日銀金融政策決定会合では永遠の0の継続でした。来春で、この黒田体制も終了です。今回の新首相の考え方で人選も変わってくるのでしょう。こちらにも今後注目が集まります。


世界の感染者数は2億3151万人で死亡者数は474万人との事です。前週比は263万人と4万人の増加でした。

値的には明らかに減少しています。

ワクチン接種率と感染をしてしまい抗体を持った方が増えた事や新たな政策が功を評しているのでしょうか。

日本では19都府県の緊急事態宣言と8県のまん延防止が継続され、ワクチン接種率は全体で1回目の接種が8582万人と67.77%となっています。

ちなみに65歳以上は3228万人と90.26%であり64歳以下は4561万人と50.20%となっています。1日の接種件数は60万件~70万件推移となっています。

12歳未満1200万人を除くと76%の方が接種している状況です。

実質未接種の方は2700万人となります。

64歳未満の年代別接種率も公表されました。高年齢の方が接種率が高い値の内容でした。

1回目の接種は確実に2回目の接種となるのでしょう。

1回目の接種の件数はチェック点です。徐々に減少していきます。接種された方は新なカウントなりませんので、残りの方からのカウントになります。

どこ迄伸びるのかは分かりませんが、政府が試算している以上の接種率になるかもしれません。

65歳以上が90%以上ですから。これは先進国では抜きん出ている様です。

今まで年長者でも様々な理由により接種されていない方々も、値がまだ増えています。

何故なのかは不明ですが。世間体がある感じがするのですが。市町村の様々なサポートが効いているのかもしれません。

マスクをしていない方はどれだけ地方に行きましても居ないお国柄ですので。

来年から3回目の接種との事で、これの運用を含めて具体的内容が出てくるのでしょう。これは今後5年以上は続いていくのかもしれません。

ワクチンパスポート等の議論が出ていますが、それを見据えてのシステム構築は必要なのでしょう。

現役世代も接種が続いています。各種報道や周りの動きで腰を上げている方はまだまだおられます。

様々な会話よりも接種されていない方はストレスになっているのです。

今後の進捗率には注目です。


感染件数は確実に減少しています。

来月には全国で宣言を解除される方向です。飲食・カラオケを全開放をするのか時間制限か他の運用で制限をかけるのかが注目となります。

職業柄、酒が入ればミッドナイト迄大騒ぎは間違いない所ですから注意ではあります。

特定の地域では何らかの制限は出されるとは予想します。

全開放している地域は現在も存在しています。どうするのか。ここは政治判断なのでしょう。

菅政権の最後の決断となります。

但しオール開放している地域でもオフィシャルな宴会は封印している様ですから、まだまだ以前の様とはならないのでしょう。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは総裁選1本でしょう。ご祝儀相場の週でもあります。

それと権利付き最終日が28日ですから、最終盤に新たな買いは出るのでしょう。29日には180円ほど日経平均は下落します。それを直ぐに取り戻すのかも注目となります。

終値ベースで年初来高値が出るのではと予想はしておきます。

どうでもよい私の事ですが、恒大下落はきっちり買い増ししました。銘柄は松井証券なのですが。どうなるでしょうか。

松井証券。

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5日移動平均線は▼0.42%で25日移動線は1.77%となっています。

酷暑で耐え忍んだ三菱UFJ銀行は金利上昇でこうなっています。分散投資をせずに、これ1本にしておけば良かったです。

三菱UFJ銀行。

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5日移動平均線は3.83%で25日線は8.43%となっています。

更にどうでもよい事ですが、9月13日から1週間ノープランツーリングを7泊8日もしてしまい、その時の写真を一部貼り付けておきます。相場は全く見ておらず酒場からのマーケットは1週間お休みしました。

清州公園 信長と濃姫。パワースポットらしいです。

20210924清州公園

JR岐阜駅 黄金の信長。マスクしているw。

20210924岐阜駅

長野県 松本城。なかなか素晴らしい。

20210924松本城

上田城公園 六文銭兜。むりやり作っているような。

20210924上田城

白馬ジャンプ台。これは凄い怖い。リフトで上がれます。460円。

20210924ジャンプ

アルプス八方尾根。ゴンドラ・リフト3本上がり。え❗。3000円❌。えいやあで乗りました。まあもう来れないでしようから。見れない景色でしたよ。

20210924八方

新潟県 糸魚川海岸。8号線。早朝。これもスゴいわ🌊。コチラでは毎日なんでしょうが。なんとも雄大でした。

20210924糸魚川

柏崎刈羽原発。入り口はすごい警備でした。アンタいったい誰?。スミマセン💨。

20210924柏崎刈谷

新潟県なぎさふれあい砂浜。

20210924新潟海岸

山形県酒田駅。

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福島駅。

20210924福島駅

福島第一原発近隣浪江町。10年経過していますが、すごい絵柄でした。これには参りました。コンナ事になっているんや❌。

20210924福島第一

福島県 四倉海岸。

20210924福島海岸

東大。

20210924東大

皇居。

20210924皇居

国会議事堂。

20210924議事堂

自由民主党。二階氏見ませんでしたw。

20210924自民党

靖国神社。

20210924靖国神社

ゼロ戦。

20210924ゼロ戦

走行距離は2200キロも走りました。

60にて走るです。以上です。


2021年10月1日

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日経平均28771 NYダウ34326 wti原油75.72 ドル円111.06

前週比▼1477 ▼472 1.74 0.37

日経平均は大暴落しました。週間の下落幅は1年半ぶりとの事です。2020年3月30日~4月3日よりの大きさとなりました。

当時は海とも山とも分からないコロナ渦中での相場でしたので、いかんしがたい所でしょうが、何故今に起こったのかは全くの不明です。

米国のインフレ・金利高・債務上限問題や中国の恒大・電力制限問題等々と様々な外部要因は考えられますが、いつの時も悪材料はある訳で、今回の大暴落を招く内容かと問われれば疑問です。

国内的にはご祝儀相場があるかもと言っていた訳ですから。

これは人ではない機械的な売りが短時間に起こったというのが適切でしょう。

今更見ても仕様がありませんが、たとえば10月1日の日中足を張付けておきます。

10月1日 日中足。

20211001日中足

寄り付き後上昇し前日値に値を戻しかけていた日経平均ですが、悪材料が出た訳でもなく10時前から約1時間で600円も下落しました。

何が起こったのかという感じでした。

特に10月1日金曜日の下落は余計な下落と示しておきます。

全くの憶測ですが、7日迄休場の中国国慶節に関してAiが何か作用をしたのか。日本株でヘッジをしたのではないか。

又は前週も示しましたが17日間で3600円も上昇していた日本株を売らなければならなかったのか等々。

岸田新総裁云々は的外れであると感じます。

これの理由など誰も分かりません。

事実の値だけは残りました。

この28700円所は菅総裁出馬せず前の値というのは、なんとも言えない感じはしますが。

仕切り直しなのでしょうか。

▼8 ▼56 ▼639 ▼91 ▼681の1週間でした。

5日移動平均線は▼2.92%となり25日線は▼2.52%となっています。


自民党総裁選は大方の予想に反し、1回目の投票で岸田さんが河野氏を抑えるという事が起こり、第100代首相は岸田文雄氏に決定しました。

様々な憶測が語られていますが、政治は安定を求めたのでしょう。

批判的な論調がメディアやSNSで飛び交いましたが、お国柄的には想定内だったのかもしれません。

人物像的には当たり前ですが全く問題はなさそうですし、今後の舵取りに期待です。

党役員や新しいスタッフ・ブレーンの発表がなされています。

身体検査でややこしい事が起こりますと、また難儀ですのでそこの所はお願いしたい所です。

4日に首班指名を受け組閣を行い8日には所信表明演説との事です。

14日に解散を実行し11月7日が衆院選投開票が濃厚との報道です。

今後の動向に注目です。

世界の感染者数は2億3462万人で死亡者は479万人との事です。前週比は311万人と5万人の増加でした。

減少してきたとは言え週間300万人ですから。

朗報は米国メルク社の経口治療薬でしょう。このモラヌビラビルは重症化の恐れがあるリスクを50%以上低減させる試験の結果が出たとの事です。

許可されれば世界初の経口ウイルス薬となります。

国産では塩野義です。経口治療薬の承認を年内に目指すと報道がありました。

続々と出てきました。世界の英知に期待です。

政府は予定通り緊急事態宣言とまん延防止を解除し、新たなまん延防止の指定もありません。法律上は解放という事となりました。

但し、各都道府県の要請という形で飲食・カラオケ等のエビデンスの時間制限を実施する事となりました。

いつもの事ですが、何が正解という事等難解ですが、地域地域での制限が出されました。

全くのオール開放という地域も多数存在しています。

ワクチン接種は続いていますし、人込みでマスクを外している方はいませんから、日々確認しながらのウイズコロナなのでしょう。

夏には25000人オーバーの感染だったわけですから、空気が乾燥する冬に向かって注意は継続です。

政府はGotoキャンペーンを検討している様ですが、まだ時期早々でしょう。強烈な要望は出ているのでしょうが、全ての地域が解放されて、それの結果を見てから実施をしてもらいたい所です。

各地域の人出が報道されています。気持ち的にはやっと開放感という事でしょうか。

今後の動向に注目です。

来週のマーケットは、いったん崩れてしまった相場がどうなるかでしょうか。当然自律反発は出るでしょう。まずは半分戻しでしょうか。

9月ISN製造業景況指数は61.1と4ヶ月ぶりの高水準でした。月初の経済指標は続きます。注目です。

ノーベル賞発表の週間でもあります。こちらにも注目です。


2021年10月8日

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日経平均28048 NYダウは34746 wti原油79.58 ドル円112.22

前週比▼723 420 3.86 1.16

日経平均はチャートを見ていただければ一目瞭然ですが、8日続落で2800円も下落し、木金で500円戻しました。世界を見回しても理屈では言いようのない下落です。世界では同時に同じ事が起こっているのですから。

株価は完全な行って来いとなっています。

解説は様々が語られていますが、悪材料を並べているだけで、先進国との比較をどう説明するのかは難解な所です。

SQに向かって先物主導やオプション取引で、この様な事が起こっている事は読み取れますが、なぜ日本市場はこの様な脆弱性なのでしょうか。

外国人の思い通りにされている訳です。

それがしやすい市場なのかもしれません。

新興市場や仕手株ではないのですから、何とかしてもらいたいとは思いますが、どうにもならないのでしょう。

2018年のブラッククリスマスが思い出されました。

▼326・▼622・▼293・149・370の1週間でした。

水曜日など朝方300円上昇がいきなり300円下落ですから嫌になってきました。

5日移動平均線は0.51%で25日線は▼4.94%となっています。



ドル円は19年4月以来の円安水準となっています。大なる要因は金利差が開いているからなのでしょう。米国10年債利回りは1.612迄上昇しました。

そもそも円安は為替差益で株高になるはずなのですが、それは無視の展開です。

主要メーカーの想定為替レートは105円所を示している訳です。


金融取得課税問題が他国にはない悪材料ではあるのでしょう。岸田首相は10日のフジテレビで当面は触る事はないと言及しました。

一旦は安心です。

誰かのレクチャーで1億円問題は票になると聞いたのかは知りませんが、グローバルで競い合っている訳で、このコロナ渦中からどう脱出するのかの時期に増税など愚の骨頂です。

今回これが株価の急落に輪をかけたと事と、関係者からの提言に聞く耳を持ったのかもしれません。

これで総理の言葉は今まで自分とは違う事を認識されたのかもしれません。

分配が流行っていますが、それだけが先行しまっては本末転倒です。

議論はあるでしょうがGPIFや日銀はもう後戻りできない位保有株を持っているのです。

今後の動向に注目です。


原油が7年ぶりに80ドル台を付けました。オペックプラスの増産見送りとの解説です。基本的には需要と供給で値段はつくのでしょうが、それだけではないのでしょう。コロナ前より飛行機が飛ぶのでしょうか。物流が動くのでしょうか。車が走るのでしょうか。

金融緩和の副作用が出ている事は、他のコモディティーでも言えるのでしょう。投機筋が動かしている事は想像が尽きます。欧州では天然ガス問題も懸念材料です。

中国の停電問題も本当の理由はなんなのでしょうか。

全くの推測ですが、脱炭素社会に急に舵を切って何か弊害が出ているのかもしれません。

今後様々に各方面から情報が出てくるのでしょう。

これは注視の所です。

物価と賃金がリンクせず物価(原料)だけが上がるのは最悪です。

今後の動向に注目です。


米国9月雇用統計の発表がありました。就業者数の増加は教職員等の特殊要因があった様ですが弱い値でした。失業率は4.8%と下がりました。まちまちの内容でした。

FRBはどう分析したのでしょうか。米国マーケットは動きませんでした。

イベント通過と解釈して良いと感じます。

単月の雇用統計はぶれる事が多いので、これで全ての方向とはならないのでしょう。

米国の月初経済指標は引き続き強い値を堅持しています。

米国債務上限問題も一旦先延ばしで解決しました。

ちなみに日銀短観も先行きは改善の値が出ています。

悪くない展開なのですが。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は2億3757万人で死亡者は484万人との事です。前週比は295万人と5万人の増加です。

感染者数は毎週減少しています。

値的には朗報なのでしょう。

地域ごとには差異がある様です。

東南アジアがワクチン接種率より高止まりの報道がありました。

解説ではサプライチェーンよりすべての産業に影響が出ているとの事です。自動車・家電・食品・衣料・靴等々数えきれない品目が出ていました。

各企業は試行錯誤のシフトを実行しているのでしょう。又部品が一つでもないと完成品はできませんので、大変な事です。

半導体不足だけの話ではないのでしょう。

先進国は自国の感染件数から新興国の件数にも注視せざる段階に入っているとも言えます。

ワクチン接種は民間の力ではできませんから、各国政府主導が望まれます。


海外旅行はまだまだ先の事でしょう。

日本は4000万人の訪日外国人の目標を掲げて順調に外貨を稼いでいた訳で2021年は7月迄で15万人と完全に頓挫しています。

関係業界はまだまだの所です。

今後の展開に注目です。


日本だけではないかもしれませんが民間が先行してワクチン接種者に対しての販売促進が雪崩売っています。

アプリだらけで面倒くさい感じはしますが接種証明書のスマホ撮影は当たり前の事になるのかもしれません。

何とも言えませんが、世の中が動いています。

注目です。


来週のマーケットは、下げ止まったとは思いたいですがよく分かりません。誰もが今回の急変を予想できなかった訳ですから、今後も不明と言わざるを得ません。

衆院選のアノマリーはあると思うのですが、今回は無いとの解説陣もいます。その方も全く外している人ですから説得力はないのでしょう。

もう忘れた事ですがトランプ砲での驚愕の毎日より酷い事が起こった訳です。

とりあえずは200日線28600円所が目標でしょうか。

それに向けて上昇すれば安心感が出るかもしれません。

どうでもよい私は27000円台は無いと勝手に解釈し1570を封印の信用で27500円所で買っていますから。

この状況でも三菱UFJとアステラスはいい感じですよ。

アステラス。

20211008アステラス

5日移動平均線は3.19%で25日線は3.2%となっています。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年10月15日

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日経平均29068 NYダウ35094 wti原油82.53 ドル円1.98

前週比1020 548 2.95 1.98

日経平均は1000円も値を戻しました。この短期間の振れ幅はいかがなものでしょうか。どこかの仕手株の様なチャートです。何が起こったという訳でもなく、外国人にいい様にされているのでしょう。

