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何をやりたい、やらせたい?
子役事務所の選び方、それぞれの違いを前回お話しましたが、もう1つ大事なポイントがあります。
ひとことで「子役」といっても、ジャンルは分かれています。
大まかにいうと
【ドラマ・映画など映像で活躍】
【雑誌や広告などスチールで活躍】
の2種類です。
お子さんが、どちらの方が向いていそうか考えてみましょう。
もしくは、お子さん自身の意思がハッキリあって「〇〇ちゃんみたいなモデルになりたい!」など夢を持っている年齢なら、尊重してあげましょう。
前回と前々回で、マンモス事務所とそれ以外の事務所の違いをご説明しましたね。
マンモス事務所はどこなのか大体わかったと思います。
その中でも【劇団】と名の付くところは、ほぼ映像のお仕事しか無いと思っておいていいです。
逆に【劇団】が付かないマンモス事務所には、たいていは映像もスチールもどちらのお仕事も豊富にあるでしょう。
よく事務所のことがわからないまま所属してしまったあとに
「やりたい種類のお仕事の案件が無いみたい…」というボヤキを聞きます。
中堅事務所もしくは小規模事務所では、映像の案件が多いのか、スチールの案件が多いか偏っている場合がありますので、入所前には必ず、どのような案件があるのか・割合はどうなのかを事務所に確認しておきましょう。
カメラで「パシャリ!パシャリ!」とポーズを決めた自分を撮ってもらうのが好きなお子さん。
また、自分の意思はまだ無い小さなお子さんだけど、とにかく可愛くて容姿には自信がある場合、スチールのお仕事を目標としてみるのが良いでしょう。
ドラマの台詞を覚えて真似してみたり、ごっこ遊びがリアルで、見ていて面白いお子さん。
また、容姿は特別お人形さんのようとは違うけど、愛嬌があって人見知り場所見知りがほとんど無いようなお子さんの場合は、映像のお仕事を目標としてみるのが良いでしょう。
ちなみに、CMのお仕事というのは、映像とスチールのどちらの要素も兼ねています。
どういうことかというと、CMは必ずどこかの企業などの「看板」となっているわけで、その企業の作ろうとしているCMのイメージに合う「モデル」となる子を見つけたいわけです。(容姿が当てはまる子)
でも、CMでは短い時間ながらもたいていは「演技」することが求められます。
赤ちゃんでも、初めての場所で泣かずに、知らない人に抱っこされたりしなくてはなりません。
よって、モデルの要素も映像の要素も必要となってくるわけです。
とはいえ、CMは、お人形のように整った容姿の子ばかり求められるわけではなく、企業によっては
「すごく元気そうな子」
「賢そうな子」
「すぐ泣いちゃいそうな顔つきの子」
「お坊ちゃんぽい雰囲気の子」
などなど、様々です。
その案件によっての【合格対策】については、後々じっくりお伝えしようと思っていますので、今のうちにフォローをお願いいたしますね!
お子さんとママ・パパたちのやりたいことに合ったお仕事がある、相性の良い事務所に所属できますように。
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