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最高の『食』を体験しに、南禅寺 瓢亭(ひょうてい)へ。

http://hyotei.co.jp/tokyo/

19000円(税込)のガクブル懐石ランチ。
料理家の友人と、豪華で美味しいプロの料理を食べたいねという話になり実現した。
この店の特徴は、まずメニューが無いこと。
何故メニューが無いのかは、料理を出された瞬間に気づく。
旬のものを、美味しくいただける最高の形で出すからだ。

1品目

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茄子の枝豆ソースがけと、鯛の昆布締め。
色と形が綺麗なままの茄子。
しっかりと効いただし。
ふわっと香る枝豆クリームソース。
分厚い鯛と嫌な後味が残らない昆布だし。
もったいなくて、箸が進まない笑

2品目

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すっぽんの卵とじときび生麩の吸い物。
すっぽん初めて食べた!
意外に肉肉しいのね。
そして、全然くさくない!
一生飲んでいたいほど美味しいだしだった。

3品目

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中秋の名月をイメージしたお膳。
瓢亭卵、鯛の手鞠寿司、八幡巻き、さつまいもの甘露煮、いちじくのあられ粉揚げ(胡麻味噌)、早採り銀杏。
いちじくがビックリするぐらい美味しかった。
胡麻味噌はもちろんのこと、あられ粉の香ばしさがいいアクセントに。

箸休めに水菜と松茸、イクラのおひたし。

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これがまた美味しいのなんのって!
すだちの酸味と水菜のシャキシャキ食感が素晴らしかった。

4品目

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養殖鮎の塩揚げ焼き。
頭からガブリといっても骨まで柔らかく、内臓も変な苦味やくさみがない!
蓮根のグレープフルーツ果汁漬けとたで酢も初めての味で新鮮。

5品目

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炊き合わせ。
南瓜、冬瓜の柚子味噌がけ、生麩、海老がん(しんじょ)、穴子のなると巻き。
味がしみやすいように冬瓜に細かい格子状の切り込みが入っていて感動。

6品目

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松茸ごはん、赤だし、香の物。
かなり薄味のごはんやったけど、松茸にはしっかりだしがしみててちょうどいい塩梅。
お米もつやつやで歯ごたえしっかりで美味しかったなぁ。
何より赤だしが美味しい!
変なえぐみがなく、何杯も飲みたいぐらいだった。

7品目

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デザート。
和梨、シャインマスカット、桃のコンポート。
コンポートの濃厚なとろける美味さにくらっと来てしまった。
そして、器が可愛いのね…。

***

全体を通して計算された味付け、美しく切られた食材、丁寧に取られただし、食材の組み合わせ、食事を出すタイミング。
プロってこういうことかぁと唸りながら味わった。

こんなに素晴らしい体験をしたのに私たちの悪い癖が出てしまい、何故この金額になるのかすぐそろばん弾いてしまった笑
こればっかりは職業病だから許してほしい。
また違う季節にも食べに来たいからしっかり稼ごうね、と誓い合ったのでした。

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