【えほんのきろく8】From Head to Toe ～あおむしだけじゃないよ～

参考文献："From Head To Toe" by Eric Carl, HarperFestival (2018)

子供が生まれるまで、私の中でエリック・カール＝はらぺこあおむし、だった。

世界中で大人気な絵本だけど、そもそもいもむし・あおむし嫌いな私にとって、はらぺこあおむしも、目によろしくないものだった。

でも、娘のめめちゃんが、人生で初めて気に入ったおもちゃは、なんとはらぺおこあおむしの布絵本。

生後4か月くらいから、今（9か月）に至るまで、ずっとはむはむしてる。もう、人生の半分以上、一緒にいる。

だから、さすがに母も思ったんだよね。めめちゃんは、真のあおむし好きなんだなって。あおむしの人、他にも絵本書いてるのかな？探してみようって…

そしたら、いっぱいあった。あおむしの人、めっちゃ絵本出してた。

"From Head to Toe"は、その中の1冊。いろんな動物と子供が出て来て、動物がいろんな動きをして、子供にCan you do it?（これ出来る？）って聞いて、子供がI can do it! （出来るよ！） って答える、きわめてシンプルな構成。

あんまり興味のない絵本だと、転がって去って行くめめちゃんだけど、この絵本は最初から最後まで、ガン見してる。笑うというか、ガン見。私も出来る！って思ってるのか、単純に何だこれって思ってるのかは謎だけど、カラフルな絵だから目を惹きやすい模様。

以下、ちょっとネタバレ。

シンプルな構成の絵本だけど、母は分からない単語が3つもあったよ…thumpとwriggleとwiggle。でも、thumpの絵はゴリラが胸を叩き出しそうだし、wriggleはワニがうねうねしそうだし、wiggleは子供がつま先を立ててるから、何か動かすのかなって、想像出来る。

日本語も本を読むと語彙が豊富になるけれど、英語も全く同じだなと思う瞬間…英語で読み出すと、なぜか眠くなるわけだけど。

めめちゃんはまだ小さいからちょっと難しいけれど、もうちょっと大きくなったら、一緒に絵本の中の動作をして遊んだら楽しそうと思って、読んでます。長く楽しめそうな絵本。

From Head to Toe Padded Board Book