エンタメ思考 ~相談会開くなら駄菓子屋作ろう~
はじめに
神奈川県逗子市にて、駄菓子屋を併設したフリースクール「cas!caエンターテイメント」を運営をしている大場といいます。
ラップして、漫才して、メタバース作って、イベント主催して、駄菓子屋を運営しています。最近の肩書きが謎です。
さて、cas!caは「子どもたちの好奇心をエンタメを通じて可視化する」という理念と、施設に駄菓子屋を併設しているので、「菓子、買いに行こうぜ」→「かし か行こうぜ」→「cas!ca行こうぜ」という語呂合わせの意味を持っています。
自身の様々な経験と、フリースクール運営をしている途中、社会問題を解決する事において最も重要なのは「エンタメ」だと思うようになりました。
ここでは「エンタメ思考」と呼びます。
社会問題をもっとエンタメ的にアプローチしていこうという話と、誰でもできるエンタメの作り方を書いています。
なぜエンタメが社会問題を解決するのでしょうか。
活動を始めて4年経過し、感じてきた事を書いておきます。
経歴
僕は、3歳からリンパ節が異常に腫れる病名不明の病になり、小学校2年生の10月に転校。
転校後、一番最初の図工の時間に、好きなように絵を描こうとしたら先生にまぁまぁ強い口調で絵の具の混ぜ方を怒られて、「なんで好きなように書いちゃいけないんだ」という理由で、次の日から半年間、学校に行くのを拒むようになる。
その結果若干の不登校と母子投稿で半年を過ごす。
学年が上がり、復学。
それ以降はテニスプレイヤーを目指しほぼ毎日練習をする生活になる。
大学入学後、周りに馴染めずにテニスコーチのバイトだけする。
大学2年の在学中に、企画を考え子どもと遊ぶようなイベントをするNPO法人に友人の進めで所属。イベントを企画したりするようになる。
その後、自身の経験から住んでいた逗子・葉山地域に、当時の僕のような子に対する逃げ場や、親御さんが子どもと行ける場がないと感じ、起業プログラムに参加。
大学3年生12月に、葉山町に2018年にあるシェア工房7畳の部屋を借りてフリースペースの運営を開始。
最初は、「不登校の居場所」という名目で始めるが、子どもが0人という記録を作る。
気がついたのは「子どもたち」にとって、その場所のテーマも大事だけどそこで「何をするか」「何ができるか」という事に気付かされた。
「不登校」というバックグラウンドは「そこ」へ行く目的にはならない。
次に考えついたのは、部屋を真っ白にしてペンキをぶち撒けるというもの。
とあるゲームにそういうのがあり、ハマるのでは?という単純な考えであったが、これで初めて人が来てくれるようになる。
3ヶ月だけやる予定が、週末に場所を開放したり時々イベントをしたりして徐々に子どもが来るようになり、気がつけば1年半続き就職先も無いまま大学を卒業する。
と同時にコロナが来てテナントの家賃が払えなくなり事業の継続が難しくなり退去。
卒業後、「家賃無料だけど1年後に家が潰れる」条件付き、風呂なし、冷暖房なしの築90年の空き家を紹介されて不登校支援を開始。
「1年後に家が潰れる人」という名前でYouTubeやTicTokなどで家が潰れるまでのドキュメンタリーの配信を開始。
TikTokで100万回再生以上される。
コロナの影響もあり家が潰れなくなるも、契約満了で家を退去。
たまたま近くにあった80年の古民家を紹介してくれる人が現れ、DIYをして2022年6月より神奈川県逗子市にて「フリースクールcas!ca」をスタート。
これが僕の経歴である。
自分で言うのもなんだが、運が良すぎる。
現在はM1グランプリに高校の同級生と出てみたり、XRにはまっていたり、メタバース空間の作成、AIでの音楽制作を趣味としながら平日子どもたちと過ごしている。
エンタメ思考のススメ
現在の僕の活動は、駄菓子屋ではなく、日中行っているフリースクールがメインである。