この不甲斐のない動きというのか、自国管理が出来ていないというのか、日本の金融行政、証券行政や株式市場の根本的な問題かもしれません。先進国と言いながら、こちらは後進国的な動きではないか迄感じます。

市場参加者はこの現実を鑑みて行動しなければならないでしょう。

449・▼267・▼90・410・510の1週間でした。

5日移動平均線は2.00%で25日線は▼0.82%となっています。


注目の米国消費者・卸売物価指数又は小売売上高は想定内の堅実な値でした。それで10年債利回り1.57%が上がらなかった事で株式市場は足元のインフレ懸念が一旦払拭し上昇しました。

解説的には様々の言い様はあるのでしょうが、結果は良い展開になったのです。

原油(全てのコモディティー)が上がりドルが買われビットコイン迄大幅高です。

そして米国金融大手の個別決算は絶好調です。

コロナパンデミックの総括など早すぎますが、現時点でこの実態をどう解説するのでしょうか。そして今後どうなるのか教えてほしい所です。

話が大きすぎるかもしれませんが。

マーケット関係者も様々を語ります。但し、今回殆どの方が外していますから説得力的にはないと感じています。

裏を返せば、その位今までにない難解な状況なのかもしれません。

今後の動きに注目です。


日本では衆院選です。

マーケット的には1969年より16回の衆院選があり、株式市場は解散から結果まで全てが上昇しているというアノマリーとの事です。

過去の解散時の株価も高安様々であったでしょうし、政権が交代した時もあった訳です。海外要因も悪材料もあったのでしょう。

この事は皆が知っている訳です。

超短期的には逆に張る人は極小だと思います。

その位特異な期間であるとも言えます。

どうなるでしょうか。注目です。


岸田首相は海外マーケット関係者からは最初つまづきましたから、軌道修正はしてくると感じます。

それを行動で示さないと日本売りが加速する可能性があります。

グローバルの世界ですから、国内向けだけではいけないのでしょう。埋没してしまっては結局の所元も子もない訳ですから。

隣国に主義主張の違った大国があるのですから。

心地よい言葉や考え方は十二分に分かりますし、それを実践したい心情も当然あるでしょう。個人的にも賛同しますが、現実的には厳しい結果もある訳です。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は2億4040万人で死亡者数は489万人との事です。前週比は283万人で5万人の増加でした。

感染件数は減少傾向です。

先進国は軒並み経済を開放していますので、普通に考えてワクチン接種の防御が効いているのでしょう。

日本の接種率は半年前4月あたりと比較すると顕著に出ています。

拙著を読み返しますと4月2日時点で総人口の0.72%というのですから。半年前の事も忘れてしまいます。

現在75%の9400万人です。

今後の対策もワクチンを接種しているという事での運用になるのでしょう。


米国では11月8日より外国人の入国はワクチン接種の確認を決定しました。

地域ごと等は関係なくこの1点を見るという事です。

各国横並びに動く可能性はあります。

是非の議論もあろうかとは思いますが政治が決定するのです。

国内の運用でもフランスでは公共交通に乗るにも外食するのにもワクチン接種の確認が必要です。未接種の方は有料5000円の検査を受けなければなりません。

イタリアではワクチン証明書の提示を全職場で義務化する措置が始まりました。違反者は20万円の罰金です。

日本はそれは無いと思いますが、3回目の接種が12月から始まる中、もし第6破が起こり感染者の大半が未接種の方という事になればの世論が動くかもしれません。

今後の動向に注目です。


大阪では1週間ですが前倒しでエビデンスをオール開放と出てきました。3月に大へたくそをした大阪ですが、そう決定する様です。

衆院選の最中、少々うがってしまいます。

その時の判断は間違っていなかった。デルタ株は想定外だったとの言質は残っています。

医療が崩壊した惨事は春夏の事です。

何回も示していますが何が正しい規制など誰も分かりません。

但し政治・行政はそれを決める訳です。

8時なのか9時なのか2人なのか4人なのか。5000人なのか10000人なのか。1000平方なのかそれ以下なのか、30センチなのか1メートルなのか。

ゴールドステッカー店での酒提供が感染の有無との関係性はどうだったのでしょうか。

よく分からないまま決定している様な感じもします。

公衆衛生だけは強制ではなく国民性で自主管理したとは言えます。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは200日線28700円を軽くクリアーしましたので、今度の目標は25日線の29300円所でしょうか。

どうなるのか等分かりませんが、一瞬で抜いてくるかもしれません。

衆院選の期間は上段で示しました様に安心と見ています。

今回は夏の終わりから短期間に27500円から30000円という値が上下した訳で、変動で利益を出す特に大手外国投機所は大儲けしたのでしょう。

今はマネーゲーム的な感じでファンダメンタルズが効かない世界かもしれません。

過剰流動性での巨額マネーがコロナ以前より強大になっており、こういう副作用が出ている可能性はあります。

これを認識せざる負えません。

これは引き続くと感じる事でしょうか。

又流動性での資源高や食料高は全方面に確実に影響を及ぼすのでしょう。

ハバナ症候群という気色の悪い事例も気がかりです。

どうでもよい私の事は信用の1570をどこで手仕舞うかです。月曜日の寄り付きでも十分ですが、そこに欲が出てくる訳です。30000円迄は行くだろうという確信のない期待もありますし。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年10月22日

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日経平均28804 NYダウ35677 wti原油83.98 ドル円113.76

前週比▼264 583 1.45 ▼0.44

日経平均は微減でした。マーケット関係者はご存じの如くでしょうが、1週間のレンジでは木曜日の後場1時間の結果と言っても過言ではありません。

なんとも言えませんが理屈ではない動きが続いています。

突然起こるのです。

NYダウの夜間取引等実際開いてみないと分からないと思うのですが。

米国はNYダウもsp500も史上最高値を更新しており、この違いは何なのかと問われても、それは分かりませんとしか言えません。

懸念材料を並べますと岸田首相不人気や自民党過半数割れかもや資源高は言うに及ばず米国のインフレ、テーパリング、利上げから中国問題の影響や中間決算への不安も挙げられるでしょう。悪い円安で日本売りと言ってもよいですし、そもそもの少子高齢化迄も言えますが。

但し、これらは意味不明の短期の変動とは違うと思います。

感染件数が激減し緊急事態制限が解除され、アフターコロナに期待している時期でもあります。

これも今更ですが、日経平均を1つの銘柄として、先物取引とオプション取引が影響しているのは間違いありません。日経レバレッジやダブルインバースも同様でしょう。

何かのセンテンスや材料をきっかけにロボットが動き、自己資金の何倍や何十倍もの信用取引が動きます。

最近はこういう傾向が特に顕著になっていると感じます。

全体的にも付き合いきれないのか売買高も減ってきました。

更に影響が出てくるとも言えます。

前週も示しましたが、市場参加者はそれを認識しての参加となります。

▼43・190・40・▼556・96の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.67%で25日線は▼0.77%となっています。


教科書的な話で恐縮ですが景気が良くなり物価が上がりますと雇用が増えて賃金も上がります。そして金利も上がるのです。米国が正にその通りなのでしょう。

過剰な動きには警戒感が当然出ますが、計画的に緩やかでしたら想定通りの織り込みで事が進む訳です。

金融のプロフェッショナルであるFRBはそれを鑑みて金融政策を打ってくるのでしょう。

バイデン政府も与野党で政争しながらも落とし所では事を進めていくと感じます。

世界経済は米国の安定が最重要条件であるのは間違いない所です。

もう一方の大国の中国はどうでしょうか。これは政策的に抑えにかかっているのでしょう。当然今回のGDP4.9%の減速に表れています。

体制が違いますから仕様がないと言ってはそれ迄ですが、該当されている方達は散々でしょう。そんな細かい所迄とも感じますが。

何故抑えにかかっているのか迄は存じませんが中国政府には独自の路線があるのでしょう。

世界が懸念を示す人権やエネルギー政策等々でも内政干渉でかたずける訳です。

何かの制裁をと議論しましても、それをきつくするとブーメランで返ってきますので難解です。

その中で日本はどうでしょうか。上段の教科書的な話の逆であることは30年の実績が物語っています。それでも良しという考え方もあるでしょうが。

少々脱線しますが以前より示しています、65才以上の3600万人の方は、多くの方が物価の上昇に懸念を強く示します。雇用や賃金は実際の所は関係ありません。

これだけの割合の方が日本に住んでいるのです。

現役世代も、物心着いた時より、その実態に慣れてしまっているのかもしれません。

ここが日本の姿とは感じています。

若い外国人を入れて国内を活性化させる政策も必要なはずですが、険悪感が強く抵抗が強いのでしょう。

そうなれば国内ではない海外に目を向けては当然の成り行きでしょう。民間企業の海外シフトは決算に表れています。政府は政治的に各国と協調に事を進めながらという戦略でしょうか。TPPに反対している人も今は聞きませんが、そういう路線で活路を導き出すしかないのも現実です。

日銀の政策も耐え忍ぶ永遠の0の1本足打法で7年です。各国中央銀行が何故利上げが出来るのかは分かりませんが、日銀はそれ以外は答えが出せない状況なのです。

総選挙たけなわです。

国内だけの議論も必要でしょうが、日本離れ日本売りが更に進めば、元も子もないのは間違いありません。

岸田首相には、そこの所をぜひお願いしたい所です。

マーケット的には今の所大不人気です。

日本人ではなく外国人がどう感じるかの所です。

これを払しょくしない限り、不安定な相場は続く可能性があります。

選挙後は腰を据えてお願いしたい所です。


世界の感染者は2億4335万人で死亡者は494万人との事です。前週比は295万人と5万人の増加でした。

1ヶ月近く件数に変わりはありません。下げ止まりなのでしょうか。

イギリスが1日5万人の感染件数と出てきました。ワクチン未接種の方が多い様ですが、抗体減少もある様です。公衆衛生は日本とは比べ物にならない映像でした。

イギリスの人口は6700万人との事で日本の半分近い訳で感染件数5万人は日本の最高値25000人の倍ですから注意は必要です。

日本も件数が極小になっていますから、マスクを外す行為も当然出てくるでしょう。それが普通の出で立ちであるのも事実な訳です。

3度目4度目のワクチン接種はインフルエンザと同様な動きは予想されます。

行政には今回のワクチン接種は初めての事でしたから、予約が取れなく大変な労力を国民に与えた訳で、何ヶ月もストレスになった方も多かったのでしょう。今後は何か運用を考えて実行してもらいたいものです。

ちなみに今の接種会場は中高学生だらけという状況の様です。


エビデンス系がオール開放となります。

酒場では徐々に大騒ぎが予想されます。

全くの個人的見解ですが、バーベキューでもクラスターが出る位ですから、アクリル板での防御は無理があるとは感じています。

歌う行為は飛沫が出るでしょう。空気に漂うのでしょう。

酒が入れば覚醒し大いに笑い大声となるのです。大昔からそういう物です。

特に2次会は既にアルコールが大量に入っていますので。

ランチで大声で大笑いは少ないでしょう。

だからエビデンスであった訳ですから。

今後はそれと付き合いながら進むのでしょう。

注目です。


来週のマーケットは200日移動平均線所迄戻されましたので、再チャレンジという所でしょうか。前週は25日線も抜き29400円所まで上昇したのですが、木曜日で出直しとなりました。

25日線は下向きであるので上昇はダマシであったとのコメントもありますが、後から講釈してもといつも思います。

解散時の28070円の7%上がりの30000円抜きという解説もありました。過去4回の衆院選上昇の平均値が7%との事です。

アノマリーという物は理屈ではないがそうなるという物です。月末日下落みたいな事でしょうか。

アノマリー通りになって貰いたいものです。

選挙結果の動きは再来週になるでしょう。既にプログラムされている感じもしますが。その様に感じている方が多い様な気もします。

市場は安定を望む事はいつもの事です。

日銀とECB理事会があります。黒田総裁は円安には何も言わないと思いますが、原油高には物申すかもしれません。原油安で物価安となった時は、懸念を示していたのですが。

ちなみに資源高で産油国等々は大儲けしているでしょうから、どうしているのでしょうか。米ドルと米株・米債を買っているのでしょうか。

注目の決算が始まります。マーケット的には前月の小売決算の明暗では株価に大きく表れました。このファンダメンタルズは予想通りに頼みたい所です。

米国は絶好調です。

チェック点のコスト高と半導体不足・部品不足がどう出てくるのか、円安の朗報もあるでしょう。中国系がどうなっているのか等々。

注目です。

どうでもよい私の事は欲に目がくらみ未だ信用買いの1570を持っています。早く決済したい所です。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年10月29日

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日経平均28892 NYダウ35819 wti原油83.25 ドル円114.0

前週比88 142 ▼0.73 0.24

日経平均は変わらずでした。マーケット関係者はご存じですが、凪の様な1週間ではありませんでした。日中は上下が大きく、水曜日など後場終了後にいきなり先物300円下げで、どういう事?という感じでした。

需給により不安定な方向感のない相場が続いています。いきなり下落しますと恐怖もあるのかセンチメントが働きます。どこまで行くのかを経験している昨今ですので、直ぐに手仕舞まったりするのでしょうか。

選挙期間中の2週間は売買高も含めて完全な様子見姿勢の展開でした。記憶的には忖度的な買いが入ってくるのですが、それも見受けられません。

各社報道が出るたびに、それを横目で見ながらマーケットも動いている感じでした。朝日で上がり読売で下がる様な。

▼204 505 ▼8 ▼278 72の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.03%で25日線は0.35%となっています。
チャートを見て頂ければわかりますが、かろうじて25日線の上となっています。まだ25日線は下向き方向ですが。

10月度は29452円スタートでしたので560円の下落となりました。陰線です。

日経平均月足。

20211029月足

米国市場は主要3指数ともに過去最高値を更新しております。NYダウの10月度は1900ドルも上昇しています。

NYダウ月足。

20211029ny月足

これの違いなど前週も示しましたが不明です。世界で起こっている事は同じでこの様な違いがあるのです。

中国は自身で抑えているのですから仕様がないのでしょう。何故体制の違う日本が付き合わなければならないのでしょうか。依存が大きいのでしょうか。

驚愕の感染があったインドは更なる上昇ですから不思議な感じがします。

上記の事はマーケット関係者は承知の上での参加となっています。


外国人は年初より先物を3兆円も売っているとの事です。何故でしょうか。端的に言えばそれの方が儲かるからでしょう。先週木曜日の空売り比率は54.2%でした。50%越えと言えば強烈な材料が出た所であると感じますが、別段何もない時に起こっている市場が日本の株式市場であります。

今後は安定して推移してもらいたい所です。


衆院選の解説では自公の安定多数は244との事でした。絶対安定多数は261議席との事です。岸田首相は与党で過半数233が目標という所が弱腰なのかもしれません。せめて自民党で単独過半数を目標としなければならないと感じますが。現在276議席なのですから。

結果を見てマーケットが動きます。注目です。


全くの別件で恐縮ですが現在国民は震災復興特別税というものを払っています。所得税は2013年から2037年までの25年間最終税額に2.1%を掛けた金額と住民税は2014年から2023年までの10年間、一律1000円の上乗せを支払っています。これで政府は10.5兆円をねん出しています。

