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【バトン連載】写真嫌いな僕が石垣島で写真家になった訳|縁をつなぐエッセイ vol.4|文と写真:大山真史


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このコーナーについて
このコーナーは、石垣島の異なるコミュニティーや分野の人から人へ、記事をバトンのように渡してもらう【バトン連載】、「縁をつなぐエッセイ」です。(月刊まーる編集部)
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どうも!

初めましての方も、お知り合いの方も、仲良しの方も、こんにちは!ハッピーガール鼓ことつーづーからバトンを頂きました、スーパーポジティブマン大山真史(おおやまちかし)と申します。

僕は生まれも育ちもここ石垣島で、高校を卒業して数年東京の方で遊び呆けて、島に戻ってきて早7年目となりました。

僕は、現在フリーランスでフォトグラファーをやっているのですが、写真を仕事にしようとしたきっかけや僕自身のマインドについてを書かせていただこうと思っています。


僕は写真が嫌いだった


先述したように、今現在フリーランスで写真家をさせて頂いている訳ですが、僕は以前は写真が好きではありませんでした。(むしろ嫌いだった?笑))'写真で記録に残さないで、思い出として記憶に残せよ'って言ってたくらい。文字だけで読むとなんだか嫌な感じですね。

でも、本当にそういう感じで過ごしていて、携帯で写真を撮ることも年に数回、行事程度で、全く写真が好きとは言えない青春時代を過ごしていました。

そんな僕に転機が訪れたのは、2018年の下半期。5年前のちょうど今頃、雑記集と化していたInstagramを眺めていると、一枚の素敵な写真に出会ってしまったのです。"心奪われる"と言った表現がまさに当てはまるようなそんな写真。

正直、それまで感じたことのないワクワク感と高揚を感じたことは今でも当時を思い出せるくらいの衝撃でした。

その写真は、僕の大親友が撮った写真で、写真でヒトのことを感動させる事が出来るのだということを教えられた一枚でした。


親友に写真を教わる


今現在も素敵な写真を多く世に送り出している凄腕の大親友に感謝の気持ちでいっぱいです。あの時も今もありがとう。

そして、自分もこんな素敵でヒトの心を動かす写真を撮ってみたい!!と、その時に初めて'写真って良いかも'って思ったんです。

そこからは親友に毎晩のように連絡してました。

'それって何処のカメラ?''どうやったらこんなに良い写真が撮れるの?'
'カメラ買ったら、写真のこと教えて!'
と、初めてテレビゲームをプレイした子どものように、気分が昂りすぎて友人に質問責め(笑)。

その時、優しく教えてもらったおかげで翌月にはカメラを購入していました。それからは無我夢中で、毎晩毎晩カメラを触っては何かを撮ってを繰り返し、のめり込みました。しかしながら、それから約1年ほど撮り続けると、次第に写真を撮る機会が減っていきました。終いにはカメラ持つのもめんどくさいな〜と、写真から離れていく自分自身がいました。

パンデミックが持たせたカメラ
そんなある日、世界中を巻き込むパンデミックが起こり、忙しい日常に変化が訪れたのです。毎日毎日、休みなく働いていた職場にも休日が増えていきました。それが2度目の転機となります。

ある日、思いがけずたっぷり使える時間が出来たので、街に出てみると、繁華街に誰もいない・・・。今では活気も戻り、夜もヒトで賑わっている美崎町ですが、当時はひとっこ一人歩いていない状況でした。全てが、初めて見る街の姿だったのです。

撮りたい!そう思いました。その、街にヒトがいない状況が、僕に再びカメラを持つ動機を与えてくれたのです。それからは、写真を撮ってなかった期間を埋めるかのように無心で写真を撮りまくり、写真と向き合いました。

そのうちに色んな所からお声がけ頂くようになり、僕自身が写真を撮ることが好きなんだ!と確信を持てたので、今年の春よりフリーランスの写真家として活動していくことにしたのです。

スーパーポジティブマン

写真のお仕事も大切ですが、僕にとって切ってもきれないほど大切なことをもうひとつ。冒頭でも書きましたが、僕はスーパーポジティブマンです。天真爛漫と言われ続けて早十数年。ここ数年で更に磨きがかかったようで、どんなことでもポジティブに捉える癖が出来ました。こんな気持ちを抱けるようになったのは、これまで出会った全てのヒト達のおかげです。

石垣島には個人事業主の島と言っても良いくらいに、至る所に個人事業主の方がたくさんいます。その中で、多くのヒトに共通して言えることはどんな時でも前向きに楽しむ力があるということ。メンタルとかモチベーションは、全て自分自身をきっかけに変わっていくモノだとは思いますが、そういうヒトが周りに多くいた事が僕に色々な勇気を与えてくれたことは確かなことです。

これまでお世話になった方々、そして、これからお世話になる方々に心からの感謝を申し上げつつ、これからもどうぞよろしくお願いしますとの意味を込めまして。本当、ありがとうございます。全てのヒトにビッグラブです。

これからたくさん面白いことをやって、色んなヒトのこと幸せにしていきますので楽しみにしてて下さいね〜!

次のバトン

さて、次のバトンを受け取ってくれるヒトは・・・
僕の高校の同級生であり、今でも色々と助けてくれるヒト。
ゲストハウス喜舎場を運営している、喜舎場博之くんにバトンを繋げさせていただきます。
心から信頼できるヒトにバトンを繋げれることにも感謝ですね。

ということで、次は博之よろしくね〜!

終わり

僕の写真が気になった方はお気軽にご連絡下さい。
Instagram @chikasooooon.photo

今月のふろく

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この記事を書いた人

大山真史おおやま ちかし
石垣島生まれ、happiness育ち。幸せそうな人たち大体友だち。フォトグラファー。人類全てのヒトが幸せになれる世界を創ることが目標。常にポジティブなヒト。毎朝、インスタグラムでハッピーなストーリー書いてます。好きな食べ物は無縁のミックスナッツです。

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