初めて見る人からしたら、動画制作や駄菓子屋、ラップ・M1出場・メタバースしたりと側から見たら「何をしようとしているかわからない」人になるだろう。
当の本人は「楽しいからやっている」それもあるのだが、あえてやっている。
最初にも書いた通り、僕は、社会問題を解決する事において最も重要なのは「エンタメ」だと思っている。
また、これらの活動が、他の誰かに還元されるように努めているつもりだ。
ここでいうエンタメとは「楽しい・面白い」という事に定義しておく。
エンタメはただ「楽しい・面白い」だけじゃない。
緊張する場面の敷居を下げたり、かしこまらない場になったり、「つい」やってしまう現象を起こす事ができる。
どうしたら今の現状が面白くなるか。
つまらないを楽しくするのか。
違う切り口で面白くアプローチするのか。
それを解決できるのもエンタメだと思っている。
過程は違えど、視点やアプローチを変え、エンタメの力で最終的な結果や、目的を同じにする。
それがエンタメ思考である。
最初にも書いたが、僕は「不登校の居場所」という名目で始めたが、一番最初のイベントで子どもが0人という記録を作る。
その後部屋を秘密基地にするというテーマに変えて、週末の場所の開放をした。
入り口を隠し扉にしたり、ドラム缶風呂をしたり、ペットボトルで筏を作り、ペンキまみれになり、巨大スライムを作ってみたり、BBQしたり。
気がつけば、不登校や困っている人に対してアプローチをしようという意識は消えていて、結果として貧困やシングルマザー、DV、発達障害、不登校といった様々な問題を目の当たりにするようになる。
これがエンタメ思考の原点とも言える。
気がついたのは「子どもたち」にとって、その場所のテーマも大事だけどそこで「何をするか」「何ができるか」という事。
そこに真面目さというものはいらず、いかにその瞬間を楽しむか、面白くできるか、真剣にふざけれらるかだと思うようになった。
社会問題において、エンタメ的アプローチが非常に大事であると思う。
そして、今の日本?は、社会問題などに対して真向に向き合いアプローチをしすぎていてつまらない。
僕はエンタメ思考から、フリースクールに駄菓子屋を併設したり、SNSを用いて動画をバズらせたり、イベントを開催したりと少し違う視点でアプローチを仕掛けてきた。
活動を初めて5年経つが、日常の中でもエンタメ思考を入れる事で、子どもたちにも変化が出るようになったし真近で感じる事ができた。
自分の中での実験をしてみて体感して、掛け合わせて可視化する。
これは実験思考的な話ではあるが、エンタメを作り出すには経験や体験数も大きく左右されると思う。
エンタメ化は視点を変えたアプローチ
問題を面白がろうとしないと、エンタメ化できない
「不登校という言葉をなくしたい」という話を聞く。
フリースクールをやる僕もそう思う。
僕も人に活動を紹介する時に、フリースクールと言わないといけない現状は好きではない。
何故なら、多くの人が「フリースクール」=「不登校」=「問題」と定義してしまっているから。
また、言う側も潜在的に「不登校」=「問題」として捉えてしまっているから「不登校という言葉をなくしたい」になってしまう。
「名前がついた問題」に変わった瞬間、僕らは一括りにしてしまう。
かわいそうだとか、悲しいだとか、ネガティブなイメージになってしまうのだ。
気にしなけばいいという話だが、これは人類が精神的に進化して、相手の価値観を面白がれる時まで待つしかない。
僕も「学校に行けない子」になった瞬間に、かわいそう、困った子に変わった。自分はそうは思いたくなくっても、どこかで気にする。
多数派が多い中で少数派になるというのは過酷な事である。
