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コロナ 15

ーこのテーマでの投稿は実に1年ぶりであるー

 今週初めのある朝のこと、起きようとしたら倦怠感があり やたら喉が痛い。その日は勤めには行ったものの 時間の経過と共に症状は悪化、終業の頃にはかなり辛くなって、帰りに自宅近くにある 遅くまでやってるクリニックに寄った。『ちょっと早いけど一応検査してみましょう』と言われ、鼻に細くて長い綿棒を突っ込まれる。看護師の予想通り まだ反応が出る前だったと思われ、陰性だった。

 そしてさらにしんどかったのはその日より翌日(幸いなことに振替休日だった)だった。もはやクリニックで貰った薬が僅かでも効いているのか? と疑うほどの倦怠感と喉の痛みであり、立っているのも辛い。前日の看護師が言っていた最近のコロナの典型的な症状はそのまま私に当てはまり、今流行している株(JN.1株というヤツらが優勢らしい)の特徴みたいだ。

 通院の翌々日。朝布団から出る時には『ウォリャァア!』と自分で声をあげて起き上がる私(笑)  でも不思議なことに、少し無理してメシ食って身支度をして・・・とハァハァ言いながらも準備をしている内に、曲がりなりにもなんとか体は動き始める。電車や職場ではかなり久しぶりにマスクというものをつけた。突然の咳で周囲に嫌な思いをさせるのを避けるためだ。今のマスクはよく出来ていて、メガネの私の視界が曇らない工夫がされている。この日一日はまだ微熱(37.5度程度)が下がらなかったこともあり、可能な限り誰とも喋らないようにして静かに過ごした。

 さてさらに翌日。通院から4日目になった。前の日は駅からの帰り道がとてつもなく長く感じたものだが、この日はそれ程でもない。多分このまま回復するのだろうと思った。前回実際にコロナだと診断されて自宅待機を余儀なくされたのが1年半前だ。その時も辛いといえば辛かったが、結局しつこい風邪だなぁと3日程伏せてその病との闘いは終わったが、今回のはさらにそれより楽なものだ。きっと昨日あたりに検査をしていれば コロナだと診断される可能性が高かったのかな? と思うが、もう病院に行く気はなかった。陽性だった場合の薬は9,000円!? これは心底もったいないと思う。

 敵を作るような言い方になるが、日本人は 統制に従いたい民族 なんだと思う。『あの病気は怖いぞー!』と国をあげてキャンペーンを繰り出せば、大部分の国民は震え上がってしまう。そればかりか その国民自身が 他への啓蒙活動と憲兵みたいな役目までかって出て、従わない非国民達を白い目で見たり恫喝したり。『◯◯警察』など に至っては明確にいじめではないか。
 改めて思ったが、『コロナだから怖い』という図式はもう随分前から成り立ってはいない。だって・・・アレは風邪だもん。もちろんひかないに越したことはないけどね。

 しかしほんの2,3年前、県をまたいでの移動はダメだと言ったり、◯時以降の営業や◯人以上の同席をやめさせる圧力をかけることを先導していた人は、今でもワクチンを打ち続けて(何回目だwww?)、アクリル板を設置した飲食店の入口で手をアルコールで消毒してマスク会食をしてるんだろうか。もし今はそれらを履行していないというのなら どうしてだろう? 学校におけるコロナ感染者は一時期より減ってはいるが実際まだまだ少なくはないんだけど(今は第10波らしいぜwww)・・・。
 『コロナ禍の頃は・・・』などと言ったりするけど、ホントこの表現に強い違和感を持っている。自作自演の茶番だと思ってしまうからだ。『禍』にしたのは病気の力じゃなく、人間の方だからね。


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