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春夏秋冬

目眩がするほどの季節を乗り越えるたび、臆病になっていく。

老化する身体から剥がれ落ちていくのは未来だとか希望だとか夢だろう。

消化しきれないほど呑み込んできた現実は、日々私の心を膨張させていく。

いつ破裂するんだろう、って毎日怯えながら生きている私は、きっともうとっくに死んでいるのかもしれない。

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