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お客様は本当に神様ですか?

昔の接客業では「お客様は神様です!」なんてよく言っていたもんで、自身が20数年前にコンビニでバイトをしていた時も、そんな唱和こそしていなかったが「いらっしゃいませぇーーっっ!」と声を張り上げて作り笑顔で接客をしていたのをよく覚えている。
あの当時のコンビニはどこもかしこも活気に溢れていて、老若男女コンビニ店員は結構みんなそんな感じだった気がする。

それと比較すると今のコンビニ店員はどこもかしこも覇気のない店員が多いように思う。
中年以降の店員さんは結構ハキハキしているように見られるが、殆どは前者のような感じだろう。

それもまぁなんとなくわかる気がする。
正直レジに店員が立っている意味が殆どないんだから。

タバコとホットスナックを買う必要がないお客にはもはや店員など必要ないくらいにレジが進化してしまっている。
会計をお客自らで完結させてしまえるならレジに店員が立つ必要はない。

酒やタバコの年齢確認だって形骸化してる所も無いとは言えないはず。

もういっその事入店した時も、音ではなく「いらっしゃいませ」と自動で機械が言ってもらえた方が有難いと思っている店員さんもいるだろう。

それに加えカスハラの問題もそうだが、非があるにしろ無いにしろ何かあれば動画を撮られてネットに上げられる可能性があるんだから、たまったもんじゃない…

こんな時代に「お客様は神様です!」なんてたしかに言ってられないよな…

ただ、自身が行くお店がそうなだけで実際はしっかり「接客」をしている人たちだっているのを忘れてはいけない。

ちなみに調べてみたら故三波春夫が発信した言葉だったらしい…
接客業ではないがサービスを送る側の人から出た言葉だった。

ちなみに自分自身、お客様が神様なんて一度たりとも思った事はありません。


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