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その洗顔料は何でできているか

中学生の頃、
顔にできるニキビが嫌で
めちゃくちゃ悩んだ歴史がある。

恋する少女だった私は、大好きな彼から、
ニキビ面をどう思われているのかと
彼を思い出すたびに心が痛み、

一刻も早く消してしまいたいと
手当たり次第良さそうな化粧品を
買いまくって散財していたのである。

選ぶ基準は、
CMのキャッチフレーズや
商品のパッケージ、
そして口コミを見るようになってからは
その商品に対する口コミ。

おかげさまで田舎だったので、
ドラッグストアで買えるようなものだったから
あまり高いものはなかった。
でもそれも最初だけ。

ネットショッピングを使うようになってからは
口コミでいいと言われるものを
色々買い漁った。

そんな高校3年生の夏に出会ったのが
化粧品成分事典。

自分がこれまで使っていた化粧品が
何でできているか、という視点から
見ることの衝撃といったら凄かった。

それから、
毒性の高いものは避けるようになった。

高校3年生。
化粧バリバリの頃である。
メイクはメイク落としを使わないと落ちにくい
しっかりしたものを使っていた。

そんなときに、
クレンジングオイルのなかに含まれる
合成界面活性剤が毒性が高いと知る。

どうする。

色々調べた挙げ句、
オリーブオイルでメイク落とし。

ギャルの友だちから
「マジうけんだけど!」と
手を叩いて爆笑されたことが懐かしい。

そんなわけで、
高校3年生の時から十数年。
合成界面活性剤を使うのを控えている今。

そこまで不自由はないし、
何より肌が乾燥しにくくなったので、
いかに洗浄力が強いもので
洗いすぎていたかがよくわかる。

そして、肌が柔らかくなったことも
大きな変化だと思う。

小鼻の脇のザラつきや
鼻の毛穴のつまりが以前はひどかったが、
今は以前と比べたら
小鼻の脇はツルツルで、
毛穴も前ほど気にならない。

洗いすぎることで、肌を守るために
角質が必要以上に固くなる
という話を聞いたことがある。

合成界面活性剤は
水やお湯で流しただけでは
落ちないという話を聞くので、
常に洗浄され、結果傷つけられた肌は
守るために鎧を厚くするというのは
納得の話である。

そういうわけで、
肌が乾燥しやすいと感じる人は是非
洗顔やボディーソープに含まれる
合成界面活性剤を是非
チェックしてみてほしい。

足すことよりも
まず引くこと。

しすぎていることや
摂りすぎているものを
減らすこと・やめることで
結果楽に健康や美を
マネジメントしていけると
信じている今日このごろ。


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