見出し画像

ビジネススキル:多次元的に考えるコツ

アイデアがまとまっても、大概、既に他社が取り組んでいたりするので多元的(複数の視点で考える)に捉え直してブレイクスルーするような案を作れないかな。と思うことがあります。

アイデアがあってもそれを実現していくプロセスや時間は1次元的に進行するので
時間や気持ちの余裕や思考術が身についていないと、なかなか多元的に捉え直すということは実行できなかったりします。

「自分たちは、こういった存在だ。」という既定路線があるので、多元的に考える必要性は日頃は低いことも、この思考を使うのに不慣れになっている要因でもあります。

クリティカルシンキングやMECEを使えていれば、多元的な視点を使って思考されているかも知れません。
この思考技術を体得しているに越したことはないですが、もっと簡単に多元的な思考を取り入れる手法はないでしょうか。


例えば、発想の転換として目的を再定義してみることがあります。

・生産性を上げることを目的とするか
・効率化を目的とするか
・経費削減を目的とするか

「

生産性を上げること」を目的として議論を進めていたとして、ある程度まとまった段階で、元々の目的を「経費削減を行う」ことを目的に変えて考えなおしてみるのです。
最終的には、"生産性を上げるため"の課題解決を進めていくのですが、多元的にアイデアを出すための手段として取り組むということです。すると発想の転換ができるようになります。

もっと単純にいうと目的の表現を変えてみるということです。
目的を考え直すのも柔軟な発想がないと思い浮かばないので、頭の体操にもなりますね。

上記の他には
例えば
・リスク回避を目的とし
・スピーディな展開を目的とし
・即効性のあるメリットを重視し
・低コスト化を図るために
など目的変えてブレイクダウンして討議したり、書いて見たりし再構成をしてい句ことによって違う見方や発想を取り込めるようになります。

目的以外でもアイデアを具体的な展開ストーリーに落とし込めたら、そのストーリーや、メリットを書き出してみて使われている単語を類語や反対語に置き換えて考えてみると別の着想ができて多元的な思考ができるようになります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?