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~吹奏楽から考える~ 否定形を使わない文章表現

こんにちはまるです。

突然ですが、私は小中高と9年間吹奏楽をやっていました。吹奏楽では皆さんご存知の通り演奏の際に楽譜を使います。
演奏者や指導者によって様々ですが、その楽譜には演奏者が注意すべき点がメモされていることもあります。

これは私が中学校の時の部活での話です。

中学校時代の顧問の先生は圧倒的にメモをとる派の先生でした。
言われたことは全てメモ。
メモをしないと怒られました。

そんな先生がよく言っていたことがあります。

「楽譜に否定形で書き込むな」

こう言われても少しイメージが湧きにくいですよね。

例えば吹奏楽に限らず楽器演奏をした事がある人なら、きっと1度は経験したことのある「演奏が走る」という現象。

これは、何らかの理由(指揮を見ていない、指揮者と奏者のテンションが上がっている、拍を感じられていない…)で演奏が、本来のテンポよりも速くなってしまうことを表します。

(不思議なことにテンポが遅くなってしまうことはあまりないんですよね笑)

そうそう本題はテンポが早くなるっていう話ではなくて........

曲の中でいつも走りがちな部分がある

直さないと!

楽譜にメモをしよう

何とメモをする?

「走らない」....?
  

普通に考えれば「走らない」とメモをするのが1番自然ですし、多くの人がそのようにメモをすると思います。

そこをあえて少し捻って、
否定形を使わず表現してみる

たしかに楽譜はほとんど自分以外の人が見ることはありません。
でもやっぱり自分の目に入る言葉は、否定文で書かれているより肯定文で書かれていた方が、気持ちがいいですよね笑

楽器演奏はとても繊細なものです。
自分の体調や気分・気温や湿度などあらゆるものが、
出てくる音に影響してきます。
言葉も例外ではありません。
文字として目に入るものなら尚更です。

これは街中に溢れる広告やテレビCMでも、
同じことが言えそうだなとふと思いました。

今回はいつもとは少し違った話題を取り上げて、
話をさせて頂きました。
あまり慣れない話題だったので上手くお話出来たか不安ですが、最後まで読んでくださりありがとうございました☺︎

まるでした。
またどこかでお会いしましょう🍃

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