最高と最適。人を幸せにするはどっちだ?
\この記事で解決できるお悩み/
「最高」ってメリットばかり?
時代背景から感じる「最適」の存在
最高と最適どっちがいいの?
Mac歴20年、まーるです。
今日のお話は最高と最適について。
私たちの仕事や人生において、どちらがもっと幸せに導いてくれるのか、考えたことはありますか?
デザインの仕事をしていて思うこと。それは常に最高のものを世に放つべき。うんうんその通り。
けど、リアルな話、この道のりは結構厳しく、ストレスが伴うことも…。
ぶっちゃけ目的にもよるしターゲットにもよるし、アイデア次第なところもある。
時間をかければかけるほど良いってわけでもない。1日かけて作ったデザインでも、ひらめき30分で作ったデザインの方が反応が良かったりすることもある。
時間とクオリティが表裏一体とも言えそうな、最高と最適。
言葉は似てるけど…どっちが最高か?どっちが最適か?少し掘り下げていきましょう。
「最高」で得るものと失うもの
私たちは色々な場面で「最高」を目指して努力します。それは、仕事でのプロジェクトであったり、デザインだったり、ブログだったり、noteだったり、趣味の世界であったり、コミュニティのカタチであったり、さまざまな形で現れます。
この「最高」という言葉、強い魅力がありますよね。
それはなぜでしょう?
まず、「最高」とは、この上なくすばらしいこと。 また、そのさま。
誰しもに賞賛され、人を高揚させる。最高を生み出した本人も、自分自身の限界を超え、未知の可能性に触れる。こういう経験値こそが個人を成長させる原点とも言えます。
デザイナーとして駆け出しの頃、とにかくお客さまに応えるためスキルアップのために毎日勉強し、イラレを使いこなし「このデザイン、最高に反応が良かったよ」の声を聞くため毎日頑張って仕事をこなしていました。
実際に「最高だね!」を引き出した時は本当に嬉しかった。また「最高」を引き出したいと思ったものです。
しかし、「最高」を追求する道は、時には過剰なストレスや燃え尽きを引き起こすことにもなります。完璧を求めるがあまり、当たり前のように深夜に及ぶ日々。
さらに、完璧を求め過ぎると、自分自身を追い込みがちです。
常に120%で走り続けると、人は燃え尽きます。
「まだまだここから」
「まだかかるのか」
「なぜできないのか」
「何のためにやっているのか…」
という謎のループから抜け出せなくなります。
わかってはいたけど「最高」を求めすぎることで精神的負担があることも大きな学びとなってます。
「最高」のカタチは色々ありますが、アウトプットする立場として、その過程で得られるものと失われるもの両方あるなーと思います。
では、「最適」はどのようにして見つけることができるのでしょうか?
今の時代「最適」なのでは
「最適」という概念は、「最高」に比べてより実践的であり、現実の制約の中で最良の結果を出すことを指します。
このアプローチは、利用可能なリソース、時間、エネルギーの限界を認識し、それらを最も効果的に使用する方法を探ります。
つまり「最適」な選択は、目標達成のために必要な品質を確保しつつ、現実的な制約内で最大の価値を生み出すバランスを見つけることです。
ここまで自分で書いてみても、どうやら最高より最適の方が良さそう…って思っちゃう。
言葉の通り「最適」は「最も適したアプローチ」と捉えてみる。
こうすることで、全然意味合いが変わりますよね?
伝えたい相手に最適を届ける。その人に合ったその人だけの「最適」でコミュニケーションする。
その人にとって「最適な」情報やサービスを提供すること。これは、相手にとって最も価値のあるものを届けるという意味で、大きな満足感につながります。
例えば、あるプロジェクトのデッドラインに間に合わせるためには、「最高」の成果を目指すよりも、「最適」な成果を時間内に提供することがより現実的な場合もあります。
今の時代なら特に、個人に対しその人に合った最適な価値をよりパーソナライズされたカタチで提供することができます。
むしろ今の時代だからこそ、最適を目指すべきでは?と感じちゃう。
自分の中で見つけた結論
最高も最適もどちらも、人生において大切な役割を果たします。
しかし、自分自身の幸福を最大化するためには「最適」な選択をすることが最適なのでは?というのが結論です。
仕事も日常も人で成り立っているもので、「その人にとっての最高」をその人に合ったカタチで届けることが今の時代にあっていると思います。
つまり、
受け取り方一つで最高も最適も人を幸せにします。ただ、多様化する今の時代を俯瞰してみると、誰かのためにぴったりなモノやコトを提供することこそがクリエイターとして届けるべき提供価値なのかと思います。
似たような言葉もこうして深堀してみると、見えてくることが多々ありますね。
今日も誰かのために、最高な最適を見つけましょう。
それではみなさん、今日もクリエイティブな1日を!
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