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ビジネススキル:依頼したことが正しく理解されているか

社内での報連相やコミュニケーション等は基本的には日常の1シーンなので、会社内で使う用語や今起きていることへの認識が共有されているので話が通じやすく、何かを依頼するとしても相手はスムーズに理解を示します。

しかしまれに、依頼した側としては、相手は理解した。と思っていても意図した理解がされていない時があります。
すると依頼に基づき、いろいろな調整に入り出した後で依頼(期待)と違うことをしているということが判明して軌道修正することに陥ります。

どうしたらこのようなことを回避できるかをシンプルに考えると

・何を
・いつまでに
・(どこで)どうする

ですが

・なぜ

を付けるとその依頼の根本的な意味合いを理解できるので齟齬がない対応ができるようになります。

当たり前で基本的な事と思いがちですが、時間を作って説明しないと”なぜ”の意味が理解できなかったり、情報レベル的に説明しにくいこともあるので、意外と"なぜ"の説明が難しかったりします。


依頼したら依頼内容についてどのように行動するのかを考えてから、認識合わせのプロセスを最後に入れるようにしたいところです。
ただし自分(依頼主)は偉いんだ。という上から目線になりがちなコミュニケーションで相手は心理的に窮屈になる可能性があるので、「最後に確認」など依頼された方の立場や視点で一緒に考える姿勢を保てるように要点をまとめましょう的な、認識合わせのコミュニケーションを取るなどして工夫して、行動に対する認識合わせと確約を得ることが必要です。

それから何人かに一人は過干渉、マイクロマネジメントを行ってしまう方がいますが、される方は参ってしまいます。
過干渉してしまうのは性格に依るものなので、なかなか改善しにくいものですが、一生懸命コニュニケーションしている自分では認識しにくいので相手に覇気がないな。などと感じるようであれば自分のコミュニケーションがストレスになっていないか他者から感想や評価を受けるなど行ってみた方が良いかも知れません。

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