見出し画像

子どもと接していると自分の新たな一面を発見できる

私は現在、フィンランドスタイルの教育を取り入れた学童(キッズポートフィン)で週2回ほどファシリテーターとしてアルバイトをしています。
まだまだ途中ではありますが、アルバイトを始めるきっかけになった出来事を記事にしてアップしていますので、ご興味のある方はご覧ください。

子どもたちと接していると、もちろん子どもの新たな能力を発見できるのですが、幸運なことに自分の新たな一面を発見することも多くあります。
今回は、生物図鑑の中から「ホオジロザメを描いて」と子どもにお願いされたので、半年前からハマって見ている『美大生YouTuberまいける』さんが投稿しているデッサンの解説動画を思い出しながら取り組み始めました。

ホオジロザメはこちら。

画像1

鉛筆を寝かせて薄く色をのせたり、消しゴムで白い部分を表現してみたりと、子どもたちが宿題に集中している間にせっせと仕上げたのがこちらです。

画像2

どうですか?意外にうまく描けていませんか?笑
線が濃すぎたり薄すぎたりするのは見逃してください…。ですが、これが完成したとき、絵を依頼してきたお子さまの不機嫌がV字回復し、周りにいたお子さまたちも「すごーい!」と喜んでくれていました。
その後、別のお子さまから蜂を描いてくれと注文が入りました。認めてもらえたようで嬉しい…。

学童では、子どもを「ほめよう」とか「認めよう」とかを意識的に行っているわけでなく、子どもから受けた素直な感情を伝わりやすい言葉と温度感にして、タイミングを逃さぬようにフィードバックしています。「あの時の…」と言っても忘れていることが多いので、このタイミングがとても重要です。

お互いを尊敬すること、学び合うこと。
子どもも大人も関係ありません。
しかし『ファシリテーター』という立場上、子どもと同じ目線になる必要はありますが、子どもと同じステージに立っているのでは、子どもの可能性を広げることができません。
誘導するのではなく、どんな方向へいくかわからないけれど広げる、深く掘るためのサポートをこれからもいい距離感でやっていけたらと思います。

記事がお役に立ててたら嬉しいです(^o^) いただいたサポートはイベント開催時の会場費にあてたいと思います!