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ビジネススキル:仕事を依頼する際、依頼される際の気持ち

依頼した仕事が完了しても、別の業務を並行して行っているし、次の仕事もあるので仕事の成果については、評価プロセスで改めて振り返るタイミングもあることから、その場しのぎで良かった点などを褒めたりして終わっているかと思います。
しかし依頼するというプロセスを考えると進捗チェックと作業完了の質に注力するだけでなく努力や結果を認めてあげるとお互いの信頼も上がり、依頼された方も業務の振り返りができて経験として認識しやすくなります。

できれば数分でも顔を合わせて努力を褒めるコミュニケーションしたいです。
そして結果が素晴らしければ、部門に対応事例として共有するなどの認め方もあります。

ここまでは依頼することについて考えてきました。
そもそも依頼する相手がいないということもあるかも知れませんが、依頼すること自体に慣れも必要です。

例えば、
 自分でやった方が早い。
 自分でやった方が的確に進める。
 これを依頼されるのは、嫌だろうな。

などという考えや感情もあり依頼することなく、自分でやってしまいます。

長い目で見て、
「自分と依頼される方の経験になる」。
「自分がやるのが早いけど、やってしまっては自分がやるべき業務がおざなりになり部門、会社への貢献度が上がらなくなる」。
など冷静に考えてみて、依頼するか自分でやるかを判断した方が良いと思います。

または、依頼しても非協力的、さらには断られるということもあるかも知れません。
個人的な人間関係の感情面からの理由の場合を除いて考えると

忙しいから。
めんどくさいから。
良くわからないから。
やったことがないから。
難しい仕事だから。

など、ある程度パターンがあるので、人の考えや感情を変える作業なので、簡単には行かなく根気を持ってその理由を取り除く努力をしてみると、広い視点で何が足りていなく結果、こうなっているのかが分かり、プロセス改善にも繋がることがあります。

やったことがなく難易度が高い仕事については、一緒に手探り状態で仕事を進める事が良いですがそもそも自分自身もやったことがなく、わからない。ということを正直に言ってしまった方が、依頼された方は自分でなんとか解決しなくてはという気持ちが強くなることもあります。

すでに依頼したい内容を遂行できる人がいる場合は良いですが、いないようであれば、時間と手間はかけて、細かな進捗チェックや報告・連絡・相談、一緒にやってみることなどのフォローを行い作業や業務に適用できる人を作ることも価値ある経験になります。

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