問題に対して真向にフォーカスすると、気が付かないうちにネガティブになる。これが、先ほど書いた、「社会問題などに対して真向に向き合いアプローチをしすぎていてつまらない。」と言う理由である。
大事な事は、エンタメの力を借りて、違うアプローチや視点で、問題に向き合うということだ。
その為には今ある「問題」「課題」に対して、「面白がる」視点を持つ事が必要である。
だから僕は、違う視点でアプローチがなるべくできるように、駄菓子屋をするし漫才もラップもするし、大喜利大会もするし毎日配信するし、ゲームもTikTokもする。
家に駄菓子を作った理由
cas!caは平日の昼間に運営をしているが、週末は「駄菓子屋」という名目で地域に開放している。
フリースクールだと、学校が行っていない子が行く場所でしょ?なんて思われがちである。
また、学校の行渋りなどに対して課題を感じている親御さんに敷居を低くして来てもらえる場所にしたいと考えるようになった。
まとめると、親御さんにも子どもにも、敷居低く行ける場所を面白く
機能は変えずにエンタメ的に考えた結果、駄菓子屋になった。
「子育てに少し難しさや課題を抱えている人に来てほしい」という課題があるとして、「相談室」を作ると、実は行く側にとってハードルが上がる。
ただ、「フリースクール」や「居場所」・「相談室」というような名前で初めても注目されないし、来づらいと思った。
町に相談室できたよ!よりも、駄菓子屋できたよ!のほうが、今時始める人もいないから注目されやすい。
ネーミングやキャッチコピーを変えるだけでも十分な効果がある。
結果として、駄菓子屋を作るというコンセプトの動画も、Instagram、TikTokともに100万回再生以上を記録。
実際に投稿を見て、フリースクールに人が訪れた。
駄菓子屋でお母さんの涙
エンタメ化した結果起きたエピソードがいくつかある。
ある日、駄菓子屋に1人のお母さんが来た。
「娘に駄菓子屋行こうよって誘ったんだけど・・・。」
と言った途端に、目から涙を流した。
話を聞くと、小学生になる娘がいて、徐々に引きこもりがちに。
どこに出かけるのも大変で、「駄菓子屋に行こう」と声をかけてくれたみたいだ。
興味を示して最初は食いついたが、行く寸前で行かないと言い出してお母さんだけ来たという。
コミュニケーションが難しく、子育ての大変さを聞いた。
話の途中でお母さんは徐々に自分の気持ちを話してくれて、いつか娘と地域の人が集えるお店をやりたいと教えて、すごくワクワクする夢だった。
数か月後、娘ちゃんを連れて駄菓子屋に来てくれた。
半ば強引に連れてきたみたいだったが、外に出てくれただけうれしかった。
人見知りみたいで少ししかいなかったが、最後に少しだけの駄菓子をプレゼントした。恥ずかしがって、僕から受け取ってくれなかったからお母さんに渡した。
「お菓子食べたかなぁ」と思っていると、夜にチャットで、「おいしそうにお菓子食べてました」と。
うちに見学に来るときは、親御さんだけではなく子どもも一緒の時も多い。
誰しもが初めて行く場所に対して緊張がある。
だが、駄菓子屋あるんだ~というと「え?」という視点を変える事になる。
ちょっとした「面白い」というエンタメな仕掛けを作る事で、意識の場所を変える事ができる。
エンタメ思考で大事にすること
もちろん、経験や知識、できる事が多ければ多い分だけ良いが簡単な方法を上げていく。
ここで注意するべきは、ただ掛け合わせたからOKという話ではなく、過程は違えと結果や目的が同じような状況を作り出せるかという事である。
エンタメ的アプローチを仕掛ける際に大事なのは以下の要素だと考える。
これが課題に対してアプローチする際に意識している事だが、これに対して大事なのはアイディアである。
誰でもできるエンタメ
相談会するなら BBQしよう
簡単な話で「今度お時間を作って相談しましょう」というストレートなアプローチじゃなくって、「BBQしない?」「今度スマブラ大会しようぜ」だけでもエンタメだ。