以前にも示しましたが今回のコロナパンデミックは全くざっくりですが震災の5倍以上は必要ではないかと考えます。

そうなると、これの支払いはどう考えているのでしょうか。今回の選挙では一言も出てきません。私クラスが疑問に思う事ですから、国政に関わる方は知っているはずです。財務官僚は当たり前の事ですし。主要メディアも当然分かっているはずです。まさにこれの議論は封印されています。

後々当然出てくる事です。注意です。


日米とも決算がたけなわです。ファナックショック等のフレーズが出ています。個人的には1企業で全体が動くのはどうなのかと感じます。全く別の業界は関係ないでしょう。こういう事象をきっかけにインデックス取引が仕掛けている訳です。

チェック点としましては、半月後今回の中間決算が終了した時点でのepsでしょう。現在2052の値ですが、それがどこまで上昇するかです。

perは14.08となっています。これで28892円なのです。

算数だけの話ですが、2150であれば14%でいいですが30000円越えとなります。

売り方の外国人がやもうえず買戻しをする実績が求められます。

それと解説では今回の決算で1.5兆円程の自社株買いがあるとの事で、それ以上出てくるかもとの予想でした。年間で7兆円の22%が中間決算で出るとの事でした。

下落すれば儲かるという運用を変えなければならないでしょう。

注目です。


日銀金融政策決定会合が終了しました。短期金利をマイナス0.1%長期金利を0%程度に操作することを軸とする大規模な金融緩和策の維持を決定しました。この永遠の0は想定内ですが。

展望レポートで21年度の物価目標を7月時点より0.6ポイント低い0.0%へ下方修正しました。これだけ世界の物価が上昇しているのに日本は上がらない、上げれないという見解です。

米国は5ヶ月連続で5%以上となっています。ユーロ圏も3%以上となっています。

プロフェッショナルが出しているのですから、そうなるのかもしれませんが、資源高・穀物高・円安は目に見えている所で何故にと感じます。

それで賃金を上げてと経営系に言われましても、そもそも無理でしょう。

吉野家は並盛を400円以上にと出てきました。それは普通の行動であると感じます。

日本のランチは先進国で一番安いらしいです。

黒田総裁はマインド的にデフレ脱却が困難であると再三にわたって述べられています。その通りであるとは感じます。

世間では安売りが求められます。

これは複雑・難解な話ですからこの辺としておきます。


世界の感染者数は2億4602万人で死亡者数は499万人との事です。前週比は267万人で5万人の増加でした。

感染件数は減少傾向です。死亡者数は横ばいでした。

ロシアが1日4万人と出てきました。前週のイギリス5万人に続いています。ワクチン接種の頭打ちと公衆衛生なのでしょう。

これは各国のお国柄ですので致し方ない所かもしれませんが、日本の接種率は1回目で9771万人と77.15%となっています。

1回目の方は2回目になるのでしょう。

以前にも示していますが、全人口1億2500万人としまして12歳まで1200万人を引きますと、接種できる方の割合は1億1300万人対象で86%もとなっています。

接種されていない方は1500万人という事です。

未成年を除きますと大人の未接種者は更に下がるのでしょう。

1回目の接種はまだ上昇しています。

既に世界ではトップクラスです。

20211030接種率

公衆衛生は大きな要因と感じます。それではどうしようもできない所はワクチン接種でしょう。ワクチン接種での防御が感染件数に大きく表れていると十二分に仮説が出来ます。

何故感染件数が減少したのかが分からないという論調が多いのですが、それの方が不思議な感じがするのですが。

酒・カラオケのエビデンス系への行動は正に大人でしょうから、オール開放しても感染件数が伸びていないのかもしれません。

但し未接種の方でグルグルと感染は回るとも言えます。

注意は必要でしょう。


米国では来週より5歳から11歳も接種が開始されます。通常の3分の1の量で実施され、2800万人分のワクチンを確保しているとの事です。

ファイザーは日本政府にも接種できる承認申請を求めているとの報道です。

多分その方向になるのでしょう。

パンデミックが治まれば、徐々にでしょうが経済活動や生活様式はコロナ以前に戻るのでしょう。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは、衆院選挙後の第一リアクションに注目です。これなど誰も分かりません。既にプログラムはされているのでしょう。

27500円や27000円にもプット買いの建玉が多めに貼ってあり、有事に備えている大手所が多い様です。

今の環境ではジェットコースターは十二分に考えられます。

いつもの外国人が動きます。

そうはならない様に願いたい所です。

金曜日2時以降急激に下落が戻った事が朗報ではないかと密かに思っています。

逆に踏み上げが起こるかもしれません。

神のみぞ知るというのかロボットCPのみぞ知るのかもしれません。

中間決算の明暗も続きます。

注目です。

どうでもよい私の事は1570の信用買いをそのまま持っています。29500円以上等超える時は直ぐであろうの思惑が外れています。

どうなるでしょうか。


2021年11月5日

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日経平均29611 NYダウ36327 wti原油81.17 ドル円113.40

前週比719 508 ▼2.08 ▼0.6

日経平均は大幅高しました。チャートを見て頂ければ歴然ですが窓を開けての上昇です。衆院選の結果である事は間違いありません。

全てのメディアが自民党は惨敗すると報じ、単独過半数迄も割るのではと発信していた事が全く逆の結果になったのです。

結果は261議席の絶対安定多数を取ったというのですから驚きです。

マーケットでは売りで仕込んでいた方々の買戻しも凄まじく一気に29600円を抜いてきました。

このメディアの報道も朝日だけが自民党は手堅いかもを発信していましたが、ここ迄勝つとは予想できなかった訳です。

本当に固定電話の電話調査だけの判断であれば、現在ではありえない手法とも思いますが。


更に今回の想定外の動きは、維新が大阪の19選挙区で立候補していない4選挙区以外は全勝した事でしょうか。

全国では上記の自民党の圧勝でしたが大阪だけは全敗した訳です。

自民党は276から15議席減らした訳ですが、それは維新の増加分とも言えます。実際は比例で70議席を獲得していますので、比例では増加させていますから、短絡的な物言いは出来ないですが。

とにかく同じ国でこの大阪だけが別の政党を選んだという事は間違いありません。

これの解説など様々が出ていますのでハショリますが、とにかく大阪ではどこの市会議員選挙でも維新がトップ当選ですから。

以前よりの維新ファンは維新にそれ以外も維新に流れたと言ってよいでしょう。

客観的に見ますと大阪は旬のコロナ関連では全ての項目で全国ワーストの値を出した事は事実な訳で、そのファクターでの投票行動ではなかったとは言えます。人はあの夏の事も忘れてしまうのかもしれません。

酒場的には長く語れますがここではやめておきます。


マーケット的なアノマリーでは2000年よりの衆院選挙で自民党が大勝した小泉・安部・安部ではその後株価は大幅高しているとの解説がありました。岸田首相ではどうなるでしょうか。注目です。

今週は4立会日であり754・▼126・273・▼182の1週間でした。

5日移動平均線は0.40%で25日移動線は2.97%となっています。



注目のFOMCが終了しました。市場予想通りの結果となり、更にパウエルのハト派的な発言で10年債利回りが1.455%と下落しました。

世界の株価は過剰流動性相場であるのは間違いない訳ですから、FRBの動向に注目が集まるのは当然です。

チェック点としましては、買い入れ残高は縮小していきますが、今残っている残高は減らないという事です。

FRBの資産は8兆ドルを超え1年半で倍増したとの解説です。

資産縮小という金融政策が出てくれば話が変わってきますが、その話など全くありません。

2022年の6月か7月には資産買い入れは無くなる様ですが、残高は維持されるという事です。

これは各国とてコロナパンデミックで同じな状況なのでしょう。

米国3指数は基よりドイツ・フランス・イギリスの株価は最高値を更新し続けている証左なのでしょう。

当面は続くと予想ができます。


問題の利上げですが、これは当局から毎回の金融政策時で情報が出てきますので、マーケットはそれを織り込みにいくのでしょう。とにかく金融当局者は各市場を混乱させない様に誘導していくはずですから、随時随時での確認となるのです。


米国の月初経済指標は継続して強い値でした、注目の雇用統計の発表がありました。雇用者数53万人・失業率4.6%・賃金4.9%ともに想定通り以上の値でした。

悪く言おうとすれば、項目別にはいくらでも語れるのでしょうが、それはいつもの事で、各市場はそれを確認して動いた訳です。

NYダウは36000円を超えてきました。


日本では決算がたけなわです。トヨタは力強い値を出してきました。これは昨今の減算状況等を鑑みますとサプライズではありました。

前週に示しましたepsですが、いきなり100ポイントアップで2147となっています。株価は上昇しましたがperは13.79倍と減少しています。

ちなみに世界株のperは19.3で米国は22.2欧州は15.0との事です。

これらの値は殆どの市場参加者が知っている訳です。このファンダメンタルズを受けて売りにかけられるのでしょうか。

それは分かりません。馬の目を抜く所ですから。

今後の動向に注目です。


GPIFが7月~9月の運用実績を公表しました。ご存じの如く世界一の機関投資家であり総資産は194兆円と更に上昇しています。

運用実績は1兆8763億円で黒字は6四半期連続との事です。収益率は0.98%との事でした。

議論はあるのしょうが国民の年金は大きく投資されているのです。0.001%の普通預金ではないという事です。

これの還元がどうなっているのかは聞きませんが。

チェック点は国内株式は2兆5919億円の収益となり外国株は3565億円の減収となったとの事です。何故外国株式が減収なのかは不明です。

確認すれば銘柄など詳細に出ていますが、どの株構成で損失を出しているのでしょうか。7月~9月が減少?。教えて欲しい所です。

まさか売り方のファンドに乗っているとは思いませんが。国会で聞いてもらいたい所です。

注目です。


世界の感染者は2億4954万人で死亡者数は504万人です。前週比は352万人と死亡者は5万人の増加でした。

感染者数は増加に転じました。死亡者数はずっと5万人です。

詳細にどこの国が増加したのかを見れば分かるのでしょうが前週に引き続きロシアが過去最高件数を更新しているとの報道です。

変異株の報道は聞きません。公衆衛生とワクチン接種率の低迷が原因との報道です。接種率は32%との事ですから、著しく低いがの現状の様です。

プーチンであれば強権的な動きをする様な感じはするのですが。

このいち早く開発されたスプートニクvというワクチンの信頼性に懸念があるとの内容もありますが、詳細は不明です。

接種できる体制なのに接種しないという事です。


各国とも海外ビジネスが再開され、米国基準がいずれスタンダートになりそうですが、当局者はどう考えているのでしょうか。

ロシアはエネルギー供給国の雄ですから注意です。

日本もビジネス等は11月8日より3日という待機日への変更で動く様です。

1ヶ月に400万人の海外渡航客で外貨を得ていた日本は外国人の訪日は経済的にも大きな影響があります。

9月の訪日外国人は65863人との事です。

観光客は1人10万円を使うとの事でそれの消費税でも国庫は潤うのです。

国内のキャンペーン等と比較にならないほどの収入とも言えます。


先日友人らとバイクツーリングで高野山方面に行ってきましたが、凄い人出でした。各地そうなのでしょう。徐々に経済が動いてきました。

今後の動向に期待です。

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高野龍神スカイライン。紅葉がきれいでした。


来週のマーケットは11月のアノマリーがありますので、それに準じて動くものと考えます。SQがありますので短期的には不明なのですが。

ここで売るかとも思いたいのですが、利ザヤ抜きの大手は何をするかは分かりませんので注意はいるでしょう。

但し11月度は過去10年間で9連勝のアノマリーがありますから、今週末の29600円所で対前月700円高ですので、悪くてもこの位置位で終えるのではないでしょうか。30000円ダッシュは十二分に考えられます。

パフォーマンスは1年で最高との事でした。

アノマリーという物は理屈では言い合わされない事ですがそうなるという事です。

配当再投資やそれの先行買いがあるのは間違いありません。中間決算の自社株買いも入るのでしょう。大手ファンドの、のっぴきならない事情もあるのかもしれません。

上記の事は市場参加者の全てが知っている事です。

それに伴った動きがあると思います。

11月11日は中国の独身の日があります。こちらにも注目です。


どうでもいい私の事は信用買いの1570で40万円も抜きました。配当取りで買っていたアステラス・三井物産も決済しました。ついでに利ザヤの出ているトヨタとソフトバンクGも同じくの処理です。

もっともっとの欲の失敗を払しょくしました。

この1570は怒涛の下落の27500円所で根性かけて買った物で利益が出た訳です。持ち株の含み損が増大していた所で泣きの買いでした。

理屈にない下落や上昇はそういう事が必要なのかもしれません。

なかなか難しい所ですが。

ちなみに11日続落の泣きの高島屋はコツンの次の日に同じだけ買い増しました。

高島屋。

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どうなるでしょうか。

注目です。


2021年11月12日

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日経平均29609 NYダウ36100 wti原油80.72 ドル円113.85

前週比▼2 ▼227 ▼0.45 0.45

日経平均は変わらずでした。個人的には理解に苦しむ展開ではあったのですが。これも相場なのでしょう。チャートを見て頂ければ分かりますが、月火水と地合いが悪く朝高後何故か下がり続け、木曜日29000円割れの所で反転した訳です。

窓を埋める28892円迄下落するという解説もありました。

金曜日のSQに向けて売り方が下げ方向に持って行きたかったのでしょうが、それが成らずという事かもしれません。

米株の流れと違う方向感でしたので一体どういう事なのかと感じた訳です。

短期的には時々ある事ですが。


火曜日のソフトバンクの1兆円の自社株買いに救われたのかもしれません。当日株価は10%もの上昇でした。これなど有り得ない内容ですから。発行済みの14.6%とは驚きです。7月~9月は大幅な下方修正で3979億円もの赤字を発表した訳ですから、この様な手法は孫さん以外ではありえないのでしょう。

ソフトバンクG。

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ソフトバンクGは自社株買いが無ければどこ迄凹んでいたかは分かりません。


おかげと言ってはなんですが、日経平均のepsは火曜日には2179から2054に下落してしまいました。コツコツと各社の決算で積み上げてきたものが1銘柄でおじゃんになってしまった訳です。

このソフトバンクGは完全な投資会社ですから、特殊な企業と言ってもいいでしょう。決算のブレ幅が大きすぎます。それが難解な訳です。日経平均への寄与度が大きくこれに左右される事はしばしばです。

日経平均という指標は日本経済新聞社という1企業が東証1部に上場している2191銘柄の中から225社をセレクトしている指数です。これが日本の主な株式指標です。この指数で日本の株式相場が語られセンチメントも左右されます。オプション取引はこれを1つの銘柄として取引されているのも事実な訳です。

こんな事は皆が知っている事なのですが。

せめて日本の株価は日経500を見る様にした方が良い様な感じがするのですが。但し過去からずっとこれで見てきていますので変えられないのでしょう。

▼104・▼221・▼178・171・332の1週間でした。

5日移動平均線は0.86で25日線は2.04となっています。

25日線は上向きに転じています。


米国の10月消費者物価指数の発表がありました。予想より大幅に上昇し前年同月比は6.2%もの上昇です。前月比でも0.9%の上昇となりました。

31年ぶりの伸び率とのテロップが流れました。

中古車や不動産の上昇が顕著であるとの解説ですが、バイデンもパウエルも注視せざる負えません。

これが天井点なのかどうかは誰も分かりません。資源高はどこの国も同様ですが便乗で値上げしている物もあるのでしょう。賃金上昇より上昇している事は間違いありません。生活は厳しくなるのでしょう。

