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幸せは「感じる力」から生まれる
「グルメって“幸せ”じゃないよね!」
その人は、いきなり話題をふってきた。
「私たちが美味しく食べてるものを、美味しいと思えないわけでしょ。
それって、不幸なんじゃないの?」
「反論は許さない」という迫力におされて、ぼくはボウッとしていた。
今だって「幸せ」って、何だろう……と考えると思考停止してしまう。
だけど「幸せ」は、感情からできているのは、間違いないと思う。
感情は、その人がそのときに「感じる」気持ち。
「感じる力」が衰えたら、多くの人が幸せを感じる状態にあっても「幸せ」になれない。
青空のもと、ちょうどいい風が葉を揺らしても、「幸せ」ではないのだ。
トイレで用を足す、座って食事をする、湯船で手足を伸ばす……。
入院して、ベッドで寝たきり生活をしていると「当たり前」のことが、どれほど「幸せ」なのか身にしみる。
使わない筋肉は、衰える。感情も同じだ。当たり前のことに「感謝」して、「うれしい」と感じる練習をしないと、「感じる力」は衰える。
「まずは、自分が幸せであること。自分が幸せでないと、人を幸せにすることはできません」という話を読んだ。
僕が幸せであることが、誰かを幸せにする。
そんな「自信」はないけれども、幸せな人のそばにいると、自分も「幸せ」になれそうな気がするのは間違いない。
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