【古民家リノベ⑳】アクティブなおじさん祭り!ワッショイ!ワッショイ!!
家族や少ない知人のみでコソコソ(してはいないけど)片づけから始まり、解体、そしてやっとこさ作る段階に入った「古民家改装」だが、3年目の春には、ついに地元の新聞にも取り上げられた。
取り上げられた!というか、はじめはそもそもクラウドファンディングの為にこちらから連絡したんだけどね。
でも「そういうのは勝手にしてくださいよ」って断られなくてよかった(どんだけ)
この年は春から3ヶ月ほどかけて改装と同時進行で初めてのクラウドファンディングに挑戦もしていて、初めて尽くしで、結構体力的にも、精神的にも頑張った年だと今振り返っても思う。
地元メディアもラジオや新聞、ネットニュースサイトなど何か所か取材に来て下さり、誰にも知られず地元民にすらきっと「何かしてるみたいだけど、何しているんだろう」と思われていた我が家の企みが(言い方)急に一般市民にも公開され、時には物好きな方が見学に来ることも。
ビックリしたのは、新聞に載った日の朝8時前くらいに、旧自宅の窓から何気なく古民家のある方の道を見たら、車が一台停まっていて、こんな時間に誰??と思ったら「今朝新聞に載っているのを見て、、、、」というアクティブなおじ様まで現れた。しかも自宅からは30分以上はかかったとの事。新聞見たの何時?アクティブやわ~、、、、。
そんな事もあるので、呑気にパジャマも着替えず、8時過ぎまで家で猫を見ながらニヤニヤしている場合じゃない、新聞に載るとはそういう事(違うと思う)
時々連絡を取っていた知人や、私の友達なんかもこの段階になると手伝いに来てもらえるようになり(さすがに片づけ~大掛かりな解体時は頼みずらい)なんだか、ちょっとしたワークショップ気分になってみたり、、、
3年目は、イロイロ古民家を取り巻く環境も変わってきた。
家族だけの作業は、段取りを細かく説明しなくても進むには進むが、時に揉めたり、ピリピリしたり、揉めたり、揉めたり、、、、
家族ならではのトラブル多々ある。
そこに知人の参入があると、作業は少しゆったりとし、もめ事もなく、なにより毎回毎回「よくここまでやったね~」「え~スゴイ!!」等と新鮮な反応をもらえたり、褒めてもらえるので、尚の事頑張る気力が湧いてくる(褒めて伸びる子:4〇歳児)ありがたいよ~( ;∀;)
「つくる」作業に入ってからも、同時進行でまだ解体は残っている。
家の正面、屋外にする場所の壁の撤去である。冬の間は壊してしまうと、雪もあるので養生が大変。
なので春になるのを待ってから、ここは自力でまた解体。
内側の壁は既に冬の間に解体済み。特に断熱材らしきものも入ってなくて、すぐにトタン板(外壁)だったから、万が一壁を残してそのまま使おうとしたら、えらい寒さだったろう。。。。
もともと部屋と言うより、玄関横の広縁的な場所で、座敷とは障子戸で仕切るようになっているスペースだった。
冬の間はきっと部屋として使わなかったんだろうなあ、と思われる。絶対寒すぎるし。
レトロなタイルは、気を付けながら剥がし(欠けたりもしたけど)ちゃんと取っておいた。実は未だ使っていないが、きっと出番は必ず来る、、、はず。
さあ、すぐに台所の外壁作りだ!!と行きたいところだが、とりあえずすぐには無理なので、一応雨風対策にシートをみっともないが解体した壁面に設置。
壁を壊した場所を外仕様にするためにまたしてもコンクリート施工作業が待っている。
ここにすぐにコンクリートを入れる訳ではなく、ガラも入れれるだけ入れるが、今度は砂を大量投下する作業が待っている。
ここで私のトラ美の出番である。
砂は運んでもらう事も可能だが、もちろんお金もその分かかる。
車で20分余りの採石場(名称は違うかも)は自分の軽トラなどで取りに行くと軽トラに1杯ほどで1000円と格安で砂を売ってもらえるので、今回だけでなく、その後も必要時に足しげく通った。多い時は3往復した時も。
砂入れ1回目
砂入れ2回目(別日)
この砂入れ作業が5月頃で、その後別作業をしたので、所々急にできている箇所があるから(壁とか)なんだか時系列ではなくて?不自然だけど、ここはセメント施行後まで一気に紹介。
そして待ちに待った、ミキサー車様の登場。2019年の年末以来2度目である。
今回もあの時お世話になった近所のお父さんと、両親の知人に手伝ってもらって、5人体制で行った。
前回とだいぶ違ったのは、ミキサー車から生コンを直接入れられた事。
一輪車でせっせと運ぶ労力が無いのは随分助かった。
今回も最終鳴らし作業は左官お父さんにお任せ。。。
ついで、、、じゃないけど、他にも配管や浄化槽関連でコンクリートを砕いた場所をちょこちょこ補修。そういう場所は面積も少ないので私達も均し作業に参加。
ちなみに、前の時もだけど左官道具は、近所のお父さんはもちろん使いやすいマイ左官道具持参。我々は納屋に山ほど残されていた左官道具を使用。
いろいろな箇所、用途ごとに使い分けるらしき見たことない形の道具があったが、全く使いこなせそうにないので、スタンダード?な形のを使用した。
一から揃えるとなると、何度も言うが結構コストも時間もかかる。それを省いてくれているドラえもんのポケット的な古民家と納屋の存在、本当にありがたい!!(しかもここのお父さん左官職人さんだったし)
次回はいよいよ、この時点で既に見えてしまっている「壁」作りを載せる予定、、、、たぶん。
【おまけ🐾】
アクティブなおじさんといえば、しょっちゅう一緒についてくるうちのキャットの一人も、性格的にはやんちゃ坊主とずっと思っていたけど、人間の年齢に換算するとりっぱなおじさん。。。。ていう事はアクティブおじさんやないか!!!
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