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熱の維持

好きな事に熱中するというのは、
とても色濃く、
愛しく、
楽しく、
幸せな時間だろう。


「もう死んでもいい」なんていう人もいる。


でも、
どれだけお腹を満たすほどご飯を食べても
またお腹が空くように、
どれだけ最幸を味わえても、
また欲しがるようになるのが人間だろう。
なんて厄介な。


好きなものを追い求めるのに必要になるのはエネルギー源だろう。
燃やす薪がなければいつか火は消える。
その燃料は好きなものが与えてくれる。
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それらを火にくべて炎を育てている。


火を絶やさないためには、
薪が必要なのだけれど、
まわりを観察していると、
まるで業火の如く燃やし続ける人がいる。
薪をバンバン放り込み燃やし続ける。
どんな耐力の持ち主なのだろう。
いや、
もはや薪じゃないのかもしれない。



一方、
大量の薪を燃やそうとして火を消してしまう人もいる。


上手に火を育てるためにも、
少しずつ薪をくべたい。
わたしにとって心地よい火を。
強風で火の粉を巻き上げそうな時もあるけれど、
決して飛び火させないように慎重に。


わたしの耐力を人と比べたところで意味はない。
わたしの炎は、
わたしを温めてくれるもの。


与えてもらった薪は、
冬のために蓄えておきますね。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

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