友人に貸していた本をずっと返してもらえなくて、7年後に勇気を出して、返してほしいと伝えた話
結果報告から先に伝えます。
セコいとか思われるかもしれません。たかが一冊の本で7年間も迷いやがって、おまけにnoteの記事にしやがってと。でも私の本だったし、思い出がある本だったから、私のもとにもどってきて欲しかった。
その友人と会うたび、彼女の顔が本にみえてしまう自分がとても嫌でした。セコい女だな私って。
はい、おっしゃる通りでございます。まずは私の話を聞いてください。
その友人とは、よく飲みに行ったり、ランチをする、いわゆるママ友のひとり。その本も一緒に食事をした時に貸した本でした。
年に数回ほど他のママ友数人とランチで顔を会わせるたび「あ、本持ってくるの忘れちゃった。ごめんね。今度持ってくるね」と言われ
私も「うん、今度でいいよ」と愛想100%で返していました。
その会話は友人と会うたびに繰り返されていました。
子供が成長していくと、お互いの環境も変わり、いつしかママ友たちと会う回数も少しずつ減っていきました。
そしてコロナウィルスによるパンデミックが起こり、ママ友と飲みに行くイベントも終止符を迎えたのです。
私はその友人のことは恨んでいません。むしろ、貸した本のことをたまに思い出している自分のキモさが怖かったです。7年間も思い続けやがって、おまえキモいぞ。
そして
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その日は突然やってきました
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シャワーを浴びて、いい気分でドライヤーをかけている時、ふいに思ったのです。
勢いにまかせ、半乾きの髪のまま私はすぐ友人にメッセージを送りました。
友人から一分も経たずに返信があり、返してもらうことになりました。
勇気をだして友人に返してほしいと伝えたことで
自分のねっとりとしたセコい気持ちとオサラバできたことが私にとっての大きな収穫でした。(7年かかったけどね)
最後に返してもらった本はこちらです
次回は感想文を書きたいと思います。
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