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一点ものじゃなくても、わたしの特別。

10年くらい前に、東京のとっても入りづらい「一見さんお断り」「冷やかし入店お断り」な雰囲気満載の不思議なお店に、入り込んでしまって
だけど、たまたま目を引くデザインのピアスがお手頃価格だったので購入。

それからずっと気に入って愛用していた。

それからも、たまーに東京に行くときは、そのお店に行ける時は行く事もあった。ちょっと勇気がいるけど。

同じピアスがまた欲しくて。

だけど、そのピアスはもうなかった。
「ネコちゃんのピアス、可愛いですよね!!」と言ってくれた
可愛らしい女性の店員さんももういなくて。

当時2組買ったけど、いつの間にか徐々に半分(下半身?)がいつの間にか無くなったりして、そろそろ残っているピアスも終始グラグラして怪しい。

先日もいつの間にか猫の上半身だけになっていた。

「また欲しいけどきっとああいう店にしか無いんだろうな」
「割合安かったけど、マニアックなお店だったから選りすぐりの一点ものなど置いてるっぽいから、もう見つからないだろうな」

なんて勝手に思ってたら、なんて事はない、たやすくネットで見つけられた。

在庫もぜんぜんあるっぽい。

なんだ、大量生産。
そうか。

特別でも何でもない
一点ものでも何でもない
だからこそ、また見つける事ができた

嬉しいような、ちょっとがっかりしたような、、、、
いや、そんなことよりまた見つかった事の方が嬉しかったから
いいんだ。

一点ものを身につけるのは、まだまだ早いという事ね。

猫ちゃん?、、、いや猫ちゃんだけども。

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