値段を据え置きする美学の日本とは違うわけです。

米国マーケットは横目で注意しながら進んでいます。ナスダックは11連騰しました。10年債利回りは1.570と上昇し、値を戻してきました。

今後の動向に注目です。


仮想通貨市場も何処までも上昇しています。最高値更新継続です。ビットコインの時価総額は1.2兆ドル以上でテスラやフェイスブックを抜いているとの解説です。

この暗号資産という物をどう捉えればよいのかは難解です。

勝手にこの中だけでやってくれている事だけではない規模なのです。

金融機関や証券会社に課せられている様な規制事はどうなっているのでしょうか。

よく分からないので言及はできませんが。

キャピタルゲインにより各国政府に税収が入っている事は事実です。

中国は既に暗号資産を全面禁止としています。

暗号資産の暴落時は株式を売って補填するのかは不明ですが、同じような動きをするのも事実です。これの動向など全く分かりません。理屈がなくやってくるのです。注意です。


テスラのイーロンマスク氏はツイッターで自己株式売買を投票にかけるという奇策を打っています。その理由など分かりませんが、異常とも言える株価上昇で世間に訴える新手の手法なのでしょうか。

販売台数は50万台で前年比36%と躍進しています。但しトヨタは1000万台ですから。テスラの時価総額は国内全ての完成車メーカのそれを既に抜いている訳です。

リビアン オートモティブという電気自動車メーカーが10日にナスダックに上場しました。既にフォードの時価総額を抜いているとの事です。

その事の議論は置いといても、日本にはガーファムを含めて新たな巨大成長企業は生まれていません。

何故なのでしょうか。

アリババは独身の日に9兆円を売り上げました。前年は7兆4000億円です。中国の消費は旺盛であった事が判明しました。楽天は1年で1.5兆円の売り上げです。

岸田首相の成長と分配も分かりますが、世界を凌駕する成長産業が出てこないのです。

話が大きすぎますが少子高齢化の日本の明暗はココに集約されている様な感じがします。

今後に注目です。


世界の感染者数は2億5297万人で死亡者は509万人でした。前週比は343万人と5万人の増加となっています。

感染者数は高止まりです。死亡者数は継続して5万人でした。

ヨーロッパで感染が拡大していると残念な報道がありました。

ドイツでは1日37000人と出てきました。

オランダやオーストリアからロックダウンの内容が発信されています。季節性という事と免疫が落ちたブレイクスルー感染と公衆衛生の欠如であろうとの内容でした。詳細は分かりません。

ワクチン未接種の方の感染が一番多い様です。

日本では極小となっていますが、感染件数は病院等での検査をしてから分かるものですから、検査をしない方は数値的には反映されていないのでしょう。

これは以前からそうです。そもそも症状がなければ病院にも行きませんし通常は検査を受けません。

ワクチンの抗体力で症状が出ない方が多いのかもしれません。

ワクチン未接種でも症状がなく感染していた方も数多くいたのです。

何かの検査で判明した方がどれだけ居た事か。

難解なウイルスであるのは間違いありません。

そうなると重症化とそれ以上な事が注意点なのでしょう。

政府は第6波対策を決定し、医療体制の強化が並びました。治療薬の確保も出ています。12月から3回目のワクチン接種を開始します。

年内に接種証明書のデジタル化も出てきました。

感染極小の間に今までの経験を基に様々な施策が出ています。是非実際に運用できる様にしてもらいたい物です。

茂木幹事長からは緊急事態条項の創設を優先する改憲議論を加速すると出てきました。

今後の動きに注目です。


来週のマーケットはSQも無事通過し個別決算もほぼ終了です。項目別の経済指標は出てきますが、大きく影響するものはないでしょう。

前週に11月度のパフォーマンスは1番高い月だと示しました。拙著のマーケットシリーズを2017年から読み直してみました。

トランプ当選からバイデン当選があったのも11月です、米中の関税合戦も繰り広げられていました。

様々な事があったのですが、結果はやはり11月度は上昇している訳です。

特に11月30日の週は過去20年間に1回だけしか下落しない週である事も確認しました。

今年は11月29日から12月3日迄の週間です。

主に配当金の再投資が行われています。

それを知っての投資行動は当然起こるのでしょう。

どうでもいい私の事ですが、それに準じようと考えています。来週月曜日からは早い様な感じもしますし正にタイミングなのでしょう。

更に私の大票田である三菱UFJの決算が週初月曜日にあります。週末決算の三井住友はADRが急上昇です。

三菱UFJファイナンシャルグループ。

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5日移動平均線は1.19%で25日線は▼0.43%となっています。

どうなるでしょうか。

ちなみにその後の12月度は年末高と言いたい所ですがいけない年もありました。特に2018年のブラッククリスマスは思い出したくもありません。

注目です。


2021年11月19日

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日経平均29745 NYダウ35601 wti原油75.67 ドル円113.98

前週比136 ▼499 ▼5.05 0.13

日経平均は微増でした。半導体関連主導で手堅い展開でした。但し上値を抜けて行くという強さは見せてません。SQを無事通過し上昇するかもの思惑も外れレンジの中での様子見姿勢となっています。米国は利益確定をしながら最高値圏です。独・仏も史上最高値圏となっています。

11月1日の自民党大勝が29647円ですから、その後様々な事があった訳ですが日経平均的には変化がない状態です。

116・31・▼119・▼89・147の1週間でした。

5日移動平均線は0.07%25日線は1.51%となっています。


一部半導体関連銘柄はとんでもないことになっています。

東京エレクトロン。

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5日移動平均線は4.15%で25日線は14.77%にもなっています。

レーザーテック。

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5日移動平均線は1.52%で25日線は16.65%にもなっています。

これらは売買するのに630万円、320万円もいる銘柄です。小市民には手が出しにくい事になっています。


原油が下落しました。解説的には石油備蓄の放出、欧州の感染拡大が挙げられています。

CRB指数という商品価格の先行指標の解説がありました。全ての商品の中で原油だけが突出して高い値を出しているとの事でした。

物価の上昇を見るうえで当然資源・穀物価格の動向は重要視されます。生活に直接影響あるものですから尚更です。

但し、株式相場はそれを期待している銘柄群もあるのは事実です。

そこが一般の考え方とリンクしない所です。

為替もそうです。円安になれば多くの輸入品価格が上昇し生活系では懸念材料ですが、マーケットの世界では為替差益で儲かる所が出る訳です。

金利が上がりますと金融系は喜び不動産系は面白くありません。

政治の各種政策もマーケットが反応したりスルーだったりと様々です。

こちらのレポートでは主に市場がどう反応するかを示していますので、一般的な考えとかけ離れている所も数々出てきます。

これは難解な話ですが、区別して考えなければなりません。

マーケットの世界では特に米国の政治経済は最重要視となります。一般の方は殆ど意識は少ないと思います。米国の経済状況が物価や雇用や金利がどうなろうともインフラ法案がどうなろうが直接的には関係はないからでしょう。

間接的には関わってくるのですが。

今後も上記の事を認識しながら進めていきます。


政府は55.7兆円の過去最大である経済対策を決定しました。マーケット的には限定的でした。小出しで情報が出ていた事もありますが。

経済対策という言葉であれば、株式市場はすぐに反応するはずですが、そうで無かったとは言い過ぎですが、成長に結びつくものが希薄であったという所でしょうか。

特に売買高の7割を占める外国人が日本株を買う材料がないと感じたのかもしれません。


目玉政策としては子供への10万円給付でしょう。

まさかこれを旅行だ焼肉だと使い切らないでしょう。経済への恩恵はどうでしょうか。賢明な人々は今後いる教育系に貯蓄すると感じます。

それはそれで良いのですが。

1回こっきり拠出する政策をしても恒久的な問題が解決されるとは思いません。

昨年全国民に10万円を配り、喜んだわけですが13兆円も費やした訳です。それでどういう事が起こったのかという結果がある訳です。

以前より何度も示していますが、震災復興税の10.5兆円に25年間所得税の2.1%と住民税10年間1000円を全国民が支払っている事も事実です。

この借金はどうするのでしょうか。徳政令が出るのでしょうか。


看護介護保育に従事している方々への賃金アップは朗報ですが、そもそも民間企業の従事者にどの様にして配るのかを私は知りません。

今回の補正予算で計上されるとの事です。1回きりではないでしょうから今後どうするのでしょうか。

又何故他の業種より低いのか、それも存じ上げません。

これらの業種は税金の優遇は一般企業とは比べ物にならないはずなのです。社会福祉法人は公共性が高いという理由で、行政より一定の補助があり法人税・固定資産税は税制優遇がなされています。

経営者だけが儲かっているのでしょうか。

又賃金が更に低い所もあるはずなのですが。

私は、賃金政策を国が主導するのは反対の立場ではあります。韓国を見れは一目瞭然です。例えば1000円を1500円にしなさいと決めた後にどうなったのでしょうか。雇用主は賃金を払えなくなり雇用が大きく失われたのです。


ガソリン高騰を鑑みガソリンの元受け事業者に補助を出すとの内容も出てきました。今迄になかった政策です。

それは一つの考え方なのでしょうが、電気やガスや水道はどうなるのでしょうか、軽油や灯油もあるでしょう。高騰している様々な業種がある訳です。

筋の悪そうな政策です。

今回は31.9兆円を国債でまかなう様です。そもそも、この55.7兆円を使い切れるのでしょうか。

今後の動向に注目です。


世界の感染者数は2億5716万人で死亡者は514万人との事です。前週比は419万人と5万人の増加です。

感染者数は400万人以上と増加しています。死亡者は継続して5万人です。

欧州の拡大が継続して懸念なのでしょう。

ドイツは6万人と出てきました。メルケル首相は10万人当たり3人を超えた地域では飲食店の利用はワクチン接種者のみで6人を超えた地域はナイトクラブなどは陰性証明の義務付けとの事です。

ワクチン未接種者で感染が回っているとの見解です。

現地では、またかと憂鬱な日々が続いているのでしょう。

ドイツは70%の接種率で頭打ちとなっています。映像を見ますとマスクの使用という考え方や習慣もあるのでしょう。

欧州では殆どがドイツと同じような状況となっている様です。

ドイツ型という変異ウイルスの報道もありました。

どうなるのでしょうか。


ユーロが売られています。解説では感染拡大が一番の要因との事です。

ユーロ円は瞬時に動いています。日本の株式市場にも飛び火することは十分に考えられます。

とにかく外部要因に弱い市場ですから。注意です。

来週のマーケットは、日本独自には別段材料はないでしょう。海外要因に尽きるとも言えます。特に欧米は高値圏ですから何時でも何が起こるかは分かりません。

そう言われて高値を更新している事も事実です。過剰流動性相場がそれらを打ち消していると言っても過言ではありません。

お金がお金を生んで経済指標も好調です。

そこでチェック点ですが。

これは経済学的にどうなっているのかは存じませんが。

キャベツは収穫が多い時期は価格が下がります。そして逆にもなります。

キャッシュも量が増えると価値は下がるのでしょう。

日銀の物価政策は金融緩和をして上げようとしている訳ですから。

マインド系で上昇しないは黒田総裁のいつもの言葉です。

そうなると今の資源高も株高もキャッシュの価値が下がっているから上昇しているのでしょうか。

資金量が増えて買うから上昇するのではなくキャッシュの価値が下がっているので高く見えるだけなのでしょうか。

そういう解説は聞いた事がないので分からないのですが。

識者の方は知っているのでしょうか。

経済学者も様々な理論があるようで不明なのですが。教えてもらいたい所です。

そうなると短期的は別としても株価の上昇は続くのかもしれません。というのか値的に高く思われるのかもしれません。

注目です。


どうでもよい私の事は三菱UFJが短期的には残念でした。11月15日の決算は連結純利益が8500億円を1兆500億円に上方修正さし7年ぶりの最高益となりました。1500億円の自社株を行い配当も1円増配の28円にしたのですが。

今回の決算でよくある好業績での下落となりました。

事前の報道で買い集めていた方々が、大幅上昇しないのでいったん売却した事もあったのでしょう。

みずほのへたくそで連れ安もあったのかもしれません。

配当的にも持っているので継続して置いときますが。

三菱UFJフィナンシャルグループ。

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5日移動平均線は▼0.56%で25日線は▼0.80%となっています。

みずほファイナンシャルグループ。

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5日移動平均線は▼2.95%で25日線は▼4.82%となっています。


それと以前より示しています、11月30日の週のアノマリーに短期的な勝負をかけます。

11月30日の週、今年であるならば11月29日から12月3日の期間は20年間上昇している週であるとの事です。

配当金再投資が主な要因の様です。

来週は1570を分散して信用買いを行います。そして12月3日に全て売却します。

どうなるでしょうか。

注目です。


2021年11月26日

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日経平均28751 NYダウ34899 wti原油68.17 ドル円113.31

前週比▼994 ▼702 ▼7.5 0.67

日経平均は金曜日に暴落しました。南アフリカのオミクロンで急変しました。この変異ウイルスで世界同時株安となりました。

日経平均は寄り付きは前日比174円の下落で始まりました。そこから急降下し28770円所で前場を終えました。後場は28650円迄更に下落し値を戻しています。

11月26日 日中足。

20211126日中

唐突感に出てきた話で恐怖感が募り上記の結果になったのです。

前日未明にテロップは出ていました。その時間は不明ですが、米国市場が感謝祭で休みであった事もあり、このニュースでの反応の1番手は日本市場となったのです。

但し、全ての市場関係者は当日の予想を前日とかわらずと発信していました。ブラックフライデーが始まり年末商戦の予想は上々である事が伝えられ、来週のアノマリーを伝えていたのです。

この南アフリカ発信の情報にはノーチェックであったと言ってもよいでしょう。

それがとんでもない事になった訳です。

新安値銘柄は337となりました。空売り比率は40.3から51.5に跳ね上がったのです。

147・28・▼471・196・▼747の1週間でした。

5日移動平均線は▼2.25%で25日線は▼1.98%となっています。


これは全ての市場や指標に表れました。

日経平均▼2.97・topix▼2.01 マザーズ▼0.85。

上海▼0.5・香港▼2.67・台湾▼1.61・韓国▼1.47・インド▼2.87。

アジアが終わり欧米が始まりました。

イギリス▼3.6・フランス▼4.7・ドイツ▼4.1。

NYダウ▼2.5・ナスダック▼2.2・sp500▼2.2。

NY株は今年最大の下げとなりました。

ドル円は115円台から113円台に急速に円高進行です。

原油は13%も下落しました。石油備蓄放出等関係ない程の下落です。

米国2年債は▼2.35で10年債は▼0.23となりました。

金は変わらずで、何故かビットコインは1.01の上昇です。

vic指数は54.04も上昇し28.62となっています。

初動の動きを世界が1周しました。

頭が痛いのは日経平均先物が▼940円もの27850円となっている事でしょうか。

ダウ先物は変わらずですが。


兎に角これが今後どのようになるのかは誰にも分かりません。様々な情報が出てきました。

南アフリカでは3000人の感染者が1日に発生し1週間前の3倍との事でした。7月のピークは2万人との事です。

WHOは警戒度が最も高い分類のvocに指定しました。vocはデルタ株につぐ5例目との事です。検体の採取は9日で報告を初めて受けたのは24日との事でした。

イスラエルや香港から感染報告がなされ、オランダ・ドイツ・チェコでも疑いが出ている様です。

各国では南アフリカや周辺国に渡航制限が一気に広がりました。バイデンは更なる情報が得られるまでの予防的措置と言明しました。

WHOから感染力や重症化の度合い、ワクチンの効力や治療法への影響などは更に数週間程度かかるとの見解です。

モデルナやファイザーからはブースター接種用のワクチン開発を既に取り掛かっており数週間で結果が出るとの事です。

今後もオミクロン関係は随時に情報が出てくるのでしょう。どこそこで判明したという事で大騒ぎになるのです。

ネット環境で世界中に瞬時に発信されます。フェイクニュースも数知れずとなるのでしょう。

厄介な事ですが仕様がありません。

アフターコロナの業種は当然辟易でしょう。明るい兆しに暗転がめぐります。ため息が出るばかりです。


マーケット的には今後どうなるのかは難解です。短期的には株式市場は理屈もなく上げ下げする所です。実体経済等関係なしに動きます。どう儲けるのかどう抑えるかで一気に動くのです。

