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デンマーク一人旅  遂に行けたのだ


私は、20歳代後半ですが夢がありました。。


それは20歳代のうちに、デンマークを訪れ空気を吸いたい!!!

ということ。

世界は2020年2月ごろから おかしなことになりましたね。
コロナ、マスク、ワクチン、メディアの過剰報道、気候変動、
正直、何が正しくて何が間違った情報なのかわからなくなりました。
みんなそうなのかな。

こんな話をしていると
2020年に人生変えようと思ってた人って多い気がします。
私もその一人。

「あー。結局行けなかった勢のうちの一人か」と聞こえてきますが

まさにその通り。


新卒から4年勤めた病院で自分なりにやりたいことはやりきって
師長に涙ながらに退職しますと伝え、
病棟の仲間や、友達たちに
「ついに私、夢のデンマークへ行ってきます!!!!」
と言いふらしまくりました。

半年前くらいから、デンマーク政府で行われている制度
フォルケホイスコーレというものを利用し学校に通い、
その後旅行をしながら帰ってこようと思っておりました。
(※フォルケホイスコーレは簡単に言うと短期の専門学校。しかも全寮制が多くデンマーク人は無料。海外の人は料金はかかるが、比較的安く、年齢制限がない。)
ですから、学校も決めて学校とやりとりもしていつから入学とかお金払ったりとか、、色々準備万端でした。

2020年3月会った友達とは
「まだ、マスクしとらんよねー、安心したわ。メディアに踊らされん!」
と日差しがないとまだ寒い中友人と3人で陽気な会話をしていました。
友人たちはゴリゴリの山口弁を話す2人でなんだか会話の調子がすごく好きなんです。ゆるくて可愛いの。

その後、世界中で、自粛・感染者の地獄のような自宅療養など、、、
あれ?コロナって怖いのかしらと思うようになりました。

そのせいか。
決まっていた学校から4月前半に、
「入学は中止にしようか、、また世界が落ち着いたらおいで」
とメールが届きました。もちろん英語で。ニュアンスはよくわからないですが、きっと優しく言ってくれたと思い込むようにしました。


そのメールが届いた瞬間、私の中でコロナへの憎しみと
学校への怒りが湧き上げてきました。笑
大袈裟ですが、私にとっての人生最大の賭けだったので
悩みました、とても。ただ、見栄もあります。
なぜなら、周りの応援してくれた人に海外へ行ってきますと
大きい口を叩いていたのですから。
恥ずかしいなあ。悲しいなあ。そんな気持ちが大きくなりました。

そのため、海外へ行く体力が有り余っていたので
友人を頼って、まずは福岡県、その後沖縄の離島へ引っ越ししてみました。
その後、色々あって結婚、結婚式、引越しなどバタバタと過ごしていましたが
やはり海外への思いは捨てきれず。ずっとモヤモヤしてました。


そんなことを夫に話したら
「え、いってくればいいじゃん!!」と、軽い一言。
2022年6月から燃料費が上がるよっていうニュースを見ながら
お金もかかるしやめるわ〜と伝えた5月31日。
夫「今すぐ、チケット取って予約しちゃいなさい!!!」と
普段の夫じゃないような剣幕で言われました。笑
その様子に自分のことなのに「は、はい!やります」と焦りながら
デンマークの往復便のチケットを取りました。
あんなに悩んでいたデンマークへ行くことへの一歩は指一本で、
しかも10分くらいで成し遂げられました。
その瞬間から未来が輝きました。仕事も頑張りました。
すぐに仕事を辞める話をしました。笑

6月1日に航空券見たら、5万円くらい上がってました。
ありがとう。神様。ありがとう夫様。

どさくさに紛れて、1ヶ月後に帰る便の予約をしたので
こんなに悩んでたのにやる時は強気でいける自分を褒めました。
お金も心配だけど、1ヶ月も海外。しかも一人。
2年前とは訳が違います。心の準備も違います。正直ドキドキでした。


仕事の仲間には、やめた後どうするの?って何度も何度も何度も
(たくさんの仲間がいたし、みんな仲が良かったので)
人が変わるたびに聞かれ、何度も答えました。
最初は自信がなかったのですが、答えていくうちに
なんだか強くなっていきました。自信もつきました。
言霊って本当だなと。話すと真実になっていく気がしました。
みなさん、聞いてくれてありがとう。相手がいないと話せないから。


そして濃くて短い1年半の職場を卒業し、
その4日後に出国しました。

遂に、私の旅が始まったのです。
好奇心、孤独、楽しみ、緊張、不安、、、、

いろんな感情がやってきましたけど、
見送りに来た夫が

「楽しんでくるんだよーー!!!」って見送ってくれたので
あ、楽しみに行くんだって気持ちが切り替わりました。


夫、すごいなあ。



さて2022年8月。


私の冒険、挑戦、ドリーム旅行が始まったのです。。。。





デンマーク到着時、道を教えてくれたマダム

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