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11月24日は父の71歳の誕生日だった。

実家はくだもの屋。まだまだ店は続けるらしい。
朝も早くから市場に行って果物を仕入れて、盛りかごを作ったり配達に行ったりして一日中働いているのに、休みは月に2回ほど。

夜も昔と変わらず20時まで店を開けている。
なんで閉店時間を早めないのか聞いたら
「仕事から帰ってきたときに店の灯りがついとったら安心するやろ」って、めちゃくちゃかっこいい理由をさらりと言った父を尊敬している。

同じ場所で48年間も街や人が変化していく様子を見守り続けている父。
そんな街の灯りのような大人に自分もなりたくて、地元に店を出す決断をした。

こうやって回想していると、テーマソングが浮かんでくるのは私の癖。悪い癖だなんて1mmも思ったことがないし、何ならみんなもそうでしょ?ぐらいの感覚。

「時がたてば」

自分が幼く未熟なときは相手の言ってること、やってることの理解ができず反発したりするけれど、さまざまな経験を重ねてやっとその愛情の意味に気づく。

ずっとずっと応援してくれてありがとう。
そして、自分の前を歩くかっこいい先輩でいてくれてありがとう。
おとん、お誕生日おめでとう。

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仕事先へ向かう車窓から見えた多摩川の景色。
これを父に送ったら、
「福岡は天気がグズついて寒いので、母さんに温かグッズでも送ってあげてください」
と返信がきた。
イケメンがこんな近くにいた。

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