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ビジネススキル:(部下ができたら) 仕事の任せ方

昨日からの続き。

仕事を依頼する際に責任範囲の検討も済ませておきます。
責任範囲と言っても何かあったら責任を押し付けるという感じになってしまいがちなので、何をどこまでやるかですが、これを行うためには、詳細タスクが明確になっていないと、他部門との調整や、調査、申請事項に関して発生しがちですが、「そこまではやるつもりなかった。」となってしまいます。
そして、依頼された方は、自分一人で全てやらないといけないと思ってしまいがちなので、例えば他者のチェックが必要なもの、相談すべき事項など、協力を仰いで進めるべきところは、その旨でアドバイスをしておくことが有効です。

作業が終わったら「終わりました。」またはその日の最後に進捗を報告するなど状況の報告がなされないという話も良く聞きますので、作業進捗報告や、完了報告をすることも最初に伝えます。
依頼する候補が複数人いる場合は、その作業内容の難易度や納期が候補者を選ぶポイントになりますが、時間的に余裕があればフォローすることが前提になりますが経験的に、これからの方をアサインして成長の機会にしたいものです。

人とのコミュニケーションで人間関係と信頼関係を築き知識や経験を得ることができますね。対応者も時間もない状況で自分でやるしかないということの方が多いのが実情かもしれません。
しかし上役になったら、上役に期待されていることや、権限による適用範囲も増えているので、少しでも分担するなどして自分の立場にふさわしい業務を全うできる様になることも行っていかなければいけません。

この様に考えてもあらかじめ最小単位で作業タスクを特定しておくことが依頼する側もされる側も齟齬がなく進められるための要点になります。

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