完結に言えば、「一見すると どうでもいい時間」を大事にしたほうが良いという事である。
先ほどにも書いたように「過程が違うが、解決したい課題・目的・目標に差がないか考える」事が重要である。
相談会をすると言うのは、極端なところまで行くと「人と会って話す」という事になる。これはご飯やゲーム大会、ライブなどでも同じ現象になる可能性は十分高い。
週5でBBQの学生時代
こうやって考えるようになった1つの理由として、BBQがあった。
学生時代、7畳の小さな部屋を借りて週末に開放していたのだがそこの駐車場でBBQをしまくっていた。
夏休みは冗談抜きで週5でやっていた。
最終的に24時間BBQという、ずっと焼き続けなければならないとんでもない企画を作るまになった。
BBQ楽しいからいいよね!っていうのが70%くらいあるのだが、30%は違う理由がある。
ここで生まれるのは「目的のない会話」であり、ここにヒントがあった。
「旦那からDVをされている」
「子どもが行き渋りを始めた」
そういう話を自然と聞くようになっていた。
過程が違うが、解決したい課題・目的・目標になっていたのである。
エンタメの作り方
エンタメは、自分の経験数と体験数によって大きく左右されると思う。
経験した事は自分が知っている事、できる事である為、掛け合わせられる数が多い分だけ幅が広がる。
僕なりに考えられる簡単なアイディアの作り方を紹介する。
連想ゲーム
連想ゲームは1つのエンタメを作り出す上で重要な役割を持っている。
また、一番やりやすいエンタメ化だと思う。
マジカルバナナのように、「〇〇と言ったら〇〇」というような感じで考える。
僕の駄菓子屋の場合も
というような感じである(適当すぎる)
オリジナルのコンテンツを出す際も、連想ゲームがかなり役にたつ。
全然関係のないジャンルと自分の事を掛け合わせるだけでも十分にオリジナルのコンテンツを作成する事ができる。
ゲーム化する
子どもは現象をゲーム化する天才であると思う。
「歩道から落ちたらマグマ」や「横断歩道の白い部分を渡る」など。
現象からすぐにエンタメを作り出せる彼らには尊敬しかない。
例として、「片付け」というと現象をエンタメ化する。
僕はテニスコーチのバイト時代、ゲーム化した事で自分のクラスはボール拾いが以上に早かった。
子ども(大人)にとって「片付け」は面倒くさい現象だ。
それを「多くボール(ゴミ)を拾えた方が勝ち」となるとゲームになる。
子どもだけじゃなく、親子で、兄弟で競えばさらにゲーム性が上がる。
「何秒以内でできるか」というのも1つのゲーム化である。
顔を書いたゴミ箱に「餌を食べさせて」でもいい。
時間制限をつけるとか、線で囲うとか、戦わせるとか、食べさせるとか。
既存のゲームを参考にして実際の問題やめんどくさいに掛け合わせと、仮定は違えと楽しくできる可能性がある。
絵が苦手な子に対して、「絵を描こう」というアプローチはハードルが高いが「絵しりとりしよう」となれば、一緒に楽しめるゲームになる可能性は高い。
パクる
僕ら素人はズバ抜けたアイディアはなかなか作れない。
ヒットしたゲームや漫画は、多くの人たちが知恵を出し合い作っている。
TikTokやYouTubeのコンテンツの多くは、「パクり合い」である。
1つ型ができてしまえばそれをパクるというのが今のトレンドであるようにも感じる。
ただ、既存の型にハメ過ぎてしまうと、今度は競合が多くなってしまう。
また、ありきたりになってしまう。
そこで必要なのは、既存の型に全部乗っかるのではなく、自分の個性やオリジナリティを掛け合わせる事が重要である。
例として僕がバズった「1年後に家が潰れる人」は、フリースクールを運営する人」だと真面目さだけが出てしまう為、まったく違うアプローチで認知を広げようとした結果である。
