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秋はいつでしたか?

前回までは、GHG排出量の計算等についての綴って言いましたが、私なりにひと段落ついたので、少し気になったことを調べてみました。

衣替えのタイミングについて

夏がとても長くなっているのを感じている方も多いと思います。
昔は、「お盆を過ぎたら少し涼しくなるね」とか・・・。
でも今は、夏がなかなか終わらない。そして熱い!危険なくらい熱い!
一日中エアコンをつけっぱなしの日がとても長かった我が家です。
私が小さいときは「夜寝る前にしばらくつけて、途中で切れるようにセット」部屋が暑くなったらお母さんが窓を開けてくれて朝までぐっすり。
といった感じでした。
今は朝からずーっと付けっぱなし、小学校のプールは熱中症警戒のためほぼ中止と言った感じです。
小さい頃はそうではなかったような気がするので、現在を気温と衣替えについて少し調べてみました。

四季と衣替えの変化について

昔の四季は今よりずっと安定していました。
春と秋は短め、夏は暑く、冬は寒い。
この規則正しいサイクルのおかけで、衣替えも「4月1日」「10月1日」といった日付でバッチリ決められていたそうです。
なので昔の人たちは「今日は衣替えの日だから」という理由でまだ寒い春先でも薄着をするほど、自然と調和していました。

ところが、地球御温暖化の進んだ今では、四季のバランスがガタガタに。
夏は長く、冬は気づけば終わり、春と秋は「あった?」と感じるほど短い。

こんな調子で衣替えもひと苦労。
毎日気温を見ながら「今日は暑いから半袖」「急に寒い!コート着て!」と、その日その日の天気に翻弄されています。まるで気温が「今日はどれがいいか決めてあげるよ!」といった具合に主導権を握られているようです。

現在では、昔のように「10月1日だから厚手服を出そう!」とはいきません。
10月でも真夏日の事もあり、夏物を片付けるタイミングを見失うこともあります。(私は見失いクローゼットがくちゃくちゃでした)
逆に、4月1日「春だ!」と喜んで薄着になった途端、冬の名残の寒さに震える羽目になることも。
「春物で家から出たら、外は冬にタイムスリップしていた」なんて冗談も現実味を帯びてきます。

こんな状況では、衣替えは「しきたり」ではなく「サバイバル術」に。
結局、季節の変化が読みにくい時代を生き抜くため、私たちも気温に応じて即時対応する力が求められているようです。
四季を感じる余裕を失いつつある現代ですが、これも「気候変動あるある」の一つとして楽しめるくらいの余裕を持ちたいものですね。

なぜ変化したのか

1.地球温暖化

産業革命以降の人間活動(特に化石燃料の燃焼)が温室効果ガスを増加させ、地球の平均気温を上昇させました。これにより、四季の温度変化が縮小し、極端な気象が増えるようになっています。

2.極端気象の頻発

現在は、気候が不安定になっており、異常気象(例えば異常な暑さや寒さ)が頻発するため、四季が従来のように安定して進行することが難しくなっています。

まとめ

過去の四季はもっと安定して予測しやすかったのに対して、現在は温暖化と気候変動によって四季の長さや特徴が不安定になり、夏が長く冬が短くなる傾向が強まっているという事です。


本日12/2の小松市は晴 最高気温17度の予報となっていますが、
明日は雨 最高気温13度の予報となっています。
みなさま風邪等を引かないようにどうごご自愛ください。