それを参加者は当然知っており、様子見姿勢の方が多いのでしょう。

特定の業種・銘柄は厳しく動くのでしょう。

それが週間で解決されるかもしれませんし年内迄かかるかもしれません。

そこまで下落するのか迄も考えておく必要はあります。

今後の動向に注目です。


世界の感染者は2億6107万人で死亡者は519万人です。前週比は391万人と5万人の増加です。

感染者数は変わらずでした。

これは未だオミクロンではないのでしょう。欧米では様々な制限をかけてウイズコロナで暮らしています。韓国よりもニュースが出てきました。

今迄の経験から、制限をかければ感染件数は減少するのは明らかです。

そこまでウイルスには耐え忍ぶしかないのかもしれません。

ワクチン接種が高止まりをしている現状では、公衆衛生が欠如の状況であれば全く無防備な訳で動き回れば、人はウイルスに感染するのでしょう。

疫病は太古の昔からそうなのでしょう。

重症化しなければ良しという考えもあるかもしれません。

重症者の傾向は出ていますので、人々は健康に気おくばるのでしょうが、年長者の方や基礎疾患の方は抵抗力の問題が当然ありますので、出歩かないという事でしょうか。

それと変異するという現実をどう捉えるかです。

インフルエンザは10000種類以上あるとの事ですから、コロナもそうなると予想はされます。

弱毒性の物が広がる様で強毒性の物はその個体で終了し感染させないとの内容もある様です。

塩野義はワクチンと治療薬をベトナムで臨床治験を同国内で進めるそうです。年内に発表できるとの事です。待ちに待ったメイドインジャパンの登場です。

既に2年が経っている訳ですから様々な朗報の発表が世界中から出てくるのでしょう。

世界の英知に期待です。


FRBの人事発表がありました。パウエルの再任です。2月より更に4年間の任期となりました。注目のブレナード理事は副総裁で対処する様です。

このコロナ渦中を継続した金融政策で乗り切るという結果でした。

何故か10年債利回りが上昇しドルが買われました。

これには様々な憶測が出ましたがオミクロンで完全な帳消しとなっています。

テーパリングは進めるのでしょうが利上げの時期も今回の騒動での経済動向の変化で再検討がされるのでしょう。

プロフェッショナルは臨機応変に動きます。

注目です。

黒田総裁は2023年4月が任期となっています。


来週のマーケットは初動で世界同時株安となり、2巡目がどうなるかの大切な週となります。ここが限定的か暴落かで年内が決まると言っても過言ではありません。投げだしたら一気に下がります。追証も出るのでしょう。

11月アノマリーは28892円を抜けるかですが、あと2日ですから。平時ではありませんのでどうでしょうか。

何をトリガーで動くのかは不明です。重症化は少ないと出れば反応するかもしれませんが、WHOはオミクロンの詳細は2週間程度はかかるとの事ですから、悪材料が多数出てくると考えるのが普通でしょう。

渡航制限で今後はかなりの部分で制限されるでしょうから、その地域に行くのも来るのも激減するでしょう。

特に検査などのチェック項目は厳格になるでしょう。

しかし既に動いている方はどうしようもありません。

月初の経済指標が目白押しですが、好内容でも吹き飛ばされるかもしれません。

誠に残念ですがオミクロンショックです。

金曜日に日銀砲は出ませんでした。来週は出るかもしれません。

配当再投資は機械的には入るのでしょう。


どうでもよい私の事は思いもよらない事で散々です。水曜日に理屈なき下げがあり1570の信用買いを実行し、準備万端のはずでしたが。

20年間下がりなしのアノマリーである11月30日の週に仕掛けたのが、大きな裏目になってしまいました。同じような御仁は多数おられたと推測します。

12月3日には1%の上昇でもすべて決済しようと決めていましたが。

正に悪材料のタイミングが週末金曜日ですから。水曜日迄の発表であれば等と思った所で後の祭りでした。

いずれは戻るのでしょうが。

売ったら終わりですが神経衰弱で売らされるかもしれません。

2018年のブラッククリスマスの苦い思い出がよみがえりました。

どうなるでしょうか。注目です。


2021年12月3日

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日経平均28029 NYダウ34580 wti原油66.27 ドル円112.80

前週比▼722 ▼319 ▼1.9 ▼0.51

日経平均は大幅下落でした。オミクロンショック継続です。日々様々な情報が飛び交い、材料が出る度に一喜一憂する毎日です。日中幅も凄まじく短時間のうちにジェットコースター的な展開でした。

何かのセンテンスにプログラムが動き、500円上昇してから500円も下げる日もあり、理屈ではない動きは明らかです。

特に先物市場は現物が動いていない時間の値幅は凄まじく、何故にこうなるのかという感じでした。

当然センチメント系は不安定極まりなく、経済指標など蚊帳の外という感じでしょうか。そもそも経済指標は以前の値な訳で、今後どうなるのかに焦点が移っているのでしょう。

この展開に更に輪をかけたのはパウエルの議会証言でした。週末にはイエレンがオブラート的な発言がありましたが、テーパリングを早めると金融政策の変更を示唆した事です。

何故今その様な事を発信したのか。個人的には殿乱心でござるは言い過ぎでしょうが、意味不明としか言えません。

通常ならばというのか政策責任者であるならば、オミクロンの状況を鑑みて適切に対応します。それ以外はない時でしょう。

これが経済に雇用にどう影響するかなど誰も分からないわけですから。全ての人が心配しているのですから。

支持率低下のバイデン擁護とか、再任されたからとか、インフレファイター変更?等の憶測が飛びましたが、株価大幅下落で全くバイデン擁護になっていませんし。

11月のFOMCから何日も経ってないわけですから。経済環境が著しく変わったとも思いません。

そもそも一時的な物価高を連呼していたのはパウエル氏なのです。

オミクロン前の草稿を発表したのか迄感じました。

兎に角波乱多しの毎日でした。

▼467 ▼462 113 ▼182 276の1週間でした。

5日移動平均線は0.23%で25日線は▼3.85%となっています。

微かな朗報と言えばチャートを見て頂ければ分かりますが、5日線は若干ですが上回っている事でしょうか。

金曜日に材料がない所での押し目買いが入る自律反発があった事です。底入れシグナルであるの解説もありました。

これは眉唾で聞いておかなければならないでしょうが。

日経平均と比較してtopixは耐え忍んでいます。

topix。

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5日移動平均線は0.94%で25日移動線は▼2.65%となっています。

日経平均と比較しますと若干軽微な値となっています。

日経平均は景気敏感系及び円高弱し系が厳しい展開になっていますし、ソフトバンクGとファストリの寄与度大の銘柄が散々ですから。

ソフトバンクG。

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5日移動平均線は▼5.12%で25日線は▼13.80%となっています。

ファーストリテイリング。

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5日移動平均線は▼1.62%で25日線は▼10.20%となっています。

どちらにしましても株式相場は厳しい展開であることは間違いありません。


更にの追い打ちは週末の米国市場における中国株の暴落でしょう。

米国金曜日のナスダックは▼1.92%となりvixは30.67と急上昇しました。

vixは先週末は28.62であり若干ずつ減少していたのですが。

配車サービス大手のデイデイがNY証券取引所からの上場廃止手続きという一報です。この時期にしないでもと言いたくなります。

日本市場には全く関係のない話のはずですが、短期的にはキッチリ作用するのでしょう。


11月度は27821円で終了しました。10月末が28892円ですから残念ながら陰線です。11月30日の週も▼722円ですから。

今迄のアノマリーを完全にくつがえしています。当然月末付近のオミクロンなのですが嫌な予感はします。

2021年は27444円スタートです。今年も1ヶ月を切りました。終わってみればコロナで最後まで翻弄なのか、若干は上昇なのか、30000円復活なるのか。あと幾日です。

注目です。


世界の感染者は2億6542万人で死亡者は525万人との事です。前週比は435万人と6万人の増加です。

感染数は再び400万人を超えてきました。これは未だオミクロンではないのでしょう。

欧米ではロックダウンやエビデンスの閉鎖を行っていますし、世界各地で今回のオミクロン報道を受けて公衆衛生の重視と慎重な行動がされるだろうは予想されます。

米国では1日のワクチン接種数が220万回を超えており、これは5月以来の高さとの解説です。

今迄固執していた方達も動いているのかもしれません。

ブレイクスルー感染が報道の旬ともなっていますから3回目の接種も淡々と続くのでしょう。

疫病との暮らしはまだまだ続きます。


日本での感染件数は現在激減しています。ワクチン接種も世界3位ですし、1回目の接種は1億人を今月突破するかもしれません。欧州では接種が義務化され罰金制度が出されています。

マスク生活も慣れてしまって、外出時はしていない事の方が不自然な感じの生活でしょうか。

特に冬は防寒にもなりますし。

何日間も0更新している県でも街だけではなく山間部でもマスクをしていますから。

お国柄としか言えない部分かもしれません。

強制も義務もありません。人々が普通に対処しているのです。

インフルエンザも激減している様です。

但し、夏には25000人とありましたから、オミクロンで注意は必要なのでしょう。地上波では帯で連日流していますから再度気お引き締めてという所でしょうか。


政府は外国人の全面入国禁止を1日より決定しました。日本人の帰国はフライング決定の不手際はありましたが。

これは今迄にない政治決断です。岸田首相カラーなのでしょう。

現時点では入国該当者のかなりの高い割合でオミクロン感染はしていないでしょうが、内容が不明な事もあり決断しました。

但しこれを解除するタイミングが難しいのでしょう。

44カ国で確認されたとの報道です。確実に全世界に広がるのでしょう。

解除要件の今月末には今までより増加しているのは間違いありません。

その時にどういう運用をするのかです。鎖国を続けるのかどうするのか。

今後の動向に注目です。


メルク社がコロナ経口薬を厚労省に製造販売承認の申請を行いました。特例承認させるとの事で国内初の飲み薬となる様です。ウイルスの増幅を抑える効果があり重症化を防ぐ効果があるとの事です。自宅で1日2回、5日間服用できるとの事です。次々と現実に出てきました。

朗報です。


米国のISN11月度景況感指数は絶好調と言っても良いでしょう。雇用統計はマチマチでした。上段に示しましたオミクロン以前の値という事で材料的にはスルーな感じでしょうか。今後出てくる各指標もその傾向はあるのかもしれません。チェック点は来月の経済指標でしょうか。それ迄にオミクロンの概要が分かってくるでしょうから、その都度都度で状況を観るという事でしょうか。

日本では臨時国会が開かれます。各種報道されている内容は多少の修正はあるでしょうが法案は速やかに通すのでしょう。賛否両論はいつもの事です。衆院選後の新内閣ですから期待を込めてお願いしたい所です。


来週のマーケットはオミクロンショックの続きです。週末にメジャーSQがありますから、どういう展開になるでしょうか。新パウエル?のFOMCは14日ですし。

プログラムが何に反応するのかは存じませんが、今回の米国市場を見ましてもvixが30台に乗れば瞬時に動きました。

それとこういう地合いでは普段では別段スルーされる材料でも過敏な動きとして現れます。

これが面倒くさいのですが、何回もこの様な事がありました。

特に各国要人には黒田総裁のように煙に巻いてほしい所です。特にオミクロンを発信する識者や関係者も要注意です。

お1人の死亡が大変な事になる様な感じさえします。

南アフリカの医師からは朗報ともいえる軽症者も少なく無症状が多数との発信もありました。

オミクロンショックですから、それが杞憂に終わるのであれば、それ以前に瞬時に戻るという事も十分に考えられます。

マーケットという所は感染がどうしようもない状況のインドで最高値を更新続けたという反比例な事実もありますし。

注目です。


どうでもよい私の事は、散々であり試案六法の毎日です。売るのは適切なのでしょうが金曜日の高値引けの様な事もありますし。なんでこうなるのかという感じです。今迄のようにレンジ相場で底を抜けないで。過剰流動性よ頼むという感じでしょうか。1570信用買いの越年はあるやろうなと。

配当金は少額ですがしっかり入ってきました。今回も全体で5兆円との事でした。中長期の方は全く関係ないのかもしれません。

配当再投資の方達は安く買えてほくぞ笑んでいるのかもしれません。

立場立場で様々なのでしょう。

どうなるでしょうか。

注目です。


2021年12月10日

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日経平均28437 NYダウ35970 wti原油71.95 ドル円113.37

前週比408 1390 5.68 0.57

日経平均はやっと上昇しました。一旦オミクロンショックが収まりました。週初にファウチ主席医療顧問が感染者の重症化の度合いは、それほど高くない様だと見方を示したからです。その後も各方面の識者から同様の発信が数々と出てきました。

得体のしれない変異ウイルスという事で、各市場は混乱を極めましたが、通常に戻りつつあります。

NYダウは既にショック前の値を超えています。

NYダウ。

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5日移動平均線は0..98%で25日線は0.39%となっています。

NYダウは25日線を抜いてきています。vic指数は18.69と筋目の20を切ってきました。

sp500は11/18以来の過去最高値を更新しているのです。

日経平均は26日金曜日より1470円下落しましたから、まだ1000円以上の下落の値となっています。戻りの遅い事です。

▼102 528 405 ▼135 ▼287の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.15%で25日線は▼1.88%となっています。

それより酷いのはマザーズ市場です。投げが投げを呼んだのかとも言える値です。1年4ヶ月ぶりの安値との事です。

マザーズ。

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5日移動平均線は▼0.84%で25日線は▼6.89%となっています。

マザーズ市場は外国人の影響が少ないと言われていますので、外人のせいではないのでしょう。オミクロンショックで何故成長性の高い新興市場が売り叩かれたのかは不明ですが、そうなっています。

12月度は33件というipoがありその影響との解説がありますが、真実は分かりません。

関係者の方はご存じですが、新規ipoの株価のセカンダリーは殆どありません。初値だけが高い訳です。即売して戻ってくるのかもしれませんが。

2021年度は137社のipoがあり100社を超えるのは2007年以来との事です。昨年は93社でした。


日本市場という所は、とにかく弱い感じは否めません。

感染件数で言えば先進国では最小であるのに何故なのでしょうか。ショックはまともに受けるのです。成長性が見られないのが一番の要因なのでしょうが。

経済の先行指標である株価は冴えません。perは13.66となっています。epsは2081です。

アベノミクスの平均値15倍を✖れば31000円は超えてきます。算数的な答えですが。

マーケット的には岸田首相は期待薄と言う事が定着してはいけないのでしょう。まだ始まったばかりですから。但し値が悪ければ時の為政者に物言うはいつもの事です。

資産公開から岸田首相は保有株が0でした。関心があるのか関心がないのかは分かりません。あえてお持ちでないのかもしれませんが。他の閣僚はいずれも保有しています。

GPIFや日銀の保有残は当然のことながら国の舵取りには重要なファクターです。NISA・iDeCoの推進は貯蓄から投資と国策なはずですが。どう感じておられるのでしょうか。