ここで大事にしたかったのは、当事者ではなく、第3者に知ってもらう事であった。
家が潰れるという本当にある現状は正直フリースクールを運営するよりも注目が集まると思った。
「100日後に死ぬワニ」のパクりである。「100日後に~」がヒットした時には、TikTokに「100日後に~」シリーズが大量に出た。
また、差別化する為に冒頭で必ず「僕の名前は1年後に家が潰れる人」というフレーズを作り似ている人たちに比べてインパクトを出すように意識をした。
結果として100万回再生以上の動画を数本作り出す事ができた。
かけ合わせる
掛け合わせはアイディアを作る上で非常に重要である。
パクるというのも1つの掛け合わせでもある。
例で言えば
・駄菓子屋×TikTok
・不登校×Rap
で動画選手権での入選や100万回以上のバスを産むことができた。
自分のやっている事に今はやっているものを掛け合わせるのは早い。
相談室×Fortniteとか十分にエンタメ化できるはずである。
ここでは子どもを対象にして話をしているが、大人になった際でも十分に機能する。
おばあちゃんにFPSゲームを掛け合わせてバズを実際に産んでいたりもするし、アバターになっているおばあちゃんがメタバース空間で相談に乗っているという話が実際に行われている。
自分というキャラクターに対して流行りを取り込んでみるのはエンタメを作り出す第一歩なのかもしれない。
また、最先端のものだけではなく今行っているものに対して過去に体験・経験してきたものを組み合わせるのも勿論良い。
むしろそっちの方が差別化できるしオリジナルのコンテンツを作りやすい。
アイディアを元にエンタメにしてみる
上記のアイディアの作り方を意識して、エンタメ化する事を考えてみる。
先ほど記述した
の4点を踏まえて、考えていこう
1、解決したい課題・目的・目標を決める
→お金なども含め敷居を低くして居場所を作りたい
2.課題や問題に対して違う視点を意識して見る
・居場所という名前を変えてみる
→秘密基地 図書館
・お金の敷居を下げるには?
→無料にする ドネーション 寄付 カフェ
・敷居を低くする
→ゲームセンター 〇〇し放題 〇〇大会 YouTuberみたいな企画
3、自分の経験、体験した事と重ねる
・秘密基地は作ってハマった
そこでお菓子を持ちよって食べるノリが楽しかった。
→駄菓子って安いし秘密基地的な要素もありそう…。
4.自分が体験をして面白いか考える
・今の時代に「駄菓子屋作る人」は珍しいので、動画になれば見ると思う。
5.過程が違うが、解決したい課題・目的・目標に差がないか考える
・駄菓子を変えて、その場で食べられたり遊べたら人が来ると思う。
・買って帰るだけでもいいし、結果としてフリースクールとしての認知もできると思う。
→動画の再生数とフォロワー数で認知を増やせば発信力がつきそう。
ざっくりではあるが、このような感じで当てはめていく。
うまくいかない時は、エンタメの作り方を見てアイディアを出してみる。
自分からできるエンタメで世界は変わる
これからより「早い時代」になる。
流行も音楽もよりタイムパフォーマンス重視され、何かが流行ったかと思えばすぐ次に行く。
子どもたちはTikTokで数ヶ月前、1年前に流行っていた曲を「古い」という。
僕はそれを真近で体験している。
つまり、1年2年続くというものは難しい時代になっていくだろう。
その中で、今後必要になってくるのはエンタメを作り出せる力だと思う。
いかにして自分から面白いを作り出せるのか、楽しいを作り出せるのか。
誤解してほしくないが、別に社会問題を解決しようとしなくったって良い。
自分自身が人生においてエンタメを見つけたり体験したり作り出せたりしていれば誰かに絶対影響を与えるし、誰かを救うから。
だから今日も好奇心を可視化しよう。