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あさりのパスタとエビフライの「共通点」

あさりのパスタとエビフライは、「意外な関係」にある。
「共通したところがある」と言ったほうが適切かもしれない。
あなたは、2つの料理の「共通点」にお気づきですか?

正解は、殻としっぽ。
どちらも「食べないけれど、最初から取り外してしまうと寂しくなる」食材を使っていること。
料理として「必要ではないけれど必要なモノ」がある、といってもいいかな。

そんな、ガッカリした顔をしないでくださいね。
「必要ない」と「ムダ」は、違います。

あさりのパスタは好きでよく作るのだけれど、殻の部分にソースがこびり付くのが、気になって仕方なかったのです。
そこで、殻を取り除いて作ってみた。
食べやすいし、味は変わらない。
けれども「満足感」が、違うのです。

エビフライだって、同じ。
黄金色の衣の先に、赤く光った尻尾があるから「エビフライ」。
たとえ食べなくても、そこにあって欲しい。

ただ、頭がついているエビフライは、微妙かな……。
頭と尻尾が出て、胴体(?)だけ衣をまとったエビフライを見ていると、ぼくはとても恥ずかしくなるのです。

「必要ではないけれど必要なモノ」がなくても、生きていけます。
でも、そんな寂しい人生はイヤです。
もしかして、あなたもそうではありませんか?

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