自民党は22年度の税制大網を決定しました。ここに金融所得課税を総合的に検討すると謳われています。この状況で増税案を書くかなと。参院選の後に出てくるのではと思惑が出てきます。これもセンス悪し的な感じは否めません。

政治マターで民間の足を引っ張る事だけは回避してもらいたいものです。

今後の動向に注目です。


注目の米国11月度消費者物価指数の発表がありました。39年ぶりの高い値で前年対比で6.8%と出てきました。市場予想とは同値でした。前月は6.2%の上昇でした。

バイデンは物価は今はピークであり、今後急速な鈍化を示すと発言しました。サプライチェーンの問題が解決するという事なのでしょうか。

自動車とエネルギー問題が解決すれば落ち着いてくるという意味とも取れます。

大統領が公の場で発表しているのですから、データ的な裏付けと政策での改善が見られるはずです。

マーケット的には一旦好感に受け止められました。

それが金融政策での変更も入っているのかは分かりません。

テーパリングを早めると雇用が促進されコモディティーが下落するのかは分かりませんが、新パウエル発言ではそれを示唆しました。

そもそも何ヶ月かで変わるのでしょうか。11月のFomcで6月~7月ではなく2月~3月で終了と最初に決めれば良かったのにさえ思います。

利上げはどう考えているのでしょうか。後々には金融縮小を考えているのでしょうか。

とにかく無風であったはずの12月FOMCには注目が集まっています。

前回にも示しましたがオミクロンショックが始まった時のパウエル発言は全くセンスがないと感じています。市場に追い打ちをかけた訳ですから。

今となってはそれを織り込んでいますが。

14日15日のFOMCに注目です。日本時間は16日木曜日午前4時との事です。


世界の感染者は2億6973万人で死亡者は530万人との事です。前週比は431万人と5万人の増加です。

400万人は継続して超えています。残念ながら徐々に増加しています。オミクロン感染の報道も日々更新されています。

57ヶ国と出てきました。

何ヶ月後かは存じませんが、いずれデルタ株より多くなる事は容易に想像ができます。

韓国は1日7000件を超え最高値との事です。ワクチン接種は80%を超えています。3回目の接種は2回目から3ヶ月と出てきました。

感染が増加してしまったのでブースター感染の懸念よりも政策変更なのでしょう。

抗体の減少は期間に比例する様ですから、一般的には早く接種した方から減少していくのです。

日本は原則8ヶ月との事です。

現在の感染件数よりの判断なのでしょう。

状況状況によって政治が決めるのです。

日本では1回目の接種件数は1億回を超えてきました。79%です。ここえきてオミクロン報道の原因もあると思いますが進捗が加速しています。

受験を控えたご家族の方は万が一にもその時に感染してしまったらと思うのは普通の考えでしょうか。時期的な要因もあるのかもしれません。

欧米では義務や罰金と出ています。何故その様な違いがあるのかの解説はお国柄という抽象的な内容が多いですが、生まれ育った環境なのでしょうか。真意は分かりません。

公衆衛生とマスク装着の有無もそうなのでしょう。

兎に角そうなっています。

オミクロン感染は当初のコロナ感染の時のように何例も詳しく報道されています。水面下では既にあるのでしょう。どうなるのかは誰も分かりませんが、許容範囲の件数は出てくると想定するべきでしょう。

年内は外国人は原則出禁ですから、抑えられるかもしれません。但し鎖国も続けられないでしょうから、運用厳格化で挑む予想はできます。

政治がどう判断するかです。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットは上段で示しました、FOMCであり、その後のパウエルの発言に注目です。既に織り込みましたので、どの様な結果になってもは言い過ぎですが、イベント終了です。とんでもない事を年末に金融当局は提示しないと思います。欧米はクリスマス休暇になりますから、売買高も減少してきます。

先に下落しましたので戻り相場であると感じます。

ちなみに日経平均は8/22に27013円を付けて9/14には30670円です。10/6に27528円を付けて11/16に29808円です。12/2に27753円を付けましたから12/30近辺には30000円と言うのは楽観的かもしれませんが。29500円以上はあると予想します。

レンジで動いている事は市場参加者は皆が知っている事です。今回のオミクロン騒動が一旦終息しましたので、もう空中戦はないと感じます。収まる所に収まってもらいたい所です。


どうでもよい私の事は、ハラハラ的な毎日を過ごしていますが投げる事なく耐え忍んでいます。11月30日週の大作戦の大失敗で戻るのを待ちわびるだけの毎日です。1570を封印の信用で買いましたから。戻ってくればやれやれ売りとなるのでしょう。松井証券だけが利息で儲かるのです。

そうなると松井証券自体が上がってもらいたい所です。今回の中間配当4%配当銘柄作戦では松井と長谷工は失敗となっています。他は利食って配当も取りましたが。

大票田の三菱UFJは継続して楽しみにしておきます。

松井証券。

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5日移動平均線は▼0.47%で25日線は▼1.74%となっています。

どうなるでしょうか。

注目です。


2021年12月17日

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日経平均28545 NYダウ35365 wti原油70.30 ドル円113.7

前週比108 ▼605 ▼1.65 0.33

日経平均は変わらずでした。100円の上昇です。注目のFOMC後は思いもよらない展開でした。16日木曜日未明パウエルが発信していた想定通りにFRBは6月迄のテーパリング終了を3月迄に前倒しの決定をしました。

ドットチャートからは18人の理事中10人が2021年の利上げを3回と提示しました。2回が5人となっています。前回9月は3回の利上げは一人もありませんでした。

これを受けて米株が急上昇し、日本株も606円上昇し29000円を抜いてきたわけです。

市場関係者からは事実を確認して株は上がる。不透明感の払拭。あく抜け感。これ以上のタカ派はない。日本株年末高等々のコメントが並びました。

私も前週に示していました展開となり17日金曜日は一気に上昇もあるかも又は多少の利益確定はあるだろうと踏んでいたのです。

それが翌日には520円の下落ですから。

緩和縮小が早まりリスクオフ、3月には早期利上げか等と後つけ解説が並びました。安心感はなかったとの物言いもあったのです。

行って来いとなり心理的センチメントは最悪となりました。

これは何なのかは不明としか言えません。

プロの解説陣も奥歯的な物言いですから。

個人的にはFOMCの内容とは関係が無く米国メジャーSQに向けての仕掛け及び、十二分な所での利益確定、年末の損出しやクリスマス休暇前の手仕舞いが重なったと感じています。

需給の結果であるという見解です。

NYダウは17日の場中に600円迄売られていましたがCFD先物は300円以上の上昇を示していました。通常ありえない反比例な動きでした。

それの解説など出来ませんが、先物は買われていたのです。

米国10年債利回りは1.407と変化がありませんし。下落時に金利は動いていなかったのです。ドル円も変わらずでした。

兎に角、年末の最大イベントは終了したのです。

あとは9立会日です。とうびの一振はあるのか。最後になって勢いが盛んになる事はあるのか。

今後の動向に注目です。

202 ▼207 27 606 ▼520の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.29%で25日線は▼1.01%となっています。


バンクオブ イングランドが0.25%の利上げを3年4ヶ月ぶりに実行しました。インフレ警戒との事でECBも来年3月には緊急資産買い入れを終了すると出てきました。

これらを深読みしますと、コロナ渦中での大規模な金融緩和政策の終了方向ですから欧米金融当局はオミクロン株による景気の停滞は考えていないとも取れます。

欧米金融当局のプロフェッショナル達はそう判断しているのでしょう。

日銀は大企業のコロナ渦特別融資以外は全てで変更なしとなりました。日銀だけは欧米諸国と比較して等の発信が見られましたが、そもそも大規模量的質的金融緩和はコロナ前より2013年から8年間以上継続しています。

コロナは関係ない訳です。

黒田総裁は2%の物価目標に対して粘り強く続けていくと。念仏の様ないつもの発言でした。

日本は世界が物価高に困窮している中、消費者物価は0%と特異中の国なのです。

少子高齢化、人口減少と言う構造的問題での政策です。永遠の0永遠のデフレなのでしょうか。

話はそれますが2022年から3年間は1年間の出生数が270万人もの方達が随時に75才を迎えます。高齢者の高齢化が急速に進むとの事です。

これらの方達に消費を求めるという時代は終わりつつあります。家も車も装飾品も要らない訳です。食も酒も細ります。健康を求める年代なのです。当然社会保障の急増が予想されます。

そういう国で暮らしていますから、移民も入り人口増の欧米と移民は入れない日本とはおのずと政策は違うのでしょう。


世界の感染者は2億7421万人で死亡者は535万人です。前週比は448万人と5万人の増加でした。

感染者は継続して増加しています。死亡者は拙著を読み返しますと10月から週間5万人と変化はありません。それ以前は6万人・7万人とありました。

オミクロンの拡大も確実に寄与しています。

イギリスは最高値の1日9万人・ドイツ6万人・イタリア2万8000人と出てきました。韓国は8000人で重症者は1000人超との事です。

人口1億2300万人の日本は200人ですから。

WHOはオミクロンは過去に例のないペースで拡大していると発信しました。

77ヶ国と出てきました。

欧米では飲食業への制限が報じられ、ワクチンの事実上の義務化もイギリス・フランス初め各国から出ています。それへのデモもありますが。

ウイルス感染は一旦広がるとねずみ講の様に広がるのでしょう。

岸田総理は年初までは外国人の訪日を制限する旨の発表をしました。1月以降に判断するという事です。ワクチン接種も医療従事者や高齢者施設の方達を対象に前倒しの決定になる様です。

但し、日本人の帰国制限は憲法解釈迄も及んできますから。又は帰国後の強制隔離制限も法解釈的には難解な事です。

抜け道のように隙間からオミクロンは入ってくると予想は出来ます。

今迄の様に症状が出なく普通に行動している人からの感染が出てくるのでしょう。

日々の暮らしは公衆衛生しかありません。

地上波では連日報道していますから、抑止にはなっています。

ファウチ主席医療顧問はオミクロンに特化したワクチンは必要ないと発言しました。全世界が知りえる情報です。

継続してウイルスとの戦いと言うのか生活は続きます。

マーケット的にはこれだけの感染極小の日本への優遇はありません。これは関係ないと市場は見てるとも言えます。

今後の動向に注目です。


来週のマーケットはクリスマス休暇ですから例年閑散です。閑散に売り無しと言いたい所です。輩的な飛び道具の方々は居るには居るでしょうが70%の外人が休暇ですから。

売り方不在で急進は考えられます。先週末の空売り比率は43%と、下落幅と比較するとそんなに高くはありませんでした。週をまたぐ事もなく決済しているのではないでしょうか。年末に売り仕掛けで勝負をかけるのでしょうか。

今年の暦は大納会が木曜日ですから31日金曜日と3日月曜日が日本市場の休みです。そこの所も鑑みて無理な手仕舞いは無いと思いますが。

オミクロンショック前は29500円所でした。未だ1000円下の値となっています。

どうでもよい私の事は木曜日金曜日で完全な一喜一憂でした。29000円台はたった1日ですから。もう1丁やった訳です。あそこで決済はできないでしょう。1570の信用買いは含み損をたんまり持ちながらの継続です。越年になる可能性はあります。

どちらにしましても日本株は米株との連携です。主体性はありません。特に日経平均だけを考えればナスダック市場の動向なのかもしれません。下落したナスダックに買いが入ればこちらもとの思惑はあります。

ナスダック。

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5日移動平均線は▼1.46%で25日線は▼2.84%となっています。

日経平均と比較しても売られ過ぎではないでしょうか。

どうなるでしょうか。

注目です。


2021年12月23日

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日経平均28782 NYダウ35950 wti原油73.72 ドル円114.41

前週比237 585 3.42 0.71

日経平均は微増でした。但し、週初はチャートを見て頂きましても分かる様に板の薄い所を売り方と買い方が強烈なせめぎ合いを行い値幅は大きく変動しました。

短期的な需給の動きです。

解説的には仕掛け的な売買とも言えないでしょうからオミクロン系の不安や中国の利下げと伝え、翌日の上昇時には警戒感が薄まったとは歯切れの悪い感じでした。

理由なき上下なのですがメディア的には中々言えないのでしょう。

米株の先物市場を見て売られ先物を見て買われたのが本筋の様な感じがします。

そう解説してもいいと思うのですが。

そして外人プレーヤーが居なくなった週末には微動だにもしなくなったのです。

▼607 579 44 236 ▼15の1週間でした。

5日移動平均線は0.92%で25日線は0.63%となっています。

5日線も25日線もプラスになってきました。


投資主体別売買状況からは12/17迄での集計で海外外国人が6週連続で1兆7000億円もの現物を売ってきているとの解説です。

この金額は他の項目と比較しますと、著しく大きい値となっています。

内訳をみますと12月17日の週、FOMCで4660万→日経平均28545円、10日の週、ファウチ楽観発言で2733万→28437円、3日の週、オミクロン第一週で1201万円→28029円、26日の週、オミクロン発生で2483万円→28751円、19日1475万→29745円、12日372万円→29609円となっています。

外国人はオミクロン発生から強烈に現物を売っています。ここだけを見ますとリスク発生で当然の様に思いますが、個人現物・個人信用・投資信託・信託銀行・証券自己の各数値はハショリますが買いも入っています。

