変化を起こすために、満ち足りる。
こんにちは。
”モヤっと”から始める、心のパーソナルコーチ”まる”です。
今日は、読み進めている「ツインエネルギー 静と動のバランスを整える16の考え方 著者:関京子」から感じたこと・気づき・学びを少し内観的に綴ってみたいと思います。
①本書との出逢い
コーチ仲間からの紹介がきっかけでした。
自分が身体感覚的に捉えている”自分のエネルギー状態の感覚”をあれやこれやと話していた時に、「この本に書かれていたことを思い出した。」、というコトバをもらい、本書を教えてもらいました。
その方は読書会をするほど何度も読み込まれていたそうです。すごい。
②本の位置付け
まず位置付けから刺さりました。いいなぁ。
忙しない日々の中では、自分の外側で起こっている事象の理解や解決を図ろうとすることばかりで、人間の内面、”特に自分の内面”に目が向きづらい力学が世の中には働きやすいと思ってます。
そうなると気づきにくい。だけど、内面に耳を澄ましたり、目を向けていくと既に頼れるリソースがあると気づける。(資質・能力・スキル・経験・家族・仲間やチーム・ご近所さん・ツール、などなど。)
このスタート地点に立てると、既に100あるリソースを150に伸ばすのではなく、100発揮できるようにする考え方に立てるように感じて、とても好きです。なぜ?ってエコで無理の生じないスタイルだから。
150のリソースを身に付けても、結局50~75しか発揮できないと無駄になってしまうことが多いように感じて寂しいです。
③ああ、この感覚。「静と動のバランシング」
私が日々の生活の中でよく意識してチューニングしているエネルギー状態のことを概念化したりパターン化していて、しっくりくる感覚を確かめながら読み進めていきました。
本書では静のエネルギーを女性性。動のエネルギーを男性性。と捉えていました。他にも右脳・左脳、等の切り口も紹介されています。
コーチングをする際にもBeingとDoingの概念はよく扱うのですが、
どこかで自分は同時に存在する2つの概念というよりも、個別の観点として切り分けて捉えていたところがあったことに気づきました。
同時に存在している感じ、味わっています。よきよき。
④満ち足りた上で、変化を起こす。順番が大事。
私にとって印象的だったのは「満ち足りる・変える」パート。
皆さんはこの言葉を受け取って何を感じますか?
私はここが重要だと「ハッ」とさせられました。
循環するときの起点、つまり、”順番”が大事。
自分の人生やキャリアについて、
「何かを変えたい・・でも何を・・」とか、
「現状への違和感あるよな・・でもどうしよう・・」とか、
「このままでいいのかな・・かといって・・」とか、
ぐるぐる考えては、結局変化を起こすまでには至らない。
こういう次へ変化の一手が自然と生まれない時、
満ち足りるプロセスをすっ飛ばしてしまっていたのか・・、と。
そう感じて、
”ありのままの自分を丸ごと認めること”、
”周囲にあることで既に十分に満ち足りていること”、
”それを味わいきること”、
にさらに目を向けていくことで、変化を起こすことに自然と繋がっていくと腑に落ちました。
”足るを知る”
よく耳にする言葉ですが、この言葉の深みに気づかされます。
”変わらない日々を選ぶため”に足るを知るのではなく、
”変わっていく日々を選ぶため”に足るを知るのだと。
これを読んで、もっと満ち足りる感覚を味わいたいなぁと思っていた時に、
ふとこの言葉をテーマにもっと深堀していきたい、そう感じました。
”平凡に非凡なまなざしを向ける”
ちょっと前に聴いたラジオで語られていた内容です。
「この在り方を何かを通じて試していきたい・・」、そんな気持ちと共に、
じんわりと心に炎が灯り始めた感じがしてます。
カメラが好きでたまに写真を撮るのですが、この”平凡に非凡なまなざしを向ける”感覚、レンズ越しになるとより機能しだすよなぁ、と思考が回ってきています。意図的にレンズを変える時間を通して、この感覚を養っていこうかな。
そんな次のワクワクを抱きながら、また引き続きこの本を読んでいきたいと思います。残りのパートで自分のどんなアンテナが反応し、どんな気づきやアイディアに至るのか、楽しみです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また次回もお付き合いいただけたら嬉しいです。😊
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