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センチメンタルな気分

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あかし

あかし

死にたいわたしはささくれをちぎる

カッターをあてる勇気なんてないの

死にたいわたしはくちびるをかむ

舌をかみきったほうがはやいのにね

死にたいわたしは課題をやる

いますぐ死ねば課題なんてやらなくていいのに

死にたいわたしは夢を見る

死んだら夢も将来もないのにね

死にたいわたしはいきてるあかしをみて嬉しい

底なし沼にはまってみた

雨の日の夜はだめだ。

月がないとどこに行けばいいのかわからない。

迷って迷って迷って行き着く先は底なし沼

答えがあるのかないのかわからないことで頭がいっぱいになる。

月が出ている夜でも迷うことはある。

でも底なし沼に片足突っ込んでいても空を見上げれば月が輝いていて抜け出せる。

今日みたいな雨の夜は早く寝るのが1番だけど土日の2日間で昼夜逆転してしまったわたしには難しい

月が出ている夜

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ありがとう

今日から4月。

今までの4月とは随分違ってあたりまえなことがあたりまえじゃ無くなっていく。

春は出会いと別れの季節というようにわたしにも別れがあった。

大好きな先生が他校に行ってしまった。

ありきたりな表現しかできないけど心に穴があいたみたいな感じがする。

あの先生に初めてあったのは多分入試のとき。でも、その時の先生の記憶はない。だって緊張してたから。しかも、面接の先生でもなかったし試験

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かわりたくない

かわりたくない

桜を見て散って欲しくなくて泣いたのはきっと2回目だと思う

最初は入学式に桜が咲いていないのが嫌で泣いた
我ながら本の読みすぎだったと思う
本の中の入学式の桜は満開で入学する子にはお父さんとお母さんがいつもより張り切った服を着て微笑んでた
私には微笑んだお父さんとお母さんは一緒に見ることはできなかったから桜だけでも本の中みたいに満開でいてほしかった
私の願いは叶って小学校の入学式の時は満開の桜が咲

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