信託銀行は6週間で1兆1700億円買い越していました。

ご存じの様に信託買い付けは自社株買いが殆どでしょう。

岸田総理が自社株買いの規制云々✖を国会で発言したのはマーケット参加者は周知の事です。

通常は日経平均が高値の時に利益確定をしています。売却額が膨らんでいます。値が下がった所では買ってきます。今回は下がった所でも売ってきているのです。

海外外国人は何故これだけの現物株を売ったのでしょうか。

それの理由は分かりません。

米株も売ったのでしょうか。内訳を知りませんので不明です。

兎に角、外国人は現物をこれだけ売却したのです。

これで日経平均は28800円所とも言えます。

そうなると更に売るのでしょうか。

全くざっくりですが、投資主体別日経平均比較チャートを見ますと、過去の数値から外国人の売り物は、既にほぼマックスになっていると感じます。

次はどうなるでしょうか。

普通に買ってくるのではないでしょうか。

今後の動向に注目です。


前週示しましたがナスダックは値を戻しています。

ナスダック。

画像236

5日移動平均線は1.97%となり25日線は3.58%となっています。

前週の日経平均との比較は逆転しました。

戻りの早い事です。

ちなみにsp500は2週間ぶりに最高値を更新してきました。

オミクロン真っただ中で過去最高値ですから。


大きな視点からも見てみますと。

2020年度末は

日経平均27444 NYダウ30606 wti原油48.44 ドル円103.19
2019年は

日経平均23626 NYダウ28645 wti原油61.80 ドル円109.14
となっています。

何度も書いていますがアベノミクス8年間では24000円を3回抜けて押し戻されています。

たとえば2019年名目GDP557兆円 2020年GDP538兆円 2021年GDP542兆円?となっています。

一目瞭然ですが今の株価は過剰流動性によっての値は歴然です。特に米国の大規模金融緩和なのでしょう。

12月FOMCよりテーパリングを実行し3月迄となりました。但し刷ったお金が無くなる訳ではないのです。

解説では過去の状況から3回の利上げをされた頃から金融縮小の話が出てくるかもと出ています。

金利上昇は懸念ですが3回の利上げも通常ならば0.75%ですから。

どう洞察するかは様々ですが物語的に言えば、今回政府は2022年度のGDP予想は楽観的と言う指摘もありますが、565兆円と出てきました。

やっと2019年を抜いてくるのです。

金融相場から業績相場に移行と言いたい所です。

どうなるでしょうか。注目です。


世界の感染者は2億7891万人で死亡者は539万人との事です。前週比は470万人と4万人の増加です。

感染数は更に増加しています。

米国17万人・英国12万人・フランス10万人・スペイン7万3000人・イタリア4万5000人等々と出ています。

過去最高値を更新している国も散見されます。

オミクロンは106ヶ国と出てきました。

オミクロンの割合は急激に増加しています。

日本は300人です。但し各地域からオミクロンの市中感染の報道が出ています。

この状況化でホワイトハウスより南アフリカ及び周辺8か国の入国制限解除と出てきました。ワクチンが重症化を防ぐ効果がある事が1つの要因と言うのです。

これはトランプではなくバイデンの政策です。

それと南アフリカからは陽性者と接触しても無症状の場合は隔離や検査は不要との新方針を発表しました。

これらの政治判断は難解ですが、世界がその方向に動いていくのかもしれません。ウイルスとの共存なのでしょうか。

日本は徹底しています。

濃厚接触者は原則2週間宿泊施設で待機の運用です。同じ航空機に乗っていた乗客は全員が濃厚接触者となります。

市中感染者のそれも同じくでPCR検査が陰性でも同様の措置となります。

この運用は当初は致し方ないのかもしれませんが、宿泊施設の数が不足するのは必然の様です。

これに伴い各受験の問題も報道がありました。

沖縄米軍ではPCR検査ノーチェックで来日していた様で、普通に買い物に行き市中に流れているのでしょう。

しかしコロナ過は2年も経っているのに、日米政府ともに杜撰すぎる体制です。

デニー知事は何をしていたのでしょうか。

毎日外国船も入っているでしょうに、どうなっているのでしょうか。


政府はメルク社のモルヌピラビル経口薬を特例承認しました。米国で承認済みのファイザー社パクスロビドもいずれ承認されるのでしょう。

特効薬があれば話は変わってきます。インフルエンザの様になるのかもしれません。

残念ながらワクチンも経口薬も全て外国の企業です。当たり前のように接種処方していますが同盟友好関係で優先順位を高く供給してもらっているのでしょう。その事の認識は必要です。

日本勢では塩野義が第一弾で出てきそうです。朗報に期待です。

オミクロン関係は地上波で連日の報道です。

今後の動向に注目です。


マーケット的には何も動きはないと言っては語弊がありますが、政府は2022年度予算案を閣議決定しました。

新しい資本主義。成長と分配軸の107兆5964億円もの予算です。

コチラでは国債の事を記しておきます。

国債は2022年度末に国と地方を合わせて1200兆円を超えGDPの2倍以上で主要国では最悪の水準です。これは十何年も語り続けられています。

たとえば年に10兆円ずつ返済しても120年かかる訳です。

という事は現時点では返さないというのか返せないのでしょう。

来年度は36兆9260億円発行し24兆3393億円返済するとの事です。

プライマリーバランスは2025年に黒字化を目指すとの事でした。

コロナ過での異常な値は致し方ないのかもしれません。

チェック点は何度も示していますが借り換えです。高金利から0金利への変更です。

24兆円の借り換えです。住宅ローンの変更みたいな話です。

日銀の0金利政策はココにもあると思います。

中期が何%長期が何%等詳細は存じませんが、以前の高金利だった債権を0金利にする訳です。毎年利払いは減少している事が証左でしょう。

その分発行を抑えるか他に使える訳です。

ここの論点は識者やメディアからは聞きませんが、財務省や要人は当然知っているはずです。世界のエコノミストも知っているでしょう。

即ち日銀がイールドカーブをコントロールしている間は国債の暴騰はないと思います。

いずれ1200兆円の借金で利払いが0になるのでしょうか。それはなりませんがw。

マーケット環境は最高なはずです。


来週のマーケットは4立会日で大納会です。混沌とした2021年が終了します。様々な値が確定します。そして4日後に新たな値が出てくるのでしょう。前年は理由もなく最終週に700円も上昇しました。有終の美を飾ってほしい所です。期待しておきます。

どうでもよい私の事は、やれやれ売りもなく信用買いの1570は越年でしょうか。一部決済できるでしょうか。

ここまで投げ売りもしませんでしたので、どうにか頼むと言いたい所です。金利だけで7万円にもなっていて目にするのも嫌ですが。

今年はコツコツと小市民的な売買をしてきましたが、11月最終週で10万円でもと餅代を考えたのが天地茂でした。オミクロンで散々です。11月26日金曜日はブラックフライデーでした。前日の日経平均は29499円が28751円となったのです。

どうなるでしょうか。

注目です。


2021年12月30日

画像237

日経平均28791 NYダウ36338 wti原油75.35 ドル円115.07

前週比9 388 0.66 1.63

日経平均は何も起こりませんでした。馬なりで終了です。

▼106 392 ▼162 ▼115の1週間でした。

5日移動平均線は▼0.18%で25日線は1.07%となっています。

年間では上下3600円のレンジ相場でした。隣の芝生が青く見られます。

日経平均は年間で4.9%の上昇でした。

NYダウ18.7% ナスダック21.4% sp500 27%でした。

地上波や一般紙では31年ぶりの株高と発信していますが。

年初には30000円は最低でも抜けてくると予想したアナリストが多かったのではないでしょうか。

先進諸国が軒並み過去最高値圏だとテロップの中、日本と中国だけは低位の伸長でした。但し中国は自分で抑えていますから。

世界で起こっている事は同じな訳です。

コロナ渦中と言うのならば、これだけ感染件数を抑えているのにです。

オリンピックを開催できたのは日本だけではないでしょうか。

株式市場だけは投資と言う観点で見れば、感染割合と反比例するのか迄も感じます。

原因は不明ですが真面目だが人気がないのかもしれません。

自国の方が海外に投資しているのですから。

政府や経済界は日本の企業を応援するスキームにしなければならないでしょう。

更に凹んでしまいます。

今後の展開に注目です。

topix。

画像238


2021年が終了しました。1年前の事もすっかり忘れてしまいます。様々な事がありました。少々長いですがダイジェストで振り返ってみましょう。  なんかなつかしいですよ。


1/8

日経平均28139 NYダウ31097 wti原油52.72 ドル円103.95

前週比695 491 4.28 0.76

米国議会乱入事件。

ジョージア州上院選民主党獲得。トリプルブルーに。

感染者8804万人 死亡者190万人 前週比408万人と8万人増。

一都3県に緊急事態宣言。

2類1年間継続。国会特別措置法議論。

1/15

28519 30814 52.06 103.87

380 283 0.66 0.08

3週間1860円上昇。 ハイテク株牽引。

バイデン1兆9000億ドルの追加経済対策。家計支援に1兆ドル。1人2000ドル。失業給付は週間400ドル給付。

米国銀行株決算の後何故か売られる。

トウモロコシ・大豆・小麦異常な上昇。

ピットコイン理屈なき大幅下落。

9450万人 202万人 646万人と12万人の増加。

ゴリラ感染。

11都府県に緊急事態宣言発令。

1/22

28631 30996 51.99 103.76

112 152 ▼0.07 ▼0.01

バイデン就任式。20分間の演説 民主主義を20回連呼。団結を9回。

15本の大統領令に署名。100日間はハネムーン期間。

日本株30年ぶりの高値圏。

9874万人 212万人 424万人と10万人の増加。

米国連日20万人。英政府変異形死亡率高い

まん延防止重点措置案出てくる。河野太郎ワクチン相に。

内閣支持率39%続落。

1/29

27663 29982 52.13 104.71

▼968 ▼1014 0.14 0.95

ゲームストップ騒動。昨年10月以来世界同時株安。

第3次補正予算15兆4000億円。2020年総額175兆6878億円。

例年より75兆円も増加。

1月度は290円の上昇。

日銀保有残高35.3兆円、含み益13兆円。

1億260万人 221万人 386万人と9万人の増加。

世界の感染数は2ヵ月半で倍増。 5000万人。

2/5

28779 31148 57.08 105.37

1116 1166 4.95 0.66

世界同時株高。ゲームストップ騒動終了。法整備が遅れている問題。

トウモロコシ半年間で70%上昇。穀物上昇。

1億558万人 230万人 198万人と9万人の増加。

緊急事態宣言10都府県2/7迄から3/7迄延長。

改正感染症法13日より施行。

ミャンマーでクーデター。

2/12

29520 31458 59.72 104.91

741 310 2.64 ▼0.46

いきなり大幅高。米国3指数最高値更新。

トピックスも2018年11月以来の1933ポイントを抜いてくる。

パウエル最大雇用 失業率4.0%に達するまで0金利を維持。現在6.3%

10年債1.21%。

1億866万人 249万人 308万人と19万人の増加。

日本ワクチンやっと承認。

2/19

30017 31494 59.04 105.41

497 ▼36 ▼0.68 0.5

30000円の大台。材料はなし。年末から2600円上昇。

スーパー金融相場。10年債利回り1.34%。

日銀日経ETF購入しない観測報道出る。前場0.5%下落でも買わない。

1億1107万人 246万人 241万人の増加。

中国の値は?。東京都の重症者の定義?統一していない。

2月末をもって関東圏以外は解除か。

ワクチン接種始まる。医療従事者40000人から。高齢者は4月から。

米国で寒波来襲。

2/26

28966 30932 59.04 105.41

▼1051 ▼562 ▼2.85 0.14

先物の理由なき下げ。月末日1202円は史上10番目の下落幅。

138 ▼484 496 ▼1202の1週間でした。

10年債1.41%上昇。一時1.61%。

パウエル議会証言で出口戦略は時期尚早。

2月度1302円の上昇。

米軍突然のシリア空爆。

下院で1.9兆ドル可決。上院へ。1人15万円の給付。最低賃金時給1600円。

1億1359万人 252万人 252万人と6万人の増加。

6府県2月末にて緊急事態解除。4都県は3/7迄継続。

大阪では3/1より大阪市以外をエビデンス時間解除。

ジョンソン&ジョンソンのワクチン承認。

米国5000万件ワクチン接種。バイデン100日間で1億回。

3/5

28864 31496 66.26 108.25

▼102 564 7.22 2.84

ジェットコースター的な相場。ザラ場では30000円直近まで買われる。

2021年全人代6%成長目標は低めの設定。

1億1650万人 258万人 291万人と8万人の増加。

米国1日30万人。日本は1000人。

1都3県は3/21迄延長か。

3/12

29717 32778 65.57 109.02

853 1282 ▼0.69 0.77

メジャーSQ通過で大幅高。 10年債利回り1.625%

バイデン経済対策法案に署名。

1人15万円家族4人で60万円。 アメリカンレスキュウプラン。

1億1951万人 264万人 301万人と6万人の増加。

バイデン7/4の独立記念日まで正常を目指す。1億人接種済み。

1都3県は3/21迄緊急事態宣言延長。

3/19

29792 32627 61.46 108.90

75 ▼151 ▼4.11 ▼0.12

30000円での揉みあい。トピックスは2000ポイント突破。

景気敏感系を主体に上昇。グロース ハイテクは利益確定。

FOMC 2021年利上げなし。ff金利0~0.25%の維持。2022年は利上げ4名提示。成長見通し4.2%から6.2%に引き上げ。インフレは2%の達成を目指し短期的にそれ以上になっても許容範囲。10年債1.73%迄上昇。 

日銀日経平均のETF購入停止トピックスのみに。

1億2281万人 271万人 330万人と7万人の増加。

パリロックダウン。ブラジル7~8万人変異株。

アストロゼネカ血栓報道。

3/26

29176 33072 60.73 109.67

▼616 445 ▼0.73 0.77

▼617 ▼178 ▼590 324 446の1週間。

NYダウは最高値更新。 10年債1.67%。

1億2672万人 278万人 391万人と7万人の増加。

ブラジル1日9万人。日本2000人。

プロ野球始まる。大阪1ヶ月だけで再制限。

バイデン就任100日間で2億回の接種を目指す。

ルネサス火災。

4/2

29854 33153 61.30 110.64

678 81 0.54 0.97

前週の下落取り戻す。3月末29178円かろうじて陽線。

ドイツ最高値。

バイデン2兆ドルの経済対策発表。8年間計画。

1億3026万人 283万人 354万人と5万人の増加。

米国ワクチン接種率30% 英47% 仏12% 独11% 日本0.75%

フランスロックダウン。リオデジャネイロ医療崩壊。

まん延防止重点措置 大阪 兵庫 宮城。

4/9

29768 33800 59.34 109.66

▼86 647 ▼1.96 ▼0.98

ザラ場では3万円を3回抜く。米国3指数最高値。

イエレン 税による競争を選んだことにより自虐的な競争をしていると発言。 10年債1.66%

FOMC議事録公開。テーパリング言及0。

1億3469万人 291万人 469万人と8万人の増加。

インド13万人 ブラジル7万人 アメリカ7万人 日本3500人。

東京 神奈川 京都にまん延防止重点措置。大阪 兵庫 宮城に続く。

4/16

29683 34200 63.08 108.75

▼85 400 3.74 ▼0.94

日米首脳会談終了。オリンピック努力の支持。

菅総理 ファイザー首脳と会談。

10年債1.59%下落。

1億4072万人 310万人 603万人と10万人の増加。

日本4800人 都市部集中。 大阪1161件。1000人超越え6日続く。既に医療崩壊。

4/23

29020 34043 62.05 107.86

▼633 ▼157 ▼1.03 ▼0.89

2 ▼584 ▼591 679 ▼167の1週間。

3週連続下落。

バイデン キャピタル増税案。 アメリカンファミリープラン。

就任100日。 アメリカ イズ バック。

1億4583万人 322万人 511万人と21万人の増加。

死亡者数激増。インド33万人デルタ株激増。

4都府県 3回目の緊急事態宣言。7県にまん延防止。

酒の提供とカラオケの禁止。

大阪10000万人自宅待機。 医療崩壊継続。

4/30

28812 33874 63.48 109.22

▼208 ▼169 1.43 1.46

4週連続下落。月末日は何故か1年間下落。10年債1.62%。

5日移動平均線は▼0.64で25日線は▼2.01。

バイデン初めての施政方針演説。 雇用雇用雇用。 団結を訴える。インフラ整備。格差是正。新たな成長戦略 一世一代の投資。

1億5293万人 334万人 710万人と12万人の増加。

インド40万人 日本6000人。吉村知事 熱が出ても入院できる施設はない。

中国は大型連休中に2億6500万人が移動。

5/7 

29357 34777 64.84 108.58

545 903 1.36 ▼0.74

2立会日。

銅10年ぶりの高値。 脱酸素の影響。

4月ISN製造業 非製造業景況感指数 60以上。

米株最高値更新。10年債1.58%。

1億5770万人 487万人 

日本ワクチン接種2.44% 英52% 米45%

インド継続40万人 米35000人 仏20000人 ブラジル63000人 日本7000人

緊急事態宣言5月末まで延長。 東京・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡。

大阪自宅待機10000人継続。

5/14

28084 34382 65.51 109.55

▼1273 ▼395 0.67 0.77

米ハイテク株下落。消費者物価指数4.8%

160 ▼909 ▼461 ▼699 636の1週間。

5日移動平均線は▼0.97で25日線は▼3.70。

1億6252万人 337万人 482万人増加。

緊急事態宣言は北海道・広島・岡山追加。9都府県。まん延は10県。

大阪自宅待機18000人。老人施設は治療なくそのまま待機。

米国南部 パイプライン サイバー攻撃。

米国南部ガソリン需要がパニック

5/21

28317 34207 63.87 108.94 

253 ▼175 ▼1.64 ▼0.41

ビットコイン1日で30%の下落。木材はウッドショック。

5日移動平均線は0.63で25日線は▼1.86.

1億6669万人 345万人 417万人と8万人の増加。

猛威変わらず。

インド26万人 沖縄追加。6/20迄延長。

大阪自宅療養者には、保健所からはげます言葉のみ。知事時短要請7月末迄と発信。

医療従事者の接種率未だ50%未満。

5/28

29149 34529 66.66 109.80

832 322 2.79 0.86

大幅上昇。買戻し。5月レンジ相場。米国最高値圏のもみ合い。

ドイツ最高値圏。

5日移動1.73で25日は1.74。 10年債1.58%

日銀の買い4月1回5月0回。ステルステーパリング。

日銀のETF残高51兆5093億円 東証一部の7%。2021年評価益は15兆円。

麻生財務相 G20で国際課税ルール言及。

中国共産党100周年記念 7/1。

1億6995万人 353万人 326万と8万人の増加。

日本ワクチン接種1100万回。

6/4

28941 34756 69.41 109.47

▼208 227 2.75 ▼0.33

小動き。日経平均はファストリとソフトバンクGの影響。

バイデン 中国59社に投資を禁ずる大統領令に署名。

失業保険の特例加算は9月迄。10年債1.55%。

1億7298万人 372万人 303万人と19万人の増加。

マレーシア ベトナム増加。

6/11

28948 34479 70.81 109.64

7 ▼277 1.4 0.17

原油70ドル。2年ぶりのG7。 ビルド バック ベター。

G7菅首相 オリンピックに協力を。

1億7565万人 379万人  267万人と7万人の増加。

6/20から、まん延防止に移行。

菅首相ワクチン接種は11月末で完了。

6/18

28964 33290 71.40 110.15

16 ▼1189 0.59 0.51

FOMCでパウエル テーパリングの議論はしている。

菅首相 9月に解散で調整。

1億7818万人 386 万人 153万人と7万人の増加。

日本接種率17%。 欧米50%から60%以上。

米国お祝いムード。

まん延防止に移行7/11迄 10都府県。大阪の死亡数東京より多い。

6/25

29066 34433 74 110.76

102 1143 2.6 0.61

米国値を戻し最高値更新。

パウエル 議会証言 インフレは一過性。

バイデン 1兆億ドルのインフラ法案超党派で合意発言。

1億8078万人 392万人 260万人と6万人の増加。

イスラエル イギリス増加。ロックダウン解除が原因か。

7/2

28783 34786 75.04 111.04

▼283 353 1.04 0.28

日経平均半年が過ぎて4.9%の上昇。 レンジ相場。

米国3指数は過去最高を更新。

バイデン 米国経済を過去100年で最悪の危機から脱却させた。歴史的進展と絶賛。

中国天安門で100周年セレモニー。

1億8345万人 397万人 267万人と5万人の増加。

インドネシア25000人急増。

まん延防止 オリンピック期間中延長。

7/9

27940 34870 74.63 110.03

▼843 84 ▼0.41 ▼1.01

28000円割れ。SQで仕掛け。 10年債1.25割れ。

夏枯れ相場。任天堂日経平均に観測報道。

中国IT企業に規制策。中国株安値圏。

東証市場再編 プライム スタンダード グロース。

1億8646万人 402万人 301万人と5万人の増加。

東京 沖縄 緊急事態宣言 首都3県 大阪まん延防止 いきなり8/22迄。

オリンピック無観客決定。

7/16

28003 34687 71.41 110.07

63 ▼183 ▼4.19 0.07

薄商い続く。

1億8995万人 408万人 349万人と6万人の増加。

英国 マスク着用を撤廃。壮大な社会実験。

7/23

27548 35061 72.17 110.51

▼455 374 0.76 0.44

ザラ場で27500円割り込む。米株35000円突破。

1億9367万人 415万人 372万人 7万人の増加。

米国37000人。マスクの義務化を検討。 日本5000人。

オリンピック開催。

7/30

27283 34935 73.72 109.61

▼265 ▼126 1.55 ▼0.9

更に下落。年初下回る。中国の影響か。

パウエル テーパリングは複数回の会合後に決定。物価上昇は一時的。

1億9787万人 422万人 420万人 7万人の増加。

日本10000人突破。

8/6

27820 35208 67.89 110.23

537 273 ▼5.83 0.62

売られすぎの買戻し。日経平均年初より変化なし。トピックスは6.5%上昇。

米国3指数最高値更新。  中国ゲームはアヘンと発表。

2億290万人 428万人 503万と6万人の増加。

米国秋より3回目の接種。米企業接種義務多くなる。

オリンピック閉幕。

8/13

27979 35515 68.03 109.57

157 307 ▼0.14 ▼0.66

麻生大臣何も経済対策や補正予算は検討していません発言。

5日移動平均線0.08%25日線0.18%。

2億675万人 435万人 385と7万人の増加。

1日接種120万~130万回。

8/20

27013 35120 61.86 109.74

▼966 ▼395 ▼6.17 0.17

ザラ場27000円割る。アフガン政府崩壊、タリバンが掌握。中国経済指標予想より下回る。

トヨタ9月4割減産。 7月FOMC議事録 理事年内テーパリングに言及。

5日移動平均線は▼1.58%で25日線は▼2.58%

ジャクソンホールはビデオ会議。

2億1139万人 442万人 464万人と7万人の増加。

デルタの猛威続く。13都府県に緊急事態、16道県に蔓延防止。

8/27

27641 35455 68.72 109.81

628 335 6.86 0.07

売られすぎの買戻し。

5日移動平均線は▼0.09%で25日線も▼0.09%

ゴールデンクロス。日経平均は菅総理の支持率。

自民党総裁選9/29。 中国アイドルファンによる規制。

2億1598万 449万 459万人と7万人の増加。

高止まり。自宅療養10万人越え。 緊急蔓延9/12まで。

65歳以上90%以上接種。 接種予約取れない。文科省2人で学級閉鎖2学級で学年閉鎖。

9/3

29128 35359 69.12 109.69

1487 ▼96 0.4 ▼0.12

世界で唯一の暴騰。意外高。

5日移動平均線は2.6%で25日線は4.78%。

トピックス年初来高値。菅総理総裁選不出馬表明。

29日総裁選 河野 岸田 高市。

2億2028万人 456万人 430万人と7万人の増加。

ワクチン普及は進んでいるが値的に変化なし。

コロナ療養20万人。自宅療養14万人。緊急事態延長か。

9/10

30381 34607 69.69 109.91

1253 ▼752 ▼0.57 0.22

30000円抜け。政局で上昇。期待値で暴騰。

トヨタ40万台追加減産。

5日移動平均線は1.17%25日線は7.41%。

2億2426万人 462万人 398万人と6万人の増加。

若干だが減少。米国は15万人。ブレイクスルー感染。接種率頭打ち問題。

日本接種率米国を抜く。11月には希望者は接種完了。

9月30日迄19都道府県に緊急事態延長。8県は蔓延防止。

9/24

30248 34798 73.98 110.69

▼251 214 2.98 1.14

中国恒大問題。中国暗号資産全面禁止。

17日間で3600円も上昇。踏み上げ相場。

FOMC22年の利上げ18人中9人。10年債利回り1.45%。

2億3151万人 474万人 263万人と4万人の増加。

値的に減少。65歳以上3228万人90.26%未満4561万人50.20%。1日の接種60万人~。

10/1

28771 34326 75.72 111.06

▼1477 ▼472 1.74 0.37

大幅下落。週間の下落幅は1年半ぶり。岸田新総裁決定。予想に反し1回目の投票で岸田氏優位に。8日に所信表明。

菅総理退陣前の値に戻る。

5日移動平均線▼2.92%25日▼2.52%。

2億3462万人 479万人 311万人と5万人の増加。

メルク社経口薬。緊急 蔓延解除。都道府県で独自の制限へ。

10/8

28048 34746 79.58 112.22

▼723 420 3.86 1.16

8日続落2800円下落。行って来い。

5日移動平均線0.51%で25日線は▼4.94%。

10年債利回り1.61%。ドル円19年4月以来の円安に。

岸田総理 金融所得課税言及。原油7年ぶりに80ドル台。

欧州天然ガス問題。中国停電。

2億3757万人 484万人 295万人と5万人の増加。

感染件数減少。東南アジア上昇。サプライチェーン問題。

10/15

29068 35094 82.53 1.98

1020 548 2.95 1.98

1000円上昇。仕手株のような展開。

5日移動平均線は2.00%で25日線は▼0.82%。

衆院選。1969年より16回の衆院選があり、株式市場は解散から開票迄全てが上昇しているアノマリーがあり。

2億4040万人 489万人 283万人と5万人の増加。

接種率75%の9400万人。

米国では11月8日より外国人の入国はワクチン接種の確認を決定。

フランスでは公共交通・外食にワクチン接種の確認が必要。

イタリアではワクチン証明書の提示を全職場で義務化。

大阪では10月24日でエビデンスオール開放。

10/22

28804 35677 83.98 113.76

▼264 583 1.45 ▼0.44

自民党過半数割れかも。

原油高騰。

5日移動平均線▼0.67%25日線▼0.77%。

中国GDP4.9%に減速。

2億4335万人 494万人 295万人と5万人の増加。

10/29

28892 35819 83.25 114

88 142 ▼0.73 0.24

選挙報道で一喜一憂。

5日移動平均線は▼0.03%で25日線は0.35%。

米国3指標は最高値を更新。

外国人年初より先物を3兆円も売っている。

自公安定多数244 絶対安定多数261 首相過半数233が目標。

現在276議席。

2億4602万人 499万人 267万人と5万人の増加。

米国では5歳から11歳までワクチン接種開始。

11/5

29611 36327 81.17 113.40

719 508 ▼2.08 ▼0.6

自民党261議席の絶対安定多数を獲得。

メディアの予想大外れ。

過去のアノマリーでは2000年より自民党が大勝した後は株価は大幅高。

5日移動平均線は0.40%で25日線は2.97%。

FOMC終了。10年債利回り1.455%で下落。

テーパリング2022年6月で資産買い入れ終了。

FRB資産8兆ドル。1年半で倍増。

米国3指数・ドイツ・イギリス・フランス最高値更新。

NYダウ36000ドル越え。

eps中間決算で100pアップの2147。per13.79倍。

世界株per19.3 米国は22.2 欧州は15.0。

GPIF総資産194兆円。7月~9月の運用実績1兆8763億円。黒字は6四半期連続。

2億4954万人 504万人 352万人と5万人の増加。

ロシア最高値を更新 接種率32%。

訪日ビジネスは11/8より3日間の待機に変更。

11/12

29609 36100 80.72 113.85

▼2 ▼227 ▼0.45 0.45

ソフトバンク1兆円の自社株買い。

5日移動平均線は0.86で25日線は2.04%。

米国10月消費者物価指数前年比6.2%もの上昇。

31年ぶりの伸び率。中古車と不動産。

ナスダック11連騰。10年債利回り1.570と上昇。

ビットコイン1.2兆ドルの時価総額。最高値更新。

アリババ独身の日に9兆円の売り上げ。 前年は7兆4000億円。

2億5297万人 509万人 343万人と5万人の増加。

ドイツ37000人。

政府12月から3回目のワクチン開始。

11/19

29745 35601 75.67 113.98

136 ▼499 ▼5.05 0.13

半導体株上昇。

政府過去最大55.7兆円の経済対策決定。株式市場限定的。

子供への10万円給付。

5日移動平均線は1.52%で25日線は1.65%

2億5716万人 514万人 419万人と5万人の増加。

欧州の拡大懸念。

ドイツ6万人越え。接種率70%で頭打ち。

11/26

28751 34899 68.17 113.31

▼994 ▼702 ▼7.5 0.67

11/26金曜日オミクロンショック。世界同時株安。

5日移動平均線は▼2.25%で25日線は▼1.98%。

原油13%も下落。

vix28.62で54.62%の上昇。

2億6107万人 519万人 391万人と5万人の増加。

パウエル再任 2月より4年間 ブレナードは副総裁に。

12/3

28029 34580 66.7 112.80

▼722 ▼319 ▼1.9 ▼0.51

オミクロンで大幅下落続く。

パウエル議会証言でテーパリング早める発言。

5日移動平均線0.23%で25日線は▼3.85%。

米国市場の中国株暴落。

11月度陰線。

2億6542万人 525万人 435万人と6万人の増加。

外国人の訪日全面禁止。

12/10

28437 35970 71.95 113.37

408 1390 5.68 0.57

ファウチ氏重症化の度合いは高くない発言。

NYダウはショック前の値越え。

5日移動平均線は▼0.15%で25日線は▼1.88%。

マザーズ暴落。

2億6973万人 530万人 431万人と5万人の増加。

韓国7000人最高値更新。

日本1回目のワクチン接種1億回越え。

12/17

28545 35365 70.30 113.7

108 ▼605 ▼1.65 0.33

FOMCテーパリング6月から3月で終了。2022年利上げ3回か。

10年債利回り1.407変化なし。

5日移動平均線は▼0.29%で25日線は▼1.01%。

英国0.25%の利上げ。

2億7421万人 535万人 448万人と5万人の増加。

イギリス9万人 ドイツ6万人 イタリア2万8000人。日本200人

岸田首相 訪日外国人の制限1月以降に判断。

12/23 

28782 35950 73.72 114.41

237 585 3.42 0.71

5日移動平均線は0.92%で25日線は0.63%。

外国人6週連続で1兆7000億円の現物売り。

2億7891万人 539万人 470万人と4万人の増加。

米国17万人 英国12万人 仏国10万人 スペイン7万3000人 イタリア4万5000人 日本300人。

オミクロン急激に増加。

新しい資本主義。成長と分配107兆5964億円の2022年度予算案を閣議決定。

日経平均週足。

画像239

コロナ渦中の中どうにか耐え忍んだ1年だったのかもしれません。

日経平均年足。

画像240

どうでもよい私の事は、年末に29000円をまた1日だけ抜けてきましたが、信用の1570は全て越年となりました。金利だけは膨らみます✖。11/26のオミクロンショック迄は戻りませんでした。来年初旬には3万円を超えて全て決済したい所です。

どうなるでしょうか。

注目です。


文章は頭を使います。想像力も鍛えられます。どう伝えるのが良いのか。場数を踏めば何事でもレベルは上がると感じます。時間がかかるのがしんどい所です。大昔作文はどうやったのでしょうかw。